KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

あすなろう その後5

今週のお題「私の小さなこだわり」

氷見散策話はまだ続きます。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/man-dollar/KA.Blog/20110418.html

庫裏の中に上がらせてもらうと、いきなり衝立に描かれた達磨が喪黒福造ばりにドーン!!(××)うわー!!不意打ちを食らいます。裏には富山の五百羅漢像をイメージした漫画が描いてあり、さすがはA先生の生家ならではの一品。

そして座敷に上がると、あれ?誰かがこんなところで漫画を描いていますよ?よく見るとそれは安孫子先生の若かりし頃をモデルにした「まんが道」の主人公である満賀道夫を模したただの人形でした(;^_^A

しかしすごいのはその人形ではなく机の方。なんと「まんが道」の読者ならお馴染みの、トキワ荘藤子不二雄両先生が引っ越していった際、敷金と共にあの漫画の神様手塚治虫先生から譲り受けた机の本物が展示してあるのです!!(××)おぉ、これは国宝級やでー!!ちゃんと実物の漫画原稿も置いてあり、当時の雰囲気を余すところ無く再現してくれています。

これはファン垂涎の一品でしたが、もちろん実際にヨダレを垂らそうものなら大目玉( ̄Д ̄;;無論触る事もできません。私はただただありがたやーと拝んで、写真に納めさせてもらいました。

恍惚となった私は、ガイドさんの案内の下、更に先生の作品を見学していくのでした。(つづく)

さて、恍惚とする日経平均は本日反発。前日のNYは続々出てくる企業の好決算を背景に、各指数共にリーマンショック後の高値を揃って更新。ドル安を背景に株高・商品高、そして不安視されている債券も強く、市況はすこぶる良好と言えます。

それを受けた日経平均も朝方から買いが先行。既に決算を出した銘柄はキヤノン(7751)に象徴されるように余程内容の悪いものでなければアク抜け感から上昇し、為替が81円台と高止まりしている中でも先物主導で強い動きに。

中国株が安く始まった事を受けて昼休みを挟んで上値が重くなる場面もあったものの、後場には再度9700円を回復する程の粘り腰。引けではわずかに届かなかったものの、S&Pに日本国債の格付け見通しが引き下げられようとも強かったのが印象的でした。

投資判断は「中立」。ただ随分と雰囲気が良くなってきたので、以前までは「売りに近い中立」でしたが、今は「買いに近い中立」となっています。アメリカがあれだけ調子が良いのであれば、1万円回復も時間の問題かと思います。

今まで出てきている決算も波乱は無く、既に悲観論を織り込んでいた市場のマイナス要因になることもありません。ただし見通しを出していない企業も結構あり、また本日の上昇の中にはドレッシング買いも少し混じっているようですから、当然まだ油断はできません。

新興市場は「強気の買い」。本日は高安マチマチでマザーズ指数は遂に11営業日目で反落となりました。ただこれで75日線に頭を抑えられてトレンド反転・・・とは私は思っていません。おそらくGW中、後も強さを継続していくと見ています。回転が効いていて値幅も取れ、震災に関係なく為替にも影響されませんから。新興市場の強さが個人投資家の雰囲気を随分と好転させ、それが東証1部にも良い形で波及して相乗効果を生み出しています。

余談ですが、ホリエモンこと元ライブドア社長の堀江貴文氏の収監が決定してしまいました。新興市場バブルの終焉となったライブドアショックからの下落に、一つの区切りがついたような形です。

個人的にはどうも納得がいきませんね。別に彼は無罪だなんて言うつもりは更々ありませんが、証券取引法違反での実刑・収監は例が無く、明らかに過剰な見せしめ的要素の強い判決と思います。

一方それならより悪質な日興コーディアルの粉飾は何故罰せられないんでしょうね?額・規模・組織ぐるみのどれをとっても日興の方が悪質で、まして一番証券取引法をしっかりと遵守すべき、そして垂範すべき証券会社の粉飾なのに。世の中やはり国家権力に根回しやコネが必要なんですね。それができれば道理は曲げられ出る杭は打たれる、旧態依然の非常に不条理で嫌な世の中です。


ポートフォリオ銘柄】
ソフトクリエイト(3371)は大幅反発。本日は以前から指摘していた通り、TOPIX算入による大口需要がありました。同様に同時期に東証1部指定替えを果たした値上がり率1位のダイト(4577)、イノテック(9880)、クスリのアオキ(3398)なども値上がり率上位にランクイン。ただこれほどまでに露骨に値上がりするパターンも最近では逆に珍しいような気もします。

