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株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

ISM製造業景況感指数がリーマンショック直後以来の低水準

★☆★☆ 富山市セミナー締め切り迫る!

テレビ東京日経CNBCラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が今回は富山で自主開催セミナーを開催!!

馬渕治好氏略歴
http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html

内容 :「世界経済・市場展望」
(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません)
日時 :10月5日(土) 10:00~
場所 :富山県民会館
参加費:4000円

事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途3000円)。

詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。
https://kokucheese.com/event/index/573558/

そして今回はその後14時~「投資の鉄人」でお馴染みの岡本和久氏のセミナーとの豪華二本立て!

※馬渕氏のセミナーとは別途お申し込みが必要になります
https://kokucheese.com/event/index/572062/

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日経平均は本日反落。前日のNYはISM製造業景況感指数が予想の50.5を大きく下回る47.8となり、リーマンショック直後以来の低水準となったことで急速にリスクオフムードが台頭。ドル円は108円半ばから107円半ばまで円高が進む格好。原油エクアドルOPEC脱退報道などもあって売られる動き。

それらを受けた日経平均も朝方から売りが先行。ただ小型株指数はプラスに転じてくるなど、大きな下落には繋がりませんでした。日経レバレッジETF(1570)も引き続き19000円水準を意識する動き。香港デモで揺れる香港市場が連休明けで始まると、更に安心感が下支え。後場は日銀ETF買いも入り前場高値を上回りました。売買高は13時半時点で7億株台と低調。


投資判断は「買い」。日経平均は令和の最高値から反落モードになっています。 過熱感があると感じるのは自然ですし、一休みしても違和感は無いように思われます。

ところがここまで強かったのは日本だけではありません。景気の悪いドイツだってそうですし、フランスも高値圏。イタリア株だって9月は着実に上がりました。パッとしないのはハードBrexitに揺れるイギリスくらい。それぞれ「Sell in May but remember to come back in September」を体現する形。

もう耳にタコかも知れませんが、私は景気が良くなるとは一言も言っていません。景気が悪くなるけれど株高だと言っています。例えば消費増税が始まりましたが。消費増税で景気は良くなると思いますか?というアンケートを街頭インタビューして、100人中100人が悪くなると答えるでしょう。それは小学生でもわかることで、それで今更ここで「景気が悪くなって株が下がるんだ」と売ってくる人は甚だ呑気な人です。

米中貿易戦争も同様です。アメリカの関税も実施されてしまえばもう株は上がります。ただこちらの場合は消費増税とは異なり更なる深掘りの可能性が十分あり得るので、一旦出尽くしとなったとしてもまた次のトランプ砲での関税懸念を織り込みに行くパターンはあります。

トランプ大統領はかつて北朝鮮に対してもそのような態度でしたが、会談後は豹変したように北朝鮮に対して理解を示しています。何発飛翔体を発射しようとも、少なくともトランプ大統領Twitterから「ロケットマン」という単語は出なくなりました。それくらいに今の状況は少なくとも表面的に良くなっています。その土砂降りから小雨に変わろうとしている情勢から、投資家は明るさを感じ取っています。

株だけを見て過熱感を論じるのはナンセンスです。全ての金融商品金利(債券)という巨大なマーケットがあり、それを「物差し」として為替、株、商品といったマーケットが付随して動いています。その物差しに明確な狂いが生じたと言えるのは日本とドイツでは今年から。長期金利がマイナスとなり、いよいよお金というものの根源がおかしくなってきました。百歩譲って金利0までは許容できるとして、マイナスとはどういうことか。

その理解不能の現象を何とか無理矢理理解しようとする研究が今のMMT理論。私自身は「死なないならいくら酒を飲んでも良い」という「結果を正当化するだけ」の理論であって、それが「いくら酒を飲み過ぎたら急性アル中で死んでしまうのか」を教えてくれるものではないと思っています。もっと言えば為政者側が日本のこれまでの特殊な状況下での結果を切り取って、借金を減らさないことを正当化するために利用しようと広めていると思っています。

ともあれ、そういったことで「別にお金ジャンジャン刷って良いんじゃない?」というマッドな世論形成が認められつつあることで、世界は貿易戦争から通貨安戦争へと軸足を移しています。トランプ大統領FRBに対して、この戦争に勝つためにもっと武力を強化せよとプレッシャーを与えているのですが、恐らくはそんなことをせずとも、FRBは緩和スパイラルに巻き込まれていくのでしょう。

