KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

苦い思い出その後

昨日の参院選は皆さんの予想通りの結果だったでしょうか?個人的にはまあこんなもんかなという感想ですが、野党の議席数が参議院で過半数を握ったというのは一つのターニングポイントであると思われます。とにかく日本が良くなれば良いんですけどね。国民参加型イベントはひとまず無事終了しました。そんなわけで(?)思い出したように先週火曜のブログの続きで、私の受験生時代の話です(;^_^A

暗黒の高校時代を経て、いよいよ大学受験が近づいて来ました。3年前の悔しい思い出を全くバネにせずにやはりゲームばかりやって遊んでいた私は大学受験も見事失敗(T_T)あの時は最後の滑り止めの大学まで落ちて、その合格発表は私の代わりに父が見に行ってくれたんですけど、父は家に帰って来るなり黙って居間に引っ込んでしまったので「あぁ、また落ちたんだなぁ」と悟った苦い思い出がこれまたあります(T△T)

そんなわけで、やむ得ず予備校時代に突入。ここでようやく私は心を入れ替えて真面目に勉強する気になったのです。朝起きて朝食を食べると予備校に行って勉強。弁当持参で夕方まで勉強。夕飯は一度家に食べに戻って、また予備校に行って閉まる21時まで自習室に籠もって勉強・・・と、そこで一生分の勤勉さを使い果たしたと自信を持って言い切れる程(?)真剣に勉強して、そこそこ有名な大学に無事進学する事ができました(^^)めでたしめでたし。

さて、めでたしめでたしな日経平均は・・・っと、いつもの株の話に行く前に先週の水曜に登場するはずだった「先生」がどうなったか気になっている読者の方も若干名おられるようなので、もうちょっとこの話を続けます(;^_^A

結論を言えばその予備校に英語教師として在籍していたのが「先生」なのです。その時先生と私は全くの初対面。私は全然知らなかったのですが、予備校の講師陣が書かれたパンフレットを家に持って帰った時に母が気付いたのでした。
母「お父さん、お父さん!この先生ってあの○○家の○○さんでしょ?」
父「多分そうじゃないか?」
私「へー、全然知らん(・・;)こんな人親戚に居たのかー」
母「お父さんの従兄なのよ」

そしてパンフレットのプロフィールには、私が落ちた高校の名前が(××)実は「先生」は私が受験した高校の役員クラスまで勤め上げた人だったとのこと。その後定年退職されて予備校の講師となったようなのです。私たち親子はその事実をその時初めて知ったのでした。
母「これを知っていたら先生に口利いて高校に入れてもらえたかも知れないね(^^)ははは」
私「どっちにしろ県立高校でそんな事無理だよ(-。−;)ははは・・・」

そんな「先生」は予備校ではどうだったかというと、その事(親戚である)を全く口にも出さず。いつもブスっとした表情でただ淡々と授業を進め、例え教室外ですれ違っても親族である話題や私的な会話はせず、質問に行ってもただ質問内容に答えるだけ。予備校卒業時にパーティーみたいな席があった時も全然そんな話題も無く、ホンマに親類なんかと不思議に思った程でした(・・;)

その後、祖母の葬式の時にチラッと見かけ、その時初めて親類として声をかけられました。しかし一言二言の会話で終了。そんな「先生」と予備校卒業後、二度目の対戦(?)となった今回の四十九日でした←やっと始めの四十九日の話に戻ります(しかし続く(;^_^A)

さて、17000円だった頃の話に戻った日経平均は本日なんとか反発。先週末はNYダウが連日の大幅急落で、シカゴ225も一時17000円割れ。寄り前の大証先物の気配も17000円を割っていたものの、終日何とか17000円台は堅持。後場はアク抜け感から好業績銘柄中心に買い戻しが入り、何とか高値引け。気合いのプラ転で終了しました。為替も急激な円高の進行に一服感が出ています(もっともこれは日本の政局混乱を加味したネガティブな円売りでしょうが)。

投資判断は「売り」。差し当たって明日は月末のドレッシング買いも少しはあるでしょうし、そもそも今週いっぱいは堅調な推移が望まれそうです。テクニカル的にも日経平均のチャートは3空窓開けで下落しており、少なくとも最後の窓(〜17679円)は埋めに行くでしょう。その他の指標もリバウンド局面を示唆していますし、そういう意味では短期的には「買い」です。

