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日経平均は本日続伸。前日のNYはキャタピラーの決算を受けて朝方は売り先行で始まったものの、先週末の大幅安の反動やAppleの上昇、キャタピラーの切り返しなどを受けてプラス圏に浮上。
それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。為替が一段円安に振れてドル円が80円を付けたこともあって、一気に窓を開けて買われました。ただ、ほぼ寄り天の状態となり、その後は利益確定売りに押される展開に。為替にも目標達成感が出た格好で円高に振れてくると、徐々に値を消し9000円割れの場面も。
後場も売られてスタートしましたが、その後は徐々に買い戻しが優勢になり、再度切り返し。ここ最近の強さを見せつけて、結局日経平均は今年初めての7連騰となりました。ただTOPIXの方はマイナスで値下がり銘柄数も1000を越え、総合的には弱かった一日。売買高は15億株台、売買代金は連日の1兆円割れと商いもイマイチでした。
投資判断は「やや売り」に。昨日の切り返しにはビックリしましたが、内情を見ると強さがありません。出来高・売買代金は膨らんでいないですし、値上がり率上位には仕手株が並んでいます。やはり前回「今週は売りの週になる」とした通り、とりあえず投資判断は一段階引き下げておきます。
それでも、あくまで下落は今週限りと見ています。来週の日銀金融政策決定会合に対する期待が高まり過ぎてしまった感はありますが、時期的にも10月末は一年で一番の「買い場」とされる時期。例年10月末から4月まで株価は上がりやすく、昨年は11月末まで下がったものの、その後は4月までの上昇相場が鮮やかでした。
それに為替の円安要因が加わることで、基本はしっかりした動きが見られると思います。11月はアメリカ大統領選挙や中国共産党大会後の下落が外的要因として重くのしかかってきそうですが、為替は円安スイッチが入ったことから、日本は海外よりも底堅い動きが続いて年末に繋げることができると思います。
チャート的には前回示したTOPIXの7/4,8/20,9/19辺りの高値を結ぶ上値抵抗線で跳ね返された格好になっており、やはり短期的には調整を免れないでしょう。むしろ調整を入れない不気味さよりも、調整を入れる素直さの方が投資家に受け入れられやすいと思います。
と言うわけで、引き続きTOPIXの下値抵抗線(6/4,7/25,9/6の安値を結ぶ線)に達する725ポイント、日経平均もひとまず8700円までの調整を見込むべきだと見ています。アメリカではAppleがiPad miniの発表や決算で出尽くしの売りが警戒されており、その影響の大きさを考えると、なかなか素直に上値を追い続けるとは言えません。
新興市場は「強気の買い」。本日は両指数共に堅調。日経平均の強さにばかり目が奪われがちですが、実は日経JASDAQ平均も7月以来の高値水準、マザーズは5月以来の高値水準、もっと言えば東証REIT指数は昨年6月以来の高値水準と、東証1部以外の強さが目立ちます。
マザーズ市場を足下牽引してきたのはバイオ株ですが、本日引け後にタカラバイオ(4974)が中間期決算見通しを上方修正。内容自体はパッとしないのですが、昨日も「官民で創薬ファンド400億」などと伝わっており、バイオ株には追い風が吹き巻いています。
また直近IPOのトレンダーズ(6069)は引き続き好調で、とにかく個人投資家の資金の回転が効いている状態。私は実はこれが今の日本株を引き上げている原動力だと思っています。
【ポートフォリオ銘柄】
GCAサヴィアンG(2174)は続伸で約半年ぶりに9万円台を回復。来週に記念配の配当落ちやTOPIX算入を控えてラストスパートの動き。直近のもみ合い水準を上回ったことから、何とかこのまま10万円まで行ってくれればと思います。
売りポートフォリオの日本電産(6594)は反落。アメリカのウエスタンデジタルが引け後に決算を発表し、時間外取引では下落。同業のシーゲートなども連れ安する格好となっており、国内HDD関連銘柄の一角となる同社などにも売りが波及しました。やはりHDD関連は引き続き弱く、同社の決算も厳しいものになると思われます。
キャノンMJ(8060)は続落。普段あまりにも動きが無いので放置状態ですが、引け後に好調な決算と親会社の真似をして自社株買いを発表。これはちょっと明日の動きに期待できそうです。
【注目銘柄】
