KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

海外がお休みの間に続伸!

★☆★☆ 第13回目の開催決定!

テレビ東京日経CNBCラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で13回目となる自主開催セミナーを開催されます!!

馬渕治好氏略歴
http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html

内容 :「世界経済・市場展望」
(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 
日時 :3月21日(水・祝) 13:30~
場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡
参加費:4000円

事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。

詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。
http://kokucheese.com/event/index/504658/

東京では3日で定員に達する人気セミナーです。
当然私も参加します(^_^)/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

日経平均は本日続伸。朝方発表された1月貿易収支は季節性からから赤字が見込まれていたものの、予想よりは少なかったことからドル円はやや円高に。ただ先週末のアメリカ株の強さもあって買いが先行すると、一時22000円を回復する場面がありました。ただ22000円達成感から上値が重くなる格好。売買高は10:45段階で5億株台とアメリカがお休みの中で減少気味。


投資判断は「売り」。日本株は結局今年も日銀と外国人投資家がどのように動いてくるかが重要になります。

その日銀に関しては、ここから正式に決まる副総裁人事も大きく影響してくるでしょうけれど、基本方針としては恐らくは債券同様、ステルステーパリングという形で買い入れ額は引き続き年間6兆円を掲げる一方、実際に買い入れされる額は減らされる傾向になるのだろうと思われます。

それ以外の勢力としてはGPIFなどの年金筋は、既に日本株の買い付け目標に達してしまっており、今後株価が上がってくるようだとリバランスの意味合いもあって売ってくる勢力になります。また、そもそも人口構成上、年金支払いが増えていくわけですから、換金売りの方が出やすい勢力であると言えます。

と言うわけで、今年の日本株も上昇するかどうかは、外国人買いにかかっている、と言えるでしょう。ただ外国人と日銀が両方買ってくる、というわけにはいかず、例えば外国人が買ってくると日銀は買いません。そういう意味では裏返しに「日銀の買い付けを上回る売りがどれだけ出てくるか」が下値を測るポイントになろうかと思います。

次は為替ですけれど、為替のファンダメンタルズで重要なのは両国間の金利差ではありますが、日本株に最も影響度合いの強いドル円の方向性としては「アメリカはテーパリング、日本は未だ出口に言及せず」ですから、円安圧力が強まっても良いはずです。なので、短期筋の建玉は未だ売りポジションに賭ける人が多い状況です。
http://www.dai-ichi.co.jp/market/cftc.asp?cd=5070

が、実際にはアメリカの長期金利が上昇しているにも関わらず、円高がグングン進行しています。

そもそも為替も株式同様にファンダメンタルズだけで値が決まるわけではなく、究極的にはその通貨を必要とするか否かの「需給」が値を決めます。その需給を考える上で無視できないのがユーロドル相場。何故ならユーロドルは通貨取引の中で最も大きいので、そこでドル売りが発生するとドル円でもドルの価値が下がることで円高となります。

そのユーロドル相場ですが、チャート的に節目の1.2ドル台を上抜いて、グングン伸びています。アメリカで進んでいるドル安を無視してドル円だけ語ることはできないでしょう。1.2ドル~1.4ドルが14年にEUのマイナス金利導入などで急落したゾーンですから、上値は軽いところです。

それ以外では北朝鮮問題は正直考えても無駄なので割愛。個人的には動くなら中国が先なので、アメリカと北朝鮮の戦争は起こらないと見ています。

最後に年初に出てきた「19年度の税制改正に、株式の売却益、配当の増税検討」との報道。おいおい、ふざけるなよ、と言いたいとんでもないニュースです。
https://news.yahoo.co.jp/byline/takerodoi/20180102-00080018/

私が証券界に入った時の源泉分離課税(売却代金の1.05%)→申告分離一本化の軽減税率(10%)→軽減税率廃止(20%)→復興税率加算(20.315%)と、みるみる税金が上がっています。軽減税率廃止で代替的にNISAが導入されましたが、こんな使い勝手の悪いシステム要らないから、源泉分離課税を復活させろと言いたい。

そもそも配当金は法人税も取られ、そこから支払われる配当に税金が課せられる二重課税。それを黙認した上で更に加算しようというのは、一体どんな狼藉でしょうか?歳出にメスを入れないで歳入を増やそうとする。「株価が96年以来の高値だから文句無いだろう?」とでも言うつもりなのか。

