KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

9月の成績発表

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本日は9月の成績発表です。9月は昨年同様に上旬に底打ちすると、その後はスルスルと上昇し日経平均は年初来高値更新となりました。そんな中、私のポートフォリオはどうなったでしょうか?早速検討してみましょう!


【買い銘柄】

日本ドライケミカル(1909)
2396円→1236円(18営業日保有 上昇率3.2%(2分割考慮))

一応地合に合わせて尻上がりの上昇となりました。分割後に目立った端株売却売りも出てこないですし、流動性難だった銘柄ですから、今回の分割は素直に前向きに捉えられると思います。引き続き業界再編の動きに期待。


カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)
104300円→100800円(18営業日保有 下落率3.2%)

今月は日経に突然「太陽光買い取り半額へ」と見出しが付けられビックリした投資家の投げ売りが出たことで急落。元々インフラファンドは個人投資家比率が高いので、こういうセンセーショナルな見出しに踊らされやすいのですが、タカラレーベンインフラ・エネルギー投資法人(9281)がIRで火消ししているように、今後急激なインフレなどが起きない限り現在売電している設備は20年間買い取り価格の変更はありません。

そもそも新規物件の買い取り価格も元々これまで年間2円ずつ切り下がっていました。それが18年度の18円→22年度の8円程度となると、元々22年度に10円になるところから少し強めになっただけで、あまり新鮮みがある話でもありません。

特に足元ではアパート向け融資の問題が生じて、今後これらに対する審査を厳しくする必要が出てきた地銀などは、REIT保有も外債投資も金融庁に難癖を付けられるわ、国内債券は値が下がるはで八方ふさがり。せいぜいインフラファンドを買うしか無くなってくる状況に追い込まれています。

唯一の難点は市場規模の小ささですが、東京インフラ・エネルギー投資法人(9285)もラインナップに加わったことで、ようやく時価総額600億円市場にまで成長してきました。国内金利の上昇傾向はマイナス材料ですが、安定的に利回り7%が出る金融商品はなかなか無いでしょう。


MTG(7806)
6640円→6670円(18営業日保有 上昇率0.5%)

こちらは金曜に突然の急落に見舞われ上昇率を縮小。7000円の壁が意識される格好になりました。ただ1日から始まる国慶節入りの大型連休がインバウンド関連株にとって大きなプラス材料になりそうですから、足元の大型台風も関空が水没することもありませんでしたし、基本的には大丈夫でしょう。もし私が中国人なら意地でもアメリカには行かないでしょうし、災害に強い日本人気は高いようです。


【売り銘柄】

住友不動産(8830)
3850円→4080円(18営業日保有 上昇率5.6%)

日本も少しずつ長期金利が上がっている割には不動産株にそれ程逆風が吹いていません。全体相場が上がっているので、出遅れ感や公示地価の上昇などを背景に買われる動きになりました。ただ足元金融庁が不動産融資に厳格な姿勢を意識せざるを得ない社会問題が連発しており、恐らく今後もまた次々出てくるであろうことを考えると、業界全般的に厳しいのではないでしょうか。


竹内製作所(6432)
2843円→3065円(18営業日保有 上昇率7.2%)

9月は米中貿易戦争拡大の中で、むしろ出尽くし感から建機株が買われる流れ。同社も一段高となりました。うーん、10日の決算を見てから進退を決めたいと思います。基本的には原材料価格の上昇などが利益を圧迫してくると思いますが・・・。


ソフトバンク(9984)
10300円→11470円(18営業日保有 上昇率10.2%)

NT倍率上昇の一翼を担う形で2ヶ月連続の大幅高。日経平均が27年ぶりの高値更新を実現した原動力となっています。売り方にとっては残念ながらまだ上値達成感が無く、地合が反転してくるまでは上昇が続きそうです。逃げ場探しの展開が続きます。


雪印メグミルク(2270)
8/31 2800円→2919円(18営業日保有 上昇率4.1%)

