KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

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日経平均は金曜続伸。前日のNYは2万ドルを超えたNYダウは勢いが勝って最高値更新となったものの、新築住宅販売が予想を大きく下回る-10.4%だったことなどもありS&Pなどは反落。

それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。ただ19500円手前では伸び悩み、上値の重い展開となりました。中国市場がお休みでリスク要因がしばらく無いものの、上値追いには繋がらず。チャート的には「三空」となったことで、短期過熱感も強まりました。

後場には瞬間安を見せて窓を埋めると、引けにかけて買い戻しの動き。高値圏で引けました。ただ値幅も実質的には60円程度と小動きで、売買高は19億株台、売買代金は2.4兆円台と落ち着きました。


投資判断は「中立」に。ドル建て日経平均が170ドルを超えてきた、しかも17年ぶりの高値と言われると、ちょっと一旦売りポジションは縮小した方が良いように思えます。なのでビビって投資判断を一旦判断保留の中立に戻しました。大局観としては引き続き弱気見通しを変えるつもりはありませんけれど、下がるにしても私のような弱気派をまず一掃してからでないと下がらないのでしょうね。もう少し時間が必要なのでしょう。

金曜のNYは10-12月GDP速報値が予想より若干悪かったことや、主要企業の決算が悪かったことで上値が重く。一方NASDAQは最高値更新となりました。それを受けてドル円は115円を回復し、日経平均先物は19430円となっています。

市場はとにかくトランプ氏の一挙手一投足に翻弄されています。これからは大統領としての実行力を伴ってくるので、余計発言が注目され、一層相場の攪乱要因にはなってきます。まあ今後4年間、ずっとこの不安感はついて回ってくるのでこれから慣れていかないといけませんが、今はまだ就任直後で一般教書演説などもなされておらず、未知の不安要素が大きい段階です。

確かにトランプ氏は周囲をゴールドマンサックス関係者で固めたため、市場に対する急激な攪乱要因は起こさないように影響を計算してくるかも知れません。ダウ2万ドル乗せが彼らの力押しだったら相当の凄腕ではあります。ただゴールドマンサックス出身だからといって市場を十分理解しているわけではなく、特に原油価格見通しに対する曲がり屋ぶりは有名です。

また、あのソロス氏ですら今回大損をしたわけですから、市場というモンスターをコントロールできると考えるのは人間の傲慢さでしょう。恐らくAI(人工知能)が発達しても、コントロールは無理ではないかと思っています。

何にせよ、今後トランプ氏という未知の人物が世界のリーダーとなる不安感が、個別企業の決算に楽観の余地を与えません。アメリカ企業の決算も大体出揃ってきましたが、金融株を筆頭に良い決算のものが出てきたものの、一段と株価が上がるような感じにはなっていません(ただ金融株の場合は、決算云々よりも金融規制のドットフランク法廃止実現が遠のいたことによるショックの方が大きい)。

唯一と言って良い程評価できるのは、トランプ大統領はアメリカ企業であってもアメリカに雇用を生み出さない企業には公平に手厳しいこと。結局Amazonも10万人の雇用をアメリカで創出する、ということでトランプ大統領と仲直りしました。

ただAmazonは10万人の雇用を作るかも知れませんが、その結果ウォルマートなどのスーパー、Macy'sなどの百貨店、そして無数の個人商店の雇用が奪われるという事実は敢えて無視しているのでしょうか?

為替に関しては、実情を言えばアメリカの方が金利が高いわけですし、また強いドルを選択しないと、膨大な外貨負債が更に膨らむ形になります。そう考えると、余計レーガン政権時のプラザ合意のようなドル切り下げは起こり辛い環境にあると言えます(実際、レーガン大統領の時は債務が少なかったですが、今はレーガノミクスのレガシーとして双子の赤字が残っている)。

ですから、トランプ氏の任期4年のスパンで見た場合、一段と円高が進むかどうかは今のところ言えませんけれど、短期的には11月以降の急速な円安の反動、また就任最初のパフォーマンスとして更にドル高が進むのは看過できない(選挙後から今まではオバマ大統領の任期だったが、ここからは誰にも言い訳できないトランプ氏本人の時代)でしょうから、目先は円高圧力の方が政治的に強まりやすいとは思われます。

