KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

1月の成績発表

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本日は1月の成績発表です。1月は大発会こそ売られて始まったものの、その後はアメリカ株と並んで一貫した下値切り上げの動き。ただ27500円到達後は日銀総裁人事を警戒して上値が重くなっています。そんな中、私のポートフォリオは一体どうなったでしょうか。早速検証してみましょう!


【買い銘柄】

アニコムHD(8715)
580円→585円(22営業日保有 上昇率1.0%)

1月は戻れず。まあ保険株が1月弱かった割にはしっかりしていたとは言えそうですが、市場全体の戻りや前月が20%下落した反動としては物足りません。チャート形状は丁度3ヶ月前の決算発表前にそっくりな動き。であれば来週の決算後はまた上ブレて欲しいところ。全国的に寒波で動物病院への通院が減っていることを考えると、損害率は低く抑えられそうですが。


ブロードメディア(4347)
1018円→1023円(22営業日保有 上昇率0.5%)

一時1100円を超える順調な戻りが見られましたが、結局200日線まで押し戻される動き。そして金曜に出た決算では3Q単独が若干の営業減益に。スタジオコンテンツと放送事業の減益が、教育事業の増益分を食いつぶした格好。ただ成長が期待される教育事業は日本語教育の準備を進めているということですし、事業セグメントは大きく変化。もう社名の変更も検討した方が良いレベルですね。


BlueMeme(4069)
1889円→1700円(22営業日保有 下落率10.0%)

今月はグロース市場が好調だったのに反して売られる動き。うーん、やはり昨年のうちに損切りしてしまうべきでしたね・・・。ここまできたら次の決算を見て進退を考えたいと思います。


巴川製紙(3878)
665円→696円(22営業日保有 上昇率4.7%)

こちらは今年に入ってからは反発基調。半導体株が戻ったことに合わせて、同社も見直しの流れになりました。また足元円高に振れているのも紙パセクターにとっては追い風。PBRの割安感などから、もっと評価されて良い株だと思います。


トヨタ(7203)
1812.5円→1891.5円(22営業日保有 上昇率4.4%)

為替が円高進捗していることが重石でしたが、QUICKの調査で自動車セクターの投資判断が「弱気」と答えたアナリストが09年2月のリーマンショック以来の高水準と報じられた1/17辺りから自動車セクター全般的に戻りが見られています。決算を来週に控え、新社長の下、今後のトヨタの飛翔に期待です。


北陸電力(9505)
547円→518円(22営業日保有 下落率5.3%)

決算は案の定の大赤字。ただ十分織り込まれており、足元ではまた株価が落ち着いてきていますが、総合的には中立な感じ。ここからの値上げ効果を期待した形になっています。資源価格も落ち着きつつあり、為替も円高原発再稼働の気運もあって、決算で下がらないならば電力株に死角がありません。高騰する電気代のヘッジに電力株を買うというのも一考なのでしょう。


一蔵(6186)
443円→453円(22営業日保有 上昇率2.3%)

成人の日は何事もなく通過。同社に関してはTOPIXウエイト低減銘柄のため1月末に売られましたが、そこから復調してきています。中国からのインバウンドが回復するような流れになれば、またテーマ性を帯びてくると思います。


Deere & Company(DE)
428.64ドル→406.06ドル 円換算56580円→53275円(22営業日保有 下落率5.8%)

昨年までかなり市場に逆行していた分、足元ではやや売りに押される動きになっています。ただ基本的にはドル安を背景にした穀物価格の上昇や同社の製品競争力の向上から、農機メーカーの強さは続くと見ています。


以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
▲0.05(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。


ちなみにその間
日経平均 12/30終値 26904円→27509円(22営業日 上昇率5.4%) 0.24(%/営業日) 
TOPIX  12/30終値 1891→1970 (22営業日 上昇率4.2%) 0.19(%/営業日)

今月はTOPIXに敗北・・・。BlueMemeを早めに切っておけばプラスで終えられたのですが、今月何も入れ替えしなかったのが低パフォーマンスに繋がりました・・・。


そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数1282.4ポイント
あーあ、遠ざかる1300ポイント・・・。ちょっと決算を見て、売り銘柄などを入れてヘッジする必要がありそうですね。


市場の見通しとしては「中立」に戻して様子見とします。「節分天井」のアノマリーは信じていませんが、今年は案外そうなるかも知れません。

日本の方はハイテク系よりもバリューの方が買われています。TOPIXバリュー株指数は18年1月以来実に5年ぶりの高水準。元々1月はバリュー株に優位性がある月として知られてきましたが、今年は特に顕著でした。背景に金利上昇による銀行株買いや、中国ロックダウン解除期待感からの鉄鋼株の上昇も確かにあるのですが、それぞれに共通して言えることは市場による低PBR改革が底流にあると思います。

合わせて上場基準未達企業への猶予期間も3年後の区切りが提示され、事実上株価の底上げを企業に迫っています。この辺り香港が国際金融都市の地位を落としている今のうちに、東京の地位を高めておこうというある種の国策でもあるでしょう。

更に大袈裟に邪推すれば、中国に対して金融的な楔として、アメリカ政府なども日本の証券市場の地位向上に期待しているのだろうと思います。取引所側にしてみれば、企業退場を迫るとその分収入が減るので、本来余計なお世話ですからね。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文に貴重な時間を割いていただき、誠にありがとうございます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。