KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

うぇるかめ 前編

なんと、この前偶然にも家の前で野生の亀の産卵を目撃してしまいました(××)その映像がこちら。

嫁と買い物から帰ってくると、家の前に何故かカメが居ました。近くの公園の堀から這い上がってきたようでしたが、こんなところに居るというのは何かしらの事情があるという事です。何も無いのにわざわざ上陸してきません。まさかあの時の恩返し!?・・・って、何もしてやった覚えが無いですけど(;^_^A

我々が近づいても逃げようともしません。一箇所に止まり後ろ足で一心不乱に土をかき分け、穴を掘っています。こ、これはもしや産卵の瞬間では!?(××)先日たまたま従兄からビデオカメラを貰ったので、家に取りに走り、戻ってきて撮影。

その間実に1時間。ずっと見守る我々。道行く人々は我々がしゃがみ込んで何やっているのか?と怪訝そうな顔。その度に「カメが今産卵しようとしているんです」「へぇー」ってな感じで説明。この辺りに昔から住んでいる人にとっては、まあまあ目撃する事らしく、それ以上我々と付き合って一緒に見守る・・・という人は居ませんでした(;^_^A我々だけが下世話な物好き。

撮影を始めて20分位経過した頃。卵がお尻の方からポロっと出てきます。わぁっと感嘆の声を挙げる我々(^^)よくテレビとかで見た事はありますけど、生で見るのは初めてでした。っていうか、動物の産卵シーンというものを見たのが初めてでした。ウミガメみたいに涙は出ていませんでした。

それから立て続けにポコポコ産みも産んだり11個。産み終わると今度はしっかりと後ろ足で土をかぶせます。すごい!

これは神秘的です。だって卵の生み方なんて誰に教わったわけでもないのに、きちんと穴を掘って卵を埋めて、土を被せて・・・という一連の動作を理解しているのです。私の撮影が下手なので映像ではわかり辛いと思いますが、後ろ足をしっかりと土を掬うように折り曲げて、そこに土を乗せてかき出すんですよ。へぇ、カメの足ってこんな風に動くんだと思い知りました(××)(つづく)

さて、思い知った日経平均は本日続落。前日のNYダウは7月の中古住宅販売が悪化した事を受けて下落。ただ1万ドルを割り込んだところでは買いが入ってきて、引けでは1万ドルを回復しました。

それを受けた日経平均は朝方から売りが先行。昨晩ヨーロッパ市場でドル円が15年ぶり83円台に突入した事を受けて、売りが殺到する形となりました。しかしそこから強く売り込む事もなかなかできず、様子見ムードも漂った・・・のですが、また出てきた野田財務相がわざわざ「介入についてコメントできない」と言った事によって更に売り叩かれる事に。昨日といい今日といい、一体何がしたいんでしょうか?誰か彼を縛り付けておいてください。

そんなわけで出来高は増えて17億株後半まで出来てきたものの、市場の雰囲気は最悪でした。この環境が世界に伝播して、また東京に帰ってきそうな感じです。

投資判断は「強気の買い」。そう言っておきながら強気の買いを維持しているのは、これで何しろ今まで動きを取り辛かった投資家がポジションを取り易くなってきたからです。売りにしろ買いにしろ、先日までの9000円手前、85円手前では、何のアクションも取れませんでした。PKOはあるの?介入はあるの?という具合で。

それが9000円割れ、為替83円台突入で一つのシグナルを発しています。良きにつけ悪きにつけ、それらは新聞等で大きく報じられ、今まで市場に関心が無かった投資家を市場に呼ぶという効果があります。事実、昨日私の知人で株にほとんど興味の無い人間から「今買いなの?」と問い合わせがありました。それは市場に資金を呼び起こす変化点と言えそうです。

私は前回も述べたように介入自体はする必要は全く無いと思っています。口だけで言っておけば良いのです。「するよ、するよ」と。介入自体にはほとんど効果がありません。歴史がそれを証明しています。今まで介入が成功して、為替のトレンドが変化した事なんてなく、残ったのは30兆円の含み損だけ。そんな事をする位ならバラマキに使われた方がまだマシです。どうせ次に危機が起きた時には政権も変わっているでしょうから、言うだけ言って信用を失ったとしても問題ありません。

あとは前回から繰り返しているように、この円高局面を利用して、日本電産(6594)のように積極的にM&Aを仕掛けていく企業が表れる事が望まれます。折角円が強くなったんですよ?海外企業による日本企業買いは減ってしまうのかも知れませんが、株価的には圧倒的な割安(4月末からの指標の下落率は世界最大)ですから、国内同士のM&Aがもっと広がってくるべきでしょう。

そうやって海外資産を買っていけば、自然と市場原理に則って円安に向かっていく事になります。豊富な現預金を保有している日本の企業が政府の代わりに出し手となって、有効な資金活用をしていけば、それで良いのです。

新興市場は「強気の買い」。本日は3指数共に軟調。3指数共に東証1部同様、下値を割り込んで底が見えなくなっています。やはり何と言っても牽引役が不在なのが痛いところ。ここ最近目立ってきたネット関連株も売りに押されてしまっています。内需系銘柄の強みを見せて、個人投資家の資金需要を吸収したいところ。

ポートフォリオ銘柄】
トヨタ(7203)は続落で年初来安値更新。歴史的円高局面ではどうしても売られてしまう代表銘柄です。ここで政府に強い圧力をかけることができないのも、同社の弱体化を象徴しているのかも知れません。テクニカル的には底が見えない状況で、戻り待ちの売りを検討の局面。

ヤクルト(2267)は反落。APEC銘柄としてダイハツ(7262)と本日の日経の「まちかど」でも取り上げられる円高無視銘柄。本日こそ売られてしまいましたが、それでも2500円台をキープして底堅い値動き。安定した業績が期待できますので、そのままホールドで大丈夫と思います。

【注目銘柄】
第一生命(8750)は軟調。一時10万円割れとなり、今の市場を象徴しています。これでは折角同社の株を手に入れて、さて株式投資でも始めてみるか・・・と考えた投資家の鼻っ柱を打ち砕いたようで、非常に残念でなりません。

やがて日本株が一斉高してきた頃には、市場の運用益が業績に大きく寄与する保険株は連れて当然値上がりするでしょう。それでも他の銘柄に比べて割合は大した事ないと思います。右肩下がりの下落トレンドが日々上値にしこりを溜めていく状況で、10万円割れも反発のきっかけにはならず、もうしばらくダラダラと下げていく展開になると見ます。

アナリスト達はこの辺りの需給要因を無視して業績面での好評価を掲げていますが、需給を無視して株を予測することはできません。逆に反発し出せば、上昇トレンドは長く続くと思いますけれど、何にしても底打ち反転を確認するまでは手出し無用と言えましょう。

巴コーポレーション(1921)は堅調。昨日の有料メルマガで「寄りの207円買い」としましたが、残念ながらまた安値が207円で、ほとんど皆買えないまま上昇していく形となってしまいました。反省です。

この相場環境の中で出来高を伴っての上昇ですから、非常に調子が良いと言えましょう。目標は5/10〜13日安値の220円としましたが、そこまでは順調に行けそうです。

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