オールナイトニッポンというニッポン放送深夜のラジオ番組は余りにも有名ですが、私も学生の時代は夜更かししてよく聞いていたものです。基本毎晩どのパーソナリティーのものでも聞いていましたが、特に私の時代ではウッチャンナンチャンのオールナイトニッポンが一番面白くて毎週欠かさず聞いていました。途中で力尽きて寝てしまい、翌朝ラジオが付きっ放しの中で目覚めてショックを受けた事も今や懐かしい思い出。しかしウッチャンナンチャンのオールナイトニッポンは私が大学に進学するのとほぼ同時に終了してしまい、それ以来ほとんど同番組を聞く事がなくなってしまいました。
そんな私に朗報が。オールナイトニッポン40周年企画で、過去の様々な著名パーソナリティーが18組40時間の豪華リレーを行うとか。その中にやはりウッチャンナンチャンが入っていたので、これは聞き逃せまい・・・
↓ニッポン放送HPより
http://www.allnightnippon.com/dreamweek/40h/
・・・と思っていたのですが、悲しい事に富山の地元AMラジオ局であるKNBラジオでは放送しないようなのです(T△T)あぁ、さようなら私の青春。
しかしそれこそ十数年前のお話なのですが、当時は夜中になると富山まで何とかキー局であるニッポン放送(1242Hz)の電波が届いてギリギリ聞こえたものです。もっと言えば北は北海道から、南は広島のラジオ局まで特定の時間帯に限って聞こえた事があります。韓国の放送も聞こえましたが、言っている事はさっぱりわかりませんでした┐( ̄ヘ ̄)┌
それは大気の温度や雲の反射等様々な条件によってちゃんと聞こえる日、聞こえない日があって、壮大な科学実験をやっているような気持ちになっていました。ラジオ番組の内容自体ははっきり言ってどうでも良く、何かラジオというツールで各都道府県にお邪魔している気になれて「聞こえる」という行為自体が楽しかったのです。今はネットというものがあり、全世界にキレイに繋がってしまっていますから、ある種そういう楽しみがなくなってしまったのは残念。
私の聞きたいウッチャンナンチャンのオールナイトニッポンは明日の夜なので、もう一回当時の気持ちを思い出しながら電波を探ってみたいと思います。しかし当時に比べて高い建物が建っている影響やら、携帯電波が飛び交っている影響とかでやっぱ聞こえないんかなー(・・;)
さて、情報のアンテナを張り巡らせていきたい日経平均は昨日反落。前日の大幅反発やアメリカの下落、週末要因等が重なって軟調推移。一時300円近く下げる場面がありましたが、25日線にタッチした事による下値達成感から値を戻し、引けでは何とか13500円を維持して終了しました。
投資判断は「中立」。昨晩のNYダウは当初軟調推移していましたが、引け間際にモノライン救済策が来週発表されるとの思惑から反発。最近はちょっとした材料にでも反応して大きく上下に振れる傾向がありますから、月曜の日経平均にとってはそこそこの買い材料となるものと思われます。テクニカル的にも煮詰まり感が強まっており、三角持ち合いが上放れる契機になれば、少なくとも短期的には強気な相場が到来しそうです。
とはいえ、上値には75日線と一目均衡表の雲が待ちかまえていますから、本格反騰とはなかなかいかないと思います。戻りは14300円程度までかなと想定しています。短期的には強気、長期的には弱気のスタンスは相変わらずです。
為替が最近ある程度落ち着いてきていましたが、ここにきてやや円高傾向。個人的には当面この水準(105円〜110円)で落ち着くと思っているのですが為替は当然ながら政府の政策次第で大きく変わりますから予断を許しません。特に商品市況高騰の影響が、我々の生活にも様々な加工品の値上げという形で跳ね返ってきていますが、まだ最小限に抑えられているのは為替が円高であるからこそのこと。そこが今政府のジレンマなのです。
円安に持っていきたいところであるが、無理に円安にもっていくと消費者に跳ね返り、ますます国民の不満が高まってしまう。そういう意味ではこのまま商品市況の高止まりが続けば、100円割れの円高すらも容認せざるを得ない状況になってくるでしょう。根底にはそういう政府の思惑があるという面は認識しておくべきだと思います。
新興市場は「強気の買い」。昨日は3指数共に高安マチマチ。何とかマザーズ、ヘラクレス指数は高値で踏みとどまろうとしており、きっかけ次第では上放れる準備ができています。しかし売買代金は日々減少傾向。日経JASDAQ平均は25日線に押し返されそうになっており、正直まだ本格反騰となる雰囲気はありません。
ソフトクリエイト(3371)は反落。結局週末はまた売買高が減少気味。この辺りの動きが読みにくいところですが、売買高の減少は嵐の前の静けさを予感させます。ちょっと来週頭の動きには注目しておきたいところ。出遅れ感は相変わらず。
オプトロム(7824)は続伸。少しずつ低位株物色の流れに乗りつつあります。一応理由付ければ最近話題のブルーレイディスクの勝利が、同社の方向性をはっきりさせ業界環境的に良くなったところ。テクニカル的にも好転してきましたが、基本的には手出し無用。
ソフトバンク(9984)は反落。KDDIに対抗して法人向けの携帯電話も24時間無料サービスを打ち出し、競争激化の雰囲気。テクニカル的にも一目均衡表の雲に押されているような形になっており、当面は全体相場の堅調さに頼るしかないといったころ。
JT(2914)は反落。テクニカル的には25日線に押し戻される形で、MACDも暗転寸前。目先は安定した下落相場が展開されるものと思われます。このまま様子見で。
デジタルアドベンチャー(4772)は反落。残念ながら寄り天でのポートフォリオ入れとなってしまいました。ただ前日の大商いの割には出来高が少なく下がっており、需給のバランスはまだ崩れていない様子。5日線での反発を期待。念のため170円を下回ってきたら170円で損切りとしておきます。
以下ポートフォリオの動きです。
買い銘柄
ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→1075円 目標10000円
ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→420000円 目標75万円
オプトロム(7824) 5月25日より 59円→32円 目標80円
ソフトバンク(9984) 10月5日より 2400円→2210円 目標3000円
メディカルシステムネットワーク(4350) 10月15日より 117000円→118000円 目標20万円
不二製油(2607) 2月17日より 968円→938円 目標1100円
デジタルアドベンチャー(4772) 2月21日より 203円→188円 目標250円
売り銘柄
JT(2914) 1月22日より 607000円→566000円 目標50万円
※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。