KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

NY株は好材料のオンパレードで大幅反発!

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金曜のNYは注目の雇用統計において非農業部門雇用者数が予想の+17.7万人を大きく上回る+31.2万人に、また時間当たり平均賃金の前月比も+0.3%予想に対して+0.4%の伸びとなるなど、引き続き雇用環境は良好な結果に。

加えてパウエルFRB議長が「必要に応じて迅速かつ柔軟に政策を調整する用意がある」とハト派発言をしたことや、トランプ大統領が「米中貿易協議は上手くいっている」などと発言したことで7日からの次官級貿易協議に対する期待感も高まる形となり急反発。NASDAQは4%を超える上昇率となりました。


投資判断は「中立」。足元では何とか目先の底打ち感を出しつつあるアメリカ株ですが、トランプ政権がかつてない混乱ぶりを見せており、もう市場はトランプ大統領が錯乱して核ボタンに手をかけることまで織り込んだのかとすら思える無慈悲な下げを先月見せました。

株に加えて昨年末には社債価格の下落(=金利上昇)を指摘する記事も日経で報じられましたが、特にアメリカの場合は社債が上手く発行できないと、その分自社株買いにお金を回せないということになります。

ただ足元では反発の動きもありますし、また特に債券王ガンドラック氏も注目する格付けの低い債券であるハイイールド債の水準は16年の低水準までまだ距離があります。確かに大口資金流出の傾向はあるものの、これはまだ猶予があるとは思います。
https://www.bloomberg.co.jp/quote/HYG:US

しかし中国にしてみれば、ある種今が好機かも知れません。アメリカがこれだけ混乱して世界の盟主の座を自分から降りようとしている今、頑張って大規模な景気刺激策を打ち出して他の新興国支援などを発表すれば、一気に世界(場合によってはヨーロッパも含む)は中国になびく可能性があります。

一方、我が国は果たしてこれで今年消費増税出来るのか?首相などが「リーマンショック級の事態が起こらない限り、予定通り消費増税を行う」などと強調していることが、足元の相場を一段と冷やした面がありそうです。

まあ記者などは当然「これで消費増税できるのか?」と尋ね、対してなまじ「これ以上株価が下がるようなら延期もあり得る」なんて言おうものなら、確かに催促相場がより深まって株価の低迷が続くかも知れませんから、この辺りは結局どっちを言ってもダメなのでしょうね。

ただ個人的にはこれは念押しで、ある種リーマンショック級と認めて延期にするのではないかと。あの16年5月の伊勢志摩サミットの時ですらリーマンショック前夜と認定されたのですから・・・。

足元では遂に東証1部の平均利回りが2.5%超になってきて、日本の長期金利との差も広がるばかり。日本株全体がバリュー株になりつつあります。

日経平均の10月高値からの下落率は22.5%、TOPIXは23.4%となる場面がありました。11月末との比較でも、それぞれ15.2%、15.5%となり12月の下落率は月間で昨年最大に。12月としては細かい数字まで確認できないのですが、どうやら過去最大になっているようです。NT倍率の高さから日経平均が下がるというのはわかるのですが、TOPIXも十分下がっているところが痛いです。

チャート的にも日経平均TOPIXだけでなく2部指数、マザーズ指数、東証REIT指数までありとあらゆる指数がボリンジャーバンド-3σに達しました。月足でも達成。普通、ボリンジャーバンド-3σに達する程下落すると、間もなく底打ちして最低2週間は戻り場面になります。例えば8/16、遡って3/26、2/7など、更に諸々遡って過去のチャートを見てみるとよくわかると思います。

個別株ベースで言えば、優待人気銘柄すら売られている状況です。例えば日本マクドナルドHD(2702)も年末7日続落。その他、下記リンクに挙げられているような優待人気銘柄も軒並み売られました。これは地合の下げにさすがに負けたこともあるでしょうが、5年前のNISA期限が切れるための売りも出たと思います。となると、この辺りは逆に次のNISA枠で買われるケースもあり、狙い目だと思います。
https://yutai.net-ir.ne.jp/ranking.php


新興市場も「中立」。昨年末ソフトバンク(9434)という大型上場後のIPOラッシュスケジュールで一日に4社上場するなど重なったとはいえ、マザーズ案件にも関わらずうち2件(自律制御システム研究所(6232)とポート(7047))が売り気配スタート。特に後者は仮条件上限で決まったのにまさかの初日値付かずの珍事となりました。

ソフトバンクの大コケもだいぶ投資家心理を冷やした模様。オーバーアロットメントで証券各社が1.6億株1463.75円で引き受けた価格で初値が決まったという出来レース個人投資家がはめられ、当面初値回復も難しい感じがします。

こうなってくるとIPO延期を決めたレオスは正解だったかも知れませんが、日経報道では「主幹事みずほからの要請」ともあり、同じみずほの自律制御システム研究所の弱さを見ても、もう主幹事が買い支える余力すら無い程、足元の株安で弱っているのかも知れません。

加えて、新興市場東証1部上場基準が厳格化という報道も悪材料視された感じがあります。これはまだ決定事項ではありませんし、まただいぶ先のお話です。しかし東証はこの前までホイホイ2部銘柄を昇格させていたクセに、本当に個人投資家が嫌がるよくわからない判断ばっかりしますね。

個人的には昼休みは11時からで良かったですし、未だ世界の取引所でアルゴリズム取引を排除に動いていないですし(むしろ呼び込んだ)、ソフトバンクの親子上場を認めましたし。 それで18年の売買代金が歴代最高になったと言われても、ちょっとどうなのかという気がします。勿論、日本取引所G(8697)は営利目的の民間企業ですから利益を追求するのは当然ですけれど。

また日経に「個人投資家の高齢化が進んで、次の担い手が無い」みたいな記事が出ていましたが、そもそも東証も証券会社も国も、個人投資家を育てる気が無いだろうという気がします。上述のように証券会社はソフトバンク上場で得られる利益だけを気にして個人投資家を実質的にはめ込みましたし、国の方も証券税制増税論議がありますし(来年は大丈夫ですが)。個人投資家をバカにするのもいい加減にしろと言いたいところです。


ポートフォリオ銘柄】
フマキラー(4998)は反落。足元でアメリカの利上げ打ち止め観測が急浮上している中、新興国通貨にとっては資金流出が止まる大きなプラス材料になります。その流れからインドネシアに強みを持つ同社に見直し買いが入ってきても良さそうですが。


そんな中、今回は買いで一銘柄取り上げたい銘柄があります。それはクレステック(7812)です。

企業の製品取扱説明書などを作成していて、同業ではグレイステクノロジー(6541)などがあります。クレステックの方はPERが割安で利回りも高い。またチャートもそこまで崩れていません。このマニュアル作成という分野は、これから外国人労働者が増えるのであれば、各国の言語化する需要が出てくることで面白みがあると見ています。ただちょっと流動性が薄いです。

目標株価は3000円に。月曜寄り付きでの買いとします。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。