KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

緊張の夏、日本の夏 前編

前回虫の話をしましたが、家の周りはヤブ蚊が多いので庭に出た途端に数カ所一度に刺され、しかも強力なので、とてつもなく痒くなります(T△T)だからあんまり庭に出たくないですね。最近は年のせいか虫刺されもなかなか治らず、随分と長い間赤く腫れています(T_T)遺伝子組み換え作物は虫に強いと言いますが、私の身体も遺伝子組み換えにしてもらえませんかね?(;^_^A

ただ意外に家の中ではあまり蚊が飛んでいないので、去年買った蚊取りマットは全く未開封のまま。今年の夏も開けられるかどうか。ちなみに殺虫剤メーカーのフマキラーでは自社製品で殺された虫たちの供養を年に一回行うそうです(;^_^A

ただし家の中には蚊以外にも嫌な虫が存在します。それはゴキブリです( ̄Д ̄;;

こんなに誰にも愛されない虫も珍しいでしょう。とにかく発見されると嫁共々パニックです。先日家で今年初観測されました(・・;)しかし殺虫剤を取りに行っている間に見失ってしまうという大失態で、それから数日が経過しました。

ある日、嫁と家に入ってきて台所の電気を付けると、何となく視線を感じます。私はハタと立ち止まって周囲をぐるっと見渡してみると・・・居ました、エアコンの上に( ̄Д ̄;;
私「・・・居たわ(・・;)」
嫁「えぇっ!!( ̄Д ̄;;」
指で指し示して嫁に注意喚起します。

ゴキブリで私が一番嫌いなシチュエーション。それは飛んでくるゴキブリです。あの勢いよく迫り来る恐怖と言ったら何事にも代え難く、髪の毛が真っ白になってしまうのではないかという程怖さがあります。バイオハザード( ̄Д ̄;;

天井近くの壁にへばり付いているゴキブリに殺虫剤をかけると、そのシチュエーションが成立するというのは、33年間の人生経験の中で良く染みついています。そして今回が正にそのマウントポジションでした(・・;)(つづく)

さて、33年間の人生の中で培われている日経平均は本日10営業日ぶりの反落(一応)。前日のNYダウは新築住宅販売の好調を背景に買われましたが、今まで順調に値を上げていた事もあって、イマイチすっきりしない上昇でもありました。それを受けた日経平均は朝方から前日終値を挟んで揉み合い。10連騰に向けた勢いVSもういいだろう感の対立が続き、終日方向感に乏しい値動き。結局引けでは皆が「あぁー」と感じた1円安という決着となりました。

投資判断は「中立」。実は今すごく悩ましいところでもあります。日経平均は年初来高値を更新し、連騰記録こそ止まったものの、まだその勢いは継続中であると言えそうです。その証拠が本日の1円安に表れているとも言えます。本来であれば前回から言っていた「2007年6月・10月・2008年6月高値を結んだ上値抵抗ラインの延長線上」を突破してきているため、相場の大転換点であるという認識になります。

ただそこで私に強気転換を躊躇させる二つのポイントがあります。一つは更に細った出来高。上記した転換点は、リーマンショック以降の下落相場から、以前までの水準(15000円以上の水準)を目指す大上昇相場への入り口である事を示すはずです。ところがそんなにも重要なポイントにもかかわらず、商いは異常な程閑散なのです。いくら夏枯れ相場で選挙が控えているとは言え、これ程の投資チャンスを逃す手は無いでしょう。

もう一つはTOPIXは全然高値を超えてきていない事。実際にチャートを見てみると7/1の戻り高値940ポイントすら抜けていません。これが非常に気になるところです。日経平均に採用される大型株のみ買われ、全体株はそこまで買われていないのです。なおTOPIXは本日も上昇して8連騰となっていますから、勢いはまだ継続中なのですが。

正直連騰による過熱感は意識する必要は無いでしょう。逆にここまでの連騰は「強引に買い上げる無理な買い」が無かったという事の裏返しでもあります。細かな上昇幅でこつこつと、出来高も極端に増やさなかった事が、怪我の功名として結果連騰記録を達成したと見れます。

本当に相場の大転換点であれば、本日のたった1円安を小休止として、更に10連騰を目指す位の勢いがあるはずです。上記2つの気になる点が解消されるならば「さあ、今こそ諸手を挙げて買いの時!」と鬨の声を上げても良いのですが、そこがひっかかるために今の相場の難しさを痛感させられています。

新興市場は「強気の買い」。本日は3指数共に軟調。特に時価総額の大きい主力所が売られて、新興市場でも更に小型の株が買われるという一日になりました。この辺り東証1部銘柄の動向に無関係ではおられず、東証1部銘柄の値動きが落ち着くか、新興市場銘柄の決算が出そろうまで動き辛いところでしょう。ただ来月頭には野村の中小型投信の設定が控えており、需給要因の期待感から、新興市場が買い戻される動きは十分出てきそうです。

ソフトクリエイト(3371)は続伸。昨日第一四半期決算を発表。企業のIT投資意欲が減少しているにも関わらず内容は良く、「特価.com」の売却に伴う特別利益が最終利益をかさ上げした面はあるとしても、経常利益まで十分に前四半期比プラスを維持していた事が好感されました。個人的には前回書いたように、正直第一四半期決算にはあまり期待していなかったのですが、逆に第一四半期がここまで良いのであれば、通期上方修正は必至ではないかと見ています。皆が気付いていないうちに買っておきましょう。

ソネットエンタテインメント(3789)は反発。こちらは本日第一四半期決算を発表。内容はまあまあという感じですが、一応営業利益は前四半期比2桁増益を達成し、良い滑り出しを切ったとも言えそうです。やはりこの銘柄に関しても季節要因があって、第一四半期→最終四半期と順を追って利益を稼ぎ出す形となっています。特に中間決算までで前期と比較すると、今期は前期より中間決算の目標は低いのに、第一四半期は増収増益ですから、上手くいけば中間期上方修正を期待できそうな格好です。

子会社の方も本日決算を発表しDeNA(2432)はイマイチだったものの、エムスリー(2413)の方は好調でした。この辺りの影響はプラマイ0という感じでしょうか。ただ総合的に言えるのは、やはりネット関連株の決算は好調だと言うことです。ヤフー(4689)も市場予想を上回る好決算を本日出してきました。決算が出そろった頃にはネット関連銘柄のブームが来そうな予感もあります。

ソフトバンク(9984)は反落。昨日は日経で「営業利益が1000億円突破」と報道され、大きく買われる展開に。本日はドイツ証券が「バイ」としたものの、前日高の反動もあって反落となりました。本日発表の信用倍率は売り残が増えて需給は改善。逆日歩も先週末から点灯していますし、31日の決算発表までは順調に上昇できると思われます。

すいません。最近仕事で激疲れのためこの辺で。あー仕事辞めたいなー(T_T)

以下ポートフォリオの値動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→832円 目標6000円

ソネットエンターテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→200700円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1914円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 585円→696円 目標1000円(200分割考慮)

ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→1043円 目標1500円

みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→212円 目標700円 (1000株単元変更考慮)

SEH&I(9478) 2008年5月28日より 13000円→12700円 目標2万円

幼児活動研究会(2152) 5月24日より 1390円→1629円 目標2000円

リソー教育(4714) 7月18日より 4610円→5000円 目標6000円

売り銘柄

スクウェア・エニックスHD(9684) 7月11日より 2140円→2090円 目標1900円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。