話題としては今年に入ってアチコチで囁かれているのが日銀のETF買い入れ減額説。いずれ出口に関しては検討される時期は来るでしょうけれど「日銀が既にETFの2/3を買い占めている」となると、いきなり止めるのは無いにしても、以前の額に減額される、ということはそろそろ考えておかないといけない時期でもあります。まあ今のところ早くても4月の日銀金融政策決定会合までは維持される見込みのようですが。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-01-19/OK05OQ6TTDS201


新興市場は「やや売り」。金曜は両指数共に軟調。為替が円安に振れてきたことで、資金が東証1部に移りました。マザーズにも1000ポイント達成感が出た格好。ただ金曜IPOのシャノン(3976)は買い気配で値付かず。JASDAQの値上がり率ランキングなどは、値動きの軽い銘柄中心に大幅高が目立ちます。


ポートフォリオ銘柄】
DMS(9782)は続伸で年初来高値更新。金曜の引け後に3Q決算を発表。売上の対通期進捗率は73.8%ということで、例年4Qにそこそこ季節性要因があって増加しますから、予定通りの着地とは言えそうです。ただ2Q発表時に上方修正をしたことで投資家の期待値も上がっていたと見られますから、投資家の印象としてはイマイチかも知れません。

いずれにせよ引き続き主力のダイレクトメール部門が新物流施設効果もあって着実に伸びており、引き続きラクーン(3031)などとの越境EC分野での成長性に期待します。元々PBRが圧倒的な割安のバリュー株ですから、そんなに高成長でなくとも株価は十分伸びていくだろうと思います。


売りポートフォリオ大東建託(1878)は続伸。金曜昼に決算を発表。着地は先般報じられた内容に沿った好決算ではありました。ただ受注は月次よりも若干悪くなっていました。とりあえず金曜は、先般業績観測が報じられた際に下がった分、取り戻した感じで上昇で反応しました。

チャート的には25日と26日で見事な「陰の陽はらみ」となっており、金曜に上昇したことで、一旦相場底打ちのサインとはなっています。それでも200日線は終値ベースで越えられず、また75日線と25日線のデッドクロスが来週にも実現しそうですから、引き続き基調は弱いと見ています。


木曜寄り付きから売りポートフォリオ入れとなった三井物産(8031)は反落。全般的に商社株を始めとして大型株に資金が入っているので、タイミング的には失敗したかも知れないですね。ただ足元で原油はやはり上値が重く、ニッケル価格も下落が目立ちますから、この辺り次第に上値の重さが意識されてくるだろうと思います。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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そして父になる その7

嫁の妊娠話の続きです。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20170103.html


今行っている産婦人科では、USBメモリーに超音波検診の動画を入れてくれますそれが毎度の検診のお土産と言いますか。自宅に帰って再生し、これが目で、これが足で、これが心臓で・・・と言いながら、将来の我が子の形を想像しています

しかし、改めて医療技術の進歩はすごいと実感しますX線を使わずとも超音波でリアルタイムで透過して見れて、心臓の音まで聞くことができるんですねなおかつ3D画像で造形までして、目や耳が何となくわかるような感じになっていますまあまだ宇宙人みたいに頭の大きさと身体の小ささでバランスが取れておらず、正直なんだか気持ち悪い、という感想もありますけれど・・・

あとは段々大きくなっている嫁のお腹の写真を、隔週毎に撮影して記録を付けていますやはり最初の頃は単にちょっとお腹の出た人、でしたが、今はもう明らかに妊婦とわかる程のアンバランスさになっています。

それに合わせて、妊婦用の服も買わないといけません今まで行く機会もなかった西松屋にも行ってみたり株式をやっている人間としては「あぁ、一度店舗に入って実際に見てみたかったんだよな。こういう店の作りになっていて、出産前後に関するあらゆる商品が揃っていて、ポイントカードも無く、店内に音楽が流れていないのかー」などと、変な職業病が出てしまいますが

しかし、そんなこんなで一から揃えていかないといけませんから、お金がとにかくかかりますね一応、既に子育てが終わった友人などから、お下がりで貰えるものは貰うという話にはなっています。また、子供服に関しては、どうせすぐ小さくなって着られなくなるから、あまり無理して揃えることはない、という話も聞いているので、何とかやりくりしていこうとは思います

ただ妊婦のものはなかなかお下がり、というわけにはいきませんそしてこれが結構良いお値段するんですよね確かにあんまり量の出る商品ではないでしょうから、値付けとしても仕方無いのでしょうけれど・・・あぁ・・・(つづく)

