KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

エボラ懸念に端を発して一時急落

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日経平均は本日反落。週末のNYが堅調だったことから、朝方から買いが先行。掉尾の一振に向けて、最後の持ち上げにかかりました。ところが昼に日本でエボラ疑いの患者が出たことで突然雰囲気を悪くして、後場はマイナス転換。一旦弱気の虫が騒ぎ出すと、今晩に控えるギリシャの大統領選出第三回投票に対する不安感もにわかに意識され始め、先物主導で売られる展開に。特に年末で薄商いの中、一気に300円近く値を崩す動きになりました。

ただ売られたら売られたで下値での日ETF買い期待も高まって、下値は17500円は死守。その後は急速に買い戻しも入って、引けでは17700円台を回復しました。売買高は20億株弱、売買代金は1.8兆円弱と先週末よりは膨らみました。


投資判断は「強気の買い」。本日の急落は不意打ちでしたが、個人的には先に良い調整を入れたので、これで1月の崩れは少し処理できた感じになったのではないかと思います。下値での買いもしっかり入ってきますし、正直エボラもギリシャも今までの不安感の焼き直しに過ぎず、これで本格的にトレンドが変わるとは思えません。明日はいよいよ大納会ということで、最高値引けはちょっと難しそうですが、17900円程度までは戻せるのではないかと見ています。

一方、為替に関してはそろそろ円安が目先一旦ピークを打ちそうな感じです。例年1月までは円安トレンドが続きますが、1月のどこかで(それはあまりはっきりした傾向が無いのですが)、一旦天井を打って、2月中旬までは円高基調が続きます。そうなってくると1月下旬から出てくる第三四半期決算に関しては、そこまでの円安基調は業績に織り込まれるとして、来期見通しに対する信頼度が低下してくる可能性があります。

もっとも、足元でロシアのルーブルが急落してロシア国民が苦しんでいるのを見ると、日本もいつまでも円安ウェルカムとばかり言っていられない風潮になります。ですから現状ユーロは落ち着いているとして、ドル円120円より更なる円安進捗は、政府的にも受け入れがたい感じになってくるでしょう。

株価に対しても為替の円安は以前ほど効いてこなくなりました。実際、岡三証券の試算では114.20円を超えると連動性が薄まるとのことで、確かにそこを越えた11月の上昇過程、すなわち追加緩和後の日経平均とドル円チャートを重ね合わせると、ドル円ほど日経平均の上昇は大きく無いことがわかります。

ですから、ここからはドル建て日経平均の上昇を期待する足場固めの展開になるものと見ています。それは言い方を変えれば、日本人がどれだけ日本株を買うか、という話にもなろうかと思います。

来年のテーマは株式投資への国民の開眼。アベノミクス相場以降散々売り越して玉が無くなりつつある個人投資家が、どれだけ本気になって資産防衛に動くか、というところでしょう。


新興市場は「やや買い」。本日も各指数共に堅調。マザーズは引き続きバイオ株などここまで売られた個人投資家好みの銘柄の反発が目立ち、主力のミクシィ(2121)が売られる中でしっかりでした。東証1部が弱い中で、大口投資家や先物の動きに関係の無い新興市場に短期資金が集まった格好。

今年の1月は日経平均大納会で天井を打つ一方、マザーズ、日経JASDAQ平均は1/23まで値を伸ばしていきました。来年もまずそんなイメージを持っておけば良いと思います。


ポートフォリオ銘柄】
WOWOW(4839)は続伸で5000円乗せ。再度上放れの動きが出つつあります。足元で同業のスカパーJSATHD(9412)も高値を更新。最近はCMやネット広告でよく見かけるようになりましたが、加入者増に向けて攻めているようです。

それで、まだ伸び余地はあると思うのですが、ちょっと年内のポートフォリオ整理も含めて、明日の引けで利食い終了とします。ちょっとディフェンシブ過ぎるので、来年は地合にあったポートフォリオを組み立てていきたいと思います。


酉島製作所(6363)
は続伸。こちらは本日の日本証券新聞一面で1月高が期待できる銘柄の一つとして名前が挙がっていました。ここまでの下落率やPBRの低さ、配当利回りの高さなどがポイントになっている模様。加えて足元でマレーシアやタイで洪水が起こっていますが、同社は耐水モーターなど独自技術を持っており、その点に強みがあるとも言えます。


コーセー(4922)は反落も一時年初来高値更新。まあこちらも目標株価5000円まで指呼の間まで迫ってきましたから、年内終了の方向で考えています。なので明日の引けまで引っ張ってみて、5000円に達しないなら引けで利食い終了とします。やはり良い銘柄だと思いますが、ちょっとディフェンシブに過ぎますから。


【注目銘柄】
情報企画(3712)は大幅続伸。こちらは先般より当欄で取り上げていますが、有料メルマガにて2日から参考銘柄として取り上げ。その後は着実な上値追いとなっています。商いは薄い中で、3%近い利回りからNISA組入の小口買いが断続的に入り込んだ結果、なんだかんだでの高値に結びついています。同社は銀行向けシステムに強みがあるので、地銀再編のテーマにも乗っています。


あかつきFG(8737)も大幅続伸。こちらも有料メルマガにて19日より参考銘柄として取り上げ。地合が良くなってきたことで証券株、そして出来れば小型株が良いということで、2部銘柄からチョイスしました。やはり配当利回りも高いですし、NISA組入や東証1部昇格期待などもあります。


アルビス(7475)も続伸。こちらも先般当欄で取り上げましたが、やはり有料メルマガにて12日から参考銘柄として取り上げ。その後は一貫した上昇が続き、なんだかんだで28%の上昇になってきました。北陸新幹線を見越した北陸関連株、また軽減税率を見越したスーパー株というテーマでのチョイス。そしてやはり利回りが高く優待もありますから、出来高が少ない中でもNISA狙いの小口買いが断続的に出てくるタイプです。



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そして次回は今年最後の成績発表の日です。12月はバッチリな形で締められるかと思いますのでお楽しみに!!


※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。