KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

正しく教育する義務

教育というものに関して一言。私はある程度詰め込み型の教育、度を超さない体罰は必要だと思うのですよ。先日も「生徒38人に平手打ち」というニュースが新聞に出ていましたが、そんなわざわざ新聞に載せないといけないような出来事ですかね?もし体罰等が間違っているとしても、世の中色んな所で理不尽な事があるんだよ、という部分を学ぶ機会だと捉えて欲しいとすら思います。でないと社会に出てから苦労するのは結局は生徒です。学校の生活が甘々だったら、社会の厳しさとのギャップに絶対苦労します。だから適応できなくて会社に入ってもすぐ辞めちゃうんですよ。まあ私も5年おきに転職しちゃう人生なので偉そうな事は言えませんけど(-。−;)

私の中学校時代の恩師は当時「教育委員会から体罰した事ありますか?というアンケートが来たけど、思い切りありますと応えてやったよ(^^)」と自慢げに言ってました。ちなみにその先生よりももっと体罰の激しい先生はいましたけど、案外体罰する先生ほど人気があったんですね。「悪いことしたから怒られた」というのは皆の気持ちの中に必ずあって、信賞必罰が生きていた。私もその先生が一番好きでしたし。ちなみに今は何の因果かうちの姪の中学の先生をされてますけど、無茶苦茶嫌われているそうです(;^_^A

私は今の教育制度崩壊の一番の原因はやはり親だと思いますね。結局親の躾が悪いから勉強しない→それが主流になって勉強しようというムードが学校でできない→学級崩壊、という図式に繋がってくるのだと思います。よく先生を批判するモンスターペアレンツが話題になっていますが、ここが一番の癌でしょう。注文付ける前に、まずてめぇの家庭を見直せっちゅーねん!!\(*`∧´)/給食費払え!!逆にお前んトコの子供が可哀想やろ!!

はぁはぁ・・・給食費?何の話でしたっけ?あ、そうそう、教育、教育の話でしたね(;^_^A

先生がどんなに親身になって生徒の気持ちを考えてくれたとしても結局赤の他人なんですよ。金八先生だって結局は他人。どんなに愛情を持って生徒にあたっても、クラスの生徒の数だけ分割されて、その分目が届きません。しかもその赤の他人が子供に接している時間なんて人生の数百分の一の時間なんです。子供に一番目が行くのは家族なのです。その圧倒的に接している時間の多い親がしっかり教育しないと、絶対に子供はまっとうに育たないと思います。(熱っぽく続く)

さて、まっとうに育てていきたい日経平均は大暴落。昨晩アメリカでシティグループの大幅損失が報道されるとドルが売られ為替は一気に106円台に突入。NYダウも大幅安となり、それを受けた日本市場は朝方から悲観ムード一色。見事なまでの全面安で、昨日14000円を割ったばかりだというのにあっさり13500円にタッチしました。

投資判断は「中立」。しかし売りに近い中立です。完全に「売り」としたいのは山々ですが、さすがにリバウンド狙いの買いも入ってくるだろうという部分を差し引いた結果です。ただ市場のベクトルとしては以前からお伝えしているように下落相場が続くと見ています。本日は売買代金も膨らんで3兆5千億。SQを除けば8/17の大暴落以来という高水準。売買高は30億株越えとセリングクライマックスを唱えるには十分な金額。

しかし私はまだ7:3程で「買えない」と思っています。最近後場に入ると急激に下げる現象が発生しています。今日も前引けが一応の高値となりましたが、後場からはあざ笑うかのように急落しています。

これには何点か理由が考えられると思います。例えば昼休み時間中にも下げ続けるアジア株、会社の昼休み時間中に株価を見てびっくりした個人投資家が投げ売り注文を出す・・・等色々考えられるかと思いますが、私が一番の原因ではないかとふんでいるのは、最近ずっと懸念しているリンク債のノックイン価格割れの連鎖爆発による先物売りが後場寄りに入ってきているのではないかという事です。

詳細はよく調べてみないといけないのですが、報道によればノックイン価格は11000円〜12000円付近に多く設定されているものの、13000円台で設定されているものもそれなりにあるとのこと。リンク債は総額で7000億円程度設定されているということですが、私募債等も含めるともっと金額は増えるという事です。

総額は実はそんなに大した事無いなという印象ですが、ある種日本のサブプライムローンみたいな負債になりつつあります(性質は全然違いますけど)。それで私はこういう仮説を立てています。それはリンク債を運用している機関投資家が、日経平均前引け価格でその日の終値をあらかた予想し、後場入り前後に予め先物売りを出しているのではないか。だから日経平均終値よりも前引け値を重視しているのではないかという事です。

