まだこちら富山は梅雨明けこそしていませんが、十分に夏の様相を呈してきました。夏という季節は色々な思い出を蘇らせて何となく楽しく、儚く、そして切なくさせるシーズンですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
ところでいきなり話が脱線しますが、NHKの朝の連ドラ「つばさ」の主題歌でアンジェラ・アキさんが歌っている「愛の季節」という歌で歌詞が「シーザー、シーザー♪」と聞こえ、一体何のことやろ?カエサル?シーザーサラダ?とか思っていたのですが、タイトルにもあるように実際には「シーズン」だったんですね(;^_^Aそういえば確かに最後に「シーズンオブラーブ♪」と歌っていますわ。なるほど。
それはともかく、休日を利用して家の網戸を洗いました。年に一回きちんと掃除をして防虫剤「あみ戸に虫こない」を塗らないといけません。でないとうちは周りに自然が多いので、虫が大量に来て「うわーっ(××)」ってなります。
というのも先日のこと。既に夏の虫のシーズンになった事を軽んじて「まだ大丈夫やろー」と思っていました。ところが夜になると、家の中にどこからともなく羽アリっぽいのが数匹入り込んできます。しかも結構デカイ奴(・・;)
ちゃんと網戸も閉まっているし、どこから入り込んで来るのやろーと思っていたら、やや家にガタがきているので、網戸にわずかな隙間ができているんですね。そこから侵入してきているようなのです。
そうか、ここから入ってくるのかー・・・と思って窓を閉めようと近づいたその時、「ギャー!!(××)」今まで気付いていなかったのですが、なんと網戸に数百匹の羽アリがぎっしりとくっついていたのです。それはまるで養蜂所のハチのように( ̄Д ̄;;
夜になって部屋の明かりにこれだけの羽アリが群がってきたのでした。私は虫が嫌いです。なので面倒臭くても休日を一日使って網戸を全て洗いました。ドラクエもやらずに。お陰で何とか我が家に羽アリの侵入は阻止しているのですが、それにしても「あみ戸に虫こない」は強力です。開発した人に感謝せねばなりません。
さて、感謝したい日経平均は金曜続伸。前日のNYダウは中古住宅販売の予想以上の堅調さや各社の好決算を受けて9000ドル回復。ナスダックも12連騰と17年ぶりの記録に。アメリカの回復ぶりを伺わせる展開となりました。
それを受けた日経平均も朝方から買いが先行。いきなり9900円台を回復すると、そのまま高値圏を維持。後場に入って連騰の買い疲れや週末を意識した売りが出てきてやや伸び悩んだ場面もあったものの、引けにかけては再び盛り返し、高値圏での引けとなりました。
投資判断は「中立」に。正直私が思っていた以上に強い相場展開です。少し見方を修正しなければいけません。まだ1万円に到達していませんし、買い疲れ感が意識されるのは市場参加者の共通認識ですが、来週は月末という事もあって、どちらかと言うと買いが優勢になってくる時期。それら強弱感が対立した結果、上下どちらに振れるかを見極めたいところです。
出来高が25億株と増えて来たことは注目すべき点です。本格的に力強く上昇するにはまだまだ物足り無いのは確かですが、従前であれば夏枯れしてくるこの時期に増えてきたのは投資家の先高期待の表れと言えるでしょう。
来週はきちんと1万円を突破できるかどうかが焦点になります。そして国内外の日経平均先物は1万円を超えてきていますから、実現度合いは高そうです。もしこれが定着して8月を迎える事ができるようなら、先日書いたチャート上の重要な節目を各種突破する事になります。その場合、逆に投資判断を一気に2段階格上げして「強気の買い」にするつもりです。来週は今年いっぱいの値動きを決める最大の正念場と位置付けできるでしょう。
金曜のNYダウは続伸でしたがNASDAQは反落となって、連騰記録はストップしました。それでも相場の勢いはまだ上向きのようですから、海外からの援護射撃は続きそうです。
新興市場は「強気の買い」。金曜は3指数共に堅調。こちらもV字回復の勢いを強めて来ています。ただもし上記したように大型株市場が力強い相場展開に変わるとなると、相対的に新興市場の買い妙味が消えてしまう事にもなりかねず、やや警戒が必要な感じになってきました。それでも新興市場の回復期待をはやして、野村では700億円規模の中小型株を対象した投信の設定が予定されており、こうした動きが続いて来たら、流動性の薄い中小型株市場は大盛り上がりになる可能性が高そうです。まずは各指標共に年初来高値更新が目標。
