KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

TOPIXは年初来高値更新!

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日経平均は本日反発。前日のNYは引き続き原油が上昇をしていることや、インテルなど個別企業の決算を受けてしっかり。女性が乱入したドラギ総裁の会見も無事終了し、欧州景気が回復に向かっているとの見解を示したことから安心感が拡がりました。

それを受けた日経平均は朝方から売りが先行。為替が円高で返ってきたこともあって、次第に売りが優勢に。一時100円以上下げる場面がありました。ただ後場には日銀のETF買い期待、また中国株が景気対策期待を受けて買われたことも支援材料に、次第に値を戻す動き。

個別ではアメリカで金融株の決算が始まるにあたり、日本でも地銀株も含めた銀行株が買われ、TOPIX出遅れ修正の動きに繋がり年初来高値更新となりました。売買高は25億株台、売買代金は2.8兆円台と膨らみました。


投資判断は「やや買い」。今日は前場は指数以上に下げている印象が強かったですが、後場は指数以上に上がった印象のある不思議な日でもありました。指数寄与度の高いソフトバンク(9984)の奮闘が、実態をちょっと見えにくくしているような印象があります。

日経平均は2万円手前での足踏みが続いていますが、海外は総じてしっかりの印象です。アメリカのダウは3月以降の高値を結ぶ上値抵抗線をクリアしてきましたし、NASDAQは5000ポイントを再度クリア。

特に中国はずっと強い動きが続いており、上海総合指数が本日は高値陽線の包み足に。ただこれはチャート的にはちょっと嫌なサインですね。天井感を示す可能性があり、明日以降の中国株の動向には注意が必要です。

ただ日経平均のドル建てチャートは円高が進んでいることで、ジワジワ高値を追っています。本日発表の投資主体別売買動向では外国人がまたダントツの買い越し。個人や信託の売りを吸収する形になりました。外国人投資家が日本に興味を示している点がよくわかります。

本日のTOPIXの年初来高値更新と合わせて見ると、実は日本株も頑強であると言えます。結果NT倍率は12.4倍まで低下しました。日経平均2万円寸止めの最中、TOPIXは1600ポイントを目指していますし、後述のマザーズ指数など新興株は強い動きが続いています。日経平均は今くらいの高原状態を保っている方が実は良いのかも知れません。

ただ一つだけ不吉なことを言えば、昨年10/17が中期的なボトムだったのですが、そこから丁度信用期日にあたる半年経過が間もなくやってきます。というより、180日という日柄で考えると昨日が該当日だったのですが、その理屈で言えば先週末の2万円がここ数ヶ月のピークになる・・・という可能性も0ではありません。

まあ個人的にはやはり上向きのトレンドを見込んでいるのですが、信用期日通過に伴う売りが五月雨式に出てくるのであれば、上値は重くなるのかも知れません。その強弱感の対立が今の株価の変動率を小さくしている一因とも言えそうです。

為替は季節的にもやや円高基調が続きそうです。また月末に向けて重要イベントが次第に減ってくる中、また日本は決算シーズンやGWが近づく中、大型株は手がけ辛く、値動きの良い個別の小型株に資金がシフトする流れが見込まれます。先行していた大型株が一休みの中で、上手く循環物色の波に乗っていきたいところです。


新興市場は「強気の買い」。本日は両指数共に堅調。前場はマザーズ指数もマイナス圏に沈む場面がありましたが、後場切り返して5連騰。連日の強含みで過熱感があるようにも感じられますが、まだ13年5月、14年1月、8月、11月の高値を結ぶ上値抵抗線(大体950ポイント辺り)にまで達していませんから、上値余地は十分ある印象です。

新興市場の銘柄は信用銘柄が多く、一方向に勢いが付いたら連騰が止まらないケースも多いです。実際マザーズの連騰記録は11というのがあり、5連騰くらいであればまだまだです。チャート的に200日線を越え、75日線と25日線のゴールデンクロスも示現したことから、引き続き強い動きが継続しそうです。


ポートフォリオ銘柄】
みずほFG(8411)は大幅反発。今年一番の陽線を付け、25日線を一気にクリアしてきました。上述のようにアメリカで金融株の決算が始まる中、関連株として日本の地銀も含めた金融株が今日は強含みました。結果、TOPIXの出遅れ感を払拭する流れに。チャート的には権利落ち後の窓埋めにかかり、MACDも好転。ここからの高値追いに期待です。


