あーあ、またこの時期がやって参りましたよ。今日は私の35歳の誕生日なのです。もうここまで来ると誕生日もブルーになりますね(T_T)四捨五入するといよいよ40になってしまいます。
とりあえず毎年やっている有名人からの電報コーナーでお茶を濁します。
「お誕生日おめでとう。こっちはあんましめでたくないけど」オバマさん
「お誕生日おめでとう。こっちもあんましめでたくなさそうな感じ」ダルビッシュさん
「お誕生日おめでとうございます。なんだ、今日が誕生日って言ってくれれば賞金2000万円あげたのに」水嶋ヒロさん
はい、今年はこんな感じでいかがでしょうか(;^_^A
にしても誕生日だから何か良いことあるかと言えば、よりによって一昨日キャラメルを食べていたら歯の詰め物が取れてしまいました(T△T)というわけで、誕生日である今日、いきなり歯医者に行かなければならなくなりました。これは人生の敗者という事を暗示しているのでしょうか?←深読みし過ぎ(-。−;)
35歳になっての抱負は、あまり何も考えていませんでした(;^_^Aというのも全く根拠なんて無いのですが、私は子供の頃から34歳になったら暗殺されて一生を終えると思っていたので。しかし幸か不幸か、暗殺される程の要人にはなっていませんでした(;^_^A
そんなわけで、無事生き長らえる事になったので、当分大丈夫だと思います。ですから健康に気を付けていきたいと思います←適当
さて、無事生き長らえた日経平均は本日続伸。前日のNYダウは中間選挙で民主党が大敗となったものの、予定通りの結果でアク抜け感に繋がったこと、また FOMCによる国債の追加購入も正式に決まったこと等を背景に上昇。民主党の大敗は、結果的に景気浮揚策に繋がる政策運営に繋がるという見方も呼び起こしています。
それを受けた日経平均も朝方から買いが先行。祝日の間にまとめて超大型イベントが通過し、それらを好感してNYも連日堅調推移となった事から、買い一色に染まる展開。為替も円安に振れて、一時200円高と全面高となりました。ただ商いはそれ程膨らまず、後場の値動きは30円程度。それでも引けにかけても高値圏を維持し、久しぶりに強い上昇を見せました。
投資判断は「強気の買い」に。無事様々なイベントを通過し、後は個別企業の決算が出尽くすのみという状況になってきましたが、その個別企業の決算も大きいところは既に一巡しました。もしくは事前観測であらかた織り込んでいる内容ですから、ここから波瀾の展開が発生という事も無いでしょう。そんなわけで投資判断を最上位に戻しました。
個別の決算に関しては、既にドル円で80円という水準を織り込んでしまって、なお好決算を出してきています。「何だ、円高でも意外に平気じゃん」という感じが、日和見を決め込んでいた国内外の投資家を巻き込んで、買い需要が次第に旺盛になってくるものと見ています。
何と言っても日本株の世界的な出遅れの一つの「言い訳」が円高でしたから、それが通用しないとなると、後は上がるだけです。出遅れ銘柄を中心として、買い圧力が増してくるものと思われます。
新興市場は「強気の買い」。本日は2指数共に堅調。さすがに東証1部銘柄の大幅高に牽引される形となりました。それでもやはり東証1部銘柄に比べると上昇力は弱く、蚊帳の外な感じ。今日のところは主力株に買いが戻る展開になるのは致し方なし。ゆっくりとチャート形状を改善していかないといけません。
【ポートフォリオ銘柄】
ソフトバンク(9984)は大幅高。全体相場の上昇を受けて、リバウンドの動きが出ています。一気に5日線と75日線をまとめて抜き去る力強い上昇で、正直内需銘柄の同社は相対的に弱含むと考えていただけに意外でした。10/29に空けた窓も埋める高値引けとなりました。
ただここから強含むには、同社だけの力では心許ない感じです。全体相場の上昇が継続して需給を改善させてこなければ、積極的に上値を追いに行く動きは出てこないと思います。
ところで全く余談ですけれど、いつも振り返ってみると時代を作っているのはやはり同社だと思いました。今回のスマートフォン競争も、作り出したのはソフトバンク。iPhoneに開発前から目を付けていたのは孫社長でしたし、ドコモ(9437)は結局当時先駆けて発売する予定だったHTCのスマートフォンが延期延期で、そのスタートにつまずいてしまいました。結局iPhoneよりわずかに先に発売してみせたものの、焼け石に水でした。