ウエストHD(1407)は大幅反落。こちらは先日来当欄で取り上げていますが、有料メルマガにて15日に売り銘柄として配信。その後下値を着実に切り下げて、本日も一段安。ただ、今朝の段階で撤退値に設定していた1165円を上回ってしまったため、機械的には勿体ないところでの利食いとなってしまいました。
一応、取り上げ当初の根拠は以下の通りです。
「▼ウエストHD(1407) JASDAQ 売買単位100株
1292円 出来高841400株
10/16売値 1270円以下(できれば寄り付きプラススタート後。1250円を下回るような売り気配スタートなら見送り)
10/26までの目標株価 1000円
【評価】
業績 良い(ただし会社計画には否定的)
テクニカル 悪い
需給 悪い
同業他社比 悪い
その他ポイント 太陽光発電関連の話題の陳腐化
戸建て住宅販売から住宅リフォーム、更に太陽光パネル販売へと次々軸足を移し、今や売上の9割近くを太陽光発電のグリーンエネルギー事業が占める。ヤマダ電機(9831)との提携で業容拡大期待が高いものの、前期は増収減益の着地。産業用発電システムの売上計上が今期にズレ込むことで計画比を下ブレ。結果、下方修正となった。
今期はその分大幅な増収増益を見込むものの、前期と今期を合わせた売上高は、四季報予想を下回る水準に。一方で利益水準は上回るものの、同社はこれまで下方修正グセが強く、10年以降4度の業績修正は全て下方修正。オオカミ少年の口車はなかなか信用できるものではなさそう。
また強力な販売提携先のヤマダ電機は業績も伸び悩み。足下では他の家電量販店も太陽光パネル設置に注力しており、競争激化が懸念される。そもそも太陽光のグリーンエネルギー事業は利益率が低く、同事業の割合が増える程に利益率は悪化するジレンマに。
更に足下では集中豪雨などの自然災害の多さ、電力需要の緩和などを受けて、以前ほど太陽光パネルは注目を集め辛くなっている。太陽光の旗手ソフトバンク(9984)はすっかり太陽光から通信事業の方に軸足を大きく戻しており、今後太陽光関連の話題が市場を賑わす可能性がグッと減ったことも株式的にはマイナス。
テクニカル的には前日に前期見通しを下方修正したことを受けて、株価は一転大幅高となったものの、今期見通しを受けて本日は大陰線を付けてきた。7月以降1350円〜1400円辺りが下値支持線として機能してきたが、そこを下回ったことで一転上値を抑える形に。また7/27高値1659円→10/3安値1091円の半値戻し1375円上値の限界となった格好。結果「かぶせ線」が出てきたことで、ここからの追撃売りの場面を狙いたい。
MACDやパラボリックは好転しているものの、一目均衡表は三役暗転の形。実線、遅行線共に上値に雲が控えていることで、上値は重そう。ストキャスは高値圏を示し、ボリンジャーバンドも+σが上値を抑えた恰好。下値には200日線が支持線として意識されているが、今回の一連の業績発表で需給が乱されたことで、下抜けを期待する。
需給は長期的には上昇トレンドであり、全体的には悪くはないものの、7/3,7/23,7/27,8/2の高値で上値を抜けられず、その後は1400円の下値を割り込んでしまったことから、1400円以上のしこりが多く残った印象。金曜・本日の動きで需給反転の可能性もあったが、本日の陰線で反転失敗は決定的になったものと見込まれる。
信用買い残は差し引き34万株で、2月以来の高水準に。ただ金曜・本日の大証金では貸株残が増えていることから、目先は改善傾向が伺える。それでも7/27が年初来高値であり、高値期日の到来にまではまだ時間を要する格好で、当面は売り圧力が残りそうな印象。
予想PERは9.0倍で、同業と見られるサニックス(4651)の6.3倍との比較では割高。PBRも4.8倍で、同1.6倍との比較では割高である。予想ROEは52.6%で同26.0%との比較だは高いが、下方修正リスクも内包していることで何とも言えない。配当利回りは2.3%。
理想を言えば、明日の寄り付きが高くなり、売り方の買い戻しが出尽くしたところで本日の安値を下回るところからの追撃売り。逆に、明日売り気配スタートして窓を大きく開け1250円辺りで始まるようなら見送り。目標株価は6月安値を下回るところで。損切りは売値から4%程度高いところで適宜」
個人的には、このまま1000円割れは十分見込めると思うので、再度売り直しもアリだと思います。
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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。