本当に増税を検討するならば、少なくとも私は自民党には投票しません。それくらい愕然とする報道でした(なお、まだ決まりではありませんが証券界の力は弱いのでどうなることか)。政府は本当に貯蓄→投資を促そうとしているのか、あるいはもう日銀が株を買うから、国民の財布にはアテにしないのか。投資家をバカにしていると思います。


新興市場は「やや売り」。本日は両指数共にしっかり。東証1部市場が為替警戒感や外国人不在で商いが細る中、ひとまず安心感から新興市場の方に買いが集まる格好になっています。

特に週末に発表された先々週の投資主体別売買は個人による買い越しが7458億円の買い越しで過去最高に(うち1644億円分は空売りの買い戻しと見られる)。しかも3週連続の買い越しであり、個人投資家の比率の高い新興市場は買われやすいのだと思われます。


ポートフォリオ銘柄】
売りポートフォリオソフトバンクG(9984)は続伸。アメリカ株が急回復している中、連れ高の動きになっています。ただ足元の金利上昇局面において資金繰り不安が高まる中、資金調達手段である携帯電話事業のソフトバンクKKの親子上場がきちんと認められるのかどうか微妙なところです。


そんな中、今回は一銘柄売りポートフォリオに入れたい銘柄があります。それは住友不動産(8830)です。

正直、不動産株なら何でも良いような気もしますが、足元の金利上昇で一番苦しいのは不動産株だろうと思います。ただ足元で個人投資家の下値拾いもありますから、敢えて売買単価が高く、個人投資家が買い辛い不動産株をチョィスしました。

業績的には進捗率は高いのですが、この辺りはどのタイミングで物件が売れるかに因りますから、あまり意味がありません。同社は「新築そっくりさん」のリノベ事業は好調ではありますが、主力はやはりオフィス賃貸やマンション販売。12月期決算の東京建物(8804)の来期見通しの横ばいを見てもわかる通り、この辺りのピークアウト感は次第に出てくるだろうと思います。

チャート的には13年、15年の高値を結ぶ上値抵抗線の延長線が上値を抑えてくることから、どんなに戻っても今年の高値を上回ることは難しそうです。そんなわけで本日引けでの売りポートフォリオ入れ、目標株価2500円とします。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

チョコチョコと

今年のバレンタインデーも過ぎましたが、年々貰えるチョコが減ってきていますまあ結婚もしてこんな年ですし、今や自営業の身とあっては義理チョコすら無く、ここ数年は身内だけなのですが。その身内も、遂に嫁も母親もくれなくなってしまい、姉と姪っ子から貰うだけにまあ貰ったらお返しも大変なんですけれど

嫁に至っては何年前からか食べる側に回っており、14日もスーパーでチョコパンを買ったので「あー、これをくれるのかな」と思っていたのですが、翌朝一人でモシャモシャ食べていました一口くらいくれるかと思いきや、気付いた頃には完食していました・・・

そんな希少な存在となったチョコをくれる側の姪も、遂に今年結婚クリスマスにプロポーズされ、来月には入籍するということで、かなりトントン拍子で話が進んでいますうちの父親が亡くなってからはめでたいことが続いているのですが、ともあれこれで恐らく来年からは貰えなくなりますね。いよいよ姉のみに・・・

個人的にはゴディバとかロイズとか高いチョコは口に合わないので、普通に明治やロッテの板チョコで良いのですが。うちの娘がくれるであろう年まではまだ10年くらい先のお話なので、それまでは大人しく自分で買っていこうと思います

ドル円105円台突入も日本株はしっかり!

★☆★☆ 第13回目の開催決定!

テレビ東京日経CNBCラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で13回目となる自主開催セミナーを開催されます!!

