KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

MSCIのリバランス売りで安値の無いトコ引け

★☆★☆ 第9回目開催決定!

テレビ東京日経CNBCラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で9度目となる自主開催セミナーを開催されます!!

馬渕治好氏略歴
http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html

内容 :「世界経済・市場展望」
(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません)
日時 :3月18日(土) 13:30~
場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡
参加費:4000円

事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。

詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。
http://kokucheese.com/event/index/449183/

東京では3日で定員に達する人気セミナーです。
当然私も参加します(^_^)/

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日経平均は本日反発。前日のNYはトランプ大統領による防衛予算増額方針を受けて堅調。NYダウは30年ぶりの12連騰となりました。

それを受けた日経平均も朝方から買いが先行。一気に昨日の下げ幅を取り戻す動きとなり19200円を回復しました。為替が円高方向に振れても高値圏をキープ。

後場もしっかりの展開が続いていましたが、明日のトランプ大統領の議会演説に対する警戒感や、MSCIのリバランスの売りが引けにかけて出てくる影響で主力株中心に値を消す展開に。無いトコ引けとなり、ギリギリプラス圏を維持する程度でした。売買高は20億株弱、売買代金は2.4兆円と引けで5000億円程度膨らみました。


投資判断は「売り」。明日より名実共に3月相場入りですが、3月は権利取りの動きに目が向きやすくなり、本来は需給が締まりやすくなってきます。ただ明日のトランプ大統領による議会演説で好調なアメリカ株に逆撃が浴びせられる可能性があり、単に需給が良いから買い安心感・・・というわけにもいかない感じです。

トランプ政権による正式な経済政策がアメリカ、そして周辺各国にどのような影響を与えるのか、皆固唾を飲んで見守っている格好となっており、今週はその結果如何で上下どちらかに大きく振れる可能性があります。

今市場で話題になっているのは「3/15暴落説」。3/15はアメリカ債務上限問題の期限であり、利上げがあるかも知れないFOMCであり、そしてオランダ総選挙の日でもあります。一応、それぞれ一つ一つはそこまで大きな懸念材料ではなく、個人的には「暴落説」が語られ始めたら、まあそれは大丈夫だろうと思います。

いつも言っていますが、本当の暴落の種はとんでもないところから出てくるもので、スケジュールのあるものは大したことはありません。わかっている悪材料は予防できますからね。

投資主体別売買動向では先々週外国人投資家が現物763億円の売り越し。先物も278億円の売り越しで、計1000億円以上の売り越しとなりました。逆に個人が信用買いをバンバン入れて買い越しに動いており、ほぼ一手に売り玉を引き受けた格好。この辺りちょっと宜しく無い兆候になっています。
http://www.traders.co.jp/domestic_stocks/stocks_data/investment_3/investment_3.asp

アメリカでは先日小売り株の好決算が相次いで相場に勢いを付けましたが、例えばもし本当に国境税が実現すれば、アメリカの消費者にとっては物価高に繋がります。日本で言うところの消費増税みたいなもので、安い商品が買えなくなる前に駆け込みで買ってやれ、というような勢いが付く可能性は確かにあります。

あるいは、それが景気を一時的とはいえ押し上げるかも知れません。そう考えると、日本のアベノミクス以降の動きをマネしているような相場でもあります(通貨安、インフレ期待感醸成による株高)。

最近読んだ記事の中で一番印象的だったのは「アメリカの長期金利の動きは単なる季節性の循環ではないか」というもの。元々年初の債券価格は下がりやすく(政府閉鎖などに対する懸念があるから?)、その後は反動で高くなりやすいというものでした。つまり年初は金利が上がりやすく、その後は下がりやすいということですね。詳しくは下記の記事参照。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-02-21/OLPBNF6TTDS301