日銀国債買いオペ見送りで上値が重く

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日経平均は本日反発。前日のNYはトランプ大統領がカナダから原油を輸送してくるパイプライン建設を許可したと伝わり、初めてまともな経済施策が出たことを好感して買われる展開。S&PNASDAQは最高値を更新してきました。

それを受けた日経平均も朝方から買いが先行。ドル円が114円に接近するところまで戻してきたこともあって、買い戻しの動きが集まりました。一気に19100円台まで回復し、先週末の終値水準に肉薄しました。

しかしその後は買い一巡感が強まり次第に利食い売りに押される展開に。日銀が5年以下の国債の買いオペを見送って国債先物が急落したことで、為替も円高方向に。中国人民元基準値が元安設定となったこともあって、次第に値を消しました。後場は19000円を挟んだ小動きに終始。売買高は14時半現在で16億株台と低水準。


投資判断は「売り」。毎週見ているシカゴ短期筋の建玉に関して、特に注目のアメリカ長期国債については、先週はショートポジションが減少で一服。集計日の1/10~1/17に関しては、長期金利はほぼ横ばいだったので、少し利食いが出たという感じになっています。ただ一方で原油は一段と買いポジションが積み上がり、一気に14年6月の過去最高水準を更新してくる事態に。
http://www.dai-ichi.co.jp/market/cftc.asp?cd=9105

原油に関しては丁度土曜の日経新聞でも解説があったように、ドル高と同時に原油高が進捗するこれまでとは違う事態になっています。原油自体の需給というより原油先物という金融商品の需給が良い状況で「昨年の急落時に機関投資家が売り尽くしてしまったので、後は買いに向かうだけ」「アメリカが産油国になったから原油高はドル売り要因にならない」という説明は確かに合点がいきます。

ただ原油自体の需給に関しても懸念材料として、シェールの稼働リグ数が増加してきました。直近公表されたリグ数は551ということで、一気に一昨年11月以来の高水準。すなわちあの原油価格が急落し始めた頃の水準まで戻してきた格好です。

個人的にはシェールの稼働は設備的に価格に柔軟に稼働・停止を決められる、と聞いていたので、なかなか戻ってこないなぁとは思っていました。今回のトランプ大統領就任に向け認可的な部分の風向きが変わってきたのかも知れません。
https://jp.investing.com/economic-calendar/baker-hughes-u.s.-rig-count-1652

WTI原油先物価格に関しては、足元で限月交代があったので、テクニカル的な要因もあってまた53ドル台回復となっています。勿論、シェールが稼働したからといってすぐに原油が供給され在庫過多になるわけではありませんけれど、トレンドとしては明らかに底打ち増加基調が続いているため、いくら減産が実行されても簡単に価格は上がらないでしょう。

こうなってくると、またきっかけ次第では短期筋の原油ポジションの巻き戻し→エネルギー価格急落の可能性はあります。古来、エネルギー施策は国家の安全保障上の重要課題であって、それをトランプ氏がみすみす放置することはないでしょうし、アメリカ増産による原油価格下落圧力は十分かかってきているように思われます。

イベントとしては今週大きなものはなく、ここからは個別企業の決算に焦点が移っていきます。第三四半期くらいまでくると、残り1ヶ月ちょっとの今期業績よりも、来期に関心が移ってきやすくなります。その際日本企業に一番影響を与える為替ですが、足元で更にグングン円安に行くような雰囲気は無くなってしまったので、その点が楽観的観測を削いできます。


新興市場も「やや売り」。本日は両指数共に堅調。東証1部が円安で急反発となったことから、新興市場は売られるか・・・と思いきや、しっかりの動きになりました。マザーズ指数は1000ポイントを再度目指す動きになっており、日経JASDAQ平均も年初来高値更新波動。

正直雰囲気はかなり良いですが、決算も近づいてきますし、賞味期限としては2週間くらいかなと。短期売買以外は放置しておくのが無難とも思います。


ポートフォリオ銘柄】
売りポートフォリオ大東建託(1878)は続落で値下がり率ランキング上位。本日の日経が「2016年4~12月期の連結経常利益は前年同期から2割増の1000億円強」と報じた一方で、「賃貸アパートの受注は3カ月連続で前年割れ」とも併記していたことが嫌気される動きになりました。