馬渕治好氏略歴
http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html

内容 :「世界経済・市場展望」
(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 
日時 :3月21日(水・祝) 13:30~
場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡
参加費:4000円

事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。

詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。
http://kokucheese.com/event/index/504658/

東京では3日で定員に達する人気セミナーです。
当然私も参加します(^_^)/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

日経平均は金曜続伸。前日のNYはAppleがバフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイによる買い増し報道を受けて買われ、全般的にしっかり。長期金利は節目の3%に近づくものの、特段嫌気される動きは無く、VIX指数も低下して各指数共に高値からの半値戻しを達成してきました。

それを受けた日経平均も朝方から買いが先行。ドル円円高方向に振れて106円前半で返ってきたものの、特段嫌気する動きは無く、次第に買い戻しから上値追いの動きが強まりました。ただ国会で黒田日銀総裁の再任案が提示され、副総裁候補にリフレ派の人選が明らかになると、ドル円後場から106円台を割り込む流れに。

それでも前日同様、円高は上値の重石にはなるものの相場を崩すことは無く、21700円台をキープして引けました。売買高は14億株台、売買代金は2.7兆円と前日よりは落ち着きました。


投資判断は「売り」。金曜のNYは比較的堅調な推移を続けたものの、3連休を控えて引け間際に失速。NASDAQは反落となりました。ドル円が116円台を回復したこともあり、シカゴ225先物は21875円と、週明けの日本株はしっかりしたスタートが予想されます。

ブログはしばらくお休みしていましたが、お休み前には「アメリカの長短金利差の逆転がとりあえずもうしばらく起きないので大丈夫だろう」という論点で書いてきました。足元では少しずつ縮小していますが、まだ問題視されるレベルではありません。

ただ、今年続々と償還される10年前のアメリカ国債利回りが4%台です。10年前の長期金利が大体4%台で推移していたので、そう推察できます。

その長期金利が今半分近くまで落ち込んでおり、そうなるとFRBはともかくとして、資産運用を行っている民間のファンドは順次償還していくお金を、次はどこに振り分ければ良いのか頭を抱えることになります。債券に再投資しても2%程度の利回りでは、投資家が求めるリターンを確保するのが難しくなってきます。

となると、日本のGPIFが株式投資の割合を大きく増やしたように、ファンドも償還資金を株式投資に回してリターン追求、という動きが出る可能性は確かにあります。ただその株式自体も既に過去最高値圏にあり、配当利回りは既に2%程度と、長期金利と大差の無い水準ですから「債券の利回りで運用収益を確保できないから株式で運用しよう」というのは短絡的かも知れません。

一応、アメリカ株の場合は配当だけでなく、自社株買いも積極的に行います。わざわざ社債で資金を調達して自社株買いを行うところも多く、株主還元利回りという観点で見れば、倍の4%という評価があっても良いところです。まして、今回のトランプ減税において、企業は余剰資金で自社株買いを行うのではないか、という期待感が強まっています。

ただ、リターンのみで論ずればそのような結果になりますけれど、当然リスク管理もファンドの重要なお仕事です。足元のVIX指数の混乱は何より株価の乱高下を生みました。そう考えると、単純に債券→株への流れは起きる可能性はあるものの、そこまで大きなものは期待できないでしょう。

あとは実際のファンダメンタルズがどうなるか、というところです。既に十分PERベースで割高な水準ですから、これを肯定できるのかどうか。

なお、今年は中間選挙の年ですけれど、アノマリーとしては「中間選挙の年はアメリカ株が上がりやすい」というのがあります。一番上がりやすいのが大統領選挙の前年、つまり来年19年で、そこのパフォーマンスがダントツで高いですから、それを見越して前年も買われやすいというのがあります。やはり選挙対策でアレコレ出てくるからでしょうね。この辺りは世界共通のようです。

今度は日本株の需給について考えてみましょう。昨年の一番の買い主体はご存じ日銀でした。実に6兆円ほぼキッチリETFを買い付けてきており、前年の一番の買い手となりました。

対して6兆円近く売り越してきた主体があり、それが個人投資家。昨年丁度5.8兆円売り越しており、単に個人投資家の株券が日銀に移動しただけ、ということになります。そういう意味では、個人投資家にお金を回すことが出来たので、日銀の目的である量的緩和は実現できているのかも知れません。なお、外国人は7500億円程度の買い越し。
http://www.traders.co.jp/domestic_stocks/stocks_data/investment_3/investment_3.asp

