この前の土曜、GWにどこも行けなかった我々は、晴天にも恵まれて砺波市のチューリップ公園へと行ってみました。富山県砺波市はチューリップで有名な街です。毎年GWのチューリップフェアは公園一面にチューリップが咲き乱れ、来場者数30万人を数えるイベントになっています。公園自体はオランダと姉妹都市になっている事もあって、風車や水車があってヨーロッパ的な雰囲気をたたえています。長崎ハウステンボスのミニミニ版みたいな感じですね。ただ残念ながら今年は既に開催期間も終わっています。
↓チューリップフェアHP
http://www.city.tonami.toyama.jp/kanko/event/tulip/tulip.html
フェア自体は終わってしまったものの、まだチューリップは残っているだろうという事で車でLet's go!珍しく早起きした嫁と一緒にお昼前に出発進行!!あー、清々しい天気。清々しいスガシカオだなー(^^)
・・・なんてことを言いながら現地に到着すると「フェア期間終了のため閉園中」との看板が(××)なんだってー!!元々公園であるため、チューリップ公園自体は年中開園しているはずですが、フェア期間終了の数日間だけ後片づけで閉園しているとのことでした(T△T)あぁ、全然そんな事知らんかった。もっと調べてから来れば良かった(T_T)
そうは言うものの、公園周辺も緑がたくさん映える散歩道になっており、市の花であるチューリップが多数植えてあります。とりあえず車を停めて、その辺りを散歩する事にしました。実に500種類ものチューリップが植えられており、それを見られれば良しとしよう・・・
・・・と思ったら、まるで昨年報道された「チューリップの頭が切り取られる事件」の如く、ほとんど花は取られていました(××)すわっ、これは大事件ですよ、奥さん!・・・とも思ったのですが、チューリップは球根を大きくするためにシーズンが過ぎ去った花部分は敢えて切り取られてしまうのだとのこと。残っている花の大部分ももう枯れる手前の状態でした。少し遠目で見ればわからないんですけど(;^_^A
それにしてもGWが終わってもすぐ次の土日がある今年の日程なんだから、もう少し開催期間を延長してくれていても良かったのではないかと思います。「ちぇっ、ケチー」と毒づきながら、折角来たのでもう少しブラブラしてみることにしました。ちなみに翌日判明した事ですが、丁度土曜まで閉園で、翌日の日曜には開園されていたのでした(T△T)(つづく)
さて、ケチな日経平均は本日大幅反落。前日のNYダウは4月の小売売上高が、市場が期待していたように前月比プラスとならなかった事が悪材料視され大幅安。それを受けた日経平均は朝方から売りが集まる展開に。為替が95円台に突入しており、円高傾向もマイナス要因。ほぼ全面安となりました。
投資判断は「買い」に。少しずつ悪いニュースを吸収できなくなってきた市場の雰囲気を勘案して、投資判断を引き下げました。個人的にはそれ程意識されないと見ていた9500円という節目が、結局は一つの達成感を醸成してしまった格好です。それもこれも今まで日本株を引っ張ってくれていた海外市場の(特にアメリカの)株価が調整しているところが痛いです。
明日は週末要因もありますが、本日の下落幅が大きかったために、小幅高程度の反発を見せると思います。ソニー(6758)の決算は残念な数字でしたが、ある程度織り込まれているようでもあります。恐らくソニーショックとか言ったような市場への影響度も限定的でしょう。
テクニカル的には少々厳しいところです。MACDが暗転してしまったこと、一目均衡表の基準線を転換線が下回りそうなことが、これから先の相場展開を楽観視させてくれません。ただトレンドは上向きのまま崩れておらず、9000円は何度となくトライしてなかなか越えられなかった水準ですから、今度は逆に強力な下値支持線として機能してくれるはずです。特に本日の下落も出来高を伴っておらず、下値は固いと見ています。
ところでにわかに動き始めた日本の政局ですが、個人的に民主党の小沢代表は好きだったのに残念です。この人しか次の首相はいないだろうと思っていたのですが。しかし一方で完全に辞め時を誤ったなという認識もあります。どうせ辞めるならもっと早い段階で辞めるべきでした。民主党は果たして次の選挙で政権を取れるのかどうかも怪しくなってきましたが、個人的には見事なまでのバラマキ政治をやっている自民党は卑怯だと感じています。株価的には目先プラスでも、日本の将来を考えると一旦野に下った方が良いと思っています。というか、結局解散せんのかい!って感じですが。さて民意やいかに。