これまでも書いてきたように、どうも今のトランプ相場は「良いトコ取り」感が強いんですよね。利上げを見込みながらも金価格が高値圏を付けていたり、ドル安が続いたり。どうもちぐはぐで、誰も本当はトランプ大統領の施策が実現できるとは考えていない、あるいは実現したとして本当に景気が良くなるとは思っていないように見えます。

足元では円高が進捗しています。特にユーロがまた一段と弱くなっており、フランス大統領選挙やオランダの総選挙など、欧州どの国を見渡しても政局不安感が強く、これでユーロが強まろうはずもないですね。

逆に本来一番政治的に安定しているはずの日本なのですが、今の「森友学園」ネタが案外ダムに開いた小さな穴のような感じで、個人的には何となく不気味です。現段階では進展を見守るしかないですが。

ともあれ先日の日経にもありましたが、FXでは個人投資家はユーロに対して逆張りで対応しており、この局面で一生懸命買っている様子。株式市場では外国人投資家が幅を効かせていますが、為替市場では個人投資家の存在感が強いため、逆の目が出て損失が投げ売りを呼ぶと、一気に相場を崩す恐れがあります。目先はユーロの下落がどこで下げ止まるかを見ておく必要がありそうです。


新興市場は「やや売り」。本日は両指数共に堅調。新興市場も引けにかけて売り込まれましたが、マザーズはかろうじてプラスキープし、日経JASDAQ平均は13連騰で91年来の高値を更新しています。とにかく強いですね。

高値警戒感を指摘していますが、トランプ大統領決定以後一貫した右肩上がりの上昇を続けており、世界の不安材料ドコ吹く風の格好。一応値上がり率ランキング上位を見ると細かい銘柄(普段全然出来高が無い銘柄)がズラッと並んでいることで、だいぶ出遅れ感にも食指が向かった感じになっていますから、高値警戒感はあるのですが、それをものともしない強さがあります。


ポートフォリオ銘柄】
三菱製紙(3864)は反落。昨日引け後に大王製紙(3880)が三浦印刷(7920)へのTOBを発表。業界再編・・・とは少し毛色が違いますが、再編の動きはいずれ出て来やすい業界であるには違いないでしょう。

また近年アスクル(2678)の火災やヤマトHD(9064)の総量規制問題など、物流に対する関心は高まっています。物流と言えば段ボールなどの紙ですが、この辺りの需要増にも期待感があります。加えて利回りの高さや優待で3月権利取りの動きも出やすいのが紙パ株の特徴でもあります。残念ながら同社は無配で優待もありませんが、まあ業種別指数が上がれば連れ高は必至でしょう。


日油(4403)続落。日米による国防費増額期待で軍事関連株が上がりましたが、同社はサッパリの6連敗。うーん、ミサイル用推進薬を扱う同社ですが、この辺りもう少し盛り上がっても良さそうですが。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

プラっプラやがな!

ちょっとわかり辛いかも知れませんが、昨日気持ちの悪い話がありました。

まず嫁の携帯に職場の同僚Aさんから電話がかかってきました。それをあとで嫁から伝え聞いた話によると、内容は火災保険の更新について。Aさんの知り合いのBさん(保険会社の人)に「てけてけさん(私)に電話が繋がらないので、こっち(私)から電話してって言って貰える?」と言われた、とのことでした。

火災保険?Bさん?私には全く身に覚えの無い話でしたただ、たまたま昨日実家の母と一緒に食事をした際に、母が「火災保険更新の案内がハガキで来ていたから更新しないといけない」と世間話をしていたので、嫁がピンときて「これ、実家の話じゃない?」と言いました。

それで母に電話をして「Bさんって知ってる?」と聞くと「ハガキにその名前が書いてあった」とのこと。うちの母親に電話が繋がらない、ということをBさんはAさんに言い、Aさんは嫁と知り合いなので携帯をかけてきた・・・。

・・・って何か色々おかしくねだってまず「てけてけ」って名前だけで、Bさんは何故嫁との縁故者だとわかったのか?確かにまあまあ珍しい名前ですが、この地域にはそれなりに世帯数がありますから、私のことである確率は高くはありません。

