慣習というものは色々あるものですが、ちょっと前にこんな話が。うちの母がお通夜に参列してきまして、家に帰ってきました。
家に帰って来たら玄関に入る前に塩をふりかけて清める。霊がうちに入らないようにする。それが昔からの慣習です。ところが母は何事も無いように、そのまま入ってきます(・・;)特に信心深い母ですから、忘れるという事はありません。まさか霊に取り憑かれて帰ってきた!?( ̄Д ̄;;
「ちょ、ちょっと(××)塩まかなくて良いの?」
と聞くと、母は
「最近はまかなくて良くなったのよ(^^)」
と言いました。えっ、良くなったってどういう事!?
昔は自分達でお通夜等に行く前に塩を玄関に用意して、入る前にふりかけました。最近は引き出物の中に塩が既に用意されていたりしていました。しかしそれも用意されなくなってきたようです。世間の風潮は「脱塩」に向かっているようです。
それにしても「今日からもう要らない」とか、一体誰が決めるんでしょうか?確かに宗教的な行事ですから、元々塩をまかないところもたくさんあるとは思います。それも宗教行事のグローバル化、画一化の流れなのでしょうか。私自身は別に信心深いわけではないですけれど、一応気になってまいていました。今までやっていた事は一体何だったのか・・・(-。−;)
霊が「もう2010年だぜ┐( ̄ヘ ̄)┌昔は宇宙の旅とか言ってた時代に塩なんて流行らねーよ。止め止め」なんて言うのでしょうか?毎年のように首相が替わる事には驚かないこの国で暮らしていて、ビックリした一幕でもありました。
さて、ビックリした日経平均は本日反発。前日のNYダウは中間選挙やFOMCという超重要イベントが控えている事もあって、朝方の大幅上昇を打ち消す様子見ムードが次第に台頭。結局は引けにかけてほぼ変わらずの水準にまで落ち込んでしまいました。
それを受けた日経平均も朝方から様子見ムードが強い展開。明日は祝日であり、祝日明け後には中間選挙の結果も出てくる事から、このタイミングでは売買し辛い状況。企業の決算もまだ残っており、手出しのできない状況で、値幅も50円幅と小動きに留まりました。ただしTOPIXは800ポイント割れで年初来安値を更新。一人負けの日本株をまた如実に表しています。
投資判断は「買い」。引き続き為替が円高の流れになっている場面でもあり、アメリカの出方が見えない以上は、確かに様子見が正解の場面です。出来高が15億株台と低いのも致し方ないでしょう。ただアメリカで民主党が負ける事は既に織り込んでいると考えられ、どういう結果になるにしろ、イベント通過はアク抜けに繋がる可能性の方が高いと思われます。
ただし中間選挙後の株価推移は、戦後初の負けになる可能性も否定できなくなってきました。今のアメリカ株はちょっと高過ぎるポジションにあります。そしてその恩恵を受ける事のできない日本株は下手すると下落にもお付き合い、という事態も想定せねばなりません。ちょっと今回の決算通過後の11月の動きには要注意という感じです。
新興市場は「強気の買い」。ただし本日も2指数共に軟調で、日経JASDAQ平均は年初来安値を更新しています。相変わらず値上がり率上位は低位株が中心となっていますが、まあ今日のところは仕方ないでしょう。低位株くらいしか触るものは見当たりませんから。新興市場の決算発表は1部銘柄と比べて遅くなりますから、もう少しこの流れは変わりそうにありません。
【ポートフォリオ銘柄】
ソフトクリエイト(3371)は反発。前日に中間決算を発表。第一四半期の決算が予想以上にさっぱりだったので、中間期の会社予想は果たしてどうなるかというところが焦点でしたが、きちんと会社予想をそれぞれ超える形での着地。長年この銘柄を追っている私も、今回ばかりはどうなるかと思っていたのですが、先月増配を出したところで安心していました。
ただ通期は据え置かれた事から、反応は限定的。朝方は買い気配スタートだったものの、引けでは小幅高に収まってしまいました。まあ今回の決算が下落への入り口にならなかっただけで由とすべき。水準は引き続き割安でPERは7倍、PBRは1倍ですから、下値も限定的でしょう。少なくとも9/28の権利落ち後の安値872円は割り込む事はなさそうです。一方で東証1部上場か通期上方修正が出てこないと、昨年9月からの高値960円超えは難しいでしょう。
ソネットエンタテインメント(3789)は反落。昨日は大幅高となりましたが、本日は大株主になっているDeNA(2432)が好業績から大幅高になった割には反落するという、非常にこのところ不可解な動きが続いています。テクニカル的には一目均衡表の雲の薄い部分を突破するチャンスですから、本日の反動安を経て木曜以降上昇する確度は高いとも思います。
ダイハツ(7262)は反発。10/18の戻り高値を超えて、1100円台回復となりました。先週発表した決算から好循環が続いている格好。今までは場中に発表した決算において上値にしこり→下落というパターンが多く、今回はすぐに切り返したところから、決算がかなり市場でも好感されているというのが見て取れます。年初来高値まではすぐそこですから、更新期待は高まります。
トヨタ(7203)は反発。ただ昨日には年初来安値を更新し、2800円までありました。今週末に出る決算の悪さは概ね織り込んでいるものの、引き続き円高が止まないうちには、同社を積極的に買いに行く動きも出ません。決算は既に関係なく、需給と為替が同社の株価の方向性を決めそうです。
プロミス(8574)は続落。これだけ短期間で急落をしてもほとんどリバウンドの動きも無く、逆に短期リバウンド狙いの短期資金の売り圧力に押されている格好。一方で祝日明けには決算が控えており、アク抜け感に繋がる可能性は高そうです。ここまで売られる筋合いは無い銘柄。
プラネックスHD(6784)は続落。本日昼休みに決算を発表。前場はその決算を期待した買いが入って、2桁を超える上昇率を見せました。ところが決算では第三四半期の利益成長の減速が見られると、後場は一転売り気配スタートに。中間期までは好調だったため、失望感が強まる格好で一時4万円割れの動き。
この辺りは前回示したように、同業種の決算を見ると予測はできましたが、織り込んではいなかったようですね。逆に前場高かったのも意外でしたし、その結果後場急落となったのも意外でした。損切りのタイミングを逸した格好で、今後戻り局面を探っていくしかなさそうです。
【注目銘柄】
バイタルKSKHD(3151)は続伸。この銘柄は有料メルマガにて29日寄り前に取り上げました。以下本文より一部抜粋。
「テクニカル的には9月中旬から10月初頭まで590円前後で揉み合った水準がクッションになると考えたい。ただし足元2つ大きな陰線を付けてしまったので、また昨日の大商いも絡んで、一瞬そこを割ってくると見ている。その時に75日線手前で下落の限界を迎えるというシナリオを想定する。買値まで下落すれば、3営業日で下落率は18%近くに達する。前回のシップヘルスケアは4営業日で17%の下落だった事を勘案すると、この辺りまで落ちて来たら調整十分と言っても良いのではないか」
そこから本日までに約9%の上昇となっています。
前回のシップヘルスケアHD(3360)から急落リバウンド銘柄を中心に取り上げ、27日にはGMOペイメントゲートウェイ(3769)、28日には河西工業(7256)とそれぞれ5%以上のリバウンドとなりました。
更に調子に乗って昨日取り上げた日本カーバイド(4064)は昨日高くなりましたが、本日は下落で、こちらは少し失敗しました。「75日線が203円辺りに位置すること、同時にそれは9/3に空けた窓の上端に一致すること、加えて7/22安値143円→10/8高値262円の半値押し水準も203円に符号すること、8月下旬〜9月上旬にかけて上値の抵抗ラインとなったラインが201円であること、及び心理的節目200円が挙げられる」という根拠でしたが、一方で底値の固さは見られたとも思います。
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