KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

引き続き刹那さを消せやしない

結局ネタバレになってしまいますから「ジパング」の最後のどこがどう切なかったとか言えないのですが、とにかく最後は衝撃的でした(××)自身が予想していたラストとは全く異なり「あぁ、こうなったのか・・・」と先生の偉大さにただただため息。特に最後の一コマの切なさと言ったら・・・あぁ(T_T)あの最後の一コマの切なさに繋げるために、43巻も話が続いたのではないかと思う程でした。

最後にどう決着するのか全く読めませんでした。最終巻の中ですら、あっちに着地するのか、こっちに着地するか、二転三転したのですから。かわぐちかいじ大ファンを自称する私はほぼ全ての作品を持っているのですが、そんな私でも最後は読めませんでした。ちなみにそんな私の単細胞なラスト予想はこうでした。

「夢オチのような形で全員無事生きて現代の日本に生還するも、かつて太平洋のとある島に置いてきたサザンの「海のYeah!!」のCDが現地人に発見され、読者にはアレは実は夢ではなかった、という事を示唆するような形で完」(※読んでいる方だけにわかってもらえると思います)
しかし結局「海のYeah!!」は全く関係ありませんでした(;^_^A

それにしても実に9年以上の連載お疲れ様でした。私のブログですら4年ちょっとなのに、9年も描き続けるなんて、その大変さを思い知ります。モーニングでは外伝も紹介されていましたが、少しの外伝の後に、また別の作品を読める事を期待しています。

さて、今年もお疲れ様な日経平均は本日続伸。前日のNYダウはクリスマス商戦の結果が前年比を上回る内容だったことを受けて小幅高。ただ営業日は前年よりも長かったために実質的には横ばい程度の伸びだったとのこと。それでもテロ未遂を受けて軟調だった航空関連株の影響を打ち消して、薄商いの中何とかプラスを維持しました。

それを受けた日経平均でしたが、朝方から前日終値を挟んで一進一退。日本株は前日既に大幅高だった事から、利益確定の売りが先行した格好に。前場謎の大量の先物買い・先物売りによって一時値が跳ねる場面があったものの、その後は後場にかけて少し軟調に。再度増資懸念が台頭してきたメガバンクが軟調な事も上値の重石要因。結局引けでは何とかプラスを維持しました。

投資判断は「強気の買い」。終値ベースでの高値更新にはもう1円というところがなかなか味な感じがします。出来高は年末という事でやはり薄商いでした。泣いても笑っても明日で大納会。年足の陽線はほぼ確定したと言っていいでしょう。ただ明日は

前日に続いてアノマリーの話。年足が陽線だった場合、次の年も過去60年のデータから言えば、翌年も陽線になるとのこと。今までならなかったのは1度だけ。また概ね年末比20%上昇するようです。良いアノマリーには期待したいですね。

今年の丑は「ブル」という事で強かったようですね。来年の寅は千里を走るという事で、どこまで走ってくれるでしょうか。

新興市場は「強気の買い」。本日は高安マチマチ。マザーズ指数のみ軟調という事で、今まで上昇してきていたネット関連大型株に利益確定売りが先行したようです。泣いても笑っても明日で年内の取引は終了。新興市場に棹尾の一振は有り得るか。

みずほFG(8411)は続落。軟調推移が継続しています。本日は三井住友FG(8316)が増資を検討しているとの報道を受けて、朝方から売られる展開に。お陰で同社もとばっちりを受けている格好です。既に増資を実施した三菱UFJ(8306)も何故か売られていて、メガバンク一括りでマイナス材料と捉えられている様子。この辺り「利益確定の口実」というのが正しい見方のようです。ゆうちょ銀行の預入限度額撤廃要請も民間金融機関圧迫の要因に。

とはいえ需給はすこぶる悪いと言えるでしょう。結局テクニカル的には引き続き一目均衡表の雲下限に上値を抑えられてしまっています。特に本日のような薄商いの中では流動性が高く値動きが少ない銘柄は投資家の選好外に。来年のarrowhead稼働以降の「過剰流動性メリット」に期待し、年内は静観という事になるでしょうか。

東芝(6502)は反落。前日は「アブダビ原発受注は韓国勢に負けたものの、同社とWHは受注した韓国陣営に対して基幹技術をライセンス供与。その額は200億円前後に」と報道され、原発関連の好調を背景に強含み。しかし本日は全体相場の下落を受けて軟調推移となりました。

テクニカル的には週足こそ一目均衡表の雲から脱し、MACDも好転間近と好調継続を示唆。一方日足はややもみ合い症状を示唆するような感じになっています。全体相場の上昇の中で時間をかけてゆっくりと上昇する形を予想。

近畿車輛(7122)は続伸。以前コメントした際に「688円の窓は埋めないのではないか」としましたが、本日はそれを埋めて一時700円に乗せる動きになってきました。25日線も突破して、一旦は700円超えを目指す動きになるか。ちょっと売り方の分が悪くなってきたようなので、明日の寄り付きで一旦利食いの買い戻しとします。これからの全体相場上昇も考えるとやはり分が悪そう。また3月位になったら再度考えます。

近畿日本ツーリスト(9726)は堅調。22日に業績下方修正を発表し、来期も最終赤字の拡大が予想されているものの、株価的には特段反応は無し。むしろ70円での底堅さが意識される展開となって、25日線を明確に抜いてきました。この辺り随分と業績に対するハードルが下がっていると見られ、少しでも先行き見通しに明るさが見られれば、一気に上値が開けるでしょう。

ただ今年の正月は休みの並びが悪く、旅行業界にとって少し逆風ではあります。アメリカで航空機テロ未遂もありました。本日安値85円に面合わせしたJAL(9205)の経営不安もあります。昨日発表された11月の旅行取扱実績も前年比2割減と厳しさが続く傾向に(ただし前年は燃油サーチャージ分も含んでいるので、もう少しはマシな数字に)。業績面では引き続き苦しいところですが、それでも株価は十分過ぎる程にそれらのマイナス材料を織り込んでいるものと思われます。

そして明日はいよいよ大納会。今年も終わりですね。そして当ブログは12月の成績発表で年内最後の大決算です。お楽しみに。

以下ポートフォリオの値動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→865円 目標6000円

ソネットエンタテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→212400円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→2185円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 585円→643円 目標1000円(200分割考慮)

ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→928円 目標1500円

みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→167円 目標700円 (1000株単元変更考慮)

SEH&I(9478) 2008年5月28日より 13000円→9850円 目標2万円

東芝(6502) 8月18日より 455円→515円 目標700円

ザッパラス(3770) 12月7日より 157100円→149700円 目標18万円

近畿日本ツーリスト(9726) 12月7日より 75円→75円 目標85円

ナイガイ(8013) 12月20日より 51円→48円 目標70円

売り銘柄

近畿車輛(7122) 12月6日より 725円→701円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。