また、別の面では「貸家着工が地方で節税目的により伸び8年ぶり高水準。空室増、バブル懸念も」と報じられています。この辺りは少なくとも国内投資家には周知のこととは思いますけれど、肝心の高齢者富裕層や外国人投資家にはなかなか浸透していない感じですね。私の家の周りにもドンドン「誰が入るんだろう?」としか思えないアパートがガンガン建っています。

個人的には大人しく相続税を払えば良いと思うのですが、余程国に税金を支払うのが嫌なんでしょうね。ですから建設会社と銀行の良いカモにされて、結局将来的には相続税以上の損失になってくるとは思います。まあ、これだけ世間でそのリスクが伝えられているのに、よく調べもしないで決断するから自業自得なのかも知れませんが・・・。

ともあれチャート的には10/18の急騰で空けた窓を埋め、一目均衡表も三役逆転に。遂に200日線を割り込んで、75日線も下落に転じてくるなど、一気に売り転換しました。週末には決算発表で、その際に改めて自社株買いでも拡充してくるつもりかも知れませんが、遂に転がり出した株価はなかなか止まらないでしょうね。


さて、今回は一銘柄売りポートフォリオに入れたい銘柄があります。それは三井物産(8031)です。

一番の要目は今後原油価格が下落していくだろう、ということ。OPECなどの減産を受けて高値圏を維持している原油価格ですが、今後は弱含む動きが続いていくと思います。同社は商社の中でも特に原油の価格下落の影響が大きいところということでチョイスしました。上記したようにカナダとアメリカのパイプラインも作られますし、今後シェール開発もドンドン進むでしょう。

一応まだそれでも商品市況は強含んでいますし、為替も円安水準でありますから、業績的にはまだ十分上ブレ期待が残っているのは事実です。

また確かに商社株は利回りが高く、PBRも1倍割れで割安放置されているのですが、この辺りは一切合切「今更」と言いますか。日々の市況の上下は株価に直ちに織り込まれていると見られますから、純粋に原油が下がったり円高になったりすれば、株価にもマイナスに作用してくるものと思われます。

ただ下値切り上げの展開が続いているので、もう一段高はあるかも知れません。ただ上値はあっても昨年12月高値辺りまででしょう。目標株価は1500円に。明日の寄り付きから売りポートフォリオ入れとします。


【注目銘柄】
三井松島産業(1518)は大幅高で値上がり率ランキング上位。こちらは23日配信の有料メルマガにて買いで取り上げ。「液晶パネルや半導体に用いられるフォトマスクの原材料であるマスクブランクスの成膜加工を手がける会社を買収」という材料で、衰退産業からの脱却、同時に有機EL分野への進出の手がかりを掴んだことを買い材料としました。

目標株価は当然まだまだ上。またきちんと成功した暁には、当欄にて改めて取り上げ根拠などを掲載します。


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そして父になる その6

嫁の妊娠話の続きです。
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父の四十九日まで終わって、ようやく身辺が落ち着いてきた頃、図書館で出産にまつわる本を借りてきて読んだり、ネットで色々調べたりちょっとした変化も一々気にかかる毎日ではありますとにかく五体満足で元気に産まれてきてくれれば良いや、と。「戌の日」にちゃんと安産祈願にも行ってきました

一応、私が学生の頃、姉が実家に戻ってきて子供を3人産んでいるので、出産前後の妊婦の状態はよくわかっているつもりです。私が一番警戒していたのは、妊婦はすぐ機嫌が悪くなるというところ姉もイライラしていましたから。確かにお腹を気にしながら生活しないといけなくて神経をすり減らしていますし、身体も思うように動かず大変でしょうし。

お腹の子に悪影響を与えないとも限りませんから、昔はよく喧嘩していたことでも、今基本はすぐに折れて謝って収めるか、もしくは無言で距離を置き時間の流れを待つか、のどちらかで対処しています・・・というのは嫁には内緒です

一方で、妊娠初期の状態はよくわかっていませんでした。よくドラマなどにあるように、突然つわりで洗面所に駆け込む・・・というのは1度だけありましたただ漫然と気持ちが悪い、という状態は6ヶ月くらいまで続いていたようですが

気持ちが悪いということで当初食欲が無くなってしまい、これで赤ちゃんに栄養が行くのか心配でしたが、さすがに7ヶ月目の最近になってようやく大体戻ってきましたただまだ以前より食べる、というような状態にも、梅干しのような酸っぱいものを欲する、というのもありません。