個人投資家に関しては人口構成的にも売り越し基調は変わらないのでしょう。正直、新規にビットコインを始めてみよう、という人は多くても、株式投資を始めてみよう、という人はついぞ聞きません。無論、証券会社の中に滞留している資金が買い向かうこと、特に年初はNISA買いが期待できるので、最初は良いかもしれません。

ところが、そのNISAに関しては、実は今年は開始5年目に当たります。ということは、最初の年にNISA口座で買った株券の売り圧力が出てくる年ということでもあります。なので、NISA分に関しては±0(厳密に言えば初年度より買い付け可能金額及び口座数は増えていますからややプラス)ということになります。


新興市場は「やや売り」。金曜は両指数共にしっかり。大和ハウス(1925)による売却が伝わったCYBERDYNE(7779)は大きく売られたものの、全般的にしっかりした動きが続きました。足元為替の円高局面が続く中、為替の影響を受けにくい新興市場に資金が入り込んでくる形になっています。ただ全般的に相場の不安定感が続く中で、この辺りも警戒は必要だろうと思います。


ポートフォリオ銘柄】
壽屋(7809)は反発。こちらは13日に中間決算を発表。通期見通しに対する営業利益進捗率は63.7%と高いものの、この辺りはクリスマス商戦を含む書き入れ時なわけですから当然とも言えます。個人的にはむしろ物足りない印象を受けました。

一応足元は同社にとって有利な円高局面ではありますし、株主優待の導入でもあれば急騰するとは思うのですが、ちょっと地合の悪化もあってここは早々に見切りをつけることに。週明けの寄り付きで損切りとします。


売りポートフォリオソフトバンクG(9984)は続伸。ただ相場の復調に比べると戻りは限定的でした。ところで金曜話題になったのは日本電産(6594)の永守社長の禅譲。一応まだ院政を敷くということで少しずつ新社長に権限を委譲させるということですが、それでも市場は3%超の下落で反応しました。このワンマン経営者の引退リスクというのは、ソフトバンクに最も大きなリスクでもあります。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

規制したい

うちの娘も10ヶ月を過ぎまして、お陰様で順調に成長しております最近は手を離して2秒くらいであれば立てるようになりましたとにかく元気で、少なくとも我が家の中では一番パワーが有り余っていますお陰で大人は翻弄されるばかり

ただ最近ちょっと激しいのが「奇声」。「キェーキェー」と耳をつんざくばかりの奇声を上げています一応、本人はそれで何か不快な感じの顔では無いですから良いのかも知れませんが、私達は辟易しています

数ヶ月前にもそういう時期があったのですが、数日すると治りました。それが再燃し、以前よりもパワーアップして戻ってきた感じ

ネットを見ても「奇声を上げるのは声を楽しみだした証拠」「少し落ち着かせるように構ってあげましょう」程度に書かれており、それ自体を心配することは無い様子。ただあまりにも酷すぎる・・・

周りの子育て世帯にも聞いてみると「いや、うちの子はそれ程でも」という返答ばかりうーん、一体誰に似たんでしょうか?構って欲しいというサインということもあるそうですが、一応絶えず私か嫁のどちらかは相手していますし、嫁も今時珍しいスマホを持たない人なので、家事以外のことでほったらかしにするようなこともまずありません。

酷いのは特に夕方。「黄昏泣き」というのはあるようですが、うちの場合は泣きはしないけれども、奇声が激しいのです相手をしていると突然耳元で「キェー」なんて言うので、ビックリすると同時に耳がキーンとなります正直、これならいっそ泣いてくれた方がまだマシ・・・

それに加えて最近は朝方も少し奇声を上げるようになってきており、一体いつになったら治まるのか?早くコミュニケーションがとれるようなレベルに成長してくれれば良いのですが・・・

1月の成績発表

★☆★☆【有料メルマガ】お申込募集中!!