貿易戦争は各国の保護貿易主義を強めようという駆け引きですが、通貨安戦争は各国共に市場に出回るお金の供給量を増やそうというところで完全一致している点では協調的ですから、私の強気論に繋がっていくわけです。

過剰なお金は寝かしておくわけにはいきません。緩和すればする程、現金の価値は減っていくはずですから。過剰じゃないお金は食品を買ったり、水道代を払ったりと消費されますが、過剰なお金は預金・・・には回りませんね。今や日本だけではなく世界的な低金利ですから。

特に運用しないといけないお金は増えています。その代表格が年金や保険といったところ。各国平均寿命が延びれば延びる程、老後資金の確保が必要になってきます。それが貯蓄では無理なのです。繰り返しになりますが低金利ですから。というわけでこれらの運用者は積極的に利殖して安心に応えないといけません。これは日本だけの問題ではありません。各国共通の悩みです。

日本だけでも、やはりここまで指摘してきましたが「年金だけでは2000万円不足」「30年後には2割減」といった年金に絡んだ不安を煽る記事がたくさん出てきました。それ故、政府は株安になんてできるはずが無いですね。GPIFが巨額の運用損を出そうものなら、政権が転覆しかねません。ですから「2万円割れ」というセンセーショナルな文字がマスコミ各紙の一面に出てくるような状況はどんな手を使っても阻止しないといけません。


新興市場も「買い」。本日は両指数共に軟調。ただ東証1部よりはマシな下落になっています。引き続きノーベル賞や学会シーズンが近いことなどでバイオ株などがしっかり。一方、メルカリ(4385)やミクシィ(2121)などの大型株が売られました。引き続き出遅れ感の強い新興市場に妙味があると思います。


ポートフォリオ銘柄】
トッパン・フォームズ(7862)は反落。ニュースで「尿一滴からガンを検査する方法が来年から実用化へ」と伝わり、その研究を進めた九州大学廣津氏のHIROTSUバイオサイエンスと資本業務提携をしているということで、買われるか・・・と思いましたが全然でした。引き続き印刷業の好業績期待感とPBR水準の割安感による買収プレミアムに期待します。


月曜後場寄りから買いポートフォリオ入れとなったフジ・メディアHD(4676)も反落。昨日日本の長期金利が上昇したことで、不動産株などが売られる動き。ただ元々同社はほとんど不動産関連株とみなされていないようにも思えるのですが。ともあれ、下げ余地は小さいと見ています。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html

そして次回は9月の成績発表です。9月は復調とできた月だと思うのですが、問題はどれだけ戻せたかというところですね。ともあれお楽しみに!


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

スポーツの秋

先週の連休、そして今週の日曜と娘の幼稚園の行事が相次ぎましたまず先週は運動会がありましたたまたま近所にあるということで、私の母校である小学校の体育館を借りて行われたのですが(ただ残念ながら私が6年生の時に新しく建て替えられたので、ほとんど利用せず卒業したのであまり思い入れは無い)、少人数であるということもあって競争要素は無く、皆楽しくやっていました

特に、運営の一部を年長組にも参加させ、進行や用具補助などやっている姿を見て、皆すごいしっかりしているなぁと感心世間との比較感でも落ち着きが無いと見られるうちの娘、果たしてそこまでしっかりと成長できるのかどうか、大丈夫だろうかと逆に不安になりました

娘が普段友達と遊んでいるところを見られる貴重な機会でもありました。毎回幼稚園に置いてくる時は号泣らしいのですが、なんだかんだでじゃれ合って楽しくやっているようでホッと一安心本当に幼稚園に入る前までは、人前に恥ずかしがって出たがらない娘でしたが、踊りの時にはむしろ一人だけ前に出て踊り出す始末人見知りを少しずつ克服しつつあるようで、成長を垣間見れます

そして子供の運動会と言えば「親が皆でカメラポジションを取り合う運動会」というお約束の光景・・・はそれ程でもなく元々人数が少ないのでそんなに競争が激しくありません。また最近のカメラは高性能なので、多少離れていても望遠でバッチリというわけでそんなにガツガツしていませんでした