酷暑による乳牛のへたりからエントリーしましたが、その後地震や停電、度重なる台風など、酪農家の方々を苦しめる災厄が続く中でも株価は逆進。まあバチが当たっているのかも知れませんね。ただ現実的には雪印の株価が上がったからといって酪農家の方々に雪印が高く買い上げようと思うわけでもないでしょうし、あんまり関係無いのでしょうけど。

ともあれこの辺りは投資家としてドライに考えて、次の決算の数字をきちんと見てから分析をしたいと思います。


以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
-0.22(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。


ちなみにその間
日経平均 8/31終値 22865円→24120円(18営業日 上昇率5.5%) 0.30(%/営業日)  
TOPIX  8/31終値 1735  →1817 (18営業日 上昇率4.7%) 0.26(%/営業日)

今月はベンチマークに敗北・・・。買いのインフラファンドはやられ、売り銘柄は踏み挙げられ・・・と散々でした。


そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数956.2ポイント
あぁ、世間が株高に沸いている中で遠のく1000ポイント・・・いい加減しっかりしないといけませんね。バカバカバカバカ私のバカ。


残りの余地が少ないのでとりあえず触りだけですが、現状の市場判断は「中立」に変更しています。日経平均が高値をとってきた以上、少なくとも「やや売り」判断は間違っていたということになりますから、一旦判断保留という形にさせてもらって様子見とします。

諸々のイベントを通じて買われていて、様々な指標が買い方向を示すこと、また昨年9月以降の相場再来がイメージされているならば、どう考えても売りは劣勢です。ただ相場暴落の足音は一段と近づいた感じもあります。皆が警戒しているうちに暴落はしようがなく、気が緩んだその瞬間に突然訪れるものです。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


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欧州不安が突然拡がる

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日経平均は本日反落。前日のNYは注目のFOMCにおいて予想通り利上げが実施されたものの、アメリカの長期金利が出尽くしもあって下落したことから金融株中心に引けにかけて売られる展開に。金融政策の運営姿勢から「緩和的」の文言が削除されたこと、また20年中に利上げ停止という見通しが示されたことも債券買いの材料になりました。

それを受けた日経平均は朝方から売りが先行。昨日24000円に乗せた反動もありました。ただまた下値では買いが入り、一時前日高値を上回る場面も。その後中国株が軟調スタートとなったところで、利食い売りに押される形になりました。

後場は日銀ETF買いが入らないことを見越した先物主導の売りが優勢に。一度復調の兆しもありましたが、14時過ぎにイタリアが来年の予算に関する会合を延期する可能性と報じられ、急速にユーロが売られる展開に。それに合わせて日本株にも売りが膨らみました。売買高は14億株弱、売買代金は2.8兆円強と膨らみました。


投資判断は「やや売り」。FOMCを受けてとりあえず反落しましたが、アメリカの長期金利上昇に関しては個人的には警戒しています。特にドル高に繋がっておらず、ドルインデックスが逆に低下している点。何故低下しているかといえば、やはりこの金利上昇が「アメリカ売りだから」でしょう。そしてその売り主体はやはり中国。先般紹介したBloombergの記事でも、7月の1ヶ月で約100億ドル分の米国債減少が確認されました。

アメリカが中国に対し7/6に関税340億ドル分発動、8/23に残り160億ドル分発動、そして9/18に24日から2000億ドル分発動という正式決定がされましたが、その度にアメリ長期金利の上昇が強まっています。その最初の7/6を起点とした月末までの長期金利の上昇(2.83%→3.00%)は上述の米国債売りとピッタリ符合します。ですから、足元でも一段と米国債売りが継続して、8/23からの再上昇を演出していることが後ほど判明するのでしょう。
https://jp.investing.com/rates-bonds/u.s.-10-year-bond-yield-streaming-chart

