KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

あーあー、あーあーあー、高校ー3年生ー♪

韓国はご存知のようにものすごく受験戦争の激しい国。韓国のセンター試験の日は、警官が受験生を搬送してくれたり遅刻しないように交通規制がかかったりと、とにかく受験生が一番偉い日になります。完全な学歴社会ですからとにかく良い大学に進学すれば人生を約束してくれるので、そんな大事を決める日には皆で全力で応援したい、そういうお国柄のようです。以前携帯を使った組織的なカンニングで大事件になった事もありました。

だから韓国の高校はとにかくすごいみたいです。毎日朝7時〜夜9時まで学校でずっと勉強漬け(××)昼食と晩飯は学校で済ませるのだそうで。それは特に進学校でなくても当たり前の光景らしいのです。おいおい、学力がドンドン落ちてる日本はゆとり教育なんて呑気な事やってたら負けるぞい(-。−;)

一昔前の日本でさえそこまでひどくなかったような気がします。まあもっと昔の中国には科挙試験という、合格すれば官僚となって超VIP、しかし超狭き門の過酷な試験制度がありました。アジアのこの辺りでは、そうやって勉強を競わせるのが一つの文化ですらあるのでしょうかね。

日本の受験戦争も私が受験生だった頃は既に沈静化していたような気がしますが、今は更に少子化でどこの大学も昔に比べて入り易くなっていますからね。すっかり学歴社会ではなくなってきました。受験生も売り手市場になって、定員割れしている大学は学校説明会でとにかく学生に媚びを売っています。受験生に色んな物をプレゼントして、いかにキャンパスライフが楽しいかを謳うばかり┐( ̄ヘ ̄)┌今や「8浪して東大に入った」なんて聞かなくなりましたもんね。私の好きなマッキーこと槇原敬之さんも三浪して青山学院大学に入りましたが、今時三浪する人すら珍しいのでしょうね。

ちょっと話が脱線してきましたが、今回は何となく興が乗ってきたので、このまましばらく脱線していきます。(脱線したまま続く)

さて、脱線したくない日経平均は本日続落。連休中のNYダウはサブプラ問題やIBM等有力企業の好決算が入り乱れ、結局は行って来いの値動き。シカゴ日経平均先物で見る限り、日本株には特段影響のない様子でした。なので朝方はプラス圏で推移したものの、最近特有の「後場下げ病」が再発し、後場開始直後から急落。107円にまで進展した円高も嫌気され、遂に14000円の大台を割って引けました。

投資判断は「中立」。先日伝えたように、ノックイン価格の時限爆弾が次々と連鎖的に爆発していくような悪循環相場が形成されつつあります。昨年12/29のブログに記載した「1月中旬から再度下落開始」の予想は結果的に当たっている感じになっていますが、本当はもう少し上の水準からの下落、つまり15000円程度まで上昇してからの下落予定でしたから、若干想定していた雰囲気とは異なっています。つまり本来であればもっと下値余地の大きいレベルでの下落を想定していたのですが、現在の水準は下値余地があるにはあるのですが、想定より少し小さい感じになっています。

ただ、市場の雰囲気も含めて「下値余地が小さいから反発する」という感じではありません。むしろ「もう良いだろう」と思って買いを入れてくる投資家を巻き込んで、更に下落する雰囲気の方が強いです。ですからここはとにかく見送るべき段階だと思います。テクニカル的に見ても、遂に日経平均も昨年6月安値を割り込んでしまい、完全に下落トレンドに入りました(TOPIXはとっくに割り込んでいましたが)。明確に底打ちするまで安易な買いは控えるべきで、もしリバウンドを狙うのであれば、とにかく機動力を重視してすぐ逃げる準備を整えつつあたる事が重要だと思います。

新興市場は「強気の買い」。しかし本日は3指数共に大暴落。特にヘラクレス指数は遂に1000ポイントの大台割れ。アセットマネージャーズ(2337)やUSEN(4842)といった時価総額の大きな銘柄がストップ安を連発しているのが大きな原因。これで昨年来安値を更新していないのはマザーズ指数のみになりました。

それにしてもヘラクレス指数の1000ポイント割れは、有り得ない異常値であると思います。過去に「マザーズ指数1000ポイント割れは有り得ない」とお伝えたのと同様の理由です(興味のある方は過去に熱っぽく語った2006年7/19ブログを参照してください)。しかしそうは言ってもマザーズ指数がかれこれ1年近く基準値割れしたままであるのが納得いかないのですが、論理的には間違っていないという自信があります。この異常値はやがて修正されるものと思われ、長くつきあえる方は大型株よりも新興市場買いで対応すれば、将来的には大きな果実を採取できるものと思っています。言わずもがな個別銘柄の選定には注力すべきですが。

オプトロム(7824)は続落で上場来安値更新。この銘柄に関してはとっくに見限っている銘柄なので、今更手出しは無用です。ただこういう市場の雰囲気であれば、特に1、2月は仕手株が跋扈する時期でもありますから、一発高もありそうな感じがします。でもまっとうな投資家は止めておいた方が良いでしょう。

ソフトバンク(9984)は続落。本日はBBフォンとソフトバンク携帯の通話料を無料にするという報道がありましたが反応薄。2000円割れ寸前の水準に。消費者である我々にとっては嬉しい限りですが、正直「今更?」という感じもします。他の通信キャリアもいずれ追随してくるのでしょうが、とにかくソフトバンクらしく先手を打った形。それにしても同社とマザーズ指数のチャートを重ね合わせてみると、ビックリする程よく似ています。同社が復活してくれないと、新興市場もなかなか転換できないようです。

JR東海(9022)は反発。こういう相場展開ではセオリー通りディフェンシブ株に買いが入ってくる動き。テクニカル的には5日線を支持線として上昇を続けており、明日の相場環境次第では大幅高も有り得る雰囲気。

任天堂(7974)は反落。本日の寄りから売りエントリーとなりましたが、寄り高の展開となって、良いところからスタートできた感じです。為替に関しては106円台にちょっと入ったところで円高も一服してくるかなと思いますが、今まで一貫して上がってきた銘柄だけに、売りに流れ出すと早いと思われます。

さて、先日損切りしたばかりのUSEN(4842)ですが、連日のストップ安で500円台目前。この水準まで来るとPBRベースでも1倍割れが意識され、平時であれば外資の買いが期待される水準です。ただ今は有事なので、簡単には買いも入ってこないでしょう。それでも長い目で見ればいくらなんでも下げ過ぎな感じがします。よって短期リバウンド狙いでもありますが明日の寄り付きにて再度買いとします。もう少し下落余地はありますが、ゆっくりと底入れし、最終的には窓埋め水準の800円後半を目指せるのではないかと思います。

とにかく最近の市場の荒れ具合から割安感漂う銘柄がゴロゴロしてきました。なのでそういう銘柄は積極的に買っていきたいと思いますが、簡単には上がらないでしょう。余裕資金で長い冬に耐えられる方は参考にしてみてください。

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→1490円 目標10000円

ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→326000円 目標75万円

オプトロム(7824) 5月25日より 59円→24円 目標80円

ソフトバンク(9984) 10月5日より 2400円→2010円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 10月15日より 117000円→111000円 目標20万円

武富士(8564) 12月21日より 2650円→2530円 目標3000円

JR東海(9022) 1月9日より 965000円→966000円 目標105万円

売り銘柄

任天堂(7974) 1月11日より 61100円→58800円 目標5万円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。