「子供が出来ると、なかなか外食とか出来なくなってくるから、今のうちに行きたいとこに行っておいた方が良いよ」というアドバイスから、嫁の食欲が回復して以降、なるべく意向に沿うような形で外食したりしていますが、これもこれでお金がかかります食欲があったらあったで、悩みの種は尽きません(つづく)

トランプ大統領の通商政策による円高が重石に

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日経平均は本日反落。朝方からTPP撤退などトランプ大統領の通商政策を受けてドル安圧力が進む中、一気に19000円を割り込む展開に。ただ18900円割れの水準では売り一巡感も出て、一段と円高が進んでも下値を掘り下げる動きにはなりませんでした。中国人民元基準値が元高設定となって、中国株が堅調スタートとなったことも安心感に。

後場は日銀のETF買いが下値を支えて一時19000円回復。ただその後は引けの日経平均採用銘柄入れ替え(大塚HD(4578)In、ミツミ電機(6767)Out)に伴う売買が14時半頃から出て波乱要因に。相対的な大塚HDの金額ベースでの組み入れ比率の高さから、他の224銘柄の売りが引けにかけて出た格好。それに合わせて為替も円高に振れ、安値圏での引けでした。売買高は18億株弱、売買代金は2兆円ちょっと低調でした。


投資判断は「売り」。とりあえずこれまでのところ、日本株に関しては12/15のアメリカ追加利上げ以降、ドル円の円安トレンドピークアウトを通じて株価下押し圧力に繋がっています。12/16に日経平均9連騰なんてことがあったことも今や遠い昔。

反グローバリズムの権化であるMr.トランプがドル高・人民元安に強い懸念を示したこと、また日本を貿易不均衡国と名指ししたことなどもあり、円高圧力が拡がっています。個人的には遂にトランプ氏が為替に言及し出したことで、何かの拍子で突然とんでもなく円高に振れることがあると思っています。ドル円は大統領選挙後、わずか1ヶ月で15円も円安になったのですから、逆に短期間で100円割れだって十分考えられます。

実際、トランプ氏の発言一つで、あれだけ勢いの良かった円安トレンドはあっさり反転してしまいました。思い付きで発言するアメリカ大統領のふとした一言が、世界中の人々の生殺与奪を自由にできる。その権力の大きさに改めて魅了された男が、どのように自分勝手にかき回してくるかは想像の範囲外です。

そういった円高圧力が日本株の上値をとにかく重たくします。極論を言えばアメリカ債券価格が上昇し、同時にアメリカ株も引き続き上がったとしても、日本株は円高を通じて下がり続ける可能性があります。

実需面としても、アメリカの長期金利が低下し、日米の金利差が縮小しています。Brexit懸念が燻る中でヨーロッパの債券が買えない→アメリカ債券買い→短期筋のショートポジション買い戻しとなると、一気に大きな円高に傾く可能性があります。足元最も注視しなければいけないのは、金融市場で世界最大の流動性時価総額を誇るアメリカ長期債の市場であるのは間違いありません。

トランプ大統領の就任により、身体はマッチョだけれども脳みそが幼児化した、さながら恐竜化したアメリカですけれど、今はそれでも消去法的にそこの債券を買うしかないような状況に追い込まれています。少なくとも機関投資家は現金で置いておく、ということができませんから、よりbetterな金融資産に資金を投じ続けなければなりません。

「そうは言っても9月末→12月末にかけて10円以上円安になったんだから、ここから出てくる第三四半期決算には多いに期待!」・・・なんて今や誰も言っていないですね。とりあえず今の段階では、そこに思いを馳せる余裕は誰にも無いように見えます。

20日に閉幕したダボス会議は、アメリカという主役を欠く中、中国の習近平さんが「保護主義貿易に反対」と強調し頑張っていました。・・・うーん、てかこの方世界最大の社会主義国家のトップですよね?自由貿易の権化であるアメリカが保護主義を訴え、WTOにも渋々加盟した中国が自由貿易を訴える。わずか10数年の間に、世界は全く真逆になってしまいました。習さんがまともに見えるなんて、変化のスピードは恐ろしいものです。

オバマ大統領の就任演説を聴きに200万人が集まったのに対し、トランプ氏は半分以下の90万人(一説には25万人とも。本人は否定)。一方、それくらいの人数が世界各国でデモを行いました。更に民主党議員の1/4は参列せず、支持率も既に不支持率の方が上回っており、一体誰が何のために彼を選んだのかわからない選挙ですね。民主主義って一体・・・。

