KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

2月の緩和時点まで逆戻り

今週のお題ゴールデンウィーク
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一度お試しいただければと思います。


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日経平均は続落。前日のNYは薄商いの中、景気減速を意識させるような指標の発表や、スペインのGDPの弱さ・失業率高止まりによる欧州不安などを受けて軟調。

それを受けた日経平均は朝方から売りが先行。為替がドル円で80円を割り込んだこともあって、輸出関連株中心に売られる格好となりました。後場には一段安となり、結局は本日の安値圏での引けに。2/14の日銀による追加金融緩和を受けて上昇が続いた2/16以来の水準に逆戻りとなりました。

値幅もあったため売買代金は1兆円超えとなりましたが、商いは総じて薄い感じでした。


投資判断は「中立」。円高で地合は悪いですが、かといって安易に売りにポジションを一方向に傾けるには難しい地合です。個人的には来週の決算通過後辺りに再度上げる展開になってくると思います。

例えば本日の下落は、大部分が空売り筋の仕掛けた下落だと思われます。というのも、TOPIXの前場の動きを見ると、11時過ぎまでは前日比1%以上の下落。このまま前引けとなれば、後場には日銀によるETF買いルールが発動される予定でした。

ところが、前引け間際に1%未満の下落にまで買い上げ、その発動を無しにしました。本日はアジア株式市場のほとんどがお休みであったために、敢えて11時以降買い上げる要因が無いにもかかわらずそういう動きが出たのですから、買われたら都合が悪い筋が最後に少し仕掛けてきたのだ、ということが読みとれます。

結果、後場から一段と崩れ、本日のほぼ安値圏で引けました。ですから、今日の下げは演出された「実需売りでは無い下げ」であり、やがて買い戻しが入ってくる類の下落であると考えるべきです。

先日の日銀の追加金融緩和は現段階では失望売りに繋がっています。ただ、私の個人的な感想としては、日銀は十分やることはやったと思います。あくまで今は薄商いの中、イベント通過のアク抜け感や海外の不安定要因で下げているだけで、次第にこの緩和策、特にETF買いの増額などはジワジワ効いてくるのではないでしょうか。

であれば今は売り浴びせるのも程々に、どちらかというと長期的な押し目到来と見て買い場を探すべき場面ではないか、と思います。売りはゴールデンウィークが明けて第二週目くらいまでと見て、姿勢としてはいつでも買い転換に備える感じが望ましいのではないかと思います。

チャート的に見ても、日経平均は昨年11月安値8135円→3月高値10255円の半値押し水準が大体9200円。一方でTOPIXは788ポイントとなってきます。日経平均の方はまだですが、TOPIXの方は本日到達してきた格好です。

明日は4連休前ということもあって、薄商いの中勢い余ってこの節目を割り込むことは十分考えられますが、基本的にはこの辺りが下げの一つの節目であると思われます。であれば、ここから先は簡単に何でもかんでも売りとはできず、慎重に決算の悪かった割高銘柄に絞り込んで売っていく姿勢が必要と思います。


新興市場は「強気の買い」。本日は高安マチマチ。日経JASDAQ平均はしっかりで、個人マネーの受け皿となっている形が読みとれました。

特に直近IPO銘柄が活況で、上場二日目のチャームケア(6062)を筆頭に、昨日WBSでもとりあげられたエイチーム(3662)、ミサワ(3169)などセカンダリを狙った動きが目立ちました。

この辺りはGW後のIPOスケジュールが特に決まっていない中で、直近IPO銘柄が狙われやすい地合になっていると言えそうです。手掛かり難の中では、仕手株やらこういった消去法的な選択が幅をきかせることになりそうです。


ポートフォリオ銘柄】
GCAサヴィアンG(2174)は反落。朝方は先週末の勢いも続いて買いが優勢でしたが、次第に地合に飲まれる格好。

一方で最近特に注目している相方の日本M&Aセンター(2127)は、やはり先週末の決算を受けて堅調推移。地合に抗う強さが見られました。こちらは包み陽線となってきたこともあって、一段上値追いの形が整った感じ。

こちらに引っ張られる格好で、GCAの方も上がってくる形を期待。明日買い先行で始まれば、まずは75日線を突破する動きになってくると思います。


三和HD(5929)は続落。300円を割り込んで少し苦しい形になりましたが、本日はシャッター第二位の文化シヤッター(5930)が前期業績の上方修正を発表。やはりシャッター業界は事業環境が良い様子。

チャート的には一目均衡表の雲下限が位置する286円辺りまでの調整を覚悟しなければいけません。それでもそこから下は遅行線と雲との関係や、2月〜3月にかけた株価もみ合い水準もありますから、下値余地は小さいと見れそうです。


NEC(6701)は続落。前回決算を受けて「恐らくここが同社にとって歴史的な底値になる」としましたが、いきなり割り込んできました。円高水準が本日は総合電機メーカー各社の重石に。

個人的には上記認識を変更する必要は無いと見ています。引き続き「目先は横ばい気味に推移すると思いますが、姿勢としては強気で拾っていく」というスタンスで大丈夫でしょう。


【注目銘柄】
新田ゼラチン(4977)はストップ高比例配分。この銘柄は2月に有料メルマガにてしきりに「良い銘柄」と推していましたが、当時はほとんど動いてくれませんでした。しかしジワジワと買われてきて、ようやく本日花開いた感じ。

背景は先週末に新高値をとったことによる需給の好転が主因ですが、同時期にIPOとなったベルグアース(1383)が丸紅(8002)との提携で急騰していることも刺激材料になっている様子。

いずれにせよ、良い銘柄は最終的にはちゃんと評価されることになっています。ゼラチンで日本一のシェアは伊達じゃありません。とにかく良い銘柄を選ぶこと、それが株式市場で第一義的に大切なことです。あとはもっと良いタイミングで取り上げられたら効率は良いのでしょうね。また頑張ります。


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他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。


※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。