KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

ストーリー

私が富山に戻ってきてからかれこれ2年が経過しました。東京に居た時は全く必要の無かった車なのですが、地元では生活必需品であります。そんな車を運転するようになって、一つ試してみたい事がありました。それはハイオクを入れてみること。

ガソリンスタンドに2種類値段が出ていて「ハイオクってなんだろう?」と子供の頃思っていました。高いガソリンであるという認識はあったのですが。今更何を言っていると言われそうですが、私車には全くと言って良い程興味が無いのです。下手すると車の知識は、車好きの父親を持つうちの甥っ子に負けます(;^_^A

色々調べてみると、オクタン価が高いのがハイオクという事らしいですね。そしてハイオクの中には洗浄剤が入っていて、エンジンがキレイになるとか。んじゃオクタン価ってなんぞや?となりますが、オクタン価が高い程安定して燃焼し、出力を得る事ができるそうです・・・よくわからないですけど、数%は燃費効率も良いらしいのです(;^_^Aとにかく値段が高い分、性能の良いガソリンという認識で良いのかな?

まあ何はともかく、一度人生で「ハイオク満タンで!」と言ってみたいと思っていました。何かカッコイイじゃないですか。なわけで入れてみようと思ったのですが・・・
母「絶対ダメ!\(*`∧´)/」
私「何で?(-。−;)」
母「軽自動車にハイオク入れる人なんてどこにいるのよ!?」

そう、私の愛車は軽自動車。今回はそんな軽自動車に昨年の一番ガソリンが高くなった時期に(ハイオクのリッター200円超えの時)ハイオクガソリンを入れようとしたある男のドラマです。(無駄にNHKのプロフェッショナル風に盛り上げて続く)

さて、ドラマ仕立ての日経平均は本日反発。前日のNYダウは四半期末という事でドレッシング買いが入り堅調推移。原油高もエネルギー関連株の支援材料となりました。それを受けた日経平均も朝方から買いが優勢の展開。こちらもドレッシング買いが入り終日強い値動きに。ただ日経平均は1万円に到達すると先物売りの板が厚く、そのまま押される展開に。元々実需の買いが薄かっただけに、買い上がるような力強さは見られませんでした。

投資判断は「売り」。正直再度1万円を見る事は無いと思っていたのですが、意外に強い動きでした。本日で今年も丁度半分が過ぎ、3月からの強さを象徴するような動きでしたね。ただ本日の出来高は20億株と、これから先高感が高まるような雰囲気はありません。明日の日銀短観を前に様子見ムードが漂っているという感じですが、お化粧が剥がれて醜い中身をさらけ出すような結果になってきそうな雰囲気です。日米共に反動安に気を付けねばなりません。

テクニカル的には16日の急落で開けた窓(10029円〜9941円)を埋めに行く動きとなりました。まだ完全に埋まりきっていないですが、本日の動きまでが直近のピークだと思います。

よく「225銘柄で構成される指数にとって1万円という数字は何の意味も持たない」と言う人がいますが、それは片面は正解ですが、片面は不正解の物言いです。何と言っても株式投資は美人投票であって、ファンダメンタルズのみで形成されているわけではないからです。「1万円になったからそろそろ売りではないのか」と思って実際に売る人がいれば、それで株価の現実的な重石になるのです。そしてそれを更に裏付けるのが先物市場の存在です。これが無ければ1万円という節目はさほど意識されないでしょうが、現実的に先物市場で1万円の売りとする人が多いわけですから、やはり節目節目で値が重くなるのです。

そんなわけで、本日の上昇がダブルトップの二番目の山となる可能性は強いと見ています。特に明日から下半期入り。流れが変わるタイミングとしては申し分の無いところです。6月は陽線で無事終わりましたが、さて来月は無事5ヶ月連続の陽線を達成できるでしょうか?私は残念ながら難しいと見ています。