ともあれ運動会は無事終了娘は楽しかったようで「また来週やりたい」などと言っていました。毎週やるとなかなか大人側が大変なのですが・・・

中国景気指標は好調も、大型連休を控えて中国株手控え

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日時 :10月5日(土) 10:00~
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日経平均は本日続落。朝方から売りが先行。ただ先週末安値を割り込まないレベルで下げ渋り。中国のPMIがそれぞれ市場予想を上回ったことが安心感に繋がりましたが、中国株自体は明日からの国慶節による大型連休も控えて手控え感が強く軟調後場からの日銀ETF買い期待感も下支えとなっています。売買高は11時時点で4億株台と低調。


投資判断は「買い」。裁定売り残が今年になって増え始めたのは、純粋に10年債利回りが今年に入ってマイナス金利になってきたからです。マイナス金利ならば理屈上、将来の先物価格が下がるわけですから、裁定売りに繋がりやすくなります。ですから金利が上がれば裁定売り残は自然と減っていくでしょう。ただその場合は緩やかなので、市場に目に見えるような形で買い圧力は感じにくいかも知れません。
https://jp.investing.com/rates-bonds/japan-10-year-bond-yield

今のイメージとしては、同じく逆三尊の形から9月反発相場になった17年の再来(ジワジワ高相場) が一つ挙げられます。その場合VIX指数や日経VIなどが今より一段と低下する必要があります。

もう一つのパターンは、15年8月~16年9月の下落トレンドと、18年10月~19年8月までの下落トレンドの類似性を期待するパターン。前者の最後3ヶ月16年8月~10月は売買代金の平均が2.4兆円と低水準でした。今回は19年6月~8月が2.2兆円と更に低いのですが、その辺りの煮詰まり感から上放れし出すと、やはり年内いっぱいくらいまでは上昇トレンドが期待出来ます。

何と言っても需給が良好です。つい先日には14年以来の売買代金低水準だった売りのカラカラの地合から上放れてきたのですから、そう簡単に売り方の巻き戻しが終わるとは思いません。債券→株へのグレートローテーション・・・とまでは言いませんが、債券の割高是正から株への資金シフトも緒に付いたばかり。

「いや、来月から消費増税があるじゃないか」と言われそうですが、過去の例では実施後に株価は上がります。対中関税(第一弾~第四弾)も消費増税も、実施後はむしろアク抜けで高くなります。

そりゃ誰もわざわざ実施してから「うわー、本当に実施されるとは思わなかった。ネガティブサプライズだぁ~」・・・なんて今更呑気に売ってくる人なんて居ませんね。事前に決まっている悪材料に対しては事前に十分織り込まれているはずです。

例えば89年4月の最初の実施から9ヶ月間上昇してバブルの大天井を付けましたし、97年4月の5%導入時は3ヶ月間は上昇、14年4月の8%時は4月こそ下がりましたが、その後1年間の上昇トレンドを経て株価は1.5倍になっています。消費増税で株価が下がったとは言われたくないから頑張るというのもあるでしょう。

「いや、今までは景気が良かった時に引き上げていたが、今回は違う」という意見もあるかも知れません。ただ、いつの時代も市中のコメントは「景気が悪い」ですし、求人倍率など部分部分では景気が良いです。そしてそもそも繰り返しているように「不景気の株高」となると見ていますから、別次元の話でもあります。

一応(効果の程は別として)ポイント還元策や一部低所得世帯などへのプレミアム商品券、幼児教育無償化などの対策はあります。日本国民は「そんなもの効果無い」と思ったとしても、外国人投資家はそうは思わないかも知れません(これは日本人が海外の景気対策が効果あると思うのと同様です)。そもそもまるで日本だけ増税しているような書き方が横行していますが、アメリカは関税で増税しています。

一方、自分では気付かないだけで良い面ばかりにスポットを当てすぎているのかも知れません。確かに日本株は問題無くてもアメリカ株や中国株の急落に連動してしまう可能性はあるかも知れません。ただその場合でもやはり下値は岩盤であると考えているので「今買わなければいつ買うのか」とまでは言いませんが、「買っておいても損はしない」レベルではあると思っています。


新興市場も「買い」。本日は両指数共に軟調ノーベル賞や学会シーズンが近いこと、また配当落ちなどが関係ないことでバイオ株は元気でしたが、それ以外の銘柄には東証1部の弱さを気にした売り圧力が出ました。ただ押し目狙いの個人投資家も入りやすい環境になってきたことから、ここからは新興市場に妙味が出てきそうなタイミングです。