また同時に浮動株比率の見直しなどもあって、第一生命(8750)や大塚HD(4578)などの楽しい仲間も引け際にポポポポーン!ときました。

ただしやはりこれらの銘柄は明日は反動安が生じる可能性が高いです。一方で空売りもその分大量に入っていますから、下落幅はややマイルドにはなるでしょうが。実需買いではあるわけですし。その分一般的に空売りのできないイノテックの反動は大きくなってくるでしょう。

同社は終値ベースでは何とか権利落ち後の高値を更新してきましたけれど、結局売出価格は回復できず。1200円より上の重石を取り除くには来月9日の決算次第ですけれど、いつも優等生な決算しか出さないので、あまり決算で大きく買われるという事は無い銘柄です。もし抜けられないのであれば、需給バランス的に5月いっぱいはジリ安も覚悟せねばなりません。

みずほFG(8411)は反発。ただメガバンク各行は日本国債の見通し引き下げを受けて共に上値が重く、市場全体の上昇の割には弱い印象。一方で大和証券投資判断引き上げなどもあってかろうじて強含んだというところです。

また本日引け後には三井住友(8316)が東電(9501)株の損失処理によって下方修正を出してきました。この辺りは既に織り込み済みで、これで明日のメガバンクのアク抜けに繋がるのではないかと思います。同社は足下何とか120円台後半で値固めしていますが、少なくとも決算発表がある5/13までは耐えられそうです。

あさひ(3333)は続伸。ただこちらは昨日の段階で目標株価1600円に到達したので、無事目標達成利食いとなりました。まだまだ上昇しそうな感じがしますけれど、一ヶ月で25%超も取れましたし、この辺にしておくべきですね。


【注目銘柄】
三機工業(1961)は続落。この銘柄に関しては20日に有料メルマガで売りで取り上げ、足下まで全体相場が強い中でも着実に下落を続けています。まだ完全に下落が終わったわけではありませんが、また例によって取り上げ根拠を抜粋しておきます。

「三井系の設備工事大手。復興関連銘柄として物色されてもおかしくない業態だが、それ程強く意識される株価推移にはなっていない。

本日の日経で「三井生命が300億円超(簿価)の国内株を売却する方針」と報道されたが、同社の筆頭株主にあたる。1/3程度売却されるとしても200万株超の売り圧力となり、需給を悪くするには十分の要因。

実は同社の大株主には日本生命、明治安田生命と並んでおり、これら3社で2000万株超保有している。他の生保が同じように考えるならば、我先に、もしくはある程度同社、他の生保と折り合いを付ける形で売却に向かう悪い意味での競争原理が働く事になる。事実、明治安田の運用計画でも株式資産の圧縮がやはり伝わっている。

ただ同社は現預金が第三四半期時点で316億円あるキャッシュリッチ企業であり、その結果PBRも0.5倍程度。仮にこれら全てを自社株買いで応じても100億円程度であるから対応可能。いずれにせよ流動性資金が縛られる事になるし、何より安定株主が減るという事は将来の売出不安にも繋がる。アナウンス面の悪材料や心理的不審は残る。

テクニカル的には足下25日線に下支えられる格好で500円台を維持してきたが、終値ベースで500円は割り込んできた。震災後は492円を下値に推移しているが、ここを割り込むと3/22の上昇で開けた窓(454円〜483円)を埋めに行く動きに移行すると見られる。

一目均衡表の雲は明日自然な形で上抜けする事になるが、雲は薄いままで下値支持も期待薄。遅行線の方も実線を抜いてきたが、下落基調であれば再度下抜けする形になり易い。ストキャスも暗転してきている事から、足下は売り圧力が強そう。

そもそも06年1月からずっと下落歩調が続いていて、3/15の400円割れで底を打ったとも言い切れない状況。需給面では信用倍率が2.2倍台で決して高くも無いが、同社の09年〜10年10月頃までの信用倍率はずっと1倍割れの売り長銘柄だっただけに、足下の水準が決して良いとは言えない」


そんな有料メルマガは引き続き募集中です。下記フォームからお申込ください。
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そして次回は4月の成績発表です。それなりに悪くない数字になると思うのですが果たしてどうでしょうか。お楽しみに!

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以下最近一ヶ月で挙げた銘柄の一例です
(※それぞれの株価は提示値、提示投資期間終値等による実際の売買値です。)
★4/6  夢真HD(2362)        107円→125円     上昇率16.8%
★4/5【売り】ブイ・テクノロジー(7717)718000円→660000円 下落率8.1%
★3/31  竹内製作所(6432)      975円→1100円    上昇率12.8%
★3/28  デジタルガレージ(4819)   352000円→390000円 上昇率10.8%
★3/22  ニッセンHD(8248)      460円→518円    上昇率12.6%
★3/15  ブイ・テクノロジー(7717)  550000円→700000円 上昇率27.3%

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