前回物が「勿体無い」と捨てられない母について書きましたが、勿体無いというクセに冷蔵庫には食べきれない食品がパンパンで、賞味期限がだいぶ過ぎていたり、奥の方にはカビが生えたものが入っていたり「そっちの方がよっぽど勿体無いやろー」というツッコミは何故か受け入れてもらえません
そういった背景もあり、結局嫁は私の実家にはなじめず一応公平を期せば母も「嫁のことを自分の娘だと思っているから、何でも遠慮無く言ってくれ」と、できる限り積極的に仲良くなろうとはしているのですが、そうは言っても・・・というのが現実的な話なかなか他人行儀な部分は抜けきれません
なのでまた富山の実家に戻ってきて、もう一週間くらいは同居してみよう、という話になりましたけれど、間もなく嫁はまた精神的にまいってしまい、6月からは結局母とは別居することになりましたただ別段喧嘩別れしたわけでもないので(むしろ私の方が母と仲悪くなったくらい)、とりあえず以後週2回は実家にご飯を食べに顔を出す、ということになりました
正直、私は仕事もあるので、せめて嫁が子供の面倒を見つつ普段通りの家事をこなせるレベルになるまで(ご飯を作るくらいの余裕が出来るまで)実家で生活したかったのですが、それも叶わず見切り発車的に実家を出て来ました
その直後は何かとバタバタしたものの、今は何とか慣れてきて、まあまあ落ち着いた生活はできるようにはなりましたまた、適度な距離感があって、出産以前よりも母と嫁は仲良くなったようにも見えます雨降って地固まる、とは上手く言ったものですそんなわけで、今はどうにかこうにか上手くやっています(完)