「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!
(注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)

▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html

1ヶ月当たり3,240円~

相場が続く限りチャンスは無限大。
一度お試しください。

※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

決算発表シーズンになって忙しくなり、またいつものパターンで無料の方のブログは更新できなくなってしまいました(※有料の方は基本毎日配信しています)。そうこうしている間に相場が大混乱してきてしまい、一層忙しさに拍車がかかった感じ。正直、まだバタバタしているので、次回更新はまた一週間先になりそうです。予めご承知置きください。

ともあれ、宿題を残したままだと気持ち悪いので、本日は遅ればせながら1月の成績発表です。とりあえず1月は日経平均の上値追いが続きましたが、下旬から流れが変わってきました。そんな中、私のポートフォリオはどうなったでしょうか?早速検討してみましょう!(なお評価は例月通り、1月末を含む週の金曜、つまり2/2の終値で行っています)


【買い銘柄】

三菱製紙(3864)
729円→710円(21営業日保有 下落率2.6%)

紙パ業界の業績改善率の高さにも期待したのですが、全般的に地合が強い中で軟調推移。そんな中、2/6の相場急落の後場引け間際に突然王子HD(3861)との提携が報じられました。

「これは長年待った甲斐があった!」・・・と思って引けの会見の内容を見てみると、第三者割当増資を通じて33%取得するだけの持ち分適用にするのみの提携内容に。「これじゃない」感が満載で、翌日以降株価は下落し続けています。というわけで私もいよいよ諦めることにしました。連休明けの寄り付きで損切りとします。TOBでの完全買収にしてもらいたかったです・・・。


JSB(3480)
4320円→5000円(8営業日保有 上昇率15.7%)

ずっと同業の毎日コムネット(8908)や共立メンテナンス(9616)は高値更新波動なのに、何故この銘柄は買われないのか・・・と思っていましたが、突然動き出して無事目標株価達成。今年初の大成功銘柄になりました。

ところが、その後もグングン上がって6180円まで。まあ、私が売ったら上がって行くいつものあるあるパターンですが、チャート的な節目に目標株価を設定しているので、突破されなければ力尽きて下がっていくし、突破されるならばブレイクスルーするわけなので、しょうがないですね。


ピープル(7865)
2019円→2025円(7営業日保有 上昇率0.3%)

配当落ち前に売却。するとその後は減配と配当落ちの大きさのダブルパンチで急落していきました。これは上手く利食いできたパターンです。


壽屋(7809)
2685円→3030円(21営業日保有 上昇率12.8%)

昨年末の損出し売りが一巡すると、今年受渡になる12/27以降見事に下値切り上げの動きに。75日線を上回るとドカンときて前月の下げ分を取り戻しましたが、どうもTwitter界隈でクセの悪いところに絡まれたようで、その後強烈な反動売りが出て来ました。うーん、とりあえず連休明けの決算発表に期待します。クリスマスシーズンやスター・ウォーズ効果がどれだけ出ているかに注目。


明和産業(8103)
484円→524円(21営業日保有 上昇率8.3%)

今月は少しずつ値を戻す展開に。配当利回りの高さと優待もあり、PBR面での割安感なども手伝ってNISA買いが少しずつ入ったような印象です。足元出てきた決算はイマイチでしたが、決算よりも地合に引きづられた感じでの下落に。地合が悪くなってきたので、足元は逃げ場を探すモードに移行しています。


日本ドライケミカル(1909)
1/4より 2548円→2570円(20営業日保有 上昇率0.9%)

今年一発目のポートフォリオ採用銘柄で、取り上げ後は順調に上値追い。ただ足元では地合の急落を受けて売りに押される展開に。先週末には決算を発表し、一応3Qの進捗は順調でした。ただ同社は4Qに売上が偏る季節性のビジネスモデルなので、終わってみないことには何とも言えません。

防災関連はビルが建つほど需要がありますし、その後のメンテナンスも必要ですから非常に手堅いと思うのですが。まあ優待も含めた利回りからも、あまり業績や地合に左右されないとは思います。


カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)
1/23より 101200円→101000円(8営業日保有 下落率0.2%)

足元のインフラファンドの強さからエントリー。インフラファンドは太陽光発電による売電収入が分配金の源泉であり、厳密には賃貸料扱いで発電量が少なくとも最低受け取りラインが決まっていることがほとんどです。そんなわけでこの先どんなに不況が訪れようとも、あるいは寒波で太陽が出ずに思うように発電できなくとも、基本的には分配金は安定しています。

厳密に言えば機器の劣化などもあってジワッと下がっていくのですが、REIT同様に資産規模を拡充して分配金の増加を狙っていく方針。確かに金利上昇局面において相対的な利回りの魅力は低下しますから下押し要因にはなりますが、基本はここから地合が荒れたとしても、大きく値が下がるリスクは限定的な商品です。

