今週のお題「冬の楽しみ」
前回の亡くなった友人の思い出話の続きです。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/man-dollar/KA.Blog/20110117.html
お母さんに話を伺うと、お父さんが亡くなり、彼も亡くなり、娘も嫁いでしまったため、今は大きな家に一人で住んでいるということでした。雪深い中で一人きりのお正月を迎える寂しさ。何となく切ない感じになりましたが、だからこそ我々が来た事が余計に嬉しかったようです。
死因は心臓麻痺。実家の農作業の手伝いで草むしりをしている間に突然倒れてしまったそうです。たまたま一人で作業をしていて、周りに誰もいなかったせいもあって、発見が遅れたのだとか。もし周りに誰か居て、すぐに救急車を呼べていたら、彼とはもう一度会うことができたのかも知れません。
1時間ばかりお邪魔した後に、我々も帰ろうという事になりました。私は帰り際にふと「そう言えば彼のお墓はどこにあるのですか?」と尋ねました。すると「ここから歩いて数分のところにあります。今から行ってみましょうか?」と聞かれたので「是非」と付いていきました。ただお墓の周りも雪が深いので、スコップ持参ということで。
歩いて数分程度の田んぼの脇に、彼のお墓がありました。道から外れたところにある彼のお墓までスコップで雪を掘り進む我々。ようやく辿り着くと、そこのお墓にはお父さんと共に彼が眠っていました。
線香などの用意はなかったので、合掌して冥福を祈ってきました。また今年もお盆には彼に会いに来ようと思います。
さて、彼岸底までの道のりは長い日経平均は金曜続落。前日のNYは各企業の冴えない決算を映して軟調。それを受けた日経平均は、為替が円安に向かうも前日の売りの流れをそのまま引き継ぐ形で売られる展開に。中国の金融引き締めにより商品市況が下落した事を受け、資源・商社株などを始めとして全面安。リバランスの売りや先物売りなども入り込んで日経平均・TOPIX共に25日線を割り込みました。
投資判断は「中立」に。金曜は買われているのが電力・ガス程度という完全に売り一色の一日でした。出来高も26億株、売買代金も2兆円に迫り、為替が円安に向かっているのに、アメリカや中国がそこまで下げているわけでもないのに、それでも実需を伴った下落は少し異常とすら感じました。これは好調決算でも売られ、一方で大幅赤字修正を出した東京製鐵(5423)が前日反発し・・・という、年末までは素直だった流れの変化を象徴しているとも言えます。
ただしその「流れ」は根本を変えるものではありません。私は何度も何度もここで言っているように過去最大の過剰流動性は我々の想像を絶する市場形成を実現すると見ています。投資家のリスク許容度が大きくなる事は、循環物色的に各市場に資金を流動させます。業績や実態などは二の次に「投資」と呼ばれる全てのリスク資産に、資金流入が続くでしょう。
それが良いか悪いかは残念ながら我々が決める事ではありません。我々にできるのはそれに乗るか乗らないかを自分で決める事だけです。
そんなわけで私は今年はかなりの強気見通しを持っていますが、無論細かなタームに区切るとそれぞれの局面で強気・弱気の場面が出てきます。目先は出てくる決算を見極めたいところですが、基本は決算通過後は強いと見ています。今はいわばその前のバネを縮めている段階と言えましょう。
短期的には各社の決算を見てみない事には安易な事も言えないのですが、昨年末の為替水準が$で81円、ユーロで108円台というここ10年で最も高かった事を考えると、10-12月期は弱いものが目立つでしょう。ただ各社も手をこまねいて見ているわけではないですから、その損失がどの程度抑えられているかで、今後の日本株の見方が変わってくるでしょう。
私は随分とマシな数字が出てくる一方で、通期見通しを保守的に据え置く会社が多く、総合的に勘案して決算通過後は買われる銘柄が多いと見ています。
金曜のNYは各市場に属する主力企業の決算によって高安マチマチ。GEの好決算を受けてダウが年初来高値を更新する一方で、Googleは過去最高益決算ながらも出尽くしから売られた事でNASDAQは下落となりました。
金曜の日本市場はやや過剰な売り反応だっただけに、来週は反発してくるものと見ています。ただ月曜の段階ではまだ様子見ムードが拭いきれず、金曜の下落幅の半分程度の回復ではないかと思います。
新興市場は「強気の買い」。金曜は2指数共に軟調。特に両指数共に下げ幅が大きく、大陰線を描いています。Googleが時間外で下落した事も悪材料。新興市場は信用取引の売りができない銘柄が多く一方向に振れ易い性質があるため、ちゃんと底を確認するまではちょっと押し目拾いも危険な状態です。