ソフトクリエイト(3371)は反発。同社にしてみれば出来高も増えて第二上昇波動入りという形を示しています。来週月曜引け後に第一四半期決算を発表予定。それを期待した先回り買いが入っている模様。ただし同社に関して言えば第一四半期決算は季節要因もあって、通期見通しに対する進捗状況は弱いです。同社の特性は最終四半期に向けて加速度的に業績が上がってくるタイプなので、だから株価としては面白く無い動きをずっと続けて来たのです。株価は将来の成長期待を先回りして上昇し、結果を受けて出尽くしとなるものなのに、第一四半期では期待感が持てず、最終四半期を終えてみるときちんと達成できました・・・ではウケはよくありません。それでも年初来高値更新を狙えるポジションに付けてきたので、上値突破を期待しましょう。
ダイハツ(7262)も反発。年初来高値を更新してきています。相場全体の安定感や為替の落ち着きを背景に自動車株全般買い安心感に繋がりましたが、その中でも同社の最近の値動きはピカ一の動き。引き続き空売りの多さによる需給好転期待を背景に買い上げられる展開。空売り筋のほとんどが損をしている状況ですから、更なる買い戻しが期待されます。
みずほFG(8411)は反落。先日もお伝えしたように公募価格の受渡日という事もあって金曜は需給悪に繋がった格好。前日高かった反動もあり、逆行安に。引け後にはMSCI(モルガンスタンレーキャピタルインターナショナル)の組み入れリバランスがあって、また引け直前に買われたものの、マイナス圏からの脱出はできませんでした。これで大方のイベントは通過したため、後は相場全体の動向に乗っていく事になりそうですが、同社に対する不安材料はひとまずアク抜けした格好。月末に発表される四半期決算も、これ以上悪くなる要素は無いでしょう。
野村HD(8604)も続伸。底固い動きが続いています。正直ここまで相場展開が良くなるとは思っていなかったため、一旦月曜の寄り付きをもって損切りの買い戻しとします。相場の戻りが続けば証券株は当然高くなりますから、逆に買っていかないといけないかも知れません。その辺りはもう少し様子を見て判断したいと思いますが、そんなわけでとにかく今回は一旦外す事にします。うーん、残念。
リソー教育(4714)は反発。思ったより動きが鈍いですが、それでも高値圏で値を保って、年初来高値更新を伺う位置に付けています。7月6・7日につけた出来高の高いゾーンは抜けており、上値にしこりはありません。来週には大幅高→一気に目標達成を期待できると見ています。
以下ポートフォリオの値動きです。
買い銘柄
ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→808円 目標6000円
ソネットエンターテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→199900円 目標75万円
ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1847円 目標3000円
メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 585円→702円 目標1000円(200分割考慮)
ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→1028円 目標1500円
みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→208円 目標700円 (1000株単元変更考慮)
SEH&I(9478) 2008年5月28日より 13000円→12800円 目標2万円
幼児活動研究会(2152) 5月24日より 1390円→1550円 目標2000円
リソー教育(4714) 7月18日より 4610円→4800円 目標6000円
売り銘柄
野村HD(8604) 7月9日より 727円→795円
スクウェア・エニックスHD(9684) 7月11日より 2140円→2125円 目標1900円
※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。