そんなトランプ大統領が就任し、世界の景気環境が良くなるなんて微塵も思えません。減税策が奏功するということを根拠に、OECDは今年のアメリカの成長率を2.1%→2.3%に上方修正。しかしそんな机上の計算式で景気が良くなるなら、皆やっているよって感じですね。保護貿易がアメリカ国民に物価高となって跳ね返ってくることが、果たしてアメリカの景気を額面通り良くするのか?一年後の答え合わせが楽しみです。

その他「トランプ大統領誕生で株高だ!」と言っていた人のことを今のうちに覚えておくと良いのかも知れませんね。なお、私は現時点まで一度たりともそのようなことを言っていないとここに明記しておきます。

日本株の方はそれらの警戒感が強く、連日の薄商いになっています。薄商いで下がっている、ということは買い手が少ないというわけですから、誰もこの押し目押し目と思っていない、下がっても買いたいとは思わない、売り方の買い戻しだけがチョビチョビ出る、という感じなのだろうと思います。

投資主体別売買動向では1月第2週は個人がようやく買い越しに転じたものの、たった67億円。NISAが始まって以降昨年まで、個人投資家は少なくとも1月第二週まではガッチリ買い越していたのですけれど、引き続き売り越し基調が変わったとは言えません。今年は株価推移もしっかりしていましたから、ちょっとパターンが違うようです。

個人投資家新興市場などの値動きの良いところに資金は向かいますが、割安だから、優待が魅力だから、というような長期目線の投資家はNISA枠があっても買ってこないこともわかりました。個人的にはそれは正解だろうと思います。


新興市場も「やや売り」。本日は両指数共に堅調。東証1部が為替でやられる中、為替感応度の低い新興市場個人投資家などの短期資金を引き受けました。この辺り、目先はこれで良いでしょうけれど、恐らくこれから東証1部が崩れてくる中、特段核となる銘柄もテーマ性も無ければ、いつまでも持ちこたえられなくなってくるのではないかと思います。


ポートフォリオ銘柄】
売りポートフォリオ大東建託(1878)は続落。売り長の状態であることや自社株買いが入ることもあり、連日小幅陽線ではありますが、ボリンジャーバンド-2σに沿った着実な下落を続けて200日の攻防に。終値ベースでは昨年10/18の急騰以来の安値水準となりました。引き続き決算は良いとしても、受注減に対する先行き不安感が上値を抑えます。


同じく売りポートフォリオセイコーエプソン(6724)は反落。本日は同社が日経平均採用レースに敗れた大塚HDの組み入れ日でしたが、結局採用決定前の水準まで値を戻してしまいました。であれば、もし今後東芝(6502)が225から外れることになって、同社が組み入れられたとしても、需給要因なんてたかが知れているのでしょうね。またユーロ円高も先行き不透明感に繋がっています。


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そして父になる その5

嫁の妊娠話の続きです。
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私は正直最初男の子が欲しいと思っていたのですが、妊娠がわかった時点でもうどちらでも良いやと思うようになってきました。むしろ世の中、男の既得権益が奪われていくような社会になっていますから、女の方が勢いがあって良いかもしれませんね(?)。生物学的にはメスの方が強いですからね。カマキリなんて、腹が減っているという理由でオスは食べられちゃいますし・・・

ただ女の子は父親に似るというので、私にあまり似て欲しくないなという不安も小さい頃は良いとして、大きくなったら「オヤジ超うぜー」とか言われたら嫌だな、とか思ったり・・・

そして肝心の名前です。私も漠然と考えてはいたのですが、名付けはとにかく揉めるだろうな、と長期戦を覚悟していました。子供の一生に関わることですから、慎重に決めないといけませんね。昔ならたくさん子供が産まれていたので、結構適当だったかも知れませんが、少子化の今のご時世、乾坤一擲の大勝負にも思えます(?)。

で、そんな重要な我々の娘の名前をどうするか、と満を持して嫁に切り出したところ「既に考えてある」とのこと。ほほぅ、ではお互いの案をそれぞれ出して、納得いくまで徹底的に議論を重ねようではないですか。

ではまず先手の嫁の意見から聞いて、相手の出方を伺おうか・・・と構えつつ聞いたら、ビックリする程キレイな着地を見せた名前で、嫁の思いも理由も一点の隙無くハッキリしており、一発で「それだっっ」と即決してしまったのでした一応キラキラネームではありません。

