KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

SQ前の魔の水曜に

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日経平均は本日大幅反落。前日のNYが軟調だったことや、昨日の日銀黒田総裁の会見を受けて失望感から朝方から売りが先行。特に銅価格を始めとする商品市況の下落が景気減速感を印象付ける格好になりました。中国の業者が使いもしない銅を購入し、それを担保に借入を行っていたものの、先日の中国企業の社債デフォルトによって中国の金融引き締め懸念が蔓延。それによって担保の銅が市場で売却されたことで売りが売りを呼ぶ流れに。

一方、渦中の中国市場は日本程の下落でもなく。いつものパターンで日本株が最も悪影響を受ける格好で、為替が円安方向に振れても効果無し。昨日発表された2月工作機械受注は前年同月比26%増と良かったものの、中国の影響度合いが強い業界であることから、6000番台の機械株中心に売りが目立つ展開になりました。やっぱりSQ前の魔の水曜で全面安に。売買高は20億株台、売買代金は2兆円割れと相変わらずの低水準でした。


投資判断は「やや買い」。本日は急落となったものの、明日はSQ前の最後の日。先物売りの反対売買がまだ残っているらしいこと、またオプションコールの建玉は16000円が一番多いことから、需給的には全般的に現水準よりも上に振れやすい状況にあると思います(現実的に16000円のコールは死んでますが、次点は15500円コール、次は15000円コールの順)。市場の出来高が薄いので、尚更こういった派生商品の思惑に振らされそうです。

一方テクニカル的には日経・TOPIX共に一目均衡表の雲ねじれ部分に突っ込んだところで突破失敗。遅行線も雲を下抜ける形になりました。75日線は下落に転じてきており、トレンド転換失敗ということなので、一転失望の投げが出やすい場面に。TOPIXは5日の急騰で開けた窓をきちんと埋めに行く流れになりました。

そして明後日はメジャーSQですし、来週はFOMCが控えます。特にアメリカは今週に入ってチャートが崩れ始めており催促気味な感じです。しかし雇用統計の翌週の動きが今後一ヶ月のトレンドを決めることが多いので、催促のつもりで下落しているとそのまま下落が続くことにも成りかねず注意が必要です。

手控えさせる材料が目白押しですが、需給的には3月末の権利取りの動きも引き続き出やすい頃合いです。例年3月のSQ通過後は買われやすい地合になることもあって、国内需給要因的には基本は下値切り上げ型の戻りを試す流れになりそうです。


新興市場は「中立」。本日は両指数共に軟調東証1部に連れ安する形になりました。本日は2社のIPOがありましたが、そのうちのマザーズ上場のエンバイオHD(6092)は初日値付かずの人気ぶり。先日のサイバーリンクス(3683)が以後何とか上放れの動きになっており、セカンダリを期待した形になっています。ただ資金は引き続き値動きの良い銘柄のみに集中し、全般に波及するような元気はありません。


ポートフォリオ銘柄】
みずほFG(8411)は続落。ただ市場の大幅な下落に比して底堅い値動きでした。本日の地合の悪化が先物主導であることを証明しているような感じでもあります。昨日の日銀金融政策決定会合では現状維持ということで期待感も膨らみませんでしたが、やはり3月末の配当権利取りの動きが出ることで下値はしっかりしています。


東京ガス(9531)は反落。先般より関東の戦略特区構想が伝わり、含み資産関連株が強い値動きに。同社も広大な土地持ち企業として連想感からしっかりしていました。加えて昨日はガスの取引所開設検討と伝わったことで、ガスの調達コストを引き下げられるという思惑から大きく買われる動き。更に電力無き今、こちらも安定配当の優良株として3月配当取りの動きが出やすいところです。

ただ昨日の急騰やここまでの値戻りの良さから、この辺りが一度利食い圏かと思います。ロシアの情勢は引き続き緊迫していますし、原油価格の下落がエネルギー価格全般に影響しそうですし。そんなわけで明日の寄り付きで利食い終了とします。


岡部(5959)も反落。昨日は3.11から3年ということで建設株が全般的に買われ、ゼネコン、セメント株、そしてライト工業(1926)や同社のような復興関連株にも買いが入りました。本日はその分の反動が出ている格好。テクニカル的には1450円辺りに抵抗力がありそうなので、その辺りまでの押しは想定しないといけないでしょう。


【注目銘柄】
鹿島建設(1812)は反落。こちらは日曜配信の有料メルマガにおいて買いで取り上げ。月曜、火曜とスルスル上げてくれましたが、本日はさすがに地合に押されて反落となりました。東京オリンピック開催が決まった昨年9月に高値を取ったゼネコン各社の信用期日が通過しつつあること、また3月株高の習性を持っていることから取り上げ。加えて上述のように震災復興関連としての時期的なテーマ性もあります。

当然目標株価はまだまだ上に見ているので、また目標達成となり次第こちらで取り上げ根拠の詳細などを記載します。


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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。