そしてそれをBさんが何故Aさんに話したのか?AさんとBさんの会話の中にたまたま「てけてけ」という名字が出てきて、Bさんがピンときて「そういえば火災保険更新しない人にてけてけさんっているのよね」・・・なんて話に・・・なるかぁ

確かに田舎の方ですから、コミュニティとしては狭いかも知れません。しかしコンプライアンスってものがあるでしょうに普通、保険に入っているということをペラペラと他人にしゃべりますかね?保険会社自体は大手ですから本来十分研修などはやっているはずなんですが。どうも気持ちの悪い思いをしました

アメリカの政策に対する不透明感で3連敗

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馬渕治好氏略歴
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(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません)
日時 :3月18日(土) 13:30~
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日経平均は金曜続落。前日のNYは総じてしっかりだったものの、ムニューシン(※公式の呼び方がムニューチンから変わったそうです)財務長官が「アメリカは低金利が続く可能性」と発言したことで、為替が円高に進捗。

それを受けた日経平均は朝方から売りが先行。ただ間もなく売り一巡感が出ると、一旦プラス圏にまで切り返しました。それでも中国市場が始まると、再び売りに押される展開に。週末の様子見ムードも蔓延し、改めて安値圏まで売られました。引けでは少し買い戻しが出たものの、19300円は維持できず。売買高は21億株台、売買代金は2兆円台と閑散。


投資判断は「売り」。金曜のNYは金融機関中心に売りが広がったものの、公益セクターに支えられてしっかり。ただ為替が円高となってドル円が112円前後での推移となっていることから、先物は19090円と明日は売り先行のスタートが予想されます。

しかしアメリカの強さたるや。9日にトランプ大統領が「税制に関する驚くべき発表」と言及して以降、とにかく売り方が踏み挙げられる展開が続いています。それがアメリカ市場。

一方真逆の展開になっているのが日本市場。寄り付きはアメリカ株高を受けて買われても、結局引けには陰線で終わるというパターンが続いて、先週は遂に19500円の壁がより強く意識されたまま終わってしまいました。

個人的には一時「あぁ、結局三尊天井破りで高値更新か。今まで売り売り言ってきたのに、また謝らないといけないなぁ」と諦めていたのですが、結局高値突破までは至らずの展開になっています。

背景にあるのは今更言うまでもなく円高があります。特に足元ではまたユーロ主導での円高が進んでいきそうな感じになっています。ただ、実は
TOPIX 2/9 1513→1550 上昇率2.4%
ドイツDAX 同11543→11804 上昇率2.3%
アメリカS&P 同2307→2367 上昇率2.6%

「驚くべき税制」の発言があってから、日米欧の上昇率は横並びであり、アメリカ株が強いのは事実だけれども「連日過去高値更新」と言われる程に強いか・・・というと、案外大したことないとも思えます。

今は「驚くべき税制」の内容がハッキリしていない一番「美味しい」部分のはず。ところがそれでも「この程度」なので、実際に中身が判明した後、株式市場は一体どうなるのやら・・・という不安感の方が次第に強まっているとも思えます。

ところが、日本株はどうも「売り方の買い戻し」が入って来ない感じが続いています。それがハッキリしてきたのが、16日(木)後場の急落時から。どうもあれ以来、特に先物で弱い動きが目立っています。薄商いの中で売っても買い戻しが出ない、ということが判明してしまったので、売り方は安心して売り仕掛けることができる環境にあるのではないかと。

日本株のチャート的には「四尊天井」が意識された形になっています。もし1/18、1/24、2/3~2/9までの安値を結ぶ下値支持線の延長線(現状19000円辺り)を割り込んでしまうと、一気に売りが加速してくるだろうと見られます。

