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日経平均は金曜続伸。前日のNYはオバマケア代替法案の採決が翌日に延期になったことを受けて軟調。
それを受けた日経平均は売り先行で始まったものの、その後は次第に買い戻しが優勢に。週末を控え前日まで売りが先行した分の買い戻しが出ました。為替が円安に振れると、そのまま上げ幅を拡大。3/22急落時の窓を埋める流れになりました。
19300円の回復はできなかったものの、後場も高値圏をキープして引けました。売買高は18億株台、売買代金は2.1兆円台と低調。
投資判断は「売り」に。金曜のNYはオバマケア代替法案が撤回されたことで「まだ否決ではないからマシ」「今後はむしろ税制改正に本腰を入れる」という楽観的な見方が台頭し下げ幅を縮小。ドル円は一時割り込んでいた111円を回復し、日経平均先物は19110円と、週明けの日経平均は小幅安スタートが見込まれています。
今週の株式市場は久しぶりに少し動きました。ほぼ異論無く変更が簡単と見られたオバマケアすら同じ共和党内から反対があって廃止できないのであれば、トランプ大統領のリーダーシップはどうなんだ?という疑問符から、質への逃避が起き、株→債券へと資金が逆流する自体に。
その流れでドル円は今年最も円高の111円割れまで進み、チャートはボリンジャーバンド-3σを攻める展開。ドルも売られているのですが、ユーロ円も円高に進捗していることで、総じて円が買われているといった状況です。
「購買力平価」では1ドル=95円水準が、また「過去の日米金利差で算出される理論推計値」では、FOMC後の水準ですら109円水準が妥当なのだそうです(アベノミクス以降、極端に理論値から円安に振れ過ぎたため、今の水準ですらやや理論値よりも円安)。そう考えると、少なくとも更なるアメリカの追加利上げがまた現実味を帯びてこないと、なかなか日米金利差という論点でも説得力は持たないのかも知れません。
不安が高まる時には本来小さな事象でも一々気に掛かるものです。国内ではあまりにも市場が閑散なので一段と注目度が高まってきた森友学園問題。一応、先月の時点から「案外ダムに開いた小さな穴のような感じで、個人的には何となく不気味」と指摘してきましたけれど、少し穴が拡がってきています。結局、こういう予期せぬところから株式市場の急落は始まったりするので、案外バカにできません(ただ個人的には今回の件が安倍政権の致命傷になるとは思っていません)。
結局、安倍さんが「関与していたら議員辞職する」なんて余計なことを言ってしまうものですから、本来虚言癖のある経営者とワイドショーネタで終わっていたことに対しても、警戒フラグが立った感じになってしまいました。まあその割に「円買い」なのですから、少なくとも為替の投資家は本気でこの問題を心配しているわけではなさそうですけれど。
それ以外にも原油の下落や日経VIが低過ぎることなど、当ブログなどでも不安をこれだけ煽って、ようやく下がったというところですね。まあ下がる下がると言っていれば、いつかは下がるものですが。
指数のチャート的には大統領選挙以来遂に75日線を割り込む事態に。MACDやパラボリックは暗転、一目均衡表では雲の中に入り込んで三役好転の形が終了。ボリンジャーバンドも-2σの拡大が始まるなど、つい3連休前までは強力な全方位型の買いサインが出ていたものが、あっさり一変しています。
正直これは痛いです。折角ここまで買わずに頑張ってきた投資家も、チャートを見て思わず買いに向かってしまった人もいるでしょうから。鉄板と思った上げ潮相場から一転ハシゴを外れたパターンになると、彼らの投げ売りが下落の推進薬となって爆発し、投げが投げを呼ぶ展開になります。
というわけで、今年3回目になりますがまた投資判断を「売り」とします。基本3月に入ってから下落を続けているアメリカ株(NASDAQはちょっと毛色が違いますが)が再度高値を取ることはないでしょう。皆いい加減トランプ大統領の口だけ番長ぶりに、いよいようんざりしているはずです。
実際、債務上限問題は延長の議論がまだ続き(さしあたって現在は予算内で賄えているので、実務レベルで政府閉鎖に至るような深刻さが無い)、予算教書に関しても結局「驚くべき税制」は発表されることなく、5月まで議論が持ち越しとのこと。ただ現実的には法案が通らないのですから、実質的な「政府閉鎖」と言えるでしょうが。
こうなってくると次の世界的な大きなイベントというのは、4/23に第1回、5/7に第2回目が行われるフランスの大統領選挙(現状、2回目の決選投票で決定と見られ、重要度が高い)、また上述の予算にまつわる議論(特に税制)ということになってきそうです。そこまでくると「Sell in May」と合わせて材料視されやすくなってくる時期でしょう。
来週は3月権利落ち日という年間で最も重要な権利落ち日を迎えます。ここに向けて個人投資家の権利取りの動きは勿論のこと、株券供給側においても貸株の名義戻しによる買い戻し需要があり、また権利落ち後も配当落ち分の再投資買いがあり、月末に向けて買われやすい下地はあります。アノマリー的にも3月後半は買われやすい地合となります。
それら以外では、足元でビットコインの急落が顕著です。取引所が分裂するという報道を受けて3連休辺りから特に下がっており、3日間で25%の急落とかなり激しい落ち込み方になりました。
https://bitflyer.jp/ja/bitcoin-chart
どちらかと言えば元安を気にする中国人がたくさん関与しているのがビットコイン。日本人はそこまで熱を入れていませんが、どこかに何らかのしわ寄せが出てきそうな感じもありますから注意は必要です。また、株式市場的にはフィンテック絡みのところに売りが出やすいのかもしれません。
新興市場は「やや売り」。金曜は各指数共に堅調。連騰ストップ以後の調整局面も一巡した感じになっており、底堅い動きになっています。マザーズは主力のそーせいG(4565)の悪材料出尽くしによる下げ止まり感が安心感。為替の円高基調も影響を受けない新興市場の強みが再評価となっています。ただ引き続き東証1部の不安定さから、あまり強気には見れません。
【ポートフォリオ銘柄】
売りポートフォリオの大東建託(1878)は反発で16000円回復。22日付けの大量保有報告ではブラックロックが買い増しして7.3%の保有を、また23日付けでアバディーン投信投資顧問が5%超の保有をそれぞれ報告。権利取りに向けて着実に買い増ししている格好です。
ただ先般大家から訴訟と報じられたレオパレス21(8848)の月次も受注は前年同月割れ。決算に向けて一番力を入れてくる3月も、このままでは厳しいのではないでしょうか。15年以降、週足が陽線高値引けとなった場合、少なくとも翌2週間は上値が重くなります。月次受注トレンドの低下から、時間経過すればするほど状況が悪くなる銘柄。75日線と200日線のデッドクロスも示現していることで、来週の権利落ち以降の下落相場に期待。
同じく売りポートフォリオの三井物産(8031)は反発。原油を始めとする資源価格の落ち着きもあって、とりあえず本日は買い戻しが先行。ただ為替の円高歩調は強く上値を抑えますし、来週は大きな配当落ちもあるので、改めて売り直される展開になると思います。
・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。
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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。