幸いにも(?)母の事故現場は家から徒歩数分の距離でしたから、相手方の人も待っているので、私は雨の中猛ダッシュで現場に駆けつけます( ̄Д ̄;;まだ17時台でしたが、厚くたれこめた雨雲のせいもあって辺りはすっかり闇に包まれていました。
現場に到着すると母と相手方の男性(年齢は私と同じ位)が待っていました。どちらも特にケガはない様子。双方の車を見比べてみると、うちの車は後部座席の横側が少し凹んでいる程度。しかし相手方のワゴン車は前方がかなり破損して、ヘッドライトが割れていました。
「じゃあ行きましょうか」
既に警察に連絡が付いているということで、2台連なって警察署に向かいます。私は事故に立ち会うのが初めてだったので、こういう場合は警察が来てくれるもんだと思っていたのですが、程度の軽い接触事故でかつ人身事故に至っていない場合で、双方示談で終わらない場合は仕方ないから警察が仲介するという形になるっぽいんですね。「動けるんなら来てください」と言われたそうです(・・;)
警察に移動する車内で私は母に事故当時の状況を聞きました。現場は片側2車線の国道と1車線しかない川沿いの脇道が交差する十字路で、信号機がありません。母の車は脇道を直進して国道を縦断しようとしました。そこに国道を左から直進してきた相手方のワゴン車とぶつかったみたいなのです(××)ワゴン車が急ブレーキをかけてくれたので、何とか「ドスン」という程度で済んだみたいです。
普段私もよく通るのですが、厄介な交差点です。信号機のないところで4車線分一気につっきらないといけませんから。しかも今回は夕暮れ、雨、帰宅の時間帯で混雑・・・という悪条件が重なっていました。それでも父の施設に通うようになってから1年以上毎日同じ時間帯に通っている道ですから、そういう状況には慣れているはず。今更何故?
母曰く「私が国道の車の流れが止むのを待っている間に、後ろに並んでいた車が強引に左側に割り込んで来て、さっさと左折しようとしたのよ\(*`∧´)/」
直進しようとする母の車は左右両方の車の流れが止むのを待たないといけません。しかし母の後ろの車は左折したかったので、左側に流れる車線のみ止めば進めたのです。だから強引に母の車を抜いていったようなのです。
更に母曰く「その車が陰になって、奥側の車線を左側から来る車に気付かずに発進しちゃったのよ。あぁ、もっとしっかり待って確認すれば良かった(T△T)」
結局孫がバイトに遅刻しそうだというので気が焦っていた事もあったようです。色々悪条件が重なった挙げ句の事故。母は私が今まで人生で見た中で一番動揺し、超テンションダウンの状態でありました(・・;)重い空気の車内で我々は警察に到着しました。(今シリーズは長期間続きそうな予感で続く)
さて、超テンションダウンの日経平均は昨日続落。落ち着かない海外市況を嫌気して日本株市場も落ち着かない状態。急速に進む円高(遂に本日110円台に突入!)が日本経済に陰を落としているのは間違いありません。今週は結局全営業日値下がりとなりました。
投資判断は「売り」。前回のブログでSQ値を上回って堅調に推移していくのではないかと書きましたが、残念ながら調子が良かったのは途中まで。引けが近づくにつれ急速に失速してSQ値(15684円※結局はDOWA(5714)のせいで確定値は引けまで出ませんでしたが)を割り込み、15500円の節目にトライする格好になっています。ボリンジャーバンド−2σを拡大し続けるようにな形にもなっていますから、短期的なリバウンド局面は到来しそうなものの、反発の上限は先日の急落時の窓埋め水準である16000円程度までに下方修正せざるを得ない状況です。SQ値が上に控えているのも短期的な重し。
また昨晩のNYも大幅な下げに見舞われており円高も進行、シカゴ日経平均先物は15300円となっていますから来週月曜は引き続き上値の重い展開を想定しておかないといけないでしょう。しかしまだ何とか「喉元過ぎれば熱さ忘れる」ことができそうな状態ですから(ただしそれも正直長くはないでしょうが)、下げ過ぎと思う銘柄に関しては積極的に手出ししていっても良いと思います。ただし短期勝負と割り切った上で。TOPIXは8/17安値をほぼ間違いなく割り込んで来るでしょうから、極力安値まで引きつけてから買う事をお勧めしますが。