目先は一目均衡表の雲上限や25日線の19180円辺りが軽く抵抗力を示すものの、共に2月上旬に割り込んだことがあるので、あまり多くを期待できません。その下の75日線を割り込んでしまうようだと、いよいよ致命的でしょう。ストキャスも割高感を示しており、今週は警戒感が強まります。

原油の方は全然予想に反して強い動きが継続しています。一応WTI原油先物の方はテクニカル的な要因として限月交代があったので、上値抵抗線の54ドルを突破してきました。そういった特殊要因の影響も強いと見られますから、とりあえず今週いっぱい動きを見てからでないと、本当に上ブレて進んでいくかどうかは微妙です。

個人的にはこの前の日米首脳会談の中(もしくはこれからの麻生=ペンス交渉)において、恐らく「日米の貿易不均衡解消のため、アメリカからオイルやLNGを買います」というような話になっているのではないかと。そうすれば、お互いWIN WINな感じになりますから、落としどころとしては良さそうです。実際、1月の貿易収支ではアメリカからのLNG購入が初めて輸入に計上されました。

そうなってくると、大口顧客を失うことで、OPECの減産が無意味になる→シェア確保やシェール潰しのため増産、というパターンがまた出てくるように思われます。本来そのための地ならしに向けて、サウジは大幅減産を飲んだとされる世界最大IPOアラムコの話も、なかなか具体化してきません。しびれを切らして原油が下がっていく展開を引き続き想定します。

もう一つの商品相場「金」の動きも不思議です。これだけ3月利上げに対する期待感が高まって為替市場がドル高に反応しているにも関わらず、本来逆相関のはずの金が高値圏をキープしています。結局、市場は本心はアメリカの不安感を見ながらも、為替市場で良いトコ取りしているだけではないかと。

日経VIも15年7月以来の低水準となっており、あまりにも市場に警戒感が無さ過ぎです。これらの反動から、もし崩れ出すと、大きな下げに見舞われると思います。


新興市場は「やや売り」。金曜は両指数共に堅調。日経JASDAQ平均は11連騰と、引き続き強い動きが続いています。先週は特に東証1部が為替が重石でぐずついているうちに、為替影響の少ない新興市場の方には資金流入の動きが続きました。今週は東証1部のボラティリティが大きくなりそうなところで、引き続き警戒感は見ておきたいところ。


ポートフォリオ銘柄】
売り銘柄の大東建託(1878)は反落。水曜に同業のレオパレス21(8848)が朝日新聞で「家賃10年固定と謳われているのに、6年で減額されたと大家が提訴した」と報じられ一時急落。同社も含めたサブリース会社にも一斉に売りが広がりました。今後集団提訴に発展するかも、とのこと。

正直、株式市場的には「今更ですか?」という周知の話でもあって、レオパレスは水曜長い下ひげを付けて終えました。知らなかったのは今から相続税対策で建てようとするオーナーばかりですね。ようやくここ4ヶ月間連続で月次受注が悪化してきたので。
http://news.livedoor.com/article/detail/10120551/

いずれにせよ、本当にこの訴訟の火種が全国的に拡がるようなら、サブリースで大もうけしていた会社は過払いで一気に苦境に陥った消費者金融株や、コンプガチャで揉めたSNSゲーム会社と同じ末路になるのではないかと。今後の展開に注目です。


なとり(2922)は続伸。終値ベースでは上場来3番目の高値となりました。下方修正で急落したところでの買いだったので、なかなかベストな入り方をできました。ここから3月末に向けた優待権利取りの動きが出てくるであろうことから、とりあえず今週いっぱいまでは引っ張れるでしょう。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

See in

スーパーでよく試食や試飲をやっているのに出くわします。昨日も「ヤクルトの新製品のご案内で~す。いかがですか?」とやっていましたが、飲んでしまうとどうも買わないといけない雰囲気になってしまうので、最初から断るようにしています

