KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

ゲゲゲの女房 その3

未だドラゴンズの敗戦を引きずってしおしおしている筆者の調布話の続きです。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/man-dollar/KA.Blog/20101106.html

調布の道をてくてく歩いていきますと、電柱に見覚えのある名前が。ん?あっ!!なんとそれは私の名前(××)こ、これは一体何事!?調布に来たのは2回目なのに、もう指名手配!?さては妖怪の仕業!?←混乱中

実は電柱広告で、私と同姓同名の人がこの近くで病院をやっているとのこと。そこの院長さんが私と同姓同名だということでした(××)私の名前って結構上も下もそれなりに珍しい漢字を書くので、同姓同名ってそんなにいません。Googleで検索しても、私と彼しかいないのです(ちなみにほとんどは彼の方 (-。−;))。その彼をたまたま発見しました!これはすごい!!

ただ一つ気に入らないのは、漢字が難しいので病院名を平仮名にしていること。名前に一族としてのプライドがないのか!\(*`∧´)/これは実際に会って一言ガツンと言ってやらないといかん!

なになに?電柱によると今来た道を戻れ、とのこと。どうやら周りが既に暗くなっていたので、こんなに珍しい発見を見落として来てしまっていたようでした。そんなわけで折角来た道を戻ります。戻ります。戻ります・・・あれ?どこにあるの?

また必殺iPhoneで検索すると、徒歩10分位かけて戻らないといけないようでした(××)おぇー、よりによってこんな遠いところに電柱広告出すなよ・・・(T△T)この怒りも合わせてぶつけてやらないと!\(*`∧´)/

歩くこと10分。ようやく辿り着いた病院は閉まっていました(-。−;)だって日曜でしたもの(つづく)

さて、ようやく辿り着いた日経平均は本日。前日のNYダウはドル高による商品市況の下落から、株式も連れ安。それを受けた日経平均でしたが、為替が落ち着いて81円台で推移したこともあって、朝方から買いが先行。

また後述のようにメガバンクに対する一段の資本規制が日本の銀行からは除外されるのではないかという報道を受けて、金融株を中心に値を上げる展開に。 TOPIXに対する指数寄与度が高いメガバンクの上昇が先物買いにも波及して、好循環が相場を牽引しました。出来高も22億株と膨らみ、高値圏での引けとなりました。

投資判断は「強気の買い」。強い動きが続いて、過剰流動性相場の序章を実感できる感じです。NYの方は目先調整モードに突入するような値動きですが、今まで下落していた分、相対的に日本株には海外投資家からの買いも目立つ形になってきました。為替がじわりと円安に向いており、引け後には82円台に突入。輸出関連株中心に大きな支援材料になっています。

また企業の余剰資金を利用した投資活動も積極的になってきました。自社株買いも引き続き増えていますが、TOBによる買い付け・上場廃止という内容も増えてきています。これらは先々の株価上昇を見越して企業が安いうちに買い付けておこうという気持ちの表れであり、これらが一層相場を明るくしています。

新興市場は「強気の買い」。本日は2指数共に堅調。楽天(4755)は決算を受けて軟調だったものの、それぞれ地合の変化を見越して、低位株物色の流れも一段落し、普通に好業績期待・出遅れ銘柄を選別する良い流れになってきています。指数も少しずつ安定してきており、売買高も膨らむ形。

新興市場はまだ決算が出ていない銘柄も多いですから、今は足元を固めて反撃の舞台を整える段階。やがて出遅れた個人投資家の資金が流入してくるものと思われます。

ポートフォリオ銘柄】
ソフトバンク(9984)は続伸で年初来高値更新。昨日4000億円超の優先株などの買い取りを発表。財政面での安心感を誘って、ファイナンスリスクも後退。強い上昇の裏付けとなっています。テクニカル的には昨日出来高を伴って上値の節目を突破し、抵抗も無い状況。日証金の貸株も急増しており、売り方の踏み上げを誘っている形。

このまま目標株価である3000円まで一気に行って貰いたいですが、事業環境は正直競争激化で先行きが暗いです。昨日もKDDI(9433)がスマートフォン市場での巻き返しを図るため、月額料金の引き下げを発表。前回のドコモ(9437)によるLTEを低料金で提供するプランもあり、各社データ通信における主導権争いが加速している状況です。

ただし同社の場合はソフトバンクモバイルを中心とする通信事業会社という面が強いものの、持ち株会社としての意味合いが最も大きい会社でもあります。過剰流動性相場を背景に株式価値が世界的に、全体的に上がってくるであろう事を考えると、評価益が増してくる公算になります。そうなると、株価上昇の正当性が脚光を浴びる展開になってくるでしょう。

みずほFG(8411)は大幅反発。NYでは銀行株が安かったものの、フィナンシャルタイムズによるとG20でアジアのメガバンクに対する一段の自己資本規制に対する圧力が弱まるのではないかという内容が伝わり、上値が軽くなる格好。

テクニカル的には永らく上値を抑えていた一目均衡表の雲にようやく突入。これは実に4月以来の出来事で、まずは第一関門突破という感じです。次は75線突破に着手という流れで、いよいよ大本命動く、といったところでしょうか。

トヨタ(7203)は反発。前回示した一目均衡表の雲の薄い部分を上抜けて、3000円を突破してきています。明日以降も為替の円安を背景に、堅調推移が続きそうな予感。本日は上記みずほのようなメガバンクと共に、超大型株が買われる過剰流動性相場の定型的なパターン。ようやく市場が追いついてきた、という感じです。

GCAサヴィアングループ(2174)は反発。昨日は大口の投げ売りで上場来安値を更新。本日は全体相場の堅調さもあって落ち着きを取り戻しています。

前述のように日本国内ではTOBが活発化。同社はその恩恵を受ける業種になりますから、特に最終四半期偏重な同社の業績に大きく影響を与えてくると思います。テクニカル的には下落トレンドが落ち着くまで手を出し辛い形になっていますが、恐らく今期の通期見通しは最終的に上方修正される公算が高いのではないかと見ています。

【注目銘柄】
スカイマーク(9204)は続落。エアバスの大型機A380を6機購入し、国際線参入という報道から将来的なファイナンスリスクが嫌気され、昨日はストップ安にまで下落していました。

その売りの勢いもあって今朝も売り気配スタートとなりましたが、700円手前で全株一致で寄りつくと、そこから急速に買い戻しが入ってきました。テクニカル的には10/21に空けた窓を埋め、一時プラス圏に戻る場面も。

とはいえ、株価的には1000円という大台達成感や決算発表による出尽くしもあって、あくまで短期リバウンドという範疇に止めておくべきでしょう。ここから再度上値を目指すとは考え辛いです。確かに株価は1年半で10倍以上に盛り上がりを見せましたから、経営陣の頭の中では「今増資を行うチャンス」と考えているのも確かでしょう。

また先の見えない航空業界の不振の中で、積極的に路線を拡大していくというのは、今の時点で投資家の理解を得られそうもありません。確かに業績を伸ばすためには路線拡大は必須なのですが、JALがああいった結果に陥った理由の一つに大型旅客機を大量導入し、結果立ちゆかなくなったという経緯がある以上、大型機を一気に6機も新品で購入するというのは、ちょっとリスクが大き過ぎると思います。

そんなわけで同社に関してはこれで大相場は終了と見るべきです。株価は大空を飛び立ちましたが、間もなく終着地点へと到達予定ですから、しっかりとシートベルトを着用して着陸に備えるべきでしょう。

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