KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

ラ・ル・クプル

皆さん「ル・レクチェ」って聞いたことありますか?ってか何だと思います?語感からしてフランスの何かだとはわかるのですが。

答えは西洋ナシの一種です。えっ、知ってたって?私はついぞ知らなかったのです(・・;)嫁に言わせれば「有名だよー(-。−;)」とのことですが。

先日嫁が貰って帰ってきまして、何となく食べてみたのです。
「う、美味いぞー!!(××)」
冷えたル・レクチェはものすごく上品な甘さで滴り落ちる果汁。こんな美味い果物を今まで食べていなかったなんて・・・。「幻の洋梨」とか言われるのは伊達じゃないぜー。

調べてみると日本に最初に持ち込まれたのは明治時代の話で、知る人ぞ知る果物としてずっと栽培されていたのだとか。ひょっとしてル・レクチェを広めたのも堀田善衛の仕業か?←しつこい

価格は一個600円程度とのことで、普通の果物に比べると少し割高ですがお手頃な価格。私は正直マンゴーに5000円も払う意味がわからないのですが、マンゴー以上に美味いと思いました。これはもっと認知度が上がればブームの予感。ビジネスの臭い(-。−;)

マンゴーとは異なり、日本では主に新潟県等の寒い地域で栽培され、丁度今頃の12月が収穫期のようです。もしまだの方は一度お試しあれ。

さて、収穫期の日経平均は火曜続伸。前日のNYダウはアルミ大手のアルコアがサウジでのアルミ事業拡大期待から一時10%以上上昇するなど、各企業の業績見通し楽観論を背景に続伸。

それを受けた日経平均も朝方から買いが先行。91円台に突入した為替が支援材料となって輸出関連株を中心に値を上げる展開。三菱UFJ(8306)の1兆円公募受渡もMSCIの買い需要を背景に売り買い交錯となって需給不安を緩和。相場に資金を回しました。前日の薄商い・小レンジの反動もあって、引けにかけて先物主導でジリ高の展開。高値引けとなりました。

投資判断は「強気の買い」。火曜の動きで何より素晴らしかったのは、それでも薄商いとはいえ、右肩上がりの高値引けになったことです。休日前の閑散ムードに先物主導とはいえ買いで向かっていったところに、先高期待感の強さを感じとれます。

テクニカル的には以前から指摘している8/26・9/24・10/26・12/7高値をそれぞれを結んだ上値抵抗線の延長線を明確に抜いてきました。これで少なくとも10600円まで向かっていく事は約束されたようなものです。年末の様子見ムードも背景に一気に到達するという事は難しいかも知れませんが、今年の終値は10500円を超えて終われるものと思います。

景気は冬至を迎えた気温同様、未だ冷え冷えとしていますが、ハッキリ言って景気と株価はリンクしているようでリンクしていません。「相場は懐疑の中で育つ」と言いますが、それを新春以後も継続して体現する事になるでしょう。差し当たって2月終わり頃まではこの好循環は続きそうです。

為替は日銀の追加金融緩和策期待を背景に円安基調が続いています。とりあえず10月の92円という安値が一つの節目になってきそうです。なので一旦は90円〜92円の間をウロウロしそうですが、この辺りを超えてきたら100円も視野に入ってくるでしょう。来年初頭はそういう動きになりそうです。

火曜のNY市場は中古住宅販売の戸数増加を受けて続伸となりました。特にナスダック、S&P500は今年最高値を更新と強気相場を維持しています。アメリカの主要企業のみならず、全体として景気回復期待に湧いている証拠です。この動きは来年初頭にも持続見込みで、金融危機から脱した2003年の日本株のチャートと照らし合わせると、よりその先行きが鮮明になってくるかと思います。

アメリカ経済も引き続き予断を許しません。それでも繰り返しになりますが「相場は懐疑の中で育つ」のです。

新興市場は「強気の買い」。火曜は高安マチマチ。先行して上げていたマザーズ指数のみ利益確定の売りに押されました。為替の円安が影響して、ネット関連株は相対的に魅力が薄まった格好に。ただ売買代金はまだ高水準で上昇継続に期待が膨らみます。年末年始の閑散商いに力を発揮しそう。

ダイハツ(7262)は続伸。為替の円安継続が自動車株の買い要因に。同社にも買いが波及しています。テクニカル的には75日線・一目均衡表の雲を突破。遅行線も雲に突入し、まずはこの水準を維持する事が重要に。トヨタ(7203)の部品会社に対する価格3割削減要求が報道されましたが、グループ会社である同社の価格競争力にも繋がってくる話でポジティブ。部品メーカーにとっては大変な話ですが。

みずほFG(8411)は小動き。全体相場が堅調な中で相対的には弱い動きと言えましょう。本日は前述のように三菱UFJの公募株引き渡しや、為替の円安基調による輸出株人気を背景に相対的には陰が薄くなりました。

ただこれで一連のアク抜け感は出てきたため、年内最終売買日となる金曜で売りが一巡すれば、以後反転上昇してくるものと思われます。年初から株価が4割近く落ち込んだ同社は、格好の損出し売りの対象になりましょう。一方で足下では出来高や値動きが細ってきた事から、売り圧力もだいぶ弱まった印象を受けます。

そして来年稼働の東証新売買システム「arrowhead」により、処理能力の向上からその恩恵を最大限に受けやすい流動性の高い銘柄がとりあえずは買いの対象になってくると見ています。今一番自信を持って買いでいける銘柄。

東芝(6502)は大幅高。為替の円安や半導体増産投資を再開といった報道を材料視。反発の良いきっかけとなりました。テクニカル的には日足・週足共に一目均衡表の雲を突破。ストキャス好転・MACD暗転拒否と好シグナルのオンパレードに。2ヶ月前の高値から冬眠に入った獅子の目覚めの時間となりました。

ナイガイ(8013)は小動き。火曜は調整後の大幅高もあると見ていたのですが、思いの外動きはありませんでした。休み明けは50円割れも意識しないといけない感じです。ただ発表された信用倍率は大幅改善。2008年9月以来の4倍台にまで低下しました。日柄調整によって上値を重くしている需給さえ改善されれば、一気に目標達成も可能でしょう。

以下ポートフォリオの値動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→840円 目標6000円

ソネットエンタテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→203600円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→2145円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 585円→635円 目標1000円(200分割考慮)

ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→915円 目標1500円

みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→175円 目標700円 (1000株単元変更考慮)

SEH&I(9478) 2008年5月28日より 13000円→9740円 目標2万円

東芝(6502) 8月18日より 455円→518円 目標700円

ザッパラス(3770) 12月7日より 157100円→151100円 目標18万円

近畿日本ツーリスト(9726) 12月7日より 75円→72円 目標85円

ナイガイ(8013) 12月20日より 51円→50円 目標70円

売り銘柄

近畿車輛(7122) 12月6日より 725円→669円 目標550円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。