年末年始の高さはこの安定度合いを期待したNISAの買いだったと思うのですが、現在上場している4銘柄のインフラファンドの中では一番割安感が強く、しばらく付き合っていきたい銘柄です。


【売り銘柄】

ソフトバンクG(9984)
8920円→8956円(21営業日保有 上昇率0.4%)

1月も地合に逆行して上値の重い展開が続きました。ファーストリテイリング(9983)が上昇する分、セットで売り注文が入り日経平均の調整役に使われている感じ。確かに実態面でも足元金利上昇局面であり、携帯子会社であるソフトバンクKKのIPO予定も発表され、10兆円ファンドを擁しつつも、何となく風向きが怪しくなってきた感が出てきました。

一応、決算後は地合の悪化の割にはむしろしっかりしているような印象すらあります。恐らくファーストリテイリングが月次が悪くて2月は一転下落基調が鮮明になっていることが、ソフトバンクGの買いに繋がっている需給的な要因が強いのでしょう。あとは投資先のNVIDIAが決算後買われていることなどが挙げられますが、世界株安の影響を一番受けやすい銘柄だと思います。


JPX(8697)
1961円→2137円(20営業日保有 上昇率8.2%)

上値をブレイクしてきたので諦めの損切り・・・としたところ、足元の地合急落もあって結果的にド天井での損切りとなった感じに。いやー、前回の大東建託(1878)といい、ド天井での損切りが見事です・・・。


以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
0.23(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。

ちなみにその間
日経平均 12/29終値 22764円→23274円(21営業日 上昇率2.2%) 0.11(%/営業日)  
TOPIX  12/29終値 1817  →1864 (21営業日 上昇率2.6%) 0.12(%/営業日)

今月はベンチマークに勝利!とりあえずは良いスタートにはなりました。


そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数1008.3ポイント
やったぜ!ようやく1000ポイント乗せだ!!資産10倍だ!!・・・と喜びたいところなのですが、足元の地合急落で暫定的に1000ポイントは足元で割り込んでいる状況。安定できるように頑張ります。うーん、もっと頻繁に更新できれば機敏に対応できるのですが・・・。


それで足元の相場見通しは「売り」で見ているのですが、その辺りの解説はまた今後書いていきます。

・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

日銀現状維持を受けて高値更新!

★☆★☆【有料メルマガ】お申込募集中!!

「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!
(注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)

▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html

1ヶ月当たり3,240円~

相場が続く限りチャンスは無限大。
一度お試しください。

※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

日経平均は本日続伸。前日のNYは上院でつなぎ予算が成立し、政府閉鎖の解除を受けて堅調。3指数共に最高値更新となりました。

それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。為替の円安や、昼に発表される日銀金融政策決定会合で現状維持が期待されることから次第に買われる展開になりました。昼に現状維持が伝わると、短期筋の円売りポジション買い戻しを背景に円高に振れたものの、次第に円安方向に戻ってくると株価も一段高。18日の高値を上回る場面もありました。14時現在、売買高は10億株台となっています。


投資判断は「やや買い」。先般アメリカの長期金利が昨年なかなか上がらなかったという話を書きました。何故か、ということに関しては、昨年6月頃のブログでも「その理由は色々あると思いますが、一番大きいのは、結局FRBがなんだかんだで膨らんだ国債保有高のうち、償還のきたものを順次新しい長期債券に借り換えているからでしょう」と書きました。

昨年10月からFRBのバランスシートの縮小が始まり月間100億ドル分の債券保有額が減少するように再投資を抑えているのに、まだ金利が下がり続けたというのは奇妙かも知れません。それに関しては恐らくFRBの総保有額4.5兆ドルに対して月間100億ドルペースくらいの減少ペースでは、大勢に影響の無い非常に微々たる数字だからなのでしょう。

一応、今年からそのバランスシート縮小のペースは高まります。FRBは3ヶ月毎に更に100億ドルずつ減らすペースを強めるとしているので、今月からワンランク上がって月間200億ドルペースで縮小となっています。つまり、その分償還された債券が再投資されにくくなってくるので、金利上昇圧力が強まります。ただそれでも相手は4.5兆ドル規模の債券、まだ1%くらいしか減らないことになります。

