8月に富山県高岡市の「ミュゼふくおかカメラ館」というところで「ハービー・山口写真展」が開催され、それに行ってきたことは以前書きました。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20120827.html
今回はそれの後期日程ということで、氏がプロになった23歳以降の写真が展示されていました。中には福山雅治、山崎まさよし、尾崎豊、エレカシ、ゆず・・・などなど、有名アーティストの写真も。
今回もまた初日にハービー・山口氏ご本人が解説に来てくださる、ということで、前回すっかりファンになった私はまた行ってきました。今回は私同様に前回ファンになった人が多数来場したことで、小さな館に200人くらいの人が押し寄せ、車を停めるスペースも無いくらい活況でした(××)
そしてまた流暢な語り口で作品一つ一つの背景を丁寧に解説いただき、時に笑いを交えながら飽きさせない流れ。
ロンドン滞在中に後に「カルチャー・クラブ」のボーカルとなって大成するボーイ・ジョージとルームメイトだったり、大成前のセックス・ピストルズを撮ったり。また知り合って写真を撮った女性が後のダイアナ妃だったり・・・と、とにかくすごい巡り合わせを持った写真家です。そんなロンドンの一枚一枚が所狭しと展示してありました。
ちなみに、氏自身も元々バンドをやっていて、あの「崖の上のポニョ」主題歌を歌った「藤岡藤巻と大橋のぞみ」の藤岡藤巻と組んでたこともあったのだとか(;^_^A
その辺りはともかく、また今回も色々タメになることが聞けました。それぞれ簡単にご紹介。
まず一つは「何にでも感謝する」ということ。前回のブログでも書きましたが、氏は身体が弱かったが故に写真家になれたし、就職に失敗したお陰でロンドンで様々な出会いがあった。全ては自分の気持ち次第だと。
例えば落ち葉一枚にも、それを見た人に「あぁ、秋が来たんだなぁ。それを知らせてくれてありがとう」と感謝する。そういう自分の気持ちの持ち方が大切だと言っておられました。
もう一つは「踏み出す一歩が大切」ということ。それは何も大げさなことではなく、例えば今まで妻の食事に対して30年近く何も言わずに食べていた旦那が、「美味しいね」と一言言うだけでも「踏み出す一歩」なのだと。それをやった後の自分は、やる前の自分と比べて人格が大きく異なる、ということでした。
特にその「踏み出す一歩」の話にも感銘を受けたので、その後の質問コーナーで私は思いきって手を挙げて質問してみました。大抵こういう時は恥ずかしがって何もしない私ですが、これが私の「踏み出す一歩」なのではないか、と。何を質問したかは、他愛もないので内緒ですが(;^_^A
最後は前回同様のハービー・山口氏による記念写真撮影。上述のように、氏に写真を撮られる人は大成する、幸せになる、という言葉通り、前回写真を撮られてから実は私の周りにも色々良いことがありました。
特に先日なんて一生に二度と無い幸運が。多分facebookに載せたら1000程「いいね」ボタンを押してもらえるのではないかということがあった・・・ようなのです。ということで実はまだ私自身100%信じられていないので、その話はおいおいブログで明らかになっていくと思います。(一応、宝クジが当たったわけではありませんのであしからず(;^_^A)
と言うわけで、今回もまた記念写真を撮ってもらいました。また何か良いことあれば・・・とはさすがに欲張りですね。そんなことを思っていたら、天罰が下ってテレビのアンテナが壊れてしまいました(T△T)あーあ。
そんなわけで幸運を呼ぶ(?)ハービー・山口写真展は11月11日まで「ミュゼふくおかカメラ館」で展示されていますので、お近くの方は是非お越しください(^_^)/