本日の日経平均は。前日のNYはADP雇用報告による12月の雇用者数の増加が、予想の約3倍となった事が好感されドル買いが進み、ドル円相場も一気に83円まで円安が進みました。ただNY株式市場はドル高を受けて、それ程大きく上昇はしませんでした。
それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。一気に12月のメジャーSQ値10420円を上回ると少しずつ上値を取りに行く動きに。値幅は60円未満と小さく、特に寄り付き後の値幅に限定すると40円未満という動きでしたが、それでも高値圏で引けました。
投資判断は「買い」。昨年11月に「年末の日経平均は10500円」と予想していましたが、3営業日程遅れて達成してきました。TOPIXの方も高値を更新し、いよいよ先高感が強まる形となってきています。出来高も24億株近く、売買代金も1兆5千億と今年に入ってからは最大に。少しずつ個人投資家も加わってきた印象を受けます。
ところで大発会からの3営業日がプラス、マイナス、プラスとなった今年のようなケースでは、戦後の統計では年足が陽線になる確率が85.7%だとか。ただし昨年は3営業日連続プラスだったのに陰線でした。あくまで気休めという感じかも知れませんが、それでも年初から内外の投資家の株高期待も高く、ここは素直に買いに付く場面とも言えるでしょう。
新興市場は「強気の買い」。本日は2指数共にプラス。日経JASDAQ平均は7連騰となっています。マザーズでは後述するようにACCESS(4813)が大幅高した事を受けて、指数を押し上げる形。新興市場の中でも出遅れている銘柄が買われる事で主役が入れ替わっており、市場全体の上昇の持続力は付いている格好。まだまだ上を目指せるでしょう。
【ポートフォリオ銘柄】
ダイハツ(7262)は続伸で年初来高値更新。全体相場の堅調さを受けて、同社も売り方の買い戻しを巻き込んだ上昇が続いています。テクニカル的には5日線に支えられた格好でストキャス好転、またMACD暗転拒否の動き。1300円到達は時間の問題で、快進撃はまだ止みそうにありません。
みずほFG(8411)は反発。全体相場の上昇もあって159円を付け、昨年末高値を更新してきました。今年の大本命株も今年に入ってからようやく重い腰を浮かしつつある、という感じです。こちらもテクニカル的にはストキャス好転、MACD好転目前という良好な形。一層先高感が高まります。
トヨタ(7203)も続伸。ようやく12月高値を更新してきました。為替が一気に83円まで円安が進んだこと、国際優良株の出遅れ感を背景に買いが進んでいる格好。こちらもテクニカル的にMACDが好転し、需給面では日証金が売り長に転じてきました。同社が買われないと日本株の復活は成されません。
ファーストリテイリング(9983)は続落。昨日の月次売上を受けて、全体相場高の中で逆行安。テクニカル的にも下放れの動きが出てきました。個人的にはここまで売られるとは思っていなかったので残念。テクニカル的には完全に崩れてしまったので、戻り待ち売りのタイミングを図っていきたいと思います。
【注目銘柄】
ACCESS(4813)は大幅高。本日の日経でパナソニック(6752)と協業でネットテレビ向けオープンプラットフォームを提供していくと報じられた事を受けて、後場から急動意。今まで新興市場高の中でパッとしなかった同社にとって、格好の買い材料となりました。
テクニカル的には12月に業績の下方修正を受けて急落した際に開けた窓を埋めに行く形で、MACDも好転してきた格好。52週線を抜いて来れば、ライブドアショック以後抜け出せない下落トレンドからいよいよ抜け出せるかも知れません。
実はこの急動意を受けて反応したのが本年有料メルマガ一発目で取り上げたブロードメディア(4347)。同社もネットを使って動画をレンタルできるサービス「T's TV」に注力しており、関連銘柄として後場出来高を伴って上昇。ただ引けにかけては伸び悩みました。
以前同社のレポートを書いた際にも課題として取り上げたのですが、ネットテレビが普及するには、まずネットテレビを導入し易い環境が整って、ネットテレビというスタイルが定着することです。
