KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

愛のメモリー

私がブログを書いているこのパソコンのお話。皆さんもご経験はおありかと思いますが、パソコンも消耗品ですから、年々動作は鈍くなってきます。買った2005年当初は快適に動いていたのですが、色々なプログラムを組み込む事で自分流にカスタマイズするにつれ、だいぶ遅くなってきました。

しかもパソコンはどうやら寒いところが苦手なようで、冬になると特に動作が鈍ります。個人的には寒い方が通電率が良くなって快適に動くんではないかと思っていましたが、何にでも動作に適した環境があるようでして。

電源を入れてデスクトップ画面が立ち上がると、私は気が短いので使いたいソフトを同時に全て立ち上げようとするのですが、それら一連の作業が終了し動作が安定するまでのタイムは実に7分30秒(××)今まではその間に別の作業をして時間を潰していたのですが、やはりイライラ感は否めません。

そんな私のパソコンのメモリは512Mで、現在ではイマイチな数字。メモリの増設をしたいなとは思っていたのですが、次のパソコンを買うまで待とうかとも思っていました。しかし次期OS「Windows7」が出るのは今年の後半とのこと。しかも出ていきなり買うというのは初期不良の怖さもあって、ちょっと手控えられます。となると随分このイライラは解消されない事に。むむむ・・・

ところが、先日実家で買ったネットブック(メモリ1G)の動作の速いこと速いこと。それにいたく感動した私は遂に増設を決意したのでした。パソコンにSCSIやらテレビチューナーボードを取り付けた事もあるので、メモリの増設くらいはお手のもの。ただメモリは最近安くなったとはいえ、まだまだお高いんでしょう?

・・・と思っていたら、ネットで検索すると1Gのメモリで何と3980円(××)はー、今やそんな価格になっていたんですね。知らなんだ(・・;)知っていたらすぐ付けていたのに・・・というわけで早速注文し購入。注文から2日目には無事到着。

それで早速私のPCをバラバラ事件→早速セット→そしてPCの電源オン!果たしてどの位速くなっているかな・・・ワクワク

タイムを測定すると実に3分半!メモリが3倍の容量になった事により、スピードは約半減となりました(^^)ワーイ。これで毎日4分の時間を得するという計算になります。毎日4分得すれば、年間で365×4=1460分も得する事に。当然それ以外の処理速度もアップするわけで、私のブログの原稿書きのスピードも若干上がるわけです。ウッヒョー(^_^)/←ただし内容が良くなる保証は無い。

ただ一つ気掛かりなのは、パソコン本体を開けた時にポロッと取れた小さな部品(・・;)電子的な部品で何やら重要そうな雰囲気を持っているのですが、今のところ動作に不具合は感じられません。ただそれが後々影響してきそうで、何かいやーんな感じがしています。こうして医療ミスは起こるものなのでしょうか?

さて、動作の速い日経平均は本日大幅反発。前日のNYダウはGDPの速報値が大幅なマイナスとなったものの、個人消費支出が増加に転じたことを好感し、景気回復期待から買われる動き。しかし引け後にクライスラーの破産法申請が本日中にも出されるとの報道が。

それを受けた日経平均でしたが、一先ず買いが先行し一気に300円高に。背景には海外市場の活況の他にも、朝方発表された鉱工業生産速報値が市場予想を上回って6ヶ月ぶりの増加に転じたこと、為替が一気に98円台まで円安に振れたこと、月末のドレッシング買いなどがありました。豚インフル、クライスラーといった弱気材料を吹き払い、久しぶりに高値圏を維持したまま一日の取引を終了しました。

投資判断は「買い」。一応明日を過ぎれば強気の買いに転換して良いと思っています。明日はさすがに本日の反動と、9000円接近という地合、GW前の様子見ムードの高まり・・・といったところから、上値は重いと見ています。ただそれでも本日の地合の強さを見ると、案外明日も良いところを見せるのではないかと期待も膨らみます。