ただ足元また低位株で値上がり率上位に顔を出す銘柄が多く、個人投資家の短期資金は温存されていると見られ、またコツンときた時には上値を取ってくる可能性が高いと思います。そもそも今回の上昇相場も10月末の低位株乱舞からスタートしましたし。
分足を見てもそれぞれほぼ一本調子の下落でしたから、月曜は引き続き売りが優勢のスタートとも思います。「あぁ、やっぱり」と絶望した投資家や追証等に絡んだ投げ売りが出尽くせば、午後にも反転してくると見ています。
今まで長い間新興市場を見てきた方ならわかると思いますが、大抵2、3日程度のビックリするような下落を経て、振るい落とした後に再度上昇してきたりするのが新興市場です。流動性が少なく玉が集め辛いですから、長期上昇トレンドの場合、そのような強引なやり方が往々にして起こります。
ですから、まず東証1部が落ち着くのが必要条件ではありますけれど、個人的には新興市場のリバ取りが来週の効率の良い投資法と思います。
【ポートフォリオ銘柄】
トヨタ(7203)は続落。為替がやや円安に向かうも特段の反応はなく、全体地合の悪化に引っ張られる動き。この辺りは前回も書いたように、25日線までの調整モードの一環です。
ただこれで大体良いところまで来ましたし、テクニカル的にはストキャスも割安となってきましたから、早ければ月曜にも反転してくるでしょう。3300円は週足の一目均衡表の雲下限もありますし、11月に揉み合いを見せた場面でもありますから、抵抗力は強いと思います。
プロミス(8574)は続伸。同業他社のアコム(8572)の強さに引っ張られる形で一時700円乗せの場面もありましたが失速。陰線を付けて強いのか弱いのかよくわからない動きが続いています。買いも空売りの買い戻しが主体の様子。
現水準は週足の一目均衡表の雲下限に頭を抑えられていること、また週明けに全体相場が買い戻しの流れに乗れば、金曜強かった同社などが相対的に売られそうなことから、ちょっと目先は一旦調整が必要だと思われます。それで目標株価はまだまだ上ですけれど、一旦ポートフォリオから外して、安いところでもう一度拾いたいと思います。月曜の寄り付きで一旦売却とします。
ところで本日は一銘柄買いポートフォリオに入れたい銘柄があります。それは先日まで保有していたSBIHD(9478)です。
17日の高値陰線で見限った銘柄ですが、それからあれよあれよと急落し、あっという間に1万円近く下落してきました。特段悪材料が散見されたわけでもなく、需給要因だけでここまでスピード調整するのであれば、買いで拾って大丈夫と思います。いくらなんでも売られ過ぎでしょう。
できれば11500円辺りで仕込みたいですが、一応月曜の寄り付きで買いポートフォリオ入れとします。目標株価は13000円で。
【注目銘柄】
酉島製作所(6363)は大幅安。しかし悪材料などは特段観測されず、今回の突発的需給悪化による下落の犠牲者とも言えます。水関連銘柄である同社は、昨今の食料・商品市況の高騰により二次的に恩恵を受ける産業とも思われ、押し目は積極的な買いで対応すべきでしょう。
足元特に中国による水の確保が話題になっています。日本の森林資源に投資して、地方の水資源を確保しているのは既に周知の通り。我が富山でもそのような動きが見られていると聞きます。生活水準が上がってくると、どうしても増えるのが使用する水の量。新興国のボトムアップが図られてくる過程で、ビジネスチャンスはまだまだ広がると思います。
信用倍率で見る需給面も、まだそこまで悪化していません。上昇トレンドは一目均衡表の雲に沿った形で継続が見られそうです。業績面では売上は会社計画はやや過大かなとも思うのですが、比較的下期偏重な季節性要因があること、また利益面ではそれ程過大とも思われない事を加味すると、まだまだ株価上昇余地は大きいと思われます。
そんなわけでこちらも月曜の寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。目標株価は2000円で。
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★12/6 BBT(3776) 71500円→80000円 上昇率11.9%
★12/7 アクセル(6730) 1998円→2240円 上昇率12.1%
★12/14 日本触媒(4114) 814円→900円 上昇率10.6%
★12/15 田淵電機(6624) 104円→120円 上昇率15.4%
★12/16 fonfun(2323) 285円→329円 上昇率15.4%
★12/27 ダイト(4577) 780円→900円 上昇率15.4%
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