一方、これは中国がアメリカ国債を売ってドル売り人民元買いとなるわけですから、ドルインデックスの低下(ドル安)に繋がっていると見られます。7/6~7月末の金利上昇時はドルインデックスが上昇しているのですが、その間金利の上昇幅に比べると大人しいものです。というのも、7/6~はむしろ人民元安の方が勢い良く進捗しており、中国政府のドル売り以上に中国から資金が流出したからと言えます。
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-DXY/
https://jp.investing.com/currencies/usd-cny-chart

同じような比較をすると、やはり8/23~アメリ長期金利上昇しているのにドルインデックスが下落している片方で、人民元安の落ち着きが確認できます。なので中国のアメリカ国債売り>中国からの資金流出というバランスになっているのでしょう。

ただ貿易戦争が激化する中で、本来中国株が買われる理由は乏しいように思われます。確かに出尽くし感や双方の関税のかけ方が警戒していたよりマイルドだということであれば、一旦アク抜け感が出ても不思議ではありません。

良く言われるのは「国家隊」という中国政府当局を首謀とした買い支えです。これらは大手保険会社を始めとする金融機関と言われています。その場合、彼らはアメリカ国債を売って、その原資を中国株買い支えに回している、という見方も可能です。

一応、足元では人民元がグングンと売られる形ではないので過度に心配する必要は無いかも知れませんが、もしアメリカの金利上昇が今度はブレーキがかからないということになると、市場は中国を疑い始めることでしょう。

その中国版GPIF(?)である「国家隊」が買い支えているかどうかは置いておいたとしても、事実としては上海総合指数、香港ハンセン指数共に金曜急伸し、特に前者は1ヶ月半ぶりの高値を付けてきました。先週の週間ベースでは16年のオイルショック以来からのリバウンド以来の上昇率だとか。

ただ上述のようにアメリカとの貿易戦争が強まれば強まる程、中国はアメリカ国債売りを仕掛けてくる恐れがあり、となると24日からの2000億ドル分追加関税が長期金利の上げを加速する恐れもあります。

もう一つ気にしておきたいのは原油。昨晩原油在庫の増加が確認されましたが、WTI先物は72ドル乗せ。これは先般も指摘したように、原油を産出しない経常赤字国を苦しめます。具体的にはトルコ、インド、アルゼンチン、オーストラリア、インドネシアです。このうちトルコとアルゼンチンの脆弱性が際立っているので、また気にされる場面があるかも知れません。特に足元ドル安が進んでいるので、原油が上がりやすい素地があります。


新興市場も「やや売り」。本日は両指数共に軟調。朝方はしっかりしていたものの、東証1部市場が崩れてきたことで新興市場にも売りが広がりました。ただ本来本日のような欧州不安で下がるような理由も無いはずですから、相対的には新興市場の方に妙味がありそうな気がします。


ポートフォリオ銘柄】
MTG(7806)は続伸。終値ベースで約1ヶ月半ぶりに7000円を回復してきました。中国政府が機械や電気機器、繊維商品などの輸入関税を引き下げると発表しており、数字を見る限りそこまで大きな引き下げでは無さそうではあるものの、電気機器の引き下げは美顔器にとってプラス材料に。ヤーマン(6630)共々買われる展開になりました。

また来月からは中国で国慶節入りの大型連休になりますから、またインバウンド需要、期待感が高まりやすいタイミングになります。足元で化粧品株なども強く、この辺り再評価の波が押し寄せてくると見られます。


売りポートフォリオソフトバンクG(9984)は反落。後場に「ビジョンファンドを2、3年毎に1000億ドル規模で立ち上げていく」というBloombergの報道を受けて、財務負担拡大を嫌気する動きに。足元の株高水準はそのビジョンファンドの成功で出来ているのではないのかとツッコミたくなりますが、実際のところは市場環境も悪くなったところで良い利食い売りのタイミングにされたのだろうと思います。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


そして次回は9月の成績発表です。9月は売り銘柄が軒並みやられた月でした。この辺りは大いに反省しつつ、また翌月に繋げたいと思います。ともあれお楽しみに!