それにはまず、大手家電メーカーが旗振り役となってバンバンネットテレビ端末を宣伝し、市場を作り上げなければなりません。既にソニー(6758)がGoogleテレビをアメリカで発売していますが、今回パナソニックもこういった流れに加わったことで、まず供給側の環境は整いつつあると言えましょう。
一方でインフラの方は既にある程度調ってきていますが、総務省が「光の道」構想を掲げており、更にブロードバンド化を推し進めています。この光の道が今年のテーマになってくる事は必定でしょう。総務省は既にネット接続料の引き下げをNTT(9432)に求め、同社も同意の姿勢を見せています。消費者側の受け入れる態勢も調ってくる流れです。
私は3Dテレビなんかよりは、ネットテレビの方がまだ普及する可能性があると見ています。そもそも比較的新しいテレビでLANケーブルを繋げられれば、わざわざ専用テレビを買わなくてもネットテレビにできるわけですから。
今東芝(6502)が裸眼3Dテレビを発売し、先行してメガネ要りの3Dテレビを買ってしまった消費者に大きな失望を与えているわけですが、3Dテレビは市場のテーマにはなるかも知れませんけれど、実際にどの程度普及するかは視聴者が求めるコンテンツを3D化できるかどうかにかかっています。この辺りは視聴者の需要と供給はかなり低い点で交わる事になりそうで、個人的には爆発的に普及するとは思えません。
ここで実体験を例に挙げると、映画の海猿3Dは迫力があって良かったですけれど、メガネをかける事で画面全体が少し暗くなってしまい、折角の映画用映像の細部のこだわりなどが目に入らなくなってしまいました。
一方で、うちの70歳を超える母親が最近こんな事を言い出したのです。「何かCMでテレビとインターネットを繋げられるとか言ってるけど、うちのテレビも繋げられんかね?そしたら見たい番組をいつでも観られるのに」と。正直個人的にはサプライズ発言でした。機械音痴でパソコンでネットも使えない母の口から、まさかネットテレビが出てくるなんて。
最近民放のテレビ番組がつまらなくなった事もあり、またデジタル化が進んだ事もあって、視聴者が放送時間にテレビの前に座るのではなく、視聴者の観たい時間に合わせてテレビを視聴する形に変わりつつあります。ですから、ネットテレビの普及というのは、3Dテレビを通り越して、次のテレビの本命テーマになってくると考えています。
話が随分遠回りしましたけれど、今年の株式市場のテーマにネットテレビというキーワードが加わる事を予想します。現段階では普及にはかなり未知数ですが、少しずつそういう流れができつつあるのは、少なくとも株式市場にとっては面白い材料の提供になるではないでしょうか。
付け加えるとブロードメディアにはもう一つ面白い材料があって、先日韓国の有力オンラインゲームの独占ライセンス契約を取得し株価が連日ストップ高を演じているゲームオン(3812)の同社は大株主でもあります。直近の報告では12106株所有していますから、ゲームオンが1万円上がれば同社にとって1億2千万超の含み益となってくる計算です。
現会計基準では売買目的でない有価証券に対して含み益を計上する事はありませんが、次期導入が有力視されているIFRSの包括利益では計上が必須です。既に外国人投資家は包括利益で日本企業も見ていると言われていますし、影響は微々たるものでしょうけれど、少なくともプラス材料ではあります。
ところで大変有り難い事に、今年に入ってからも引き続き有料メルマガの新規会員様が増え続けており、連日過去最高記録を更新中です。もし上場してましたら株価は鰻登りですね。今年は更に倍増を目指していきたいと思っています。
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★11/30 UKCHD(3156) 865円→1000円 上昇率15.6%
★12/6 BBT(3776) 71500円→80000円 上昇率11.9%
★12/7 アクセル(6730) 1998円→2240円 上昇率12.1%
★12/15 田淵電機(6624) 104円→120円 上昇率15.4%
★12/16 fonfun(2323) 285円→329円 上昇率15.4%
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