であれば前日の前場終値を翌日の前場終値が下回れば、先物売りが発動する可能性が高いのではないかという仮説です。今日を例にとれば昨日前引け14142円を本日の前引け13841円が下回ってしまったために、後場寄りで先物売りが発動し、下落に拍車をかけたのではないかということです。逆に言えば、最近前引け段階で値を上げてくるのは、先物売り爆弾を何とか回避しようと試みて、結果失敗しているような感じです。

ですから、この先物売り爆弾が回避されない限りは下げ続けるのではないかと思います。よって明日に関して言えば前引けが13841円以上だったら短期的に底を打ったと見てリバウンド狙いの買いが許容できると認定できます。ただそのラインは本日終値から340円近く上にありますから、正直苦しいのではないかと思います。こういう根拠から私は明日もまだ買ってはいけない日だと思います。騰落レシオで見ると結構良い線いってますから、明後日から来週頭にかけて短期的に底打つとは思いますが。

新興市場は「強気の買い」。しかし本日も3指数共に大暴落。ヘラクレス市場では相変わらずアセットマネージャーズ(2337)、USEN(4842)がストップ安。大型株大暴落の余波は漏れなく新興市場にも響いている感じです。こちらは既にあらかた下がっていた事もあり、下値余地は小さいと見ていますが、マザーズ指数も最安値更新まで残り僅か。ここを割ってしまうと益々苦しい展開に。個人的にはこっち(新興市場)は余力の許す限り買って行こうと思っていますが。

ソフトクリエイト(3371)は続落で一時ストップ安。大きな投げ売りが出た模様。遂にPER10倍割れとなりましたが、全くの異常値だと思います。臆することなく買っていきたい場面。

オプトロム(7824)は反発。といっても1円上昇しただけですが、上昇率は4%越え。今日の値上がり率ランキングを見ると低位・仕手株が顔を連ねています。こういう相場動向も同社にとっては後押し材料か。

ソフトバンク(9984)は続落。2000円の大台割れとなっています。昨年7月の安値1894円がデッドライン。苦しい展開は同社だけではないですが瀬戸際。

武富士(8564)も続落。残念ながら損切りラインの2500円を達成してしまったため損切りとなりました。ただ正直こういう相場に消費者金融株は強いので、これからという気持ちもあったのですが・・・残念。

JR東海(9022)は反落。本日前引け間際にはディフェンシブ性を買われて気合いのプラス推移していましたが、引けでは力尽きて失速。急落後の高値979000円はとってきたものの、昨日言ったような大幅高とは残念ながらなりませんでした。テクニカル的にはストキャスの暗転が短期的には苦しいものの、MACDが好転してきており、中期的には強気で見ていけそうです。

任天堂(7974)は続落でストップ安比例配分。私の昨日の予想はあっさり外れて為替は遂に105円台にまで突入。それを受けて同社には売りが殺到し、遂に任天堂神話崩壊という感じです。何より需給の悪化が顕著です。今まで同社株を金の卵として売ってこなかった投資家も、他の銘柄の下げによって利益の出ている同社株を売らないといけない状況となっているのが悪い方に回転を速めています。明日にも目標達成か。

USEN(4842)も続落でストップ安。今日もストップ安スタートかなと思いましたが、さすがに少しは買いが入ってきた格好。だいぶ売り買い交錯している状況で、出来高も増えています。さすがに3連続ストップ安は過度な下落だと思われますので、逆に相場に先んじて反転してくる可能性が高いと見ています。

そしてアセットマネージャーズ(2337)も明日の寄り付きで買いポートフォリオ入れとします。現在の下落は業績悪化という実需を伴った下落ですが、中には狂乱の売りも混ざっているという認識です。株価は明日ストップ安水準で、業績発表前の半値水準(明日は制限値幅拡大の6万円まで)。いくらなんでも下落のスピードが早過ぎです。純粋なリバ取りでいけると思います。目標は設定せずに短期勝負でいきたいと思います。

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→1340円 目標10000円

ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→295000円 目標75万円

オプトロム(7824) 5月25日より 59円→25円 目標80円

ソフトバンク(9984) 10月5日より 2400円→1937円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 10月15日より 117000円→104000円 目標20万円

JR東海(9022) 1月9日より 965000円→962000円 目標105万円

USEN(4842) 1月15日より 598円→578円

売り銘柄

任天堂(7974) 1月11日より 61100円→53800円 目標5万円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。