本日は11月の成績発表の日です。何とか後半持ち直しましたが前半はぞっとする展開が続きました。さて結果は・・・
ソフトクリエイト(3371)
12月2日前場推奨後場寄3470円→2750円(先月)→2515円(19営業日保有 下落率8.5%)
推奨して1年間、良かったのは最初だけでした。それ以後ライブドアショックの影響を大きく受けてほとんど良いところなし。M&Aで業容を拡大しようとした前社長の思惑が裏目に。現社長はどう舵を切る!?
ソネットエンターテイメント(3789)
1月20日推奨 390000円→229000円(先月)→218000円(19営業日保有 下落率4.8%)
目先ライバルのニフティ(3828)の上場を7日に控えていますが、ニフティは仮条件の上限で決まらず。最近の傾向では上限で決まらないとそのまま下落していくので、ソネットサイド的にはしめしめか?それとも連れ安してしまうのか?
カナレ電気(5819)
4月6日推奨 2155円→1989円(先月)→2010円(19営業日保有 上昇率1.0%)
出来高が薄く2000円前後でウロウロ。個人投資家には好かれない銘柄かも知れないですが、本当にわずかながら基調は上向き。時間をかけて上場来高値更新を目指して欲しい。
富士電機HD(6504)
5月3日推奨 685円→640円(先月)→632円(19営業日保有 下落率1.3%)
トレンドは上向き。業績面ではしっかりしており、全体相場の復調と共に株価も上を目指して欲しいところ。
スルガコーポ(1880)
5月26日再推奨 7240円→9150円(先月)→8630円(19営業日保有 下落率5.7%)
中間決算は良好、配当も増配。少しずつ評価し直され復調状況。しかしながらそれでも株価1万円をつけないのが不思議なくらい。来年にはいよいよ1部上場か。
バンナムHD(7832)
7月26日注目 1640円→1803円(先月)→1770円(18営業日保有 下落率1.8%)
推奨後は比較的良い値動きが続き、2000円手前まで行きましたが好決算発表後の材料出尽くし感から失速。年末のゲーム商戦にもイマイチ乗り切れていない印象で、コナミや任天堂、ハドソンといったゲーム会社の株価推移と比較しても見劣りします。テクニカル的にも25日線に跳ね返されそうな感じなので戻り売りとしました。
ソフトバンク(9984)
8月10日後場注目 2300円→2440円(先月)→2465円(19営業日保有 上昇率1.0%)
一時苦しい場面もあったものの何とか持ち直し。年初来安値1894円から計4箇所日足チャートで谷を形成していますが何とか下値は切り上げつつある状況。週足でも13週、26週を上抜いてきて信用倍率も改善傾向。3000円までは年内にも目指せるのではないかと思われます。
メディシノバ(4875)
9月27日後場注目 1280円→1205円(先月)→1030円(19営業日保有 下落率14.5%)
残念ながら推奨銘柄の中ワースト1の下落率。ナスダック上場に向けて安く買いたい向きと、買占められないように5ドル以上の維持を目論む会社側の綱引きが垣間見えます。宝クジ銘柄と割り切って年末ジャンボを買うよりは勝つ確率が高いかなーと思う程度に。
エムジーホーム(8891)
10月26日注目 230000円→226000円(先月)→218000円(8営業日保有 下落率3.5%)
株主優待目当ての権利取りから完全に需給が壊れ下落に歯止めがかからず。残念ながら損切りとしました。未だ相場の転換の動きが見られず、損切り正解。
夢真HD(2362)
11月22日後場注目 135円→156円(4営業日保有 上昇率15.6%)
非常に短期間で好パフォーマンス。寄り付きでしか買い売り指示ができない私のブログ的にはこの期間でベストパフォーマンスと言っていい状態でした。決算後も監査法人の変更、無配転落と迷走を続けていますが、127円を割ったら再度参入してみるのもありかと思われます。
以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
結果0.13(%/営業日)という結果が出ました。
計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計10で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。
ちなみにその間
日経平均11/2終値16350円→16321円(19営業日 下落率0.18%) −0.01(%/営業日)
TOPIX9/29終値1619→1605(19営業日 下落率0.86%) −0.05(%/営業日)
今月は値下がり銘柄数の方が多かったのにプラスを維持できたのは何と言っても夢真HDの短期好パフォーマンスに支えられている部分が大きいです。1営業日当たりの騰落率の算出にあたっては各銘柄の1営業日当たりの上昇率を単純に銘柄数の10で割っているため、上方にバイアスがかかってしまいます。この算出上の欠点は既に去年の12月に指摘していますが、逆に短期で下がった場合は下方バイアスがかかるわけですし長期的に見ると均等化され無視できますからあえてこの算出を続けています。その点予めご了承ください(詳細は昨年最後のブログを参照してください)。
そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を推奨した昨年8/23の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。
KA指数135.1ポイント
となりました。これは131.8(先月)×(0.13%)の19乗ということで出しています。
今月は相場全体が冴えず、新興市場の各指数も安値を更新してくる売られっぷりでした。ようやく出直りの雰囲気が出てきていますが、まだまだ余談の許さない展開になっています。
年末に向けての相場展開は大型株は上昇してもおっかなびっくりの値動きに、新興市場は毎年年末の新興市場高を期待した買いが入ってくるものと思われます。なので新興市場銘柄の方がパフォーマンスが高いのではないかと想定しています。また今年は全体的に下げ相場であったため、また証券税制の優遇措置は来年まで残っているため税金対策の売りはそれ程出て来ないのではないかと読んでいます。
終わりよければ全て由。今年の締めくくり位はバシッと決めて終わりたいものです。
※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。