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ヤバイTシャツさん

今回のシルバーウィークは娘の服探しに翻弄され、正直あまり実りの無いお休みでした個人が輸入しているある遠くの子供服屋までわざわざ出かけたのですが、あまりにも様子がおかしいのでもう一度調べてみたら同名のスナックでしたし、その近所にあった目的地に辿り着いてみたら臨時休業だしで散々でした

しかし子供の服は色々買うけれど、親の服はみすぼらしいというのは「あるある」な話正確に言えば私だけがみすぼらしいのですが、それもそのはず、私の着ている服の主力は10年選手だったりするんですね基本ファッションには無頓着なので

が、そろそろ若い頃に買った服を着るのは限界感もあり、気に入った服があったら買おうとはいつも思っているのですが、そもそもセンスが無いですし、また良いなと思ったものはもう年不相応なので嫁に却下されてしまいますそうこうしている間に、また服不足のまま冬を迎えることになりそうです

ところでもう良い年だからというのもありますが、最近英語がプリントされているTシャツとかは着たくないなぁと思うようになってきました外国人が「烏賊」とか「日焼け」とか書かれているTシャツを意味もわからず着ているのと同様、実際向こうの人が見たら変な事が書いてあるような英語Tシャツは避けねばなりません

月曜に娘を連れて公園に行くと大勢の人が居ましたが、あるおじいちゃんが着ているTシャツは「Ultimate(究極)」でしたし、ある大人しそうなお母さんが着ていたTシャツは「resist(抵抗する)」でしたまあそういうブランドがあるんでしょうけれど・・・

今ギャル(死語)の間で流行っているとされる「X-girl」などは来年は着られないのでしょうから、私のように「長く着倒す」という概念こそ間違っているのかも知れませんともあれ服屋に行くと無難に落ち着いた柄のみ、という危なげないものばかりに目が行きます

ところで、月曜散々アチコチ行って夕方近所のスーパーに行くと、胸に「resist」とプリントされたTシャツを着ている人に遭遇顔を見てみると、朝に公園で会った大人しそうなお母さんでした公園とスーパーは結構距離があるのですが、なんたる偶然そしてそれが分かったのも着ていた服のお陰ということで、ある種子供の体操服のゼッケンみたいなものなのかもしれません

配当落ち分の再投資買いでしっかり

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日経平均は本日続伸。前日のNYは米中が双方に追加関税を発動したことでダウやS&Pが軟化。ただOPECなどによる増産拒否により原油価格が上昇し、エネルギー株が堅調でした。また対中関税の対象外となったAppleがしっかりでNASDAQも堅調。

それを受けた日経平均は朝方こそ先週末終値を挟んだ値動き。注目されていた日米通商協議(FFR)が翌日に延期となったことで手がかり難となりました。中国株は軟調スタートになったものの、明日の中間配当権利落ち分の再投資買いが入ってしっかり。引けにかけて買われ、高値圏で引けました。売買高は18億株台、売買代金は3.4兆円弱と膨らみました。優待人気の空運などが特に堅調。


投資判断は「やや売り」。アメリカの長期金利がここでまた3%を超えてきて、やや円安が進んで全般的にリスクオンモードになりました。ただドルインデックスがむしろ下落しています。

景気が良くなって金利が上がるというのがベストシナリオなのですが、今回の金利上昇は中国によるアメリカ国債売却といった動きも見られる様子。下記の記事はあくまで過去の話ですが、これはアメリカの金利上昇と合わせて中国の外貨準備減少という両面からのマイナス要因となります。まだ警戒水域ではないと思いますが、こういう動きがあるという面は認識しておいて損は無いでしょう。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-09-18/PF9QM86JIJUQ01