個人的にはビッグスリーの破産法は無いと言い続けてきましたが、幸か不幸かクライスラーが破産法申請の方向で動いています。ただ市場はそれを悲観せずに、落ち着いて受け入れる素地を作り上げているようで、本日の買い安心感にも繋がりました。クライスラーにとってどうかはわかりませんが、少なくとも日本メーカーにしてみれば長期的にはライバルが減ってプラス材料ではあるとは以前から述べている通りです。

ところで何とか無事4月も陽線で終わり、上昇トレンド維持を確保できた日本株市場ですが、各社発表している決算の内容自体はイマイチです。ただ目先は海外の市場が支えてくれています。最後の買い手とされる中国株の好調はもとより、アメリカ株もオバマ大統領のハネムーン期間(就任後の100日)を終了して、ほとんど行ってこいの状態になっているところが上出来と言えましょう。テクニカル的にもNYダウは8500ドルを目指す動きになりそうです。

これら海外の「お客様」の景気が想定以上に早く回復する(すると思える)ならば、日本企業の業績も、もう少しゲタを履かせてもよさそうなところです。昨日も書いたように、日本株はGW中にマグマを貯め込んで、明け後には9000円を一気に突破→急上昇のシナリオを描いています。

新興市場は「強気の買い」。しかし本日はヘラクレス指数のみ下落。本日のところは大型株の久々の活況に資金を奪われてしまったという感じで、全体的にもイマイチでした。ともあれ小休止中というところですが、日経ジャスダック平均及びマザーズ指数は上昇トレンドは維持しており、資金の受け皿として準備はできたという印象を受けます。IPOが無い割には活況というところ。

ソフトバンク(9984)は反発。本日引け後に決算を発表。前期業績は10日に上方修正した数字を更に上回る営業利益となりました。来期も引き続き4200億円を予想していますが、これは市場予想を下回る数字。それよりもサプライズとなったのが「約2兆円ある有利子負債を2011年度には1兆円に、そして2014年度には完済」という宣言を出したことです。これによって明日以降の株価は強含む事になるでしょう。

個人的にはこれはかなりのサプライズです。ソフトバンクは上場して以来初めて、レバレッジによる拡大成長路線を捨て、収益の回収に向けた経営に舵をきると宣言したわけです。これは孫社長の事業承継に向けた方向転換という見方もできますが、今まで低配当で我慢を強いられてきた同社株主がようやく報われる時が来たという事です。経済学的に見ると長期的にはマイナス材料かも知れませんが、これだけ資本主義の崩壊だとか叫ばれる世の中では、一先ずリスク回避に動く事によって安心感を与えることができ、正しい経営判断と言えるでしょう。

メディカルシステムネットワーク(4350)は反落。こちらは引け後に決算予想を下方修正。最終利益予想を引き下げています。ただその前の経常利益までの段階では上方修正となっており、保有株であるみずほFG(8411)の減損処理が主因。それならば営業的には成功しており、むしろプラス材料と見て良いでしょう。明日以降の動きに注目です。

ダイハツ(7262)は反発。前述のクライスラーの破産法申請は既に織り込み済みの形で、総じて自動車関連銘柄は堅調でした。為替の円安が好感された向きもありますが、ホンダ(7267)の先日の決算で営業利益段階では今期も黒字を確保するという見通しが好感されて大幅高。それに自動車株全般が牽引されるような形になりました。同じように黒字見通しを出したダイハツももっと評価されても良いと思います。

本日はこの辺にしまして、次回は4月の成績発表です。今月はかなり良い成績を出せたのではないかと見ています。そしてそろそろGW中に銘柄を研究しまして、次なるポートフォリオ入れ銘柄を投入しようと思っています。お楽しみに。

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→645円 目標6000円

ソネットエンターテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→229100円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1550円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→97200円 目標20万円

ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→884円 目標1500円

みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→206円 目標700円 (1000株単元変更考慮)

SEH&I(9478) 5月28日より 13000円→8120円 目標2万円

日本リテールファンド(8953)  8月31日より 450000円→346000円 目標55万円

コニカミノルタHD(4902) 2月5日より 785円→802円 目標1000円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。