KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

めーめーめーめー

羊の毛刈り話はもう少し続きます。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/man-dollar/KA.Blog/20110506.html

もう一頭の羊も餌でおびき寄せる作戦で、飼育員の方が檻の外まで誘導しようとします。ただ既に毛刈りが済んだ羊の方が、餌に釣れてまた出てきます(;^_^A卑しい奴め。結局2頭共出てきました。

が、勘の良い未だ毛刈りの済んでいない方の羊は、人が多いのを見ると、すたこらと逃げ出しました。檻の中に戻ろうとします。

逃げ戻る羊。ちなみに後ろの毛刈り告知の掲示の絵がなかなか良い味出しています(;^_^A

ただ戻ろうとする羊の行く手を飼育員さんがブロックすると、さあ大変。突然羊が方向転換して駆け出し、客の方につっこんできます( ̄Д ̄;;おばちゃんが「うわっ!!」と避けると、羊は猛然と私の方に向かって突進してきました!!ギャー!!(××)

・・・小学生の頃は反射神経だけは良くて、ドッチボールではとにかく逃げまくって最後まで残って、結局一番最後にボールをぶつけられていた私。しかし、今はそんな反射神経も霧散してしまい、羊の突進をかわすことができませんでした。ただ、羊の方が寸前で方向転換し、私のすぐ脇を駆け去って行きました。

ほっと一安心。でもまあ体当たりされても羊毛がクッション代わりになるから大丈夫でしたかね(;^_^Aただ一安心ではないのが動物園の方。羊はそのまま向こうの方に風と共に駆け去ってしまいました(・・;)

・・・そんな騒動の最中、他の動物たちはやっぱり寝ていました(;^_^A(つづく)

タヌキ寝入り

アライグマも昼寝中


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さて、一安心できない日経平均は金曜反発。前日のNYは強弱の経済指標が出てくる中でヨーロッパ株安もあって朝方は売られる展開。しかし米国債の入札が低調に終わると、リスク選好の動きが出て切り返し、各指数共にプラス転換。直近安値を下回らず、短期下落トレンド入りを阻止できました。

それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。ただSQが9758円に決まると、次第に上値が重くなる展開に。また後場にメガバンクに対して枝野官房長官が東電(9501)に対する債券の放棄を言及したことで、メガバンク株先導で下落。後場の高値では終われたものの終日軟調な推移が続き、結局幻のSQ値となりました。

投資判断は「中立」。金曜は決算発表のピークで、これで大方の決算が出揃いました。来週からいよいよこれらの業績を受けて方向性が出てくるものと思われますが、総じて決算は良い印象のものが多い感じがします。3.11以降ほとんど「特需」や「テーマ」しか買い材料の無かった株式市場ですが、その形の見えない期待感や不安は剥落し、実態を折り込みに行く流れになると見ています。

簡単に言えば、今まで震災の影響を過剰に警戒されて売られていた銘柄は買われ、その逆は売られ、というような流れに転換していくと見ています。その象徴が自動車株であり、小売り株であり、広告代理店株であり、逆では建設株や代替エネルギー株の中で決算が出たものでしょう。これはあくまで体感的なものですが、値上がり、値下がり率ランキングなどを一覧すると、今までとは方向性が明らかに変化したような印象を受けました。

新興市場は「強気の買い」。ただ金曜は2指数共に軟調。前回「引き続き新興市場は強い動きが継続しそう」としましたが、逆を行ってしまいました。それを牽引しているのが上述したように代替エネルギー株の反落。マザーズ市場では今まで上昇していた銘柄がそのまま下落率ランキングに移行した形です。

特に日本風力開発(2766)なんて決算が悪いことは自明でした。ある種ようやく需給相場から業績相場へと移行していく感じであり、次第に決算の良かった銘柄のみが上昇するまともな相場に変化していくものと思います。

中でも大型株とされるものは比較的決算の数字が良かった印象です。特に時価総額の大きい銘柄に、決算後好感されている銘柄が目立ちます。例えば金曜は楽天(4755)が大幅高となりました。

指数は金曜こそ下落となりましたが、端境期のため致し方なし。来週辺りから大型株中心に買い戻されて再度強含む展開になると見ています。


ポートフォリオ銘柄】
みずほFG(8411)軟調。上述のように昼休み時間中に官房長官の発言が伝わると、メガバンクは揃って急落。個人的には債権放棄は通常であれば当然と思うのですが、金融機関は事故後に総計2兆円の融資を決定したばかりであり、それのどれだけを放棄することになるかはわかりませんけれど、このままだと純粋な東電に対する義援金になりかねません。何か嵌められたような感じですね。