新興市場は「強気の買い」。本日は3指数共に軟調。残念ながら親亀こけたら皆こけた状態になっていて、新興市場も元気がありません。ただ新興市場の決算はこれから出てくるところも多く、多少期待感を持って買い上げられるところもあるかと思います。また昨今の円高基調も、資金の退避先として新興市場に資金が向かい易い土壌を作り出しています。
ところで世界的に不況になるとネット関連に注力しようという動きが出てきます。前回のITバブル時も背景には人件費の抑制という企業側の要望がありました。今回はオバマ大統領がそもそも就任時にIT分野に政策の重点を置くという宣言をしています。ネット関連銘柄の多い新興市場の時代は近いと見ています。
ソネットエンタテイメント(3789)は反落。先日決算を発表。前回(5/4のブログ参照)フォローしましたが、見通しはそれよりも四季報予想よりも低い内容。ただ実際には固めに見積もっているだろうことから、それ程失望する必要はなさそう。むしろ来期は二桁増益見込みであり、もっと好感されても良いと思うのですが。テクニカル的には直近急騰した初動のレベルまで調整してきており、ストキャスは安値好転近し。25日線が下値支持線となって、目先緩やかに反発局面入りするものと思われます。
ソフトバンク(9984)も反落。携帯純増数は2年連続首位を維持したものの、イーモバイルが急追。来月もし首位陥落ならば、一時的とは言え下落要因になるかも知れません。テクニカル的にはGW前後で開けた窓を埋めに行く動きで、本日の下落によりほぼ埋めた形。24ヶ月線に頭を抑えられる格好ながらも、短期上昇トレンドは継続中。明日は市場に合わせて多少反発してくるものと思われます。こちらも5/5のブログでフォロー済み。
メディカルシステムネットワーク(4350)は続落。先週の決算発表以来動意付いており、月曜には大陽線を付けました。テクニカル的にはかなり先高感の強いチャートになっており、もう少しの調整の後、東証2部上場来高値はクリアできそうです。大陽線は得てして大相場の入り口となるものですが・・・
ダイハツ(7262)も続落。親会社トヨタ(7203)の大赤字決算を受けて、富士重(7270)も含めたトヨタグループの株価は軟調推移。特に昨今の円高傾向が間も悪く重なって、25日線を揃って割り込む形となっています。何と言ってもトヨタの影響力が強く、ダイハツは中でも一番優等生のはずですが、なかなか再評価される動きにはなりません。
みずほFG(8411)も続落。アメリカの金融株安が日本のメガバンクにも波及している格好。買い戻しの動きも一旦沈静化か。目先GW前後に開けた窓埋めの動きに繋がっていきそうです。
SEH&I(9478)は反落。先日出した決算予想は子会社の不調により下方修正。一方の株価には織り込み済みで、目立った反応は無く、むしろ25日・75日線が下支えしてくれている格好に。一応来週20日には正式な決算発表が予定されており、来期の見通しと同時に自社株買いが発表されるかどうかが投資家の期待を膨らませています。もっともその前に自社株の償却が必要と思いますが・・・
今週は仕事が忙しくてあまりブログを更新できなくてすみません。本日も時間の都合上この辺りで終わりにします。明日か明後日にまた更新します。
以下ポートフォリオの動きです。
買い銘柄
ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→620円 目標6000円
ソネットエンターテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→213800円 目標75万円
ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1743円 目標3000円
メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→117500円 目標20万円
ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→858円 目標1500円
みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→232円 目標700円 (1000株単元変更考慮)
SEH&I(9478) 5月28日より 13000円→8380円 目標2万円
日本リテールファンド(8953) 8月31日より 450000円→384000円 目標55万円
コニカミノルタHD(4902) 2月5日より 785円→855円 目標1000円
※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。