新興市場は「強気の買い」。昨日も3指数共に大きな下げ幅。新興市場の水先案内人となっているACCESS(4813)が一転ストップ安という乱高下を見せています。ただ下落要因となっているグーグルの話は未だ具体的な中身は何も見えていませんから、市場が冷静さを取り戻せば株価は回復してくるものと思われます。
アメリカの大幅利下げから上がり始めた新興市場はFOMCで利下げ打ち止め感が高まってきたので上げ止まったという指摘がありますが、やはり昨今の上昇相場は外国人の介入する割合が強かった部分が大きいようです。一方で国内の機関投資家には金余りの状態にあるところも多い様子(キリンHD(2503)のオーストラリア食品会社買収や、公的年金資金1000億円程度で小型株運用開始の報道がその一端を垣間見せる)。そういう資金が運用先を求めて割安な新興市場参入のタイミングを虎視眈々と狙っているのも間違いないと思います。売買代金が1000億近くまで減少し、新興市場に勢いがなくなってきたのも事実ですが、逆に下落局面でしこりを残していないと捉えることもでき、大型株や指数の下落程には相場環境が悪くなっていないと思います。
ソフトクリエイト(3371)は続落。ただしこの悪い相場環境の中小動き。残念ながら買い手不在の不人気株ですが、何とか自社株買いで支えているようです。同盟関係にあるセプテーニHD(4293)は昨日好決算を発表。取り巻く環境は良いのですが、何故か誰も気付いてくれません。
メディカルシステムネットワーク(4350)は大幅反落で一時ストップ安。一昨日に発表された決算見通しが短期筋の期待には応えられなかった様子。確かに伸び率が低く見た目はイマイチな内容ですが、そこまで売られる筋合いがあるか?という感じ。前期の決算が良すぎたせいで伸び率が低くなっているだけであり、別に減益見通しでもないのですが。ただ元々長期銘柄と予告している通り、この銘柄の真価はジワジワ表れてくるでしょうから、その辺は動揺する事なくデンと構えているのが大人ってなもんです。むしろ短期派がいなくなって良かったと捉えましょう。PER水準は割安。
新光証券(8606)は続落。みずほ証券との合併延期報道が嫌気(ただし両社は否定)。しかし私はむしろ合併延期がこの会社にとってプラス要因だと思います。1000億円も損失を出している会社と無理に合併して短期的に1000億円以上の付加価値を生み出せるのか?と思います。ただでさえ合併には様々な費用負担が発生するのにこれ以上余計なコストは避けるべきでしょう。何も合併が白紙撤回されたわけではないのですから、もう少し様子を見守るのが正しいと思いますけど。個人的には売りの視点で見ているわけですから下がってくれれば有り難いですが、万が一この辺の話が白紙の方向でまとまってきたら一旦買い戻しすべきでしょうね。
そして月曜はブログをお休みします。予めご了承ください。
以下ポートフォリオの動きです。
買い銘柄
ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→1790円 目標10000円
ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→414000円 目標75万円
USEN(4842) 1月16日後場より 1251円→950円 目標1500円
オプトロム(7824) 5月25日より 59円→40円 目標80円
ソフトバンク(9984) 10月5日より 2400円→2520円 目標3000円
メディカルシステムネットワーク(4350) 10月15日より 117000円→134000円 目標20万円
イー・ギャランティー(8771) 10月29日より 323000円→238000円 目標40万円
売り銘柄
JT(2914) 10月24日より 65万円→650000円 目標62万円
新光証券(8606) 10月24日より 549円→519円 目標450円
※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。