一昨日に発売された「GALAXY S」を見てきましたけど、私は正直がっかりしました。というのもデザインも画面構成も操作性もiPhoneの「写し」であり、それ以上でもそれ以下でも無い印象だったからです。わざわざ本体価格数万円払って買う理由が見あたりません。ドコモの回線が利用できるというメリットだけのために、最低月額使用料も高いこの端末を選ぶ理由が個人的にはわかりません。
サムスンにはもう少しアジアを代表する企業としてのプライドを見せて欲しかったです。これでは中国の模倣品と大差ありません。同端末を選好させる何らかの付加価値を見たかったのですが、iPhoneユーザーである私の買い換え需要を喚起させる何物も見あたりませんでした。
昔から日本が揶揄されていた「猿まね」がアジア全土に広がってきた印象があります。「中国がスパコンで世界一に」という報道があってコメントを見ると中国の技術進歩に否定的なコメントが多いですが、それは振り返ってみるとどこかの経済大国が通ってきた道だぞ、と思います。これを否定するのは我が国の発展の歴史を否定することではないでしょうか。そして中国の商品を大量に消費しているという現実も。
このままではアジアは欧米の作り出すブランドを模倣し、それを消費するだけの経済圏に成り果ててしまいます。例えばイタリアも日本と同じように中小企業が99%を占め、少子高齢化が進み、借金大国で首相がころころ替わる政治不審の国ですが、アルマーニやフェラーリなど、オンリーワンのブランドを確立している国で、国民一人辺りのGDPは日本を超えました。独創性こそが価格競争のスパイラルから抜け出す唯一の手段なのですが。
http://www.pref.toyama.jp/sections/1015/ecm/back/2004mar/tokushu/index2.html
今回の「GALAXY S」を見て、私はそんな感想を持ちました。余談が長くなりました。
ダイハツ(7262)は反落。祝日の間に「軽自動車税増税」という話が出て、同社にとっては逆風が。丁度足元強い動きが続いていた事もあって、利益確定の売りに繋がりました。
それにしても今回の増税だの、かつては高速道路無料化だの、民主党政権はどうやっても環境を破壊したいのでしょうか。まだ確定した話ではありませんが、同社にとっては気になる話題ではあります。
みずほFG(8411)は堅調。同じメガバンクの三菱UFJ(8306)はイギリスRBSの金融部門買収という報道が出て、海外の橋頭堡造りを好感。全体相場の上昇にも後押しされて堅調な推移となりました。
こういう攻勢に出られないのが資本に厚みの無い同社。折角円高という環境の良さを、有効利用できないのが辛いところです。もう少し需給が改善して株価が高ければ、多少の増資をしてでも攻勢に出るべきなのでしょうけれど、現状でそれを嘆いても詮無い事ではあります。これでは他のメガバンクと差が広がるばかり。
プロミス(8574)は反発。引け後に中間決算を発表。上半期の計画よりも売上、営業利益は若干未達だったものの、経常利益以下は予想を上回る内容。ただしそれ以上のものもそれ以下のものも出ませんでした。
これで前回から言っているように、明日以降はアク抜け感が出てようやく買い安心感に繋がるものと思われます。夜間取引でも大幅高を見せており、リバウンド相場の始まりを示唆しています。元の水準にまで戻るには相当時間がかかりそうですが、着実に戻りを進めてもらいたいところ。
【注目銘柄】
大京(8840)は大幅高。上期業績見通しの大幅な上方修正を好感して買いが集まる展開。本日は同社の他にもゴールドクレスト(8871)、タカラレーベン(8897)といった、マンション販売中心の不動産銘柄の値上がりが目立ちました。この辺り資金ジャブジャブの過剰流動性相場の訪れを期待した買いが入ってきている格好です。
また後日から書き始めますけれど、土日に東京に行って来ました。東京では相変わらずマンション建築が止まりませんね。一方で、遂に東京下町の中小工場も操業停止の看板が目立ってきました。悲しいですけれど、これでまた用地取得→マンション建設の流れが続くのでしょう。ただいつまでも建設→完売が続くとは思えませんけれど。
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