しかも、18年は17年の倍くらいの償還が見込まれています。しかし結局3月まではまだ月額200億ドルペースでしか減らさないわけですから、結局結構な額をまた再投資せざるを得ません。詳しくは下記の野村證券のレポートの図2を参照していただければと思いますが、となるとまた長期債を結構買うわけですから、大して長期金利は上がらないということになります。
https://www.nomura-am.co.jp/market/report/invest/pdf/233.pdf

一方、アメリカの次に大きなマーケットであるユーロ圏は、今年から量的緩和の額が月間4兆円に減額されますけれど、まだ量的緩和自体は続いています。日本は出口論すら公式的には口にされていません。

となると、18年もまたアメリカの長期金利が上がらない→ゴルディロックス(適温)相場が続いていく、という見立ては可能かも知れません。一方、年3回の政策金利引き上げが見込まれているわけですから、長短金利差は更に縮小していくことになります。

ITバブル崩壊リーマンショックを予見したとされる長短金利差の逆転は、このペースでいけば今年3回目の利上げが実現したら実現する、ということになるかも知れません。ただ、17年も別に長期金利が終始横ばいで推移したわけではなく、トランプ大統領に対する様々な不安や懸念を背景に9月に一時2.05%まで低下したこともありますから、トランプリスクという政治的な要因次第で突然逆転を迎えるかも知れません。

今のところ突発的な問題が起こらない限り、とりあえずしばらくは大丈夫そうでもあります。2月にFRB議長がパウエル氏に交代した後に債券市場が動揺するかも知れないので、その辺りでまた改めて警戒する必要はあるかも知れません。




新興市場も「やや買い」。本日は各指数共に堅調。アメリカで製薬会社に相次ぐM&Aを受けて、先般急落したそーせいG(4565)などにも買い戻しが入りました。ただ全般的に大型株よりは弱い感じで、本日のところは資金が東証1部銘柄に取られている形。

それでもここから国内も決算シーズンに入っていくことで、決算の早い大型の個別株は買い辛くなる中、小型株への買いが入りやすい環境にあると思います。為替耐性の強い銘柄が多いことも買いやすさに繋がるでしょう。


ポートフォリオ銘柄】
売りポートフォリオJPX(8697)は大幅高で高値更新。株式市場が盛り上がっている中でも比較的上値の重い展開が続いていましたが、本日の日銀金融政策決定会合で吹っ切れたのか昨年10月、11月の高値水準を上抜いてきました。こうなってくると売り長の銘柄ですから、売り方にはちょっと嫌な流れになってしまいます。なので傷が浅いうちに本日引けで損切りとします。


さて、本日は一銘柄買いポートフォリオに入れたい銘柄があります。それはカナディアン・ソーラーインフラ投資法人(9284)です。珍しく個別株以外を取り上げてみます。

現在、国内に上場しているインフラファンドは4銘柄あり、海外のインフラファンドとは異なり、現状それぞれ太陽光発電の売電収入のみになっています。そのインフラファンドの上昇が何故か続いています。

正直、本来これだけ金利上昇局面なのに高利回り商品であるインフラファンドが買われる理由はないように思われます。特に足元の全国的な大雪は発電量の減少を呼びかねません。

ただ一つ思うのが、地銀がREITを買い辛くなったので(金融庁からの指導や昨年のREIT下落トレンドなど)、代わりに安全性と利回りの高い商品を求めてインフラファンドに食指を伸ばし始めているのか、と。

この辺りは推察に過ぎませんが、もしそうであればインフラファンドは時価総額ベースで4銘柄合わせてもたった300億円程度しか無く、思いの外買われる展開(あるいはバブルっぽい動き)というのはあるのかなと思ったりします。

それを証明するかのように強いのが日本再生可能エネルギーインフラ投資法人(9283)の本日の動き。昨日公募増資を発表したのですが、希薄化率が最大69.4%となる同ファンドにしてみれば巨額な投資。ところが、本日何事も無かったかのように価格は最高値圏を維持しています。

