KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

4月の成績発表

今週のお題「私のゴールデンウィーク
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以下最近一ヶ月で挙げた銘柄の一例です
(※それぞれの株価は提示値、提示投資期間終値等による実際の売買値です。)
★4/6  夢真HD(2362)        107円→125円     上昇率16.8%
★4/5【売り】ブイ・テクノロジー(7717)718000円→660000円 下落率8.1%
★3/31  竹内製作所(6432)      975円→1100円    上昇率12.8%
★3/28  デジタルガレージ(4819)   352000円→390000円 上昇率10.8%
★3/22  ニッセンHD(8248)      460円→518円    上昇率12.6%

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今日は4月の成績発表です。4月は株式市場も海外の上昇に連れて復興へと歩み出した月でした。そんな中で私のポートフォリオ銘柄はどうなったのでしょうか。早速検証してみましょう。

買い銘柄
ソフトクリエイト(3371)
 
2005年12月2日後場より 3470円→1181円(先月)→1196円(19営業日保有 上昇率1.3%)
水曜は東証1部指定替えによるTOPIX算入、投信組み入れによる実需買いが入り急伸。翌日も特段大きな反動は出ず、一時上値の重石要因となっていた1200円を突破してきました。足下では空売りも入ってきており需給は良好。なお同社の決算は5/9で今期も増収増益を期待できるものの、毎度の如く優等生過ぎて今更特段大きく好感される事はないと見ています。それでもきちんと成長を続ける良い企業ですから、気長に待ちましょう。

ソネットエンタテインメント(3789)
2006年1月20日より 390000円→290800円(先月)→304500円(19営業日保有 上昇率4.7%)
4月の株価は緩やかな上昇基調にありました。子会社のエムスリー(2413)の好調さにも牽引される格好。DeNA(2432)の方もやはり大きく増収増益を果たしてグループ全体しっかり。ただ親会社ソニー(6758)の個人情報流出問題の被害の大きさを見極めたい状況にはなってきました。

さしあたって同社の決算に関しては5/9ですが、ここは増収増益が確認される好決算になりそうです。さて毎回恒例の同社持ち株で評価した1株辺りの価値は52.0万円。水準的にもまだまだ割安。

みずほFG(8411)
2008年4月15日より (1000分割考慮)433円→137円(先月)→128円(19営業日保有 下落率6.6%)
先月から引き続き大規模なシステム障害の発生や東電(9501)に対する支援拡大によるメガバンクの負担増加なども嫌気され値を戻せず。アメリカの金融機関は好調を維持しているものの、邦銀に対する波及力は弱く国債の格下げ見通しなども専ら利益を債券売買で稼ぎ出しているメガバンクには逆風。

このメガバンクの弱さがTOPIX回復の足を引っ張っています。足下は反発のための底固めの時期。決算は5/13ながらも、事前に三井住友FG(8316)などの内容が伝わっているため、特段決算で株価が動くということはなさそう。

日本オラクル(4716)
1月18日より 3925円→3450円(先月)→3505円(19営業日保有 上昇率1.6%)
震災によるIT投資の減少と親会社に支払うロイヤリティの引き上げから業績懸念を受けて株価は底這い。ただ3400円での底が確認されて25日線も越えてきたため、そろりそろりと上昇に転じている段階。

一目均衡表では雲入りを果たして遅行線も実線を上抜け。次第に雰囲気は好転してきています。株価は悲観論を既に織り込んで、むしろ翌期以降の業績好転を織り込みに行く方向へ。

ロート製薬(4527)
2月19日より 986円→878円(先月)→823円(19営業日保有 下落率6.3%)
業種的には震災の影響が少なく、また工場等の地盤も西日本なので事業的な損害も無く、増配も発表したのに何故か震災後の株価推移が冴えず。全くもって不可解です。震災に対する支援にも積極的で、役員報酬の10%を震災孤児支援に充てるなど、道義的にも応援してあげたくなる企業なのですが。株価推移は全然ディフェンシブ銘柄でも無いですね。

テクニカル的には27日に出来高を伴った一方で、28日には逆撃の陽線を出してきました。ただ酒田罫線的に見ると連続タスキの形で更なる下落をイメージさせるものでもあり、ちょっと様子見が必要かも知れません。反転のきっかけは5/11の決算にあるか。

アコム(8572)
3月10日より 1200円→1100円(先月)→1182円(19営業日保有 上昇率7.5%)
ようやく震災前の水準まで戻してきました。木曜引け後に決算を発表。過払い金対応のため大幅な下方修正を余儀なくされましたが、既に先週の日経報道で2000億円の赤字と伝わっていましたから、むしろアク抜けに繋がるものと思われます。社債格付けの引き下げもありましたが、これもいわば後追いの事象。無論プラス要因にはなりませんが、今更悪材料視される事も無いと思われます。