収まりがつかない米中貿易戦争ですが、このネタでは相場も大きく崩れなくなってきました。ただ今回一つ看過できない点として中国がiPhoneの部品を売らないと言い出したこと(※まだ検討段階)。元々今回の報復関税合戦は、中国からアメリカから買っているものが少ないために、物理的にも中国側が分が悪い(かけられる関税の余地が少ない)とされていました。
https://jp.wsj.com/articles/SB11278398798706413804804584477703785349432

しかし今回「売らない」と言い始めたのは、アメリカの根っこから景気を腐らせる作戦になるわけですから、事態は金額以上に一段と深刻さを帯びていると思います。

しかし何故貿易戦争が激化しているのに株価が上がるのか、ということを一応理性的に捉えてみると、関税を小出しにかけていけば、前倒し消費を順々に取り込むことができるからでしょうか。例えば消費増税前に住宅関連株が上がったりしますが、それは需要の先食いであったとしても、少なくとも次の決算の数字は良いので株価は上がる、というパターンに似ています。

卑近な例として私自身感じたのですが、先般の新型iPhoneの発表を見てどれもイマイチだったので「まだ別にiPhone4S動くし、次のiPhoneまで更に待とうかな」なんて思い始めたものの、今回もし本当に中国による部品供給制限となって次のiPhoneが無茶苦茶高くなる、あるいはそもそも次の新製品が出ない、ということになるのなら「じゃあやっぱり今回のやつ買おうかな」と思ったりしました。

つまり先に関税がかけられた商品に関しては需要は落ちるものの、第三弾のターゲットになっている商品に関しては需要の先食いが起こる、しかも第三弾のターゲットの方が規模や範囲が大きいので、指標的には好調を継続できる、これを繰り返していけば、長期的に順繰りに需要を先食いできる、というロジックになります。

まあ今回の株高が本当にそこまで見越したのかどうかは不明であり、個人的にはあくまで警戒より関税合戦が酷くならなかったことに対するアク抜けだろうとは思いますが。

日本の方は先週から一服のNT倍率の上昇ですが、パッシブ運用するファンドが日経平均型約15.4兆円、TOPIX型が約47.6兆円ということで、この配当落ち前後に恒例の配当落ち分の先物買いを入れて再投資する動きが出て、TOPIXの方が大きい分、NT倍率は低下するという公算です。

3月の配当落ち日(3/28)にはNT倍率がボトムとなり、そこを起点として半年間上昇が続きました。信用期日などから「半年リズム」というのは株式市場でよく見受けられますから、その意味でも次の変化点としては明日9月配当落ちが候補として挙げられるでしょう。一方、水準論での節目となると特に目先見当たらず、13.5倍台乗せを見ないことには収まらないのかも知れません。従ってもう少し上げ余地があるのかも知れません。

今週は重要スケジュールとしてアメリFOMCが控えています。利上げは確実視されていますし、また月末なのでそれ以外でも各国で重要指標が発表されやすい時期。

こうして振り返ってみると、状況はいよいよ年初に似ているような感じです。前年10月に連騰記録まで作ったのに超えられなかった23000円の壁を年初に突破→勢い良く急騰してボリンジャーバンド+3σを3日間攻める→その後も2週間高値をキープ、という動きになりました。今回も8月に8連騰→23000円の壁突破でボリンジャーバンド+3σを2日間攻めました。

ただ引き続き個人的にはここまでの株高は懐疑的です。これまで「アメリカ株とそれ以外」という動きが続いてきた中で、日本株だけが野党から抜け出す理由は特に無いでしょう。ドイツDAXは昨年末との比較では足元で下落率4.4%に対して、TOPIXは遂にプラスに転じてきました。つい2週間前までは日本株DAXも仲良く同じ6.9%の下落率だったのに、ここ一週間で日本株が急騰し一抜け。

この一週間で何か日本にとって良いことがあったのか。確かに本日半島情勢がまた一歩前に進んだかのように見えますし、一方イギリスのBrexitに対する警戒感も根強く残りDAXの足を引っ張ります。わかりきっていた安倍首相の再選がここまで好感されるのもおかしな話です。