本当はその販売員の前にあるサラダコーナーをゆっくり見たかったのですが。どうも視線が気になってパパッと行ってパパッと買わないといけなくなってきますから、個人的にはどうも苦手

ただ、私と同じような感じで皆スルーするので、販売員の人もなんだか可哀想だなと思ったり恐らく販売員の人としては内心「買おうが買うまいが、タダなんだし試飲してよ」という気持ちでしょうから、本当は試してみるだけ試してみれば良いのでしょう。自分の存在を無視され続けるのも嫌な気分でしょうから

なまじ「まあ買ってみるか」と思って買おうものなら、大体の場合後悔します私の人生哲学として訪問販売など「販売サイドから推し奨められるものに良いものは無い」というのがあるので。もしそうなってしまうと、無駄遣いした金銭的なダメージのみならず「あぁ、情にほだされて買わなければ良かった」と己の甘さや判断を悔いるダブルパンチを浴びることになります

その点、うちの嫁は上手いです先日も1本300円するなかなかハイスペックなみたらし団子を物欲しげに見ていると、店員から「試食どうぞ」と渡されました。食べている間に店員が売り込みの言葉を続けます

ところが嫁はスローな人なので、ゆっくりモグモグしている間に店員の話は終わってしまい、手持ち無沙汰になった店員は別の作業に取りかかります。そのタイミングですっと気配を消しながらフェードアウトいつの間にやら居なくなっています

しかし不器用な私は嫁のフェードアウトにも気付かず商品を眺めていたりすると、店員に気付かれ、何となく愛想笑いをしてそそくさ退散何ともばつの悪い感じになりますここら辺の機微は持って生まれたセンスかも知れません

閑散に売り無しで後場プラ転

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日時 :3月18日(土) 13:30~
場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡
参加費:4000円

事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。

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東京では3日で定員に達する人気セミナーです。
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日経平均は本日反発。為替の円高進捗を受けて朝方こそ安く始まったものの、朝方に売りが一巡すると次第に切り返しの動きに。前引けにかけて下げ幅を縮めました。そして後場はプラス圏からのスタート。アメリカ市場がお休みの中、買い戻しの動きが先行しています。売買高は13:15時点で10億株台ですが、東芝(6502)一社で2億株近い出来高であり、実質的に閑散。


投資判断は「売り」。とにかくアメリカが強い一方で、トレンドを転換させるような材料は2月末の予算教書までありません。

ただ予算教書の中身を決めるためにいい加減議会は税制の中身を決定しなければならない。それを逆算すると「驚くべき税制の発表」の概要はそろそろ固まらないといけないわけですが、それが事前に漏れ伝わって失望に繋がるのが次のターニングポイントだろうと思います。

一応ドル建ての日経平均は下値切り上げが続いていますが、ドル円の方がまた円高基調で割り負け。本来であればアメリカの早期利上げが意識される中、一段円安方向に向いても良いはずですが、そう簡単には問屋が卸さない感じです。
http://market.newsln.jp/apps/market/quotes?r=3m&c=1010&lang=ja&t=large

まあ、NY株に連れ高しないというのは、先般より繰り返しているように「他国窮乏策」が現アメリカ政権の基礎ですから、当然といえば当然です。ただ「2、3週のうちに驚くべき税制を発表する」と言われてから、株式市場にとっては最も期待感の膨らむボーナスステージに突入。未実現の材料がワクワク感や過剰な期待感を伴って株価を押し上げるわけですが、それが今のNYダウ7連騰に繋がっているわけです。

ところがそうこうしている間に一週間以上経過してしまいました。ボヤボヤしていると、マリオで言えばスターを取った無敵の状態→やがて点滅と音楽がゆっくりに→一番良い時期が終わってしまう、ということになります。結局日本株にスターの恩恵は小さく、まだ無敵の状態だと慌ててクリボーに体当たりしたらやられてしまった・・・なんてことになりかねません。