正直こんなにあっさり決まるとは夢にも思いませんでした。私が希望していた「ワールドワイドな世の中、だからこそ余計に純日本風の女の子らしい名前にしよう」「既にいる誰かを連想させるような、流行りの名前にはしたくない」という点もクリア。それに比べて私の考えていた名前の浅はかなこと・・・そんなわけで、私の案は披露するまでも無く、永遠に封印されることになりました

あとは漢字をどう当てるかですが、それも候補はあるものの、字画を見て決めようということになりました私は字画を非常に大事にする派です

バカルディ海砂利水魚が「さまぁ~ず」や「くりぃむしちゅー」にして成功したように、「モーニング娘。」が名前の最後に○を付けて上手くいったように、かと思えば「つんく♂」が最後に♂を付けて以降イマイチな感じになってしまったように、「おさる」がモンキッキーに改名してサッパリになったように、字画はとにかく大事だと思います(無論本人の才覚が一番大事ですが、運も必要ですからね)。

ちなみにその辺に詳しい人曰く
モーニング娘。はダメよ。最後に○が付くって言うのは【終わり】って意味になるから、結末がドン詰まりになるの」
あぁ、確かに彼女たちの末路は、結構悲惨なものが多いですね(失礼

ただ、字画といっても色々な本とかあって、結局どれが正しいのかなんて無いような気もしますけれど(身も蓋もない)この辺りはまだ少し揉める要素が残っているのかも知れませんちなみに私自身、身体以外の部分で親から貰ったもので一番気に入っているのが名前です何とか娘にもそう思って貰えれば良いですね(つづく)

いよいよトランプ大統領就任!

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日経平均は金曜続伸。前日のNYはトランプ大統領の就任を控えて軟調。それを受けた日経平均も朝方こそ売りが先行。ただすぐに切り返し、昨日の高値を超えました。その後イエレン議長の講演で「緩やかな利上げが賢明」などと伝わると、ドル売りが進んで値を消す展開に。再度マイナス圏に沈みました。

ただ中国の10-12月期GDPが予想を上回ったことで、次第に安心感が拡がる格好に。後場もしっかり買われてプラス圏を維持し、今年初の3連騰となりました。売買高は18億株弱、売買代金は2兆円ちょっと低調でした。


投資判断は「売り」。金曜のNYは注目のトランプ大統領就任演説を受けてしっかり。これまでダウが警戒感から5日続落と弱かった反動が出てしっかりしていたものの、S&PNASDAQは上値を抑えられました。長期国債もトランプ氏が財政など経済政策に具体的に踏み込まなかったことで買い戻される動き。ドル円は114円半ばまで円高が進み、日経平均先物は1909円となっています。

大注目のトランプ氏就任演説も先日の記者会見に続き特に何も出ず。特に先般の記者会見では本性が蘇った最悪のパターンでした。誰かのことを非難する以外の発言は無く、CNN記者の質問を拒否するなどやりたい放題。メディアが手加減すると言われる100日間のハネムーン期間を放棄するつもりでしょうか?丁度同日行われた涙のオバマ大統領演説との対比がなかなか皮肉的でした。

それにしても皆本当に「トランプ氏が大統領になったらちゃんとやる」と信じていたのでしょうか。「全ては選挙のためのパフォーマンスだった」なんて、そんなに賢くて器用な人には見えず、私には「ザ・アメリカン」の権化にしか見えませんけど。皆今の現実を受け止めるために都合良く自分の解釈をねじ曲げていただけでは無いのかと。相手は変えられませんが自分は変えられますから。

そんな最悪の大統領が就任しても株価は強い動きを続けています。それに関しては私のような市場関係者が、後付けでもっともらしい後講釈をしてきちんと正当化しますのでご安心を(?)。「減税や本国投資法がアメリカの景気を良くする」なんて、トランプ大統領が決まるまで誰もそんなこと言っていませんでしたね。

今年に入って色々な価格推移を見ると、色々な特徴がわかってきます。まず株の部門では日本は大発会で「陽の丸坊主」的な日足を出して以降、12月の高値と並んだ天井感を示しています。一方、NYの方もダウは2万ドル手前で横ばい推移、S&Pは微妙に上がり、NASDAQはグングン上がっています。これを見るとNYダウの2万ドル達成自体はほぼ時間の問題のような感じではあります。