新興市場も「やや売り」。本日は両指数共に堅調。富士フイルムHD(4901)によるiPS治験報道などを受けてバイオ株がしっかり。メルカリ(4385)やMTG(7806)といった主力株もしっかりでした。上がってきたらアンジェス(4563)のように増資せざるを得ないのが赤字バイオベンチャーの宿命ですが、そういう意味では株式市場は医薬発展に大いに貢献していると言えます。


ポートフォリオ銘柄】
売りポートフォリオ竹内製作所(6432)は続落。米中貿易戦争激化を受けてアメリカではキャタピラー軟調。それを受けて本日はコマツ(6301)や日立建機(6305)を含め日本の建機株にも売りが波及しました。その中では下落がマシな方でしたが、とりあえず次の決算を見て進退を決めたいと思います。


同じく売りポートフォリオソフトバンクG(9984)は反落。上述したようにNT倍率が低下してくる中で、本日も日経平均寄与度の高いファーストリテイリング(9983)と共に売られる形に。また特に利回りが高く無いのも両銘柄の特徴で、再投資買いが入り辛いところが本日下落の要因だったと見られます。


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アポー

英語が全くダメで「This is a pen」だけで将来的には翻訳機が出て一生乗り切れると思っていた私は、その大いなる反省から娘には子供の頃から英語を学ばせておいた方が良いとは思う反面「日本語が出来ない時期に英語も学ばせると混乱する」という意見もあり、まだ少し意識するのは早いかなとは思っています。とりあえず出来る範囲までにして少し様子見

ところで子供と英語、ということで思い出すのがかれこれ10年程前の話。私が前職のまだ見習いで、ベテランの女性の先輩と一緒にお客さんである個人学習塾を訪問しました。そこの学習塾の先生はかなり頭が切れてIQが高い感じなのですが、息子さん(3~4歳くらい?)がたまたま傍で遊んでいました。

先生は毎年アメリカの友人宅に一週間ほど家族で泊まりに行っているそうで、息子さんも現地に友達がいるようで、勿論ネイティブの英語に触れる機会があります。そこで先輩が息子さんに「○○ちゃん、これ英語で何て言うか知ってる?」と聞いてみました。手にはリンゴの置物を持っていました。

息子さんはリンゴをじっと見つめたまま何も答えません。そこで先輩が「あはは、やっぱりまだ子供だからわからないのねこれはアップルというのよ」と勝ち誇ったように(?)教えました。

すると息子さんはリンゴをビシッと指さし「これはアップルじゃないよ、アポゥー(ネイティブ的な発音)だよ」と。私は瞬間大爆笑しましたが、先輩の顔がリンゴの様に赤らむのを見て、必死に押さえ込みました

というわけで、私も時々絵本を見ながら「これは鳥、バードだよ」と言いながら、そのうち「父ちゃんの嘘つきバードじゃないよ、ヴォワードだよ」と言われかねないと思ったら、下手に口にしない方が良いのではないかと警戒しています

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日経平均は金曜続伸。前日のNYはフィラデルフィア連銀製造業指数が予想の17.0を大きく上回る22.9となったことなどを受けてダウが最高値更新と好調。

それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。アメリカの金利上昇なども背景に、保険株など金融株を中心に買われました。ただ窓を空けて寄りついた後は、寄り天の形となって上値の重い展開に。

それでも後場は中国株が強含んだことや連休前を控えた売り方の買い戻しなどを交えて一段高。引けにはFTSEの定期リバランスもあることで利食い売りが出ましたが、200円程上げて終えました。売買高は20億株台、売買代金は4兆円弱と膨らみましたが、引けで1.2兆円以上出来ており、リバランスによる嵩上げもありました。


