先日私が留守の間に「○○新聞とってください」と新聞勧誘がやってきました。うちの母は巧みに色々な新聞社を乗り換えて契約時の景品を受け取っているのですが(つまり新聞自体にこだわりがないみたいなのですが)、今回は今までとった事のない初めての新聞社だったようで。私は会社で概ね全ての新聞を読めるので、家でとるのはどこの新聞でも構わないんですけど(;^_^A
景品として貰ったのは定番のビール券、地元の大きなスパランドの入銭券(ペア)、そして洗剤1ケース(6個入り)だとか。大体計8000円程度になります(・・;)いくらなんでも貰いすぎなんじゃ・・・(-。−;)「だってくれるって言うんだもん(^^)」とは母の弁。
確かに新聞屋さんは新聞の在庫を抱える位なら、少しでも配達してさばいた方が在庫を減らせる一方、利益にもなりますし、固定客になるかも知れませんし。ならば景品で釣るという作戦は合理的かも知れません。丁度携帯電話の新規加入キャンペーンと似たところがあります。特に母のように新聞にこだわりがない浮動票であれば、獲得に必死になるのは当然でしょう。しかし景品による過当競争の激化は徐々に販売店の首を自ら絞める結果となり、自主規制で契約の8%程度の景品を上限と決めているみたいなのですが、そしたら今回の契約で3年近くはとらないといけない計算になります(・・;)販売店も生き残りをかけて必死です。
個人的には折角配達のネットワークがあるんですから、どこかのメール便とかと提携して、新聞と同時に速達等を配達するサービスってできそうな気がするんですけど。朝一番に届くというメリットがあって、結構重宝するんじゃないかなー?ネットで本とかを買う時代ですから、そういうのが早く届けば良いですし・・・ダメですかね?
最近特に新聞の発行部数は落ち込んで、大手新聞社同士連携してコスト削減に乗り出そうという動きがあります。今やネットで情報を無料でゲットできる時代。新聞自体のメリットは徐々に薄れつつあります。私の大好きな日経金融新聞はいよいよ休刊だそうです(T△T)確かに値段が高いのですが、株をやっている者としては興味深い情報満載だったのに。一応日経ヴェリタスとして週刊に生まれ変わってネットで見られるようになるらしいんですけど、やっぱり時代に応じて変化していかないといけないのはどこの業態も同じようです。
私は逆に地方の新聞社は今後相対的に優位性を増してくるのではないかと思っています。全国のニュースはネットやテレビで取れるけれど、地域のニュースは得難いものです。やはり地方ではコミュニティ色が強いので、見知らぬ有名人の事件よりは近所の誰々さんの話題の方がホットですから。
私は新聞は世の中で一番面白い読み物だと思っています。毎日毎日内容が新しくなるわけですからね。そんなわけで今回は新聞についてアレコレ綴っていくシリーズです。(はい、やっぱり続く)
さて、毎日毎日内容が新しくなる日経平均は本日大幅続落。先週末のNYダウが安かった事を受けて日本株は朝方から軟調推移。後場に入ると海外マーケット、特に中国株指数が大幅下落となったことを受けて先物主導で売りに押され、一時300円近くまで値を下げる展開に。結局安値水準での引けとなりました。
投資判断は「中立」。日本市場の出来高は17億株台とこれまた低水準。「閑散に買い無し」の状態が続いています。海外市場の動向をそのまま映す展開は相変わらずで自主性に欠けます。恐らく今週はこのまま軟調に推移していくのでしょう。その後早ければ今週末辺りに反発ムード→年内最終週は比較的堅調に推移→来年頭はご祝儀相場で堅調→そのまま買いが続くかと思いきや、来月中頃から再度下方トレンドへという相場展開を想定しています。
結局日足の日経平均で一目均衡表の雲の薄い部分を抜ける事ができませんでした。これは何より相場の先行き不安を反映しているものだと思われます。そんなわけで投資判断は中立ながらも、目先1ヶ月程度の上限は15500円に下方修正、概ね15000円前後の水準でフワフワ推移していくのではないかと想定しています。
新興市場は「強気の買い」。しかしながら本日は3指数共に大幅下落。正直テクニカル的には超土壇場で、マザーズ指数・ヘラクレス指数でそれぞれ780・1200ポイントを割り込んでしまうようだと、下値目処は一気に各指数の最安値まで引き下げられてしまいます。そうなるとまた暗黒の寒風吹きすさむ日常がやってきてしまい、個人投資家が離散してしまう最悪のシナリオを想定せねばならなくなってきます。3市場合計売買代金も1000億円割れと閑散。すっかり投資家の皆さんはクリスマス・正月休みモードに入ってしまっているかのようです。
ソネットエンタテイメント(3789)は続落。引き続き売り物に押される展開。子会社DeNA(2432)は思い出したように再度売りに押され大幅安。結局今回の新興市場安の引き金を引いたのはDeNAの大幅下落だったのかも知れません。そのきっかけとなったのは総務省の規制報道ですが、証券優遇税制の条件付き延長といい、株式市場にとって政府はまったくロクな存在ではありません。個人的には引き続きDeNAと共に強気の買いで見ていきたいところですが、需給が崩れてしまったため、簡単には元の水準にまで戻らなそうな感じではあります。宝クジでも当たれば無茶苦茶仕込んでおきたい水準ですが・・・
ソフトバンク(9984)も続落。前場こそ健闘していたものの、全体相場に引っ張られる形で後場から失速。水準的には調整は済んだと見ていましたが、まだ市場環境がそれを許してくれないようです。何とか直近安値水準である2300円前後をキープできれば、戻りも比較的早いのですが。
JT(2914)は反発。こういう相場展開でディフェンシブ株に資金が逃避している格好のようです。それでも明確に上値トレンドラインに頭を抑えられているようで、ジワジワ値を下げていく展開には変化がないようです。引き続き売り持ちで。
以下ポートフォリオの動きです。
買い銘柄
ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→1689円 目標10000円
ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→328000円 目標75万円
USEN(4842) 1月16日後場より 1251円→961円 目標1500円
オプトロム(7824) 5月25日より 59円→33円 目標80円
ソフトバンク(9984) 10月5日より 2400円→2285円 目標3000円
メディカルシステムネットワーク(4350) 10月15日より 117000円→123000円 目標20万円
売り銘柄
任天堂(7974) 12月1日より 69000円→64200円 目標53000円
JT(2914) 12月4日より 676000円→672000円 目標60万円
※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。