そして実際に市場の予想を上回る減税策は出てこないでしょうし、むしろ逆に国境税などの閉鎖的な策が出ることでアメリカ株に大きな売りが出てくる可能性が高いと思います。どちらにせよ恐らくは2/28の予算教書ギリギリまでハッキリとした内容は出てこない(まとまらない)と思いますから、アメリカの方は勢いが来週まで続く可能性はあります。

円高が頭を押さえる一方、ファンダメンタルズの評価も売りの一因と言えるかも知れません。日経平均のEPSは先週の1235円→1204円に2.5%程の急降下。大半の原因は東芝(6502)の巨額赤字ですが、それによってPERも15.7倍→16.0倍と、株価が下がったにも関わらずPERが上がる始末となっています。結構気にされるところなので注意が必要です。
http://nikkei225jp.com/data/per.html

投資主体別売買動向では先々週外国人が現物を1371億円の買い越し。4週ぶりの買い越しとなりました。恐らく金曜の急騰だけで買い越しに転じたのでしょうね。一方個人が売り越しで、先物は双方共に小幅売り越し。先々週に大きめの買い越しを見せた生損保は、結局それ以上の売り越しとなりました。
http://www.traders.co.jp/domestic_stocks/stocks_data/investment_3/investment_3.asp


最後に雑感ですが、結局今のところトランプ氏によってアメリカが大きく変わった、という結果は出ていません。入国禁止令は一時停止となっていますし、「一つの中国」の主張をあっさり受け入れましたし、日本に対する安全保障上の変更点もありません。

それ(トランプによってアメリカがめちゃくちゃになることはない)を見込んで株価がアメリカ経済の底堅さを見ながらきちんと上がっている・・・と説明されれば、今まで散々「売り売り」と言ってきた私は「参りました」と言うしか無いですね。

ただ中国の方はドンドン外貨準備高が減少してきて3兆ドル割れとなりました。結局、これがアメリカ債券売り→長期金利の上昇を支援している面が強いようにも思われます。本当に市場がトランプ大統領になってもオバマ政権下と大して状況が変わらない、と判断しているのであれば「減税による財政の不安感からの債券売り」は起きていないというロジックになります。

しかし減税は実現されるけれど、その他はとくに変わらない(オバマケアの廃止もどうなるやら)では、あまりにも良いトコ取り過ぎるようにも思えます。少なくとも新興国の方はアメリカの景気回復による利上げ→新興国からの資金引き上げは確固たる流れですから、この流れはヒラリー氏が大統領になったとしても、進んだことだと思います。

また、もう一つトランプ大統領でもヒラリー大統領でも確実なのは、アメリカの景気拡大期がとっくに平均を超えて「続き過ぎている」こと。09年6月から現在まで92ヶ月となっており、平均の58ヶ月は優に超えています。

まあ過去最大は120ヶ月というのがあったので、明日にも終わるとは言いませんが、終わっても不思議ではありません。山が高くなれば谷が深くなる。その辺りはそろそろ準備しておく必要があると思います。


新興市場は「やや売り」。本日は両指数共に堅調。東証1部が閑散となっている中で、新興市場に資金が集まっている格好。JASDAQの方は特に時価総額の大きいセリア(2782)が分割と増配を発表したことで引き上げられる動き。引き続き反動安には警戒感を持っておきたいところ。


ポートフォリオ銘柄】
売り銘柄の大東建託(1878)は続落。結局自社株消却の話もむなしく連続陰線が続いています。そもそも消却自体も3月末と先の話ですし、自社株買いで上がって消却でも上がるというのは虫が良すぎますね。


本日寄り付きより売りポートフォリオとなった野村HD(8604)は反発。朝方こそ安く始まったものの、地合の戻りに合わせて次第高となっています。ただ足元で欧州市場に様々な不安材料が渦巻く中、国内のみならず海外の収益力低下が足を引っ張ってくると思います。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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スーパーソフオラン

