KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

クリスマスを過ぎても

クリスマスも無事に終わり、世間はすっかり年の瀬モードです。皆さんはどのようにお過ごしですか?

私たちはクリスマスイヴも夫婦二人して夜9時帰宅の仕事仕事でした(T_T)皆家族の待つ家にさっさと帰っていったのに、我々夫婦はそれぞれの職場で最後まで残業。その辺りわかっていたので、前日の休日には宅配ピザを食べてメリークリスマス。ちなみにアメリカではキリスト教でもない人がいるので「HAPPY HOLIDAY!」と言うらしいですね(;^_^Aなのに我々は・・・

翻って我が家は、年越しソバならぬ普通のソバを食べていました。クリスマスケーキ代わりに前日3つ買ってきたドーナツは、私が帰ってきて袋を開けてみると食べかけのドーナツが一つ残されていただけでした(-。−;)ポンデリングの粒が5つのみ・・・「全部で9粒あったから、半分以上残しておいたのは嫁の優しさ」とのこと。こんな我が家のクリスマスイヴ(-。−;)

そんな嫁にショッキングな出来事。仕事に履いていった嫁の靴下に巨大な穴が(-。−;)クリスマスにこれじゃサンタもプレゼントを持って来れません・・・と、プレゼントを渡さない良い口実ができました(;^_^Aうちにはサンタは特段現れません┐( ̄ヘ ̄)┌

ところでサンタって何歳まで信じていましたか?私は保育園時代に気付いてしまいました。「何で父ちゃんただいまも言わずに帰ってきて、2階に行って、そして一旦外に出て、今度はただいまって帰ってきたんだろう?」って。その後2階に行ってプレゼントを見つけた時に、2つの点が線に結びつきました(;^_^A

私の上司の8歳になる娘さんはまだサンタさんを信じているようですが、今は情報化社会ですし、特にテレビで「サンタなんていない」って端々で言っちゃってますからね。夢も希望もありません┐( ̄ヘ ̄)┌まあここでも言ってしまっているのですが・・・(-。−;)

さて、信じる者は救われる日経平均は金曜反落。前日のアメリカは主要な3指数共に高値更新の動き。NYダウは11月耐久財受注や新規失業保険申請件数の結果が予想より強く買いが先行。クリスマスによる祝日を翌日に控え半日取引のなか、足元強い流れが続く半導体セクター等がけん引し、一時55ドル高の10522ドルと年初からの高値を更新。そのまま当日高値圏で終了しました。

それを受けた日経平均でしたが、小幅高で寄りついた後はすぐに下落。直近勢い良く値が上がってきていた事を受けて、利益確定の動きに。年内最終受渡売買日とあって個人投資家の損失確定の売り等がピークを迎えた模様。年末モードで商いも12億株台と低調で、結局そのまま安値圏での引けとなりました。

投資判断は「強気の買い」。金曜の動きはアメリカ市場の休場も控えて、様子見ムードが強かったのは致し方無いところ。テクニカル的にも三空窓開けしていましたし、良い売りのきっかけでした。ただそれでも10500円レベルでは買い意欲もあって、3日で400円近く上昇してきていた割には健闘したと言えるでしょう。相場の先高期待感を裏付けています。

来週は個人投資家の年内売り一巡感から、基本的には堅調推移になると見ています。うまくいけば年足で見ると高値引けの格好にできるかも知れません。それだけ株式市場の環境は良好と言えます。

テクニカル的にも裏付けがあり、一目均衡表は日足・週足共に雲抜けを果たしています。各移動平均線なんてとっくの昔から日足の下に位置していますし、上値を抑えるものといったら年初来高値10767円位しかありません。TOPIXについても同様に言えます。

NT倍率は引き続き高止まり。11.54倍と更に拡大傾向を見せています。この辺りは以前もお伝えしたように「双方の指数共に上昇する形で10倍台にまで格差が解消される」と見ています。

ただ警戒せねばならないのは日本の財政リスクです。日本国債発行の金額が結局大きくなり過ぎて、格付け引き下げの動きが出てくるかどうかが心配です。もしこれが出てきたら、状況は一気に暗転しますから要注意です。結局予算を削れなくて自民党と同じ路線を辿る(下手したらそれよりもタチの悪い結果になりかねない)民主党の舵取りに注目が集まります。