ポートフォリオ銘柄】
ソフトバンク(9434)は続落。先週末に配当金の権利落ちがあってから処分売りが続く形になっています。親会社ソフトバンクG(9984)はウィーワークの低評価と経営混乱でビジョンファンドが打撃を受け、更に週末の中国株投資制限報道からアリババの急落が正に泣きっ面に蜂。更には傘下の投資会社フォートレスによるユニゾHD(3258)買収も一転暗雲が立ちこめてきました。

ただ過去のパターンだと、親会社と子会社ソフトバンクの株価はリバランスの逆相関に動きやすいので、子会社の方には有利かも知れません。またチャート的には1450円前後に強い抵抗力があったので、ここからの下支えに期待感が持てます。


さて、今回は買いでフジ・メディアHD(4676)を取り上げます。フジサンケイグループ持株会社でフジテレビなどが傘下にあります。最近は放送局事業はすっかりネットに押されて下火で、本業は不動産みたいな感じになっています。最近はサンケイリアルエステイト投資法人(2972)というREITまで上場させてしまいまして、よりそういった色が強くなってきました。

足元では低金利でまたREIT指数が高値更新。引き続き不動産株も高値更新銘柄が相次いでいますし、隠れ不動産株として放送株も買われても良さそうです。ちなみに筆頭株主東宝(9602)も高値更新が近い位置にあります。

ところでもう一つポイントとしては株主総会での賛成率の低さです。会長宮内氏の取締役賛成率が60.6%と最も低く、その他取締役18人中5人が60%台で、補欠監査役に至っては50%台とギリギリの可決。足元の業績の不甲斐なさ、視聴率低迷などが不信任に繋がっている模様です。であれば来年の総会までに業績を何とか立て直すか株高策を採らねばならず、尻に火が付いている状況だと思います。

あと以前から材料になっていますが、お台場カジノ構想に現実味を帯びてくると、関連株の中心銘柄にもなれるポテンシャルはあります。スケジュール的には臨時国会も今週末に控え、カジノ関連にまた注目が集まりそうというところも援護射撃期待感があります。目標株価は1800円に。本日後場寄りから買いポートフォリオ入れとします。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

アンパッチ 後編

前回の絆創膏不良品話の続きです。

翌日、早速代わりの新品が届きましたそして商品を受け取ると同時に業者さんが持ってきた梱包用の箱に不良品の空箱を入れ、その場で宅配便業者の方に渡しました。が、これだけ結構面倒臭い手続きを経た上、届いた商品は買った商品とお詫び文と販促用の小さなアンパンマンのキーホルダーのみ

いやー、普通もう少しあるでしょうだってこっちは肝心の商品を使いたい時に使えず、フリーダイヤルでも無いから電話代かけて電話して、折り返しの電話を待ったりして時間を費やし、箱を梱包して業者に手渡す手間までかけてるんですよ。「ちゃんとした商品渡せば良いんでしょ、嘘かも知れないし」的な態度に感じて、一気にその会社が嫌いになりました

まあ私は自分でも幾分クレーマーっ気があるとは自覚していますが、今回の件に関してはそれ以上何も言ってはいません。私は例えば逆に店ですごい対応が良かったりしたら、ちゃんと本部宛に誰々さんの対応が良かったとメールしたりする面倒臭い(?)奴です。子供を叱る、褒めるのと同じように、長く付き合う気があるのならそこまでやりますし、もういいやと思えばもう商品を買わないだけ

本来クレームって返す刀でサービスやお客さんを一転ファンにするチャンスでもあるはずなんですが、その機会を失ったことに気付いているでしょうか。勿体無いですね。

まあ一応フォローすれば、娘は絆創膏自体は嬉しくて使い過ぎてますし、貰ったキーホルダーも喜んではいるんですけどね。釈然としない私の愚痴でした

米中貿易戦争がまた緊張方向に傾く

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日時 :10月5日(土) 10:00~
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日経平均は金曜続落。前日のNYはトランプ大統領ウクライナ圧力疑惑に対する内部告発文書公表を受けて軟調。ただ中国との貿易戦争緩和期待感が下支えし、下値も限定的でした。引け後に出たマイクロンの決算見通しがファーウェイ向け製品の不透明感から市場予想を下回ったことで、マイクロンは時間外で大幅安。

それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。9月権利落ち日ということで、日経平均ベースの配当落ち分160円程度の半分は埋めた形でのスタートになりましたが、その後は昨日からの売り圧力が継続して断続的な売りに。一時300円以上の下げ幅になりました。中国株が比較的落ち着いていたものの、特段材料視されず。

下値は日経ダブルインバース(1570)の19000円での攻防が意識される形。そこで持ちこたえている間に後場に今月初の日銀ETF買いが入り下支え。そして引け間際には再投資買いと見られる買い戻しが急速に出て、引け30分で100円以上戻して終えました。終わってみれば配当落ち分程度の下げに収まりました。売買高は13億株台、売買代金は2.3兆円台と低調。


投資判断は「買い」。金曜のNYはサウジとイエメンの一部停戦報道を受けて原油が下落し、ミシガン大消費者信頼感指数も予想を上回ったものの、アメリカ人投資家のポートフォリオへの中国株流入制限を検討などと伝わり、米中貿易戦争激化懸念から一気にマイナス圏となり3指数揃って軟調。それらを受けた日経平均先物は21720円となっており、月曜の日本株軟調スタートが予想されます。

アメリカの景気を示す指標は強弱マチマチですが、基本的に製造業不調、非製造業好調という色分けができると思います。この製造業不調、非製造業好調の分かれ目は米中貿易戦争に起因すると結論付ける他ありませんが、もう一つ結局ドル高もダブルパンチになっています。

本当はトランプ大統領はドル安効果も狙って中国にケンカをふっかけたのかも知れませんが、結果的にアメリカ以上にユーロ圏の政局が不安定。もしトランプ氏のこれまでの強烈な行動・言動さえなければ「まあFRBに利下げをお願いするのはわかる」と多少共感もできるのですが・・・。

しかしアメリカ全労働者約1.5億人のうち、製造業に従事するのは約10%に過ぎず、対してサービス業が70%、建設業が5%ということですから、本質的にはISM非製造業景況感指数の方が個人消費に直結しやすく、重要度合いが高いはずです。そう考えると、アメリカは総合的にはまだ好調であるという見方が正しいと思います。

ところで最近株式市場のボラティリティが小さくなったのは、ある種の「株式債券化計画」でも着々と進んでいるのでは無いかと思います。というのは、株式の値動きを小さくし、安定的に利回りを確保しやすい金融商品とすることで、様々な投資家(特に年金や生保など安定的に利回り確保を求められる投資家)の求める商品に変質させようという動きでもあるのではないかと。

実際、もう債券は各国中銀が買い占め、少しでも利回りが残っているところは将来の利下げ圧力を見越して生保などが買い漁り、結果利回りが無いどころかマイナス金利になっています。次のターゲットはREITとばかりに足元では世界のREITやインフラファンドが高値追いになっていますが、日本の話に限定してもREIT時価総額なんてたかだか15兆円規模。債券の900兆弱や株式の600兆と比べると、全然投資家の需要に応じることができません。
http://www.invesco.co.jp/insights/assets/pdf/090_190725_investing_perspective.pdf

ですから株式をなるべく安定的な商品とすべく計画が秘密裏に着々と進んでいる・・・と考えるのは考え過ぎでしょうか?昨年2月の急落はVIXショートを駆使したパリティファンドの巻き戻しで生じたものですが、そうやって意図的にVIXを押さえつけることで、17年末までのような株式市場の安定高を産み出していました。確かに足元の薄商いは日本のみならず世界的に進んでいます。

為替は日銀のみ現状維持だったことで、円高基調が止まりません。ただ円高になればなったで外国人投資家から見た場合の日本の資産価値は上がるのですから、外国人投資家による買いが増えてきても良いように思います。

とりあえずアメリカでも安定感のある公共株が買われているようですが、日本の場合はそれが不動産に該当する格好。金曜もREIT指数は高値更新となり、結局9月相場に入っても流れが変わっていないという動きになりました。
https://www.bloomberg.co.jp/quote/UTIL:IND

日本株の需給状況を見ると、企業の手元現金が506兆円と過去最高、また個人の待機資金も11兆円あるとされています。更には下がったら日銀が買います。裁定売り残も差し引き1.6兆円あります。一方、外国人もここまで散々売り越してきましたし、持ち合い解消売りがドンドン出ているのは個別の売り材料になるケースはあります。が、トータルでは純粋に買い板の方が厚い状況と言えます。