ただ相変わらずと言いますか、アメリカ株が下がれば日本は下がるけれども、アメリカ株が上がっても日本株が必ずしも上がるわけではないという事実。最近よくレーガノミクスの話が出てきますが、レーガン大統領が就任した1981年当時のNYダウは700ドル。ところが1000ドルの節目を突破すると、その後は加速度的に上がっていき現在の2万ドル直前に繋がります。これがレーガノミクスの凄さだったのでしょう。ここからアメリカは赤字だけれども世界中の富を集める国になりました。

そもそも8年前のオバマ政権スタート時点では、リーマンショックの痛手から8000ドル程度。その株価を、結局2.5倍にもしたのです。そういった歴代大統領の強いアメリカ政策が実り、ダウは36年間で実に30倍近く上がったということになります。その間、日経平均は3倍程度にしかなっていません。そりゃアメリカ株が上がって、日本株が上がらない日もあるよなぁ、という感じです。

話を戻しまして、イギリスのFTSEは一時14連勝という上昇を見せました。ただHard Brexit懸念で足元は軟化してきていますが、それでも12/15のアメリカ利上げ決定以後、上昇率は3.6%となっています。

FTSEが強いので、未だイギリスと関係の深い香港ハンセン指数も12/28からにわかに騰勢を強めてきました。結果、やはり12/15との比較では、1.9%の上昇を確保しています。ドイツDAXに関しても、12/15のアメリカ利上げ以降、上昇率は3.4%と全般的に上昇が続いています。

こうして並べて考えてみると、主要国の比較で12/15以降弱いのは日本だけ、ということになります。その答えは簡単で、ドル円チャートも12/15以降天井を打ったからです。

ドル円チャートは特にトランプ氏の記者会見を終えてから、一段とドル円は円高に向かいやすくなったと言えます。と言うのも、「何故か」日本は中国、メキシコと並んで貿易不均衡国としてやり玉に挙げられてしまったからです。

まだ16年のデータがまとまっていないようなので、15年のデータですけれど、アメリカの貿易赤字相手国を国別に並べると
1位 中国 3657億ドル
2位 ドイツ 742億ドル
3位 日本 686億ドル

中国が非難の対象になるのは桁も違うのでよくわかります。また、メキシコが雇用を奪っているという話も、人件費の安いお隣の国ですし、今回トランプ氏躍進の目玉だったことからも合点はいきます。

ところが、何故かドイツを飛ばして日本が名指しされて非難されました。ドイツも非難するならわかりますけれど、これでは不公平ですね。安倍さんがあげたとされる本間ゴルフのクラブが余程お気に召さなかったのでしょうか?

これで改めて確認できたのは、トランプ氏は全く数字に基づかない感情でものを言う単なる扇動家だということ。「選挙だから暴言を繰り返して炎上マーケティングをしただけ。クレバーな人だ」というのは買いかぶりも良いところで、単に好き放題言う政治家が物珍しくて人気を集めているだけです。

数字で理路整然と理解を得ようとは考えていない。「俺たちは雰囲気で政治をやっている」と傲然と言い放てるのでしょう。それが直感的に、かつて日本車叩きなどをやった古いアメリカ人にウケが良いので(と言うより、自身も未だにかつて日本人に不動産を買い漁られた過去の経験を引きずっている)言っただけというところでしょう。

まあ、日本人は「Japan」という単語が出てきたことにすごく敏感になっていますが、実際問題としてはあの悪口満載の記者会見の中で日本についての言及はそんなに大したものではありませんでした。

が、少なくとも為替には影響が大きくなっています。と言うわけで、ドル円チャートは遂にボリンジャーバンド-2σも下抜ける場面があり、トレンドは間違い無く変わった格好になっています。120円未達感は、結局未達のまましばらく進んでいきそうです。

その他の根拠が、繰り返し言及しているシカゴ短期筋によるアメリカ長期債券の建玉。先週は一服となったものの、足元で短期筋のショートポジションは過去最高水準となっています。巻き戻しが起きた時の反動が大きく、そしてそれはドル安(日本にとっては円高)という形で影響してきます。
http://www.dai-ichi.co.jp/market/cftc.asp?cd=9105


新興市場も「やや売り」。金曜は両指数共に堅調。引き続き日経JASDAQ平均は、恐らくもう一度高値を付けに行く動きが出るでしょうけれど、大体その辺りまでかなと思います。ただ為替の影響を受け辛いので1部よりは多少マシな感じかなと思います。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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