人の家に行くと大体「その家の臭い」というものがありますね。住んでいる人には何も感じない馴染みの臭いでも、外の人間にしてみれば違和感があったりします。人の家の弁当などにも、そういった臭いが染みついているケースが多々あったり。

私の実家も昔はそういう臭いがあったのでしょうけれど当然私自身はわかりません。ただ私が実家から離れて、数年前辺りから母が導入した柔軟剤のソフランの臭いに明らかに変わりました母は「良い香りでしょ。私この香り好きなの」と言いますが、確かにその香り自体は本来良い香りでも、度が過ぎると有害です

それがなかなか強烈で、時々実家から夕飯のおかずなどをタッパーに入れて貰うのですが、そのタッパーにも臭いがしみこんでしまって、レンジで温めると、折角のおかずにソフランの香りが付いてしまいますタッパーも洗濯機で洗ってるんじゃないか、と思うくらいに何故かガッツリ染みこんでいます

ですから母が近くに来るだけで目隠ししてもわかるレベル身にまとう物全てにソフランが染みこんでいるのですから先日は我が家にやってきた母に、私のカップでコーヒーを入れて出したのですが、勿論その後洗ったのに、翌日私が飲もうとしたらコーヒーにソフランの香りがプラスされていましたコーヒー台無し・・・

セクハラ、パワハラなど○○ハラという言葉が流行っていますが、スメルハラスメント略して「スメハラ」というのも確かにあります。当人にとっては良い香りかも知れませんが、自分はいつも嗅いでいるから余計に臭いを感じなくなり、更にドンドン柔軟剤を使って大変な臭いを発していますタバコも同じで、吸ってない人にとっては染みついたタバコの臭いはすぐわかります

そういう私にも何らか特有の臭いはあるんでしょうけれどともあれ臭いを臭いでかき消すという作戦も程度がありますね

円高が日米の乖離に

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日経平均は金曜続落。前日のNYは連騰の買い疲れ感もあって反落。ただ小反落に止まり、ダウは小幅にプラスを維持しました。ただドル円が113円台前半まで円高が進んで戻ってきました。

それを受けた日経平均は朝方から売りが先行。前日後場に急落した嫌な雰囲気を引きずって19200円を割り込みました。ただその後は買い戻しが入り下げ幅を縮小。後場は日銀のETF買いが相場を下支える形で安定したものの、週末を控えた手控えムードもあって、強弱感が対立しました。売買高は20億株台、売買代金は2兆円と低調。東芝(6502)一社で出来高が5億株となっており、閑散でした。


投資判断は「売り」。金曜のNYはドイツメルケル首相の支持率が対立候補とされるシュルツ氏に逆転されたと伝わり欧州株が下落した影響を受けたものの、結局トランプラリー継続で3指数揃って最高値更新。ダウも7連騰となりました。ただドル円が113円を、ユーロ円が120円を割り込む円高に振れたことで、日経平均先物は19140円と続落基調となっています。

今週は日米首脳会談が無事通過した安心感から買われる週と思いましたが、ドル円の方は「ここまでの路線と変更無し」との見方から円高に振れ、上値を押さえ込まれました。確かに大事な経済に関する部分はまだこれから麻生=ペンス会談で出てくるので、株式市場的な織り込みはまだ尚早でしょう。

ともあれ安倍首相にとって何より大事な安保面でのコンセンサスを得られましたが、その間に北のかまってちゃんがまた日本海にミサイルを撃ってきたり兄ちゃんを暗殺したり。きな臭い感じが続いています。

ドル建ての日経平均も改めて170ドルを越えてきたことから、確かに今は買い気の方が強い状況にあると言えます。円高に振れて上値は抑えられたとしても、下値も堅い感じになっています。

先週の日経の記事を見ると「日経リンク債の大量設定による先物買い」が指数を押し上げたと推察していました。詳細は省略しますが、証券会社がヘッジのために先物を大量買いしている、昨年のトランプ相場で大量償還された分、3月くらいまで大量発行が続く、という話。確かに国内で設定されているのであれば、為替ヘッジが必要無くドル建て日経平均を押し上げる原動力になるでしょう。

