KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

顔本

今週のお題「2011年、夏の予定」
基本、流行ものには手を出すので、今年に入ってすぐにfacebookに登録してみました。ただ今までイマイチ使い方がよく分からず「登録しただけ」の状態が続いていました。

ところが、最近一人同級生から友達申請があって「久しぶり(^_^)/」なんて言った途端、友達の友達が連鎖して、急激に輪が拡がってきました。約12年ぶりに連絡が取れた海外の友人などもいて、改めてfacebookのすごさを体感することができました(××)

それにしてもITはやっぱりアメリカが強いというか、国民的に理解があるというか。Twitterにしても、全部アメリカからの輸入ですからね。その発想力、広め方にはただただ脱帽します。

「いや、国民の数が違うから一つのサービスが拡がりやすい。その点、日本は不利だよ┐( ̄ヘ ̄)┌」
という意見もありますが、いやいや、私は違うと思います。だって日本人だってこういうシステムを作って、海外にアピールすれば良いのです。英語でサイトを創ってアピールすれば良いのです。そもそもそれができることが、ネットの最大の利点なのですから。

そういうところに「日本人的閉鎖性」が足かせとなっているのは間違いないと思います。日本版SNSmixiは当初実名制、閉鎖的がウリだったのに、偽名OKになり、招待制ではなくなり、足跡機能も制限的にしてしまいました。

決してmixiのシステムを非難するつもりはないのですが、結果「易きに流されてしまった」印象が拭えず、mixiのメリットが次第に無くなっていきました。そして私はmixiを止めて完全にfacebookに移行しました。

創業者マーク・ザッカーバーグ曰く「ネットの匿名性よりも、実名性の方が何倍もメリットがある」。私も確かにmixiの失敗もあるし日本ではどうかな?と思ったのですが、今ではすっかり市民権を獲得しました。

そしてその意味が今実感してわかります。これがなければ、一生繋がりを持つことがなく終わった人たちもいるでしょうから。「ネット社会の関係の希薄化」を懸念する声もありますが、それはネットがもたらすものではなく、結局現代人の思考がもたらすものでしょう。ま、マーク・ザッカーバーグfacebookを作り出したきっかけも、少し不埒なものでしたが(;^_^A

さて、不埒な日経平均は本日反落。金曜のNYが軟調推移だったことから朝方から売りが先行。足下好調に上昇を続けていたこともあって、利益確定売りが出るのも自然な流れ。9600円を割り込んでから後場は一時下げ渋ったものの、最後は力尽き100円安となりました。

投資判断は「中立」。本来であれば先週しっかりとしていた分、本日はもっと下落しても良い場面でしたが、為替が円安に向いたこともあって、印象としてはしっかりとした感じでした。ただ商いは相変わらず薄く、売買代金もようやく1兆円を超えたところ。

個人的には今週はドレッシング買い期待も高まって、強い相場展開になってくるものと見ています。本日のところは致し方なしとして、今晩のNYが多少下げたとしても、薄商いの中で「閑散に売り無し」の状況が続くのではないでしょうか。投資判断も「やや買い」に引き上げる一歩手前のイメージです。

新興市場は「強気の買い」。本日は高安マチマチ。東証1部が弱含む中で足下相対的に弱かった新興市場は、まだ底堅く推移していました。しかし売買代金は東証1部に連動して低調。個人的には東証1部が買えない時は新興市場銘柄を買うという、市場補完の関係が少しずつ出てきている印象で、そういう相場は長続きしますから、良い傾向だと思っています。

ポートフォリオ銘柄】
みずほFG(8411)は小動き。欧州銀行株の下落や、バーゼル委員会の新自己資本規制によって日本のメガバンク3行も更なる自己資本比率の増強が求められると伝わると、増資懸念も重なって軟調。ところが後場には自己資本規制の枠組みが具体化することでアク抜け感に繋がると見方が変えられて、一転プラスに転じる場面もありました。

この辺りは正直予想以上に底堅いという印象で、ちょっと期待しても良いのかなと思うようになってきました。ただテクニカル的にはまだ手出し無用と見ます。今週いっぱいくらいは様子見で良いかと。

GCAサヴィアンG(2174)は大幅続伸。前回お伝えしたように日経に「M&A」という文字が出たので上昇という非常にわかりやすい値動きとなりました。チャート形状が良いともしましたが、本日は日本M&Aセンター(2127)も買われたので、前者の要因が強いでしょう。

ようやく12万円まで戻り、テクニカル的には一目均衡表の遅行線も実線を上回って第二関門も突破。ただ上値を抑える厚い雲が第三関門として鎮座し、今週は12万円キープができれば御の字というところか。来週辺りから雲が一気に薄くなりますから、12万円を維持できれば7月からの上昇トレンドも視野に入ってくるはずです。

プロミス(8574)は大幅反発。5月利息返還請求件数が前年同月比4%減、また新規顧客数が同20%増と順調に拡大していると伝わり買い材料に。やはり前向きな材料が次々と出てくる地合になってきました。

テクニカル的にも一目均衡表の薄い部分を突破して、先高感の一層強まる流れに。暑い夏が消費喚起を促せば、消費者金融株は益々上がってくるでしょう。

日本トリム(6788)は続伸。こちらも前回お伝えしたように自社株買いの発表で素直に上がってきました。あまり派手に上がっていない分持続力はありそうです。5日線に乗った形で直近高値を抜いてきましたから、需給は随分良い状態と言えそうです。

メディカルシステムネットワーク(4350)は反発。寄り付きから年初来高値に接近する場面がありましたが、その後5000株の売り板が2枚出てきて露骨な買い玉集めに。買いが近づくとどうせ消える見せ板なんでしょうけれど、最近はアルゴリズム取引が流行っていますから、昔のように板を見て判断、というのはしない方が良いのかも知れません。あくまで約定した「結果」を追うのが本道だと思います。

【注目銘柄】
ルネサンス(2378)は大幅高で一時ストップ高手前まで。こちらは昨日の有料メルマガで「多分何らかの仕手が入っている」とした銘柄ですが、見事寄り付きから14.3%の上昇となりました。先週末の値動きからキナ臭いと思っていましたがバッチリ。商いの薄い本日のような相場展開にピッタリ当てはまって、本日は値上がり率2位。

市場では一応理由付けとして「サマータイム導入により、スポーツクラブが強含む」と説明されていますが、その割には他のメガロス(2165)やセントラルスポーツ(4801)などに波及していません。本当にそうであればここからが逆に狙い目かも知れませんが、個人的には単なる仕手と見ています。分足などを見ていれば明らかでしょう。

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。