そもそも「賠償金額に上限は設けない、これは免責の中の予測不能な異常な天災ではない。しかし電気料金の引き上げはしない」というのは、多方面に対する「いい格好しぃ」だと思うのです。政府の指導力を見せつけるのではなくて、とにかく国民様のお怒りに触れないように「いい格好しぃ」して顔色を伺い、穏便にその場を取り繕おうとしているとしか思えません。

そのロジックを通すのであれば、三方一両損の形で電力料金の引き上げはやむなしと思うのですが、この辺りの話を書き出すとまたとても長くなってしまうので、今回はとりあえず割愛します。

本日引け後に決算を出しましたが、見通しに関しては未定。というか、結局今回の一件で益々見通しが立ち辛くなりました。銀行株の上昇が無いと日本株の上昇も無いですが、この決算を通過しても上放れのきっかけにはならないようですから、またしばらく上値の重い状態が続きそうです。

ロート製薬(4527)は続伸。一昨日に出した好決算を受けて強い動きが続いていますが、もともと震災後に何でこんなに下落して、何でこの株価水準で放置されていたのかが全くわからない状況でした。震災の直接的な悪影響を受けない業種なのに。

テクニカル的には3/31の戻り高値と75日線が同水準にあり、890円超えは第一関門。ただ今回の好決算で商いを伴っての上昇になっていますから、この勢いを借りればひとまず941円まで開いている窓埋めは可能と見ています。

アコム(8572)は反発。昨日の決算を受けて買い気配スタートとなったものの、高値陰線となってしまいました。寄直後の気配ベースでは1400円超えだったのですが、目標にわずかに届かず。個人的にはこれで概ね目標達成、終了と見て良いのですが、折角ですから本日出たプロミス(8574)の好決算を受けて、来週再度買われる動きを期待します。


【注目銘柄】
トクヤマ(4043)は大幅下落で東証1部値下がり率上位。この銘柄は昨日11時に出した決算を受けて、急遽昨日の昼休み時間中に有料メルマガで売りとしました。その後、後場は買い気配スタートとなったのですが、見事後場寄りがほぼ高値に。お陰で下落に勢いが付いた感じです。目標株価の400円にあっさり到達となりました。

いやー、市場の流れに逆らって、ちゃんと決算内容を見極めて自分の主張がここまで見事にはまると気持ち良いですね。バシっと決まったので、取り上げ根拠を以下に記します。
「山口に本社を置き、塩化ビニル、多結晶シリコン、セメントなどの製造。多結晶シリコンは太陽光発電パネルに、セメントは復興需要に、ということで、復興関連銘柄としての位置付けが高く、期待から震災後は高値圏を維持。多結晶シリコンの好調もあって4/27に今期黒字転換を出した大阪チタニウム(5726)に連れ高する形で上昇し始め、更に同社も先日9日には前期決算予想の上方修正を発表し、株価は更に上向きかけた。

ところが本日発表した決算では、今期見通しはわずかな増収と営業減益見通しで、四季報予想も下回る内容。期待の多結晶シリコンの増産決定により収益改善を狙うも、セメントを始めとしてその他の製品は原材料高などを受けてトータルでは減益。為替前提も90円であり、何とか見栄えを取り繕った印象がある。多結晶シリコンは引き続き収益の柱として成長するであろうが、全体的に物足りない印象。むしろ今後は世界的な増産を背景に、コスト競争力の激化が懸念される。

目先はその反動が出てくるものと思われる。株価は1/19,3/30,5/9高値を結んで形成される上値抵抗線を越えられず、下押しの形。足下は430円に位置する200日線が下値支持となるかどうかであるが、今回の決算を受けて割り込んでくるのであれば狙い目。上値抵抗線付近でのしこりが残っている状況であり、需給バランスは悪い印象。ストキャスは暗転しており、一目均衡表の遅行線も実線を下回っている。ボリンジャーバンド+2σで上値は抑えられている印象もある。

ただ下値は75日、25日が支持線となりそうで、そこが第一関門。そこは全体相場が弱含んでくるのであれば、突破は可能と見る。一方それを抜けた後の400円は昨年7月からの下値抵抗線であり、かなり強いものと見られ、同時に一目均衡表の雲上限にも達する事から、下限はそこまでと見たい。

信用倍率は上値を取りに来る段階で同社にしてみれば改善してきているものの、買い長の状態であるには変わりない。また昨年11月に戻り高値483円を付けているが、丁度期日到来にも合致してくる」

400円から下値は固そうとしたことで、一転ドテン買いに転じ往復で取りに行く方もおられるようです。無論、私もその考えを支持します。

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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません