KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

奈良ならでは その3


そして東大寺大仏殿に入りメイン奈良大仏。写真も撮ってみたのですが・・・あまりの神々しさに押されてピンぼけです。単に私の腕の問題なのですが(;^_^A相変わらずデカイですね。

それにしても私の地元富山県には銅器で有名な高岡というところがあります。あの先日破壊されてしまった葛飾区の両さん像も高岡の竹中銅器が作成しました。そんな高岡に日本三大仏の一つ高岡大仏があるのですが(三番目の大仏には諸説ありますが、地元では高岡大仏が入っています)、こちらの大仏の方が男前です。ただこちらの方が全然後の世になってから作られたので(1933年完成)、それは今風の顔になっていて然るべきなのですが(;^_^A

↓高岡大仏


話を奈良に戻しまして。大仏ばかりに目がいってしまいがちですが、廣目天もなかなかの迫力です。筆と巻物を持ちながら邪鬼を踏みつけ、大仏を守るという。賢くて強いということでしょうか。それもちょっと欲張り過ぎな気も(;^_^A


そのまま大仏殿をぐるっと回ると、何やら長い行列が付いています。なんだこりゃ?と思ったら「柱くぐり」のための列が付いている様子。大仏の鼻の穴と同じだけの大きさだという柱に開いた穴をくぐり抜けると、願いが一つ叶うとか。

ただ穴の大きさを見てみると、大人がトライするのはちょっと勇気が要るサイズです(・・;)万が一抜けなくなったら、東大寺の人柱とならないといけません( ̄Д ̄;;願いが叶うどころか「ここから出してくれ( ̄Д ̄;;」と願わねばならなくなります。なので私はトライしませんでした(;^_^A

↓見知らぬ子供がトライ中


大仏殿をひとしきり堪能した我々は、次に「二月堂」に向かいます。(つづく)

さて、何とか抜け出したい日経平均は昨日大幅反落。前日のNYダウはS&Pによるギリシャ・ポルトガルの国債格付け大幅引き下げにより信用不安増幅から大幅下落。それを受けた日経平均も朝方から売りが先行で一時300円安の場面も。ただ10900円を割り込んだところでは買いが入り、下げ渋りの印象。しかし一方で明日から実質GW入りという事で積極的な買いも限定的、反発力は乏しい状態でした。為替も円高に振れ、上値を重くしています。

投資判断は「買い」。今週は乱高下の展開となっていますが、10900円より下は一目均衡表の遅行線が実線によって下支えされている部分であり、強い抵抗帯と認識されています。昨日のNYダウも今度はスペインの国債引き下げがあったものの、欧州不安一巡やFOMCでの経済強気見通しを受けて安心感が拡がり反発となりました。今晩のアメリカの動きも気になりますが、ひとまずは一段落といったところでしょうか。

ただアメリカ市場に関してはテクニカル的には天井を打ってしまったような感じだと思います。目先1ヶ月は緩やかな調整局面に入るのではないでしょうか。ダウで10700ドル、S&P500で1150ポイントを目指す動きになると見ています。

中国の方も上海万博の開催となって一旦は材料出尽くしから下げてくるものと思われます。この辺りは北京オリンピック開催期間中の株価推移は下落が続いた部分を参考にできると思います(もっとも当時の下落の要因はそれだけではなかったと思いますが)。ただ開催期間は半年もありますから、前半部分は下落で、後半の夏頃から反発してくるというのが今年の中国株の見方です。

そんなわけで日本株も6月頃まで堅調が維持されると見込んでいましたが、そこまでは持たないかも知れません。外部環境の悪さや国内政治のゴタゴタ、また決算の出尽くし感等を受けて、5月中旬には下落相場入りする可能性が出てきました。現段階では黄色信号が点灯しているという段階で、その辺りのはっきりした事はGW明けの株価を見て見極めたいと思います。

新興市場は「強気の買い」。しかし昨日は3指数共に軟調。この辺りは本日の東証1部の動きを見ると致し方ないという感じですが、むしろ過熱具合が見られるのはこちらの新興市場の方なのに、下げは一時的で利益確定のきっかけに繋がった感じはありません。

そこに今の新興市場の強さが見て取れるのでしょう。前回も述べたようにもう少し新興市場は雌伏の時を過ごす形になりそうですが、その充電されたエネルギーは間もなく再爆発するものと思われます。

ソフトバンク(9984)は反落。前日発表された決算で特段サプライズが無かった事から出尽くしの売りが出た模様。懸念されていたSIMロック解除は決算説明会において孫社長が「制度だけが先走って端末が追いついておらず、強制解除は難しい」と言っておられましたが、結局総務省も事業会社による選択制にすると決定した模様。この辺りは同社にとってプラスに作用すると思われます。

それにしても総務省の携帯電話に対する指導は、どれも結果としてユーザーのためにはなっていないのではないかと思います。かつての販売奨励金の廃止によって端末の購入代金も一時期は跳ね上がりましたが、結局最近は落ち着いています。今回のSIMロック解除に関しても、義務化による強制だと結果的に端末購入価格が跳ね上がり、結局一部のユーザーの満足にしかならないと思います。選択制というところは一番良い落としどころではないでしょうか。

メディカルシステムネットワーク(4350)は反落。ただ引け後に中間決算の上方修正を発表。既存店などの好調による純粋な業績の改善とのこと。これを受けて当面は上昇トレンドが続くものと見ています。単純に考えて800円は十分到達可能でしょう。時間をかけて少しずつ目標に近づいていくイメージです。

ダイハツ(7262)は反落。昨日は円高による自動車株全般の売り圧力の方が波及した格好になっています。ただ実はテクニカル的には一昨日に出た決算のおかげで週足の三角持ち合いを上放れした格好に。これで向こう半年の上昇トレンド入りが確定しています。900円を下値にジワジワ値を切り上げていくことでしょう。

日本海洋掘削(1606)は続落。5000円を割り込んでしまいました。背景にはTOPIXの調整係数適用解除があったようで、今回の適用解除によって実需の買いが昨日引けに入ってくるはずでしたが、実際には逆の動きに。引けにかけて大口の売り買いが散見され、様々な思惑が交錯した格好になったようです。

結果テクニカル的には25日線を割り込んで75日線に上値を抑えられる形に。目先原油価格が短期的には調整局面に入る事を勘案すると、更に弱さが際立つ感じになると思います。なので残念ですが明日の寄り付きで損切りとし、ポートフォリオから外す事にします。思ったように上昇しませんでした。

そして今回のつぶやき銘柄はキトー(6409)を挙げます。もしくはクボテック(7709)も24000円に近づいた場面では良いのかも知れません。注目です。

次回は4月の成績発表です。今月は成績が良かったと思いますのでご期待ください。

以下ポートフォリオの値動きです。

買い銘柄
ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→926円 目標6000円

ソネットエンタテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→247800円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→2122円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 585円→750円 目標1000円(200分割考慮)

ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→903円 目標1500円

みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→182円 目標700円 (1000株単元変更考慮)

トヨタ(7203) 3月4日より 3390円→3635円 目標4800円

ACCESS(4813) 4月3日より 156000円→164800円 目標18万円

日本海洋掘削(1606) 4月3日より 5130円→4980円 目標6000円 

売り銘柄

ヤクルト(2267) 4月14日より 2508円→2451円 目標2300円

ファーストリテイリング(9983) 4月18日より 14300円→14390円 目標13000円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。