ただ筆者はそれでも自民から一度バトンタッチできて良かったと思っていますけどね。この先の日本の行く末を考えると、二大政党的な政治体制は必要でしょう。生ぬるい政治からは少しは脱却できますから。ただそれにしては自民は余りにも弱くなり過ぎました。引き時を誤りましたからね。

脱線ついでにもう少し話が逸れますが、NHKの「坂の上の雲」が面白いです。国難に際して明治維新が起こったのは我が国の奇跡だったのかも知れません。

一方で現代は少子高齢化が叫ばれて国力低下を不安視する声が高まっており、私も最近まではそう思っていましたが、案外国難になると危機意識から国の自浄作用が働いて立ち直れるのかも知れないなーとか楽観的に思うようになってきました。なんだかんだ言っても相対的には真面目な国民性はまだ残っていますしね。

ただ意識のグローバル化・無国籍化・個人主義が進展してどこまで国民が「我が国のために頑張ろう」と思うかはわからないですけどね。正直言って私も個人主義的な意識が強く「自分の身は自分で守らなければならない」とか考えていますから、投資に対して日々研鑽するように努力しているのですが。

新興市場は「強気の買い」。金曜は3指数共に続伸。個人投資家を中心に東証1部に比べて商いが活況でした。今年最後のIPO一建設(3268)は一時ストップ高を付ける活況ぶり。正直前日のヤーマン(6630)のケースもあって、業種的にも弱いと思っていたのですが、閑散相場に救われた格好です。また来年のIPOスケジュールも決まっていない事から、空白期間中のIPO物色の資金は同社を中心に集まる事が予想され、それがまた買い材料ともなった様子。ジャスダック市場の4割を占める売買の活況ぶりでした。

ソネットエンタテインメント(3789)は大幅反発。先日発表されたUSEN(4842)のインターネットサービスプロバイダー(ISP)事業を譲り受けが正式に合意され約20億円で譲り受けの予定。具体的な移行スケジュールや金額が決まった事が好感された模様。また子会社DeNA(2432)も絶好調な株価推移を見せており、グループ全体での収益力の高まりが期待されます。

テクニカル的にも直近高値を抜いて上値余地が開けた格好。新興市場銘柄高もネット関連株としての同社のポテンシャル高止まりを裏付けます。一年を通じて軟調推移でしたから、金曜で個人投資家の損切りも一巡したことでしょう。来年高に向けての憂いは取っ払われました。

ソフトバンク(9984)は続伸。日経新聞「会社研究」で取り上げられたことがきっかけに、個人中心の売買で出来高も盛り上がりました。記事自体は特段目新しい内容ではなかったものの、このところもみ合いが続いていた株価上放れのいいきっかけにはなった様子。ちなみに記事自体は全3回のようで、本日はあまり良いこと書いてありませんでしたが。

テクニカル的にも出来高を伴っての上放れのため、年初来高値2280円を目指す格好になることは約束されたようなもの。需給も良くなってきているため、今回のトライで突破もほぼ間違いないでしょう。

みずほFG(8411)は続落。こちらも個人投資家を中心とした損失確定売りが強まり、窓埋め継続に。現在のところ先週の大幅高は上値のしこりとなってしまっています。ただ来年の日本株回復基調を考えると素直に銀行にとって財務体質改善にも業績改善にも繋がります。この辺りが最後の買い場と見るべきでしょう。

ナイガイ(8013)は反落。前回は「50円割れも意識」としましたが、46円までの下落は覚悟せねばならないでしょう。ただ前回大幅高した際の起点45円より下の窓は埋めないと見ています。テクニカル的にも25日線が下支えとなり、これ以上の下値余地は小さいと見ています。

以下ポートフォリオの値動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→846円 目標6000円

ソネットエンタテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→211000円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→2190円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 585円→636円 目標1000円(200分割考慮)

ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→911円 目標1500円

みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→171円 目標700円 (1000株単元変更考慮)

SEH&I(9478) 2008年5月28日より 13000円→9800円 目標2万円

東芝(6502) 8月18日より 455円→518円 目標700円

ザッパラス(3770) 12月7日より 157100円→152800円 目標18万円

近畿日本ツーリスト(9726) 12月7日より 75円→73円 目標85円

ナイガイ(8013) 12月20日より 51円→47円 目標70円

売り銘柄

近畿車輛(7122) 12月6日より 725円→670円 目標550円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。