KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

ノリノリで頑張って欲しい

何か今年のドラゴンズは終盤Bクラスに落ち込んだり、イマイチ盛り上がりに欠ける展開だったもので、ブログには話題として取り上げなかったんですけど、ストーブリーグでは一番話題を提供している球団ではないでしょうか。

まずは楽天FA移籍が決まった中村紀洋選手ですが、私は2年間ありがとうと言って気持ち良く送り出してあげたいと思います。色々マスコミに叩かれる事の多い彼でしたが、不遇な事が多かったのではないでしょうか。そもそも金に汚いみたいなイメージを付けられているようですが、某球団やメジャーのように年俸をつり上げる側が居るからこそこういう事態になっているわけで、選手が悪いのではないと思いますね。私だってもしそのような立場だったら主張すると思いますし。

かつて近鉄を優勝に導いてローズと共に「いてまえ打線」を牽引してきた彼ですが、近鉄の消滅もあってメジャー挑戦。しかしアメリカではほとんどをマイナーリーグで過ごしました。

戻ってきたオリックスでもピーク時ほどの活躍は見られず、年俸も大幅減。税金も払えないような年俸で浪人となりかけた時に育成枠でドラゴンズに入団。ケガに悩まされて成績が低迷した時期があったものの、かつての本塁打王ゴールデングラブ賞連続受賞の守備とですぐに一軍選手登録。福留の抜けた穴を埋めるめまぐるしい活躍で2007年の日本一奪取の立役者。日本シリーズMVPも受賞しました。あのお立ち台での涙は忘れられません。

そんな彼のドラゴンズでの年俸は5000万。個人的には外から来た和田選手に3億円払うのならば、ノリにも1億程出すべきじゃないかと思ったのですが、殊勝にも彼は受諾しました。そして今年の契約更改。確かに昨年ほどのめざましい活躍とは言えませんでしたが、ドラゴンズには無くてはならない存在に。

なのに球団はそっけなく。やはり提示した年俸は億にも届かず。まるで追い出すかのような印象を受けたのは私だけでしょうか?中村選手はドラゴンズに対する感謝の念を口に出し続けておられましたが、どうも球団側が冷たいような気がします。複数年は個人的にもあまり賛同しないのですが(やはりアスリートは常に背水でやってもらいたいと思う一ファンの個人的な心情)、もっと歩み寄りを見せても良かったのではないでしょうか?中村選手には是非楽天で頑張って欲しいと思います。

次に動向が気になるのは川上憲伸投手。21世紀のドラゴンズのエースとして君臨した彼もケガで色々泣かされましたが、それでもエースの座を譲ることはありませんでした。ただ今年は特に不調で中継ぎ登板となる事も。しかし規定にこそ達しなかったものの、それでも防御率2.3は流石という感じです。

このエースにもあまりドラゴンズは報いていないような気がします。一部起用法について監督との不仲が伝えられていますが、私はやはり球団側に対する不信の方が強いのではないかと思っています。個人的にはドラゴンズの評価方法は外様(FAで来た選手)には高評価で、生え抜きの、ファンの人気の大きい選手には低評価なのが顕著な気がします。

いずれにせよ私は誰でもメジャーという大舞台でやってみたいと言うなら、どんどんドラゴンズを離れていっても良いと思っています。ただ、単なる国内他球団への移籍は止めて欲しいというのが私のファン心理です。なのでまだ去就が決まっていない川上投手への様々な憶測報道がありますが、私は是非メジャーに行って欲しい、行かないならドラゴンズに残って欲しいと思っています。

ただ一部報道ではあまりメジャーからの接触が無いとありますが、ドラゴンズファンとしては逆に寂しい気持ちです。うちのエースが海外でそんな評価なのか・・・と思うと悲しいですね(T_T)

ドラゴンズでもう一つ話題なのがWBCに全選手辞退という報道です。私は岩瀬投手や森野選手は五輪の傷跡があって辞退も有りかなと思うのですが、高橋投手や浅尾投手には是非出場して欲しかったですね。国際舞台で投げて成長する部分が多いと思うので、若い選手にはどんどん出場して欲しかったです。正直国のためというよりは自分のためやドラゴンズのために。勿論これは私の勝手な意見であって、選手それぞれに事情があると思いますし、正直有形無形のプレッシャーがあったとも思いますけど。

何はともあれ来年のドラゴンズは今年よりも一層厳しい状況になると思います。それでもペナントレース優勝→日本一を未だ達成していませんから、落合ドラゴンズには是非とも雪辱を果たして欲しいと思います。頑張れドラゴンズ!!