新興市場は「強気の買い」。本日は3指数共に堅調。特に値動きに派手さこそはありませんでしたが、日経JASDAQ平均・マザーズ指数共に年初来高値更新となって、先高感の強いチャートを形成しています。もっとも日経JASDAQ平均の値上がり率上位を見ると低位株ばかり並んでいますが、見方を変えれば出遅れ株にも買いが集まってきた展開と好意的に見る事もできます。先日お伝えしたように直近IPOである常和ホールディングス(3258)、八洲電機(3153)も短期調整の後に強い展開となっています。短期資金の需要も旺盛で、新興市場はまだまだ上昇の序盤と見ています。

ソフトクリエイト(3371)は続伸。先週末から動意付き、一時久しぶりの700円を突破。株主総会までの恣意的な値動き固定が解除され(その証拠に日証金の融資残がみるみる減っている)、出遅れによる水準訂正の動きが如実に表れています。そこに東証1部を目指したいという意気込みも伝わって、来月以降は今までの鬱憤を晴らす動きになりそうです。だいぶ下値でのボリュームも高まりましたし。

ダイハツ(7262)も続伸。一時900円を付け、一気に25日線を取り戻す展開に。テクニカル的には本日の反発で短期トレンド転換を果たした格好になっており、パラボリックMACDの好転、一目均衡表の雲脱出、DMIも好転目前とそれぞれ買いトレンドを示唆しています。為替も一段の円高となるタイミングはとりあえず過ぎ、当面95円〜100円の間で動きそうで、外需の中心銘柄である自動車株にとっては買い安心感に繋がるところ。

みずほFG(8411)は続落。昨日後場に増資の具体的なスケジュールが決まると、改めてそれを嫌気する売りが集まり急落。大和証券(8601)と共に相場を押し下げる要因となりました。本日も全体相場の反発に乗りきれず、上値の重い展開が継続。残念ながら5月上旬に開けた窓(208円〜226円)を埋めにいく動きとなっており、目先75日線で下げ止まるかどうかが焦点に。

SEH&I(9478)は続伸。新興銘柄の中でも出遅れ感から買いが集まってきています。テクニカル的に日足ではパラボリックも好転してきましたし、週足では現水準のまま今週が終われば52週線が約4年ぶりに上向こうとしている歴史的な転換点でもあります。過去の同社の株価推移を見ればわかる通り、一度動き出せば手が付けられません。ちなみに5年前の7月には株価が4倍化する大相場となりました。

日本リテールファンド(8953)は反落。ただ本日は一時462000円を付け、年初来高値を更新してきました。引き続きREIT市場は強く、1000ポイント回復も時間の問題となっています。前回も示したように週足での三角持ち合い上放れの動きが鮮明で、軽い調整を経た後は再度騰勢を強めていくものと思われます。また本日発表の信用残高は空売りが1000口近くに達し、2007年5月に上場来高値を付けて以来の水準。これは長期トレンドの転換点を意味するものと思われます。

ダイセル化学(4202)も続伸。眠れる獅子もようやく動き出したという感じです。こちらもテクニカル的にはMACDが好転し、信用倍率で見る需給面も良好。目標達成までもう少しというところです。富士フィルム(4901)がみずほによる投資判断引き上げで大幅高しているのに連れ高する格好。

ソフトブレーン(4779)ストップ高比例配分。東証1部値上がり率3位に入りました。こちらは完全にテクニカル的・需給的な部分が強いですね。先週の値動きは非常に良い調整だったようです。明日の5000円突破はほぼ確実なようで、ここから7000円までは昨年8月以来の真空地帯。値動きは軽そうで、そうなれば短期資金も集まりそうです。

そして気になる次のポートフォリオ入れ銘柄は・・・時間の都合もあってもうしばらくお待ちください(;^_^A多分選挙関連銘柄になると思われます。

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→694円 目標6000円

ソネットエンターテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→185100円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1882円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→145500円 目標20万円

ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→898円 目標1500円

みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→226円 目標700円 (1000株単元変更考慮)

SEH&I(9478) 2008年5月28日より 13000円→12350円 目標2万円

日本リテールファンド(8953)  8月31日より 450000円→446000円 目標55万円

ダイセル化学(4202) 5月19日より 520円→585円 目標600円

幼児活動研究会(2152) 5月24日より 1390円→1490円 目標2000円

ソフトブレーン(4779)  6月17日より 4050円→4770円 目標6000円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。