KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

魔術師レーザー浴び中

眼にビーム照射が開始され、赤いLEDが紫色の光に変わりバチバチと音を立てます。髪の毛を焼いたような焦げ臭い臭いが漂います。痛くも熱くもないのですがあぁ、焼かれてるんだなーという気持ちになります。気分はすっかりまな板の上の鯉状態(;^_^A

「そう、その調子」
「いいですよ」
「もう少しですからね」
早口で無茶苦茶励まされます(・・;)そして正直棒読み的な感じでもあります(-。−;)まあ大量の患者を相手にしていますし、今更力も入らないでしょうけど。私は別に普段なら何とも思わないのですが「横を見たらダメ!」と言われる程横を見たくなる性質を持っています。それと戦うのが実は一番辛くて( ̄Д ̄;;

「残り時間15秒」
カウントダウンが始まります。
「10秒、9、8、7・・・」
「頑張ってください」
「あとちょっと」
相変わらず熱の籠もっていない口調で励まされ、益々横を見たくなる衝動に駆られましたが、そこは持ち前の大和魂で何とか乗り切りました←そんな大袈裟なもんか?

「はい、無事終わりましたよ」
そう言いながら、先生が眼の蓋を元に戻します。これで終了。案外あっけないものです。これで眼が本当に良くなるものか(・・;)

「じゃあ今度は右眼に移ります」
まだ私の手術は半分を終えたに過ぎませんでした(この話もまだ半分!?続く)

さて、まだ道半ばと思いたい日経平均は本日続落。昨晩のNYは寄りこそ安かったものの、主要企業の決算が出そろうと買い戻しが優勢の展開に。何とか変わらずの水準まで戻しました。その勢いを受けて、日本株市場も朝方堅調だったものの、アジア市場の軟調さを受けて下落。全く主体性の欠片もない値動きを見せています。再度113円台に突入した円高も重しに。

投資判断は「売り」。テクニカル的には5日線に頭を抑えられる展開。明日は16000円を維持できるかどうかの攻防になると思います。出来高も相変わらずですが薄く、弱気派勝利の展開に。

新興市場は「強気の買い」。本日は3指数共に大幅下落。ここ最近は珍しく大型株に負けた格好。原因は久しぶりにIPOが3銘柄も集中したこと、新興市場の親分格とも言えるヤフー(4689)がストップ安売り気配で、上げ潮ムードに水を差したこと等が挙げられると思います。昨日の3市場の売買代金が1600億円程度と指数が上昇している割には減少しており、また信用買いが膨らんでいるのも目先の懸念材料。明日も軟調な展開だと思われますが、マザーズ指数で850ポイント程度が目先底値目処か。その水準まで引きつけて、積極買いが戦略的には引き続き有効と思われます。

ソフトクリエイト(3371)は続伸。相変わらずひねくれた値動きをしていますが、お陰で今日のような下落局面には強いです。日が経つにつれ買い板も厚くなってきており、出遅れ好業績銘柄の認識が徐々に意識される格好か。ちなみに本日テレビ東京オープニングベルでチラッと登場しましたが、全く影響はない様子。

ソネットエンタテイメント(3789)は反落。本日場中に決算を発表。サプライズ無しの好決算でしたが反応薄。昨日は子会社エムスリー(2413)が発表し、好決算ながらも材料出尽くしから本日反落スタート。ヤフーも好決算後の材料出尽くしから期待感が剥落。まだ決算内容を消化し尽くした感じがありませんから、明日も引き続き弱含む展開か。ただ先にお伝えしたように明日の下値では積極的な買いが有効。

USEN(4842)は続伸。今までの鬱憤を晴らすかのように一気に騰勢を強める展開。しかしやや過熱感が意識される水準に。個人的には1100円前後でしばらく落ち着いてくれれば、以降の騰勢へ突入するための下準備ができると思っています。長期的にはまだまだ上値余地がありますが、短期的にはそろそろ一歩引いて見る水準か。

ソフトバンク(9984)は反落。子会社ヤフーに足下をすくわれた格好。先日来「当面日柄調整が続く」としましたが、本来であればそろそろ反発局面を迎えても良い頃合いでした。ちょっと予定外に外部環境にやられた感じ。ここまで下がってくると次の下値支持線は一目均衡表の雲上限2360円程度と見るべきです。もう少し軟調な展開が続くか。

任天堂(7974)は荒い値動き。本日2時に決算を発表。通期営業利益は大方の予想通り4200億円上方修正されたもののほぼ市場コンセンサス通り。その後急速に売られる場面があったものの、急速に買い戻され7万円を突破。しかし東証が終わり、大証タイムに入ると一気に売り崩され、結局は安値圏で引けました。

想定為替レートは現在の円高局面にかかわらずドルで115円、ユーロはむしろ円安にみて155円から160円としています。確かにユーロに関しては妥当水準かも知れませんが、ドルの見通しは甘いのではないかと思います。ハード、ソフトの販売予想も上方修正していますが、ゲーム好きの筆者的に見て以後今以上に売れると見るのは楽観視過ぎなのではと認識しています。確かに今までゲームをやらなかった世代に訴えかける力は強いのですが、そういった層の取り込みも最早限界なのではという気がします。夜中に任天堂の決算を見た外国人が明日以降今日の決算をどう評価してくるかわかりませんが、本当にトリッキーな動きをして疲れます。

新日鐵(5401)は反落。本日は同業他社のJFE(5411)が特段悪い決算でなかったものの売られる展開。市場の期待値の高さが伺われる展開でした。それを受けて同社も軟調に推移。全体相場の軟調さも逆風に。短期的には下値余地に乏しいですが、決壊すると一気に下がる怖さがあります。

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→1940円 目標10000円

ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→429000円 目標75万円

USEN(4842) 1月16日後場より 1251円→1150円 目標1500円

オプトロム(7824) 5月25日より 59円→42円(15時20分現在) 目標80円

ソフトバンク(9984) 10月5日より 2400円→2460円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 10月15日より 117000円→119000円 目標20万円

売り銘柄

任天堂(7974) 10月17日より 68900円→66400円 目標6万円

新日鐵(5401) 10月17日より 815円→763円 目標750円

日産自動車(7201) 10月17日より 1144円→1089円 目標1000円

JT(2914) 10月24日より 65万円→664000円 目標62万円

新光証券(8606) 10月24日より 549円→547円 目標450円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。