しかしながら例えば本日の出来高を見ても、様子見ムードから抜け出して、そして200円安から立ち直った割には薄い23億株。正直力強く反発していくムードはありません。何とか重厚長大産業の代表格新日鐵(5401)三菱重工(7011)が反発してくれた事が今後のムードに光明を差していますが、日経平均が単なる自律反発で終わらないためには外国人の意欲的な日本市場参加による循環物色が必要です。

一方でアメリカのファンドにしてみれば、今敢えて不安定な日本株を買う理由はなかなか見あたらず、加えて母国アメリカの銘柄が大幅下落した事により、ポートフォリオのリバランスを行う必要があります。つまりポートフォリオにおけるアメリカ株比率を50%、日本株比率を20%にしているとして、アメリカ株を10%分損切りしたとしたら、日本株もリバランスのため4%分は売却してポートフォリオの安定化を図らないといけません(当然ある程度柔軟に対応するでしょうが、組み入れ比率が決められている場合はある程度従わざるを得ない)。そういう売り圧力が今外資系証券から寄せられているものと思われます。

ちなみに今週はアメリカ株もリバウンドムードから比較的堅調に推移するのではないかと思われます。なので上記の件は今度は逆に買い圧力として働くでしょうが、果たしていつまで長続きするでしょうか?個人的には短期的な戻りを試したとしても日経平均は17800円程度まで(25日線、75日線による上値抵抗線近辺)と思います。

新興市場は「強気の買い」。本日は3指数共に大型株よりは強い上げ。既に随分と売り込まれていますから、今更下値不安に乏しいと言えるかも知れません。消去法的に選ばれた感があります。また、これからお盆休みが近づくにつれ、個人投資家の存在感が増す時期ですから、そろそろ新興市場は(少なくとも短期的には)狙い目でないかと思われます。

ソネットエンタテイメント(3789は続伸。先週の好決算を受けて引き続き買い進まれています。子会社DeNA(2432)は遂に50万円乗せの上場来高値更新。後は分割か東証1部からお呼びがかかるのを待つ段階というところで、親会社の同社にも期待がかかるところです。

スルガコーポ(1880)は続落。朝方から強い売りで一時年初来安値に顔合わせ。特に悪いニュースが出なくても、大株主等の強い売り圧力で急に値を崩すのが同社の悪い癖です。そういう時はまた急速に値を戻しますし、また業績も良いので強気のホールドで大丈夫だと思われます。ところで同社が力を入れて開発しているモンゴルの横綱朝青龍が肘を怪我してるクセに母国でサッカーしていたとバッシングされてますが、個人的には別にサッカーくらい良いじゃんと思いますけどね。全くの余談でした。

新日鐵(5401)は反発。本日第一四半期決算発表の好決算期待から前場段階で既に反発。後場決算発表を受けて利食い売りの向きもありましたが、ほぼ終日堅調な値動きとなりました。決算内容は前期比20%増の経常増益で、好調な業績推移の裏付け確認。ただ個人的にはこの銘柄を買う理由が好業績などという段階はとっくに過ぎていると思っており、テクニカル面、需給面というところで割り切った方が良いと思います。

三菱重工(7011)も反発。こちらも明日四半期決算発表予定という事で期待感から買われています。はっきり言って株価的には新日鐵とほぼ似たような性質を帯びており、どっちを買っても大差ないと思います。こちらの方が原発関連というテーマ性があるかなという程度。

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→1815円 目標10000円

ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→373000円 目標75万円

スルガコーポ(1880) 2006年5月26日より 2413円→2350円 目標4000円(3分割考慮)

USEN(4842) 1月16日後場より 1251円→863円 目標1500円

近畿車輛(7122) 5月14日より 525円→475円 目標未設定

オプトロム(7824) 5月25日より 59円→53円 目標80円

新日鐵(5401) 7月19日再エントリー 931円→918円 目標1100円

三菱重工(7011) 7月23日 882円→879円 目標1000円

売り銘柄

日産自動車(7201) 6月8日後場より 1301円→1271円 目標1100円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。