あさひ(3333)
3月16日より 1272円→1450円(先月)→1600円(17営業日保有 上昇率10.3%)
震災後の自転車需要特需を睨んで買いポートフォリオ入れし、案外あっさり目標株価に達成してきました。その後も前回書いたように順調に上昇を続けていますが、大体1700円辺りで09年のピーク位になりますから、一旦頭打ちになると思います。貸借銘柄でも無いですから、一旦トレンドが変わったら逆に進み易くなりそうです。

古河スカイ(5741)
4/19より 215円→231円(14営業日保有 上昇率7.4%)
大型買収報道から押したところでポートフォリオ入れ。その後中国での自動車用電池向け合弁会社設立や前期見通しの上方修正などを受けて株価は上昇してきたものの、一方では上値も重い展開に。

木曜は自動車向けなどの震災後の減速を受けて3月のアルミ圧延品は8%出荷減と伝わるも、特段目立った下押し要因にはなりませんでした。国内向けアルミが弱含む中で海外での需要を取り込みに行く動きはもっと評価されるべき。今期以降の増益に期待し、5/10の決算に注目。


売り銘柄
コロワイド(7616)

3月23日より 462円→433円(先月)→442円(11営業日保有 上昇率2.0%)
震災後の居酒屋業界の逆風を見越して売りポートフォリオ入れとしましたけれど、案外底堅い展開が続いたので見切り利食い。ちなみに木曜の昼に大赤字決算を出してきましたが、むしろ織り込み済みと捉えられて売り一巡後は切り返してきました。早々に見切って正解でした。


以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると

結果0.11(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計9で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。


ちなみにその間
日経平均 4/1終値 9708円→9849円(19営業日 上昇率1.5%) 0.08(%/営業日) 

TOPIX 4/1終値 862→851(19営業日 下落率1.3%) -0.07(%/営業日)

今月もベンチマークに勝利。それにしても4月は日経平均TOPIXは対照的な動きをする珍しい月でした。NT倍率は結果月初の11倍→11.5倍に拡大している格好ですが、この数字は歴史的高値圏を示します。今後はこれらを沈静化する意味合いでも、上げ相場ではTOPIXの方が大きくなる(個人的には銀行株の上昇が大きくなる)し、下げ相場では大型株の下落が大きくなると見ています。

そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数357.4ポイント
となりました。5月は空売り銘柄も組み入れて、過去最高の365ポイント超えを目指していきたいと思います。

さて、5月以降の見通しに関してですが、以前ほどの悲観論は後退してきた感もありますが、逆に今は好調な海外市場に牽引されてやや楽観に寄り過ぎている感は否めません。計画停電などによる悲観は想定よりも緩和されるのではないかという見通しも強くなってきているので、それによる悲観的な見解は素直に是正されるべきでしょうが、絶好調のアメリカ市況などは景気指標ベースでは景気悪化を示すものが多いにもかかわらず、空元気が強い印象を受けます。

木曜の日本市場はGW前にもかかわらず、そんな海外市況に連れ高の形で積極的な買いが入り日経平均TOPIX共に高値引け。震災後の高値を抜いてきました。今年のGWは完全に連続ではなく、月曜と金曜にそれぞれ一日挟み何かあった時には売却の機会がありますから、過度にGW中の海外の値動きを心配しなくても良いのかも知れません。

特に木曜は決算発表社数が今シーズンで3番目に多く、GW後の値動きを占う上では需要な一日でもありました。連休明けの2日には、木曜に入ったであろうドレッシング買いの剥落と、これら決算の数字を受けて夏場までの方向性が出てくる事になるかと思います。2日の相場展開が堅調であれば夏場までも堅調な株価推移を期待できますし、弱ければジリ安の展開になってくるでしょう。実際に方向性が確定するのは決算のピークを過ぎる5/16以降でしょうが、あらかたここで決まってくると言って良いと思います。

足下の強さは上述したように海外市況の強さに起因するものではありますが、その主役は何と言っても外国人でしょう。為替が円高で高止まっているにもかかわらず日本株がここまで強いのは、ドル安によって日本株に対する資産価値が益々膨らむ外国人が買ってくれているからです。そういう意味では足下の相場は需給相場であると言え、これから決算が出て業績相場に移る頃に外国人がどう動いてくるかにも当然注意せねばなりません。

為替が円安に向かった場合、日本人投資家は業績相場を睨んでくる反面、今度は外国人投資家の売りが入って相殺され、思ったほど日本株は上昇しないという流れが想定されます。そうなると日経平均1万円より上値が重いと捉えられて、次第に下落していく可能性にも留意せねばなりません。

つまり決算通過後の推移と、為替の変化に対する反応をしっかり見極める必要がある、ということになってくると思います。


※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。