M&Aキャピタルパートナーズ(6080)は大幅安。昨日の中間決算予想上方修正は良かったものの、通期見通しに変更が無かったことが嫌気され、実質値下がり率トップになりました。同社は第一四半期決算の際にも修正を行わず、ちょっと見通しが固すぎるんですよね。同業の日本M&Aセンター(2127)もとばっちりで売られる流れになりました。

個人的にはまだまだ割安感が強いので押したところは買っていっても良いとは思いますが、本日陽線にならなかったのが正直ちょっと引っかかります。株式はやはり需給バランスが大事ですから、いくらPERが日本M&Aセンターと比較して割安・・・と言っても、ちょっと説得力が無いかも知れません。明日以降の値動きを見てホールドか利食い撤退かを考えます。


CYBERDYNE(7779)は反発。先日の急騰で変に上値にしこりを作ってしまったことから売られる展開が続いていましたが、前場を底値に切り返し。引けではプラス圏を保ち長い下ヒゲを作りました。

チャート的には特に昨年8月~11月までの高値を結ぶ上値抵抗線を4月に入ってから上抜けてきており、実際足元も25日線を支持線として下値切り上げの展開が続いています。基本はじっくりと上がっていく展開を見ています。


【注目銘柄】
テイクアンドギブニーズ(4331)は続伸。こちらは先般も当欄で取り上げましたが、今月より有料メルマガにて買いで取り上げ。その後はじりじりと値を切り上げ、本日は1000円に迫る流れとなりました。強いですね。

前期業績は競争激化による上半期までの苦戦が響き、減収減益を見込んでいます。ただ下期から受注に回復傾向が見られ、既存店ベースでは前年比プラスの流れになっています。4月に入っていることから既に市場の見方は今期見通しに対する回復期待感に向いてきており、それが株価に現れているものと見られます。前期の減収要因のうち7.5億円分は先行投資費用で、今期以降の成長に期待がかかります。

ベアアップによる冠婚葬祭費用の増額期待、訪日外国人に対する国内挙式アピールということも特に無理な話ではなさそうです。そして個人的にひょっとして、と期待しているのは経営陣によるMBO期待。もし来月出てくる本決算がよっぽどダメでもここまで落ち込んだ株価には折り込み済みでしょうし、よっぽど酷ければ逆にMBOでの立て直しという可能性も否定できません。

その際同社のPBRは現状0.7倍ですから5割くらい上の価格で買い取ってくれてもバチは当たらないのではないでしょうか。無論、この辺りはおまけの口実ですから話半分に考えておくべきでしょうが。

というわけで、こちらは明日の寄り付きから買いポートフォリオ入れとし、ブログで今後取り扱っていくことにします。目標は1500円にします。


プラッツ(7813)ストップ高比例配分。こちらは9日配信の有料メルマガにて以下のように取り上げました。

「マザーズ上場の直近IPO銘柄ですが、介護用の電動ベッドの製造・販売ということで、堅実な業態です。やはり人口動態的に今後国内の介護用品需要はドンドン増えていきますし、政府は今後在宅介護を増やす方針の中で、一般家庭でもこういった商品が必要になってくるものと見られます。また国内だけでなく中国など高齢化進展が著しいアジア圏にも進出していることから、需要はどんどん出てくるでしょう。

直近IPOの割にはPERが低く11.3倍。同業のパラマウントベッド(7817)の13.9倍、フランスベッドHD(7840)の38.1倍との比較では割安です。配当利回りも2.3%と高い状態。出来高が膨らんだ3/26,4/2の株価水準を上回っていますし、また高値と安値の半値に当たるこの6000円前後の水準は買っていっても良いのではないでしょうか」

株価は上場来高値水準となって1万円を目指す波動に。さすがに他社との比較では割高感は出てきたものの、それでも需給要因の良さや直近IPOという値動きの良さが短期資金を呼び集めるものと思います。


ラック(3857)は続伸で上場来高値更新。こちらは先月末の有料メルマガにて以下のように取り上げました。

「ネットセキュリティ関連は市場の拡大余地が大きく、今後はまたマイナンバーの話が進むにつれて、一段と注目が集まる分野になってくると思います。そんな中で同社はネットセキュリティ業界の中では程々に大きくて知名度もあり、利益もしっかり出ていることで割高感も薄いです。東証1部昇格期待なども」

足元でネットセキュリティ関連株が軒並み強含んで、正直セキュアヴェイル(3042)の方が強いという話もありますが、まあなかなか良いところだったのではないかと思います。


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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。