投資判断は「やや売り」。金曜のNYは貿易戦争懸念の後退からダウが上昇。週間の上昇率は約2ヶ月ぶりの高さとなりました。一方、新型iPhoneを発売したAppleなどが下落したことでNASDAQS&Pは軟化。なおトランプ大統領の解任発動提案がされたと伝わりましたが、特段材料視されませんでした。

米中貿易戦争が一段上のステージに行っても株価は一段高。例えばもし自分が100億円単位の資金を運用する立場だとして、明日どういう発言をするかわからないトランプリスクに一々反応するかどうか。最初は反応していたものも、2年も付き合っていればいい加減動じなくなるでしょう。

大きな金額を動かす度に時間もコストもかかるので(一気に動かすとマーケットインパクトが大きくなってしまうので)、一々反応していられません。米中貿易戦争に巻き込まれないところに資金を向けよう、向けるにしてもきちんと決着が付いてからにしよう、といのうは当然だと思います。

日本株も素直に好感されています。確かに米中が仲良くしてくれれば、先般の機械受注が好調だったように、両国の貿易拡大による恩恵を受けやすい立ち位置であるのは確かです。

23000円という節目は日経平均では高い高い壁でしたが、ファーストリテイリング(9983)とソフトバンクG(9984)といった指数寄与度1位、2位銘柄が年初来高値を更新してくれば、そりゃ超えるよね、というレベルの話。このところ繰り返しているNT倍率の高止まりが顕著です。
https://nikkei225jp.com/data/nt.php 

少数銘柄による価格支配というのは、NASDAQにおいても行われていることなので殊更騒ぎ立てる必要が無いのですが、日経平均の場合は先物の影響が強いので余計に操作されている感があります。FANG銘柄は買われる理由が何とか付けられるのですが、少なくともファーストリテイリングが個別の業績や材料を元にここまでグングン買われる理由はまず見当たりません。

UNIQLOは確かに足元では秋風が吹いてきて秋物が売れやすい時期にはなりました。そこで近所のUNIQLOに行ってみたのですが、お昼時の時間帯ということもあったのでしょうけれど店内はガラガラ。店員の方が人数が多いという状態でした。先に行ったワークマン(7564)とは大違いです。

まあ近所にしまむら(8227)の別ブランドであるアベイルが出来た影響もあるので、あくまで私の行った店舗独自の事情なのかもしれません。が、そもそも我々も結局何も買わずに帰ってきた程、特に気に入った商品はありませんでした。

ソフトバンクも国内は通信料金引き下げ圧力、海外でもスプリントの統合延期、アリババのCEO交替などマイナス材料が多いです。ただ「既に通信会社や既存投資先といった過去の通知表ではなく、投資ファンドとしての価値が注目されている」と言われれば、確かに日本のバークシャー・ハサウェイと目される銘柄ですから、もっと高い評価があっても良いかも知れません。

このNT倍率偏重の歪はいずれ解消される・・・とずっと口酸っぱく言ってきて、全然そういう動きにならないのですが、きっかけとしては今月のメジャーSQが一つ挙げられるでしょう。先物自体の建玉が減れば、一種の裁定解消売りのような形で歪さが修正される可能性があります。実際、今週は少しずつですけれどNT倍率が低下しました。

もっとも、3月のメジャーSQ当日からピッタリNT倍率が上がってきたわけではないので、本命としては9月末の上半期終了なのかも知れません。ともあれ、これだけ歪さがハッキリしてくると、日経平均のチャートで論じるのは少なくとも日本株全体を論じるのに相応しくは無いと言えましょう。

日経平均のチャート的には7月安値から下値切り上げ型のきれいな上昇に見えますが、下方にアイランドリバーサルを残していることから、個人的な経験則「アイランドリバーサルの窓は埋める」という流れにひとまずはなってくると見ています。あるいは今後三角持ち合いがまだ続くかも知れませんが、ともあれ一旦下値を埋めに行く動きが出てくると思います。