新興市場も「買い」。金曜は両指数共に軟調ノーベル賞や学会シーズンが近いこと、また配当落ちなどが関係ないことでバイオ株は元気でしたが、それ以外の銘柄には東証1部の弱さを気にした売り圧力が出ました。ただ押し目狙いの個人投資家も入りやすい環境になってきたことから、ここからは新興市場に妙味が出てきそうなタイミングです。


ポートフォリオ銘柄】
カナディアン・ソーラーインフラ投資法人(9284)は続伸で連日の上場来高値圏キープ。金曜もREITがまた年初来高値を更新してくる中で、インフラファンドもそれぞれ高値更新銘柄が相次ぎました。金曜の日経では「マイナス金利のCP発行相次ぐ」という記事が出ており、そんな運用資金難の状況で安定高利回りのインフラファンドは当然買われます。


金曜寄り付きより買いポートフォリオ入れとなった日本KFCHD(9873)は続落。ただ配当+優待落ちがあったので寄り付きは安く始まり、その後落ち分をほぼ埋める強さでした。来週からいよいよ消費増税ですが、外食の中でも持ち帰り比率の高い同社は影響が薄く、好調な業績は続くと思います。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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アンパッチ 前編

うちの娘の爪がよく剥がれます元々子供の爪は剥がれやすいようで、元気に遊び回っているうちに割れてきて、それがどこかに引っかかって勢い余って剥がれたりするようです大人ほど痛くは無いっぽいのですが、でもやっぱり剥がれ方が悪いと血が出たりしてさすがに泣きます先日手と足で計3箇所も剥がれてしまい、皮膚科に受診しました

そこで貼ってもらったアンパンマンの絆創膏がいたく気に入ったようで、近くのドラッグストアで買ってきました。やはりキャラの絆創膏なので、入っている枚数は少ない上にちょっと高め(20枚入りで400円超)。まあ地元の製薬会社の商品ですし、娘が喜ぶから仕方無いと割り切って購入しました。

ところが家に帰って箱を開けてみると、まさにもぬけの殻絆創膏が一枚も入っていない不良品だったのです開けた嫁は最初あまりの意外な展開に「あれ?あれ?」としばらく混乱したような感じでした。ちゃんと箱は未開封でしたし、ペリペリと開けたところは私も目撃しています。

当然お客様相談室に電話だ・・・と思ったのですが、丁度3連休の初日だったので平日まで待たないといけませんでした。結局、アンパンマンの絆創膏を使う機会を逸し、娘は痛く無くなった模様。まあそれは良いのですが、だからと言ってクレームを入れないわけにはいきません。HPを見るとメールでのクレーム対応はしないので、電話での対応が必要とのこと。

週明けにようやく電話が繋がって、嫁が言うには電話口では平身低頭の丁寧な対応だったとのこと。そして担当から折り返しの電話を入れるとのこと。間もなくしてかかってきた担当曰く「代わりの商品を送るから、宅配便の業者の人にその買った空箱を梱包して渡して欲しい」とのことでした。(つづく)

中間配当落ち分の再投資買いも利食い売り重い

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日経平均は本日反発。前日のNYは米中通商協議に対して楽観的な見方が拡がって、トランプ大統領の弾劾決議も織り込む動き。サウジアラムコの設備回復が一週間ほど前倒しと伝わったことで原油価格が下落した一方、ナイキが好決算を受けて買われダウを押し上げ。半導体指数のSOX指数も上昇しました。

それらを受けた日経平均も朝方から買いが先行。ただ寄り付き後は利食い売りに押される展開に。明日の配当落ち160円分の再投資買いに期待し過ぎた分の反動もあるような格好です。売買高は12時45分時点で7億株台と低調。


投資判断は「買い」。先月より投資判断を「買い」とさせていただいておりますが、それに沿った強気相場が続いています。お陰で忙しくなったのでブログの更新は滞っていましたが、ようやく一息。なお有料メルマガの方は毎日更新しています。

個別株を見ていると、9月受渡となった8/29を底値に買い戻されている銘柄が多いです。そもそもマザーズ指数や日経JASDAQ平均がそうなのですが、業種別でも鉄鋼や非鉄金属、海運、商社の卸売業など時価総額の大きいところが、そういった形になっています。つまりは資源関連など米中対立の影響を直接的に受けやすいところが買い戻され、連動性の強い資源価格は遅れて反転してきました。