株式と異なり、REITやインフラファンドは増資して成長していく他ないので、当然増資は既定路線なのですが、そうは言っても普通REITであれば価格決定の思惑も働いて一旦は下がります。ところが、上がり続ける今回の動きを見る限り、とにかくインフラファンドの数少ない玉を集めよう、という動きがあるように思われます。

また、先般はタカラレーベンインフラファンド投資法人(9281)が設置自治体からの助成金を背景に予想外の上方修正を発表しましたし、いちごグリーンインフラ投資法人(9282)も昨年分割するなど、本来利回りが高いだけの安定資産なのにも関わらず、なかなか面白い動きを見せています。

そんな中で時価総額が一番大きく、中でも上場してから一番若いカナディアン・ソーラーインフラの方をチョイスしてみました。先般発表された発電量が予想を下回ったにも関わらず、こちらも強い動きを続けています。

高値更新波動のため目標株価は今のところ掲げませんが、今後相場が荒れたとしても電力固定買取制度(FIT)で利回りは確保されていますから、安定的な上昇が続くのではないかと。本日終値で買いポートフォリオ入れとします。


【注目銘柄】
ライク(2462)は大幅高。こちらは今週最初の有料メルマガで買いで取り上げ。本日は7%を超える大幅高となりました。決算が良かったにも関わらず窓を開けて下げ、下値が固まったので狙ってみました。目標株価はまだ上。また目標株価に到達し次第、取り上げ根拠を当欄にて紹介致します。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

雨は夜更け過ぎに 後編

夕方。自分の車の周りの雪かきのために改めてスコップを持って駐車場へと向かいましたすると、私の隣の駐車スペースの女性が黙々と雪かきをしていましたお子さんらしい3歳くらいの女の子が、脇でその様子を眺めています。そして向こう隣のスペースの人に積まれた雪を恨めしそうに、後ろの雪山に積んでいました。帰ってきてみたら駐車場が雪に埋まっていて、駐車スペースを確保できない様子

私が近寄っていくと「隣の方ですか?」と尋ねられたので「はいそうです」と答えました。私はあまりにも山積みになっているその雪の量が気の毒になったので、何とはなしに隣の駐車スペースの雪かきを手伝いました。女の子が母親に「この人誰?」と非常に当然な疑問を投げかけていましたが、母親も何と答えて良いのかわからずに苦笑いで返していました

ただ、その雪かきの間も「すみませんねぇ」などと言われることもなく、黙々と雪かきが進みます。雪かきという作業は、人々から感謝の心を奪う冷たい作業なのでしょうか

そう考えながらふと頭をよぎったのは「この人、ひょっとして私が自分のところの雪を積んだと誤解しているのではないか?だから私がここの雪かきを手伝うのは当然と思っているのでは?」と。そう思うとにわかにいたたまれない気持ちになり「いやー、隣の人も酷いことしますよね」なんてわざとらしく違う事をアピールしようかとも思いましたが、あまりにもあからさま過ぎます

「そもそもご覧の通り、私の車はこの通り雪に埋もれたままでございます。私が犯人なわけなど無いではありませんか」と心の中で繰り返し、何とかテレパシー的に伝わらないかと試みていたのですが、当然ながら特段反応はありません最初に尋ねられたのは「(雪を取り除いた方の)隣の方ですか?」という意味合いで「はいそうです(犯人は私です)」と捉えられたのかも知れません

やがて、若い女性がやってきて「行こう」と母親に呼びかけました。関係性はよくわかりませんが、そう呼びかけられると母親はスコップを雪山に差して、皆で車に乗ってどこかに行ってしまいました去り際にもやはり私に「すみませんねぇ」の一言もありませんでした残された私は途端に止めてしまうのも嫌らしいので、しばらくは隣の駐車スペースの雪かきを続けていました。

すると、その駐車スペースに雪を山積みにした真犯人である、向こう隣のおばちゃんが買い物から帰ってきました。通り過ぎ様に私の顔を不思議そうに眺めて「あれ?ここあなたの駐車スペースなの?」とでも言いたげな感じで、一方でバツが悪そうにさっさと黙って通り過ぎていきました

後日談として、その後駐車場で偶然隣の母親と顔を合わせた際にも「この前はすみませんでした」などと一言もありませんでしたそんな世知辛い人間関係も明るみになる大雪が、私は本当に嫌いです(完)