新興市場も「やや売り」。金曜は両指数共に堅調。マザーズはここまで連続ストップ安だったそーせいG(4565)が一転大幅反発で牽引。バイオ的な扱いでもあるCYBERDYNE(7779)も触発されたような上昇になりました。新興市場も大型株にはFTSEリバランスの影響や、連休前のポジション調整的な意味合いもあったかも知れませんから、まずは連休明けのスタートに注目です。


ポートフォリオ銘柄】
MTG(7806)は反落。7月と8月の高値を結ぶ上値抵抗線や7000円という節目で上げ渋っている格好ですが、基本的には上述したようなそーせいGやCYBERDYNEの上昇により、マザーズ指数調整の売りが出たテクニカル的な要因と見られます。先のヤーマン(6630)の海外売上の伸びの高さから、同社の好業績は十分期待できそうです。


売りポートフォリオソフトバンクG(9984)は反発で年初来高値更新。金曜の日経には「アリババ株売却で来期は評価益1兆円」と報じられ、また上昇に勢いが付きました。正直、もう誰もソフトバンク企業価値を正式に推し量れなくなったけれど、とにかく上手くいっている、という部分が株高に繋がっているのだろうと思います。引き続き逃げ場探しの状況が続きます。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

愛の奴隷 後編

風邪を引いて1歳半の誕生日を迎えた娘の話の続きです。

やがて娘の朝食ができると、食べさせないといけません幸い、うちの娘は大の食事好きで、朝食が運ばれてくると嬌声を挙げて(?)迎え入れます基本的にはもう大体一人で食べるのですが、細かいところはフォローが必要です

その後は一応仕事モードに入るのですが、時折仕事部屋に容赦なく乱入してきます正直イライラしている時もあるので来ないで欲しいのですが、嫁が少し手を離せない時は一時的に相手をしなければなりません最近やたら私の座っているパソコンのイスに興味があり、そこによじ登ってはキーボードをバンバン叩いたり、電話機のボタンをプッシュしたりやりたい放題

昼にはまず娘の昼食を食べさせないといけません昼はメニュー的にスプーンに掬ってやる必要があるので、娘の食事が終わってから私の食事そしてすぐに後場が始まるので休む間なく仕事部屋に戻ります

最近はだいぶ減りましたけれど、時折嫁の手に負えない程号泣したりするので、あまりに泣かれると気も散りますし、援軍に向かいます必要に応じて抱っこして落ち着かせ、また仕事部屋に戻ります

むしろ仕事が終わった後や休日の方が大変というのは、基本的に娘が起きている間は面倒を見てやらないといけません夕方に皆で近所のスーパーに出かけるのですが、最近はベビーカーを嫌がって乗りませんなのでゆっくりと手を引いて一緒に行くのですが、途中で疲れるとまた抱っこして連れて行くことになります

勿論スーパーの子供用カートも嫌がりますなので嫁が買物をしている間はずっと店内を歩き回る娘が商品を触ったり、お客さんがぶつかったりしないようにガッチリマークをし続ける必要があります気が抜けませんし、手が付けられなくなったらまた抱っこ

そんなわけでスーパーから帰ってきたらもうヘトヘト次は晩ご飯が出来るまで相手しないといけないのですが、6時を過ぎた辺りからお腹が減ってきたら手が付けられない程ぐずります何とかあやしながら夕飯が出来上がるのを待ち、食べさせます食べさせたら私は自分のご飯をささっと食べて、お風呂の時間までまたあやしタイム

そしてお風呂に入れて服を着させて私の仕事はようやく終了となりますそこからまた一日の株式市場のまとめを書いたり、翌日の予想をしたり本業開始・・・結構ハードスケジュールです

よく周りの人に「2人目は?」と聞かれますが、もう無理無理子育てが終わった世代の人からは「そんなに大変?」と何故か同意を得られないのですが、他の子を見ても確かにうちの娘はだいぶじゃじゃ馬な感じなので、うちが特殊なのかも知れません・・・