繰り返しになりますが、決して景気回復を期待して市場が強いわけではありません。あくまで売り方が今更これ以上売る材料が無いほど環境が最悪の状況から、ちょっと良さ気な材料が出たら買い戻しが出やすい環境にあったからです。

単純に相場の商いが薄いので、売られた銘柄が買われ、買われた銘柄が売られる平均回帰の動きが出ているだけということもありますが、この9月受渡から流れが変わってきたというところは、一つは大口投資家の姿勢変化が挙げられるだろうと思います。その買い主体が何かまでは突き止め辛いですが。

為替に関しては中央銀行の金融政策が緩和的だった順に通貨が弱く、ユーロドルは節目の1ユーロ=1.1ドルを割り込んでしまい、相対的にドル高が進む格好。現状、ドル、ユーロ、円の中では円が一番強いということになりますが、長期金利が低下してもグングン進むドル高にトランプ大統領カリカリするのもわかるような気がします。主因はFRBではなく、ユーロの政局混乱にあるのですが・・・。

最後に雑感としては日本企業の手元現金が過去最高の506兆円という報道。これは従業員への還元圧力に議論が繋がっていく他、自社株買い圧力にも繋がっていくのだろうと思います。経営者としては後者の方が一回だけで終わらせることができますし、前者は不景気になった時に引き下げ辛いというデメリットがあるので、自社株買いの方を選択しやすいと思います。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-09-03/PX7EDC6KLVR601


新興市場も「買い」。本日は両指数共に好調。IPOは連続で公開価格割れとなりましたが、それ以外のバイオなどは強く、朝方「日経モーニングプラス」に社長が出演したアンジェス(4563)などがしっかり。先週から出遅れ株物色の流れが鮮明になってきました。日経JASDAQ平均は14連騰も、その間の上昇率がわずか3%に止まっており、過熱感はありません。


ポートフォリオ銘柄】
トッパン・フォームズ(7862)は大幅高。これまで出遅れ感が強く1000円割れまで押す場面がありましたが、足元では急速に切り返してきました。信用売り残が多いので、明日の権利落ちに向けて名義戻しの買い圧力が強いのだろうと思います。そもそもPBRでは0.7倍と未だ割安で、親会社凸版印刷(7911)によるTOB期待も根強いです。

また昨日は同業の福島印刷(7870)が業績の上方修正を発表。今年は令和特需もありますし、印刷業界は復調傾向にあると思います。目標株価を1600円に引き上げます。


さて、本日は一銘柄買いポートフォリオに入れたい銘柄があります。それは日本KFCHD(9873)です。ケンタッキーフライドチキンの日本部門です。

業績は好調。これまでケンタッキーは「特別な日」の食べ物であり単価も高く、他の外食産業に押され不振に苦しんでいましたが、昨年ワンコインランチキャンペーンを打ち出した辺りから急速に回復基調になっています。

そして同社の場合は持ち帰りも多いですから、来月から始まる軽減税率適用メリットもあります。実際、同社の場合は7割が持ち帰りだそうで、今後更に増えるのかも知れません。加えて足元では円高メリットもあります。
https://news.yahoo.co.jp/byline/satomasashi/20190226-00116126/

もう一つインバウンドが増えていることも追い風です。欧米系の外国人旅行者にしてみれば、和食が美味しいのもわかりますけれど、たまに食べ慣れているものを食べたくなるものです。

あとアメリカのケンタッキー本社の話で日本ではまだですが、ビヨンドミートと提携し話題の人工肉を使った商品の試験販売と先週報じられました。正直、ビヨンドミートの話題はだいぶ下火になりましたけれど、日本の場合は関連株が限られているので、また何らかの話題になった時には優位性があります。

また私の経験則ではこれまで動かなかった銘柄が少し動くと、大相場に発展する可能性があります。同社の場合は17年~ずっと2000円程度で株価が横ばい推移してきた銘柄なので、今回7月から上放れの動きになってきたのは「山動く」という感じです。

信用買い残は過去10年で最大に膨らんでいますが、その分市場の出来高が出来やすくなっている(=流動性が向上している)ので、今まで欲しくても買わ(え)なかった層に訴求できます。結果、足元では03年以来の高値となっています。信用買いですから単なる優待狙いでは無く、しっかりと値幅取りの投資家が入ってきているということです。

個人的には第二のワークマン(7564)・・・とまでは言いませんが、かなりの大相場になると見ています。目標株価は4000円に。明日の寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

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