一方、これで大体決算が出揃ったことで日経平均のEPSは先陣を切った安川電機(6506)が決算発表する前日1/20 1169円→1204円と3.0%上昇しました。その間日経平均は19137円→19234円と0.5%しか上昇していません。その出遅れ感は強いように見受けられます。
http://nikkei225jp.com/data/per.html


新興市場は「やや売り」。金曜は高安マチマチ。マザーズは反落だったものの、とにかく強いのが日経JASDAQ平均。ITバブルやリーマンショック前の高値水準を上抜いてなお強含む格好になっています。

正直、JASDAQのどこが強いのかよくわからないのですが、確かに時価総額の大きい日本マクドナルドHD(2702)から順に見ていくと、軒並み強いですね。好需給は確かに強みですが、高値警戒感は忘れずにおきたいところ。


ポートフォリオ銘柄】
売り銘柄の大東建託(1878)は続落。自社株買い終了後は下落が続いています。金曜の引け後にはその取得した自社株の全てを消却すると発表。ただ1.6%程度に過ぎず、影響は限定的だろうと思われます。似た業態のシノケンG(8909)も好決算ながらも売りでの反応が目立ち、賃貸アパートのビジネスモデルは株式市場でも先細りと受け止められている模様です。


さて、今回は一銘柄売りポートフォリオに入れたいものがあります。それは野村HD(8604)です。

やはりここからの地合悪化を見込むなら、証券株の売りで行くのが王道だろうと。業績面に関しては、リテール部門の弱さを自己売買が補うという形で堅調ではあります。夏場に日本郵政G(6178)3社の売出も予定されていますし、また今年からiDeCo(個人型確定拠出年金)もスタート。結構私の周りでもiDeCoに関心を持つ女性が多く、今回は意外に浸透するのかも、と思ったりします。

ただ、何と言ってもイギリスのEU離脱を始めとして、環境そのものが良くないのが致命的かと。個人投資家はドンドン株売っていますし(証券各社の月次はトランプ相場以降良いですが、それは売り約定が進んでいるだけ)、足元では市場の商いそのものも細りがちになっています。

私は引き続き今年は波乱のある年だと思っていますから、証券株に関しては売りで。銀行株に関してはアメリカの利上げなどによる利ざや拡大がありますからまだマシだと思いますけれど、先んじて証券株が弱くなる展開だろうと思います。

最後に余談ですが、来期(17年4月期決算)以降、各社が発表する四半期決算短信が簡素化されます。決算短信はあくまで速報性を重視したものでしたが、今まで一般的に決算と言えばこの短信を指し、内容も要所を押さえて充実していました。

これには45日ルールがあり、期末から45日以内に決算を発表しなさい、という義務があったのですが、今後は表示内容が一部任意になるので、例えば売上や最終利益といった最もわかりやすい決算の数字が出されなくなる可能性があります。
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO1169725014012017K14900/

ハッキリした数字はその後出る有価証券報告書で確認してください、という主旨なのですが、こんな時代に逆行したような風潮はどうなんでしょうか?アナリストの取材も制限されていて、なんか悪い方向に規制が向いている(携帯電話会社に対する0円販売の規制が強すぎて、余計消費者を苦しめているような感じ)と思います。

個人投資家などは、益々情報を入手し辛くなります。そうなると、益々市場の雰囲気のみで株を売買する投資家が増えてしまいます。

まあ大手企業は機関投資家や外国人に向けて情報を発信する必要性があるので多分今までとあまり変わらないと思いますが、新興系や出来高の少ない上場企業は情報開示に消極的になっていくのでしょうね。株式市場全体にとっては良くない傾向だと思います。

ともあれ目標株価は600円に。月曜寄り付きから売りポートフォリオ入れとします。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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