KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

山中教授のノーベル医学生理学賞受賞を受けてバイオ高!

★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です!

「損せず焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!
(注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) 

▼HP「じょうしょうダルマ」から成績などご確認後、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html

1ヶ月当たり3,150円〜。

相場が続く限りチャンスは無限大。
一度お試しいただければと思います。


※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

日経平均は本日反落。前日のNYは為替・債券市場がお休みの薄商いの中で、先週末の嫌な流れを引き継ぎ、今後出てくる企業の悪決算を見込んで軟調。ただ片方では底堅さも見えました。

それを受けた連休明けの日本株は朝方から売りが先行。日本市場がお休みの間に為替が円高に振れたこともあり、上値を抑えました。一方、昨日長い連休から開けた中国株がIMFの成長率見通し引き下げを受けても反発しましたが(8%→7.8%に。8%は治安維持上も必最低限必要とされる数字)、特に好材料視もされず。

為替も円高一服にもかかわらず、後場も軟調な動きが継続。そのままじり安歩調が続き8800円を割り込むと、ほぼ安値圏での引けとなりました。売買高は16億株台、売買代金は1兆円超えと、商いはまずまず膨らみました。


投資判断は「買い」。前日の海外の動きから弱くスタートするのは見えていましたが、そのままじり安になるとは想定外。最近は特に為替に反応せず、海外株式市場高などがあっても売られ、とにかく一人負けの日本市場になっています。

今週末のSQは9000円狙いだと思われるのですが、大体QE3があったというのにむしろ発表前よりも株価が下がるなんていくらなんでもショボ過ぎます。そして為替の円安にも反応しにくくなっている。確かに反日デモというタイ洪水被害に匹敵orそれ以上の懸念があるにしても、売られ過ぎです。

テクニカル的にはチャート形状が悪く、下に向かう雰囲気ありあり。とりあえずTOPIX720ポイントが6/4以降の下値切り上げ相場を維持する最終防衛ラインとなります。少なくともここを割り込むまでは買いスタンスで見ていきたいと考えています。


新興市場は「強気の買い」。本日は両指数共に堅調。頼りない東証1部をさしおいて、新興市場は活況に。特に京都大学山中伸弥教授のノーベル医学生理学賞受賞を受けてタカラバイオ(4974)、コスモバイオ(3386)などと言ったiPS細胞関連株が軒並みストップ高に。昨年肩透かしを喰らった鬱憤をここで晴らしました。

いやー、それにしてもノーベル賞受賞はお見事でした。特に再生医療はその発展を誰しもが喜ぶ研究ですから、これは是非国が力を入れて押し進めるべき分野だと思います。日本は高齢化社会の先鞭国とも言えますが、ある種その環境が故に研究が進んだと言えるかも知れません。そうやって次の「日本色」を出して、国際競争力のある産業に育てていくことが必要でしょう。

ところで最近はマザーズ銘柄が特に活況です。実は指数自体はサイバーエージェント(4751)やミクシィ(2121)などSNS主力株が足を引っ張る一方で、安値から急騰しているその他の銘柄が多数取りそろえられております。

大体そういう流れになると最後は出遅れ感の強いバイオ関連株が上がって総仕上げ、というのがお決まりのパターンなわけですが、今回も仕上げの段階に入っていると言えそうです。ただ、実は今回既に大幅高となっているバイオ株が多数あったので、このまま需給改善から勢い付いていかないとも限りません。

とりあえず少しずつ大型株の決算が出てくるので、大型株は買い辛い。なら決算の遅くて為替の影響が少ない新興株を買っておこう、というのが今のトレンドです。

今週いっぱいはその動きが続くとして、来週も続くかどうかは東証1部の雰囲気次第。東証1部の資金吸収量に比べて新興市場は器が小さいですから、ちょっと外国人の買いが入ったりするとすぐに値を飛ばしてしまいます。新興市場の先行きを占うには、東証1部市場の動向をしっかりと見極める必要がありそうです。


ポートフォリオ銘柄】
GCAサヴィアンG(2174)は大幅続伸。本日は大和証券による「TOPIX浮動株比率の定期見直し買い需要に関するレポート」が出たことで、売買インパクトの強いとされたキトー(6409)、日本瓦斯(8174)、OBC(4733)などが値上がり率の上位に。

同社も名前が入っており、買いインパクトが21.7日分と伝わったことで朝方から買われる展開になり、値上がり率上位にランクイン。これは前回も書いたように大規模な自社株消却が奏功したと言えるでしょう。終値ベースでは4/2以来の高値水準に。

テクニカル的には先週時点で既に昨年5月、7月、8月、今年3月の高値を結んで作られる上値抵抗線を突破。今週終値ベースで80800円辺りを上回ることができれば、明確に上抜けたと言え、約1年半続いた長期下落トレンドが終焉したと宣言して良いと思います。


NEC(6701)は軟調。本日の日経でEVの走行距離を3割長くした電池技術をNECが開発した、と伝わりましたが反応薄。

1回充電で260キロということで、まだ大きな差はあるものの、着実にガソリン車に近づきつつあります。と言うよりも、ガソリンスタンドに毎回行く必要が無いわけですから、はっきりいってこれだけ走れれば十分ではないかと思います。

そんな感じでNECも着実に事業の方向性を定めているわけですが、どうも市場からの評価が薄。アナリストなどに酷評されていますが、私はむしろここからの回復軌道を意識すべきだと思います。

ただとりあえず本日のところは5日線を割り込んでしまって、一つ支えを失いました。ここまで地合が悪い中でしっかりしていた分もあり、ちょっと上値追いの力は弱まっていた感じ。明日130円を割り込むとまた120円辺りまで調整しそうな感じですが、そこからの巻き返しに期待しましょう。


【注目銘柄】
イー・アクセス(9427)は大幅続伸。こちらは先日も当欄で取り上げましたが、9/27に有料メルマガにて買いで取り上げ。その後たまたまソフトバンク(9984)による買収が決定し、ご存じのようにストップ高連発。結果、3倍以上の株価水準になってきました。

その株式交換比率が1:16.74ということで、ソフトバンクの株価×16.74=イー・アクセスの株価に収斂するはずでした。当然本日の寄り付きもその辺りからスタートするものと見込まれていました。

ところが、本日の寄り付きは47050円と金曜終値とほぼ同値水準に。寄り付き時点でのソフトバンクはKDDI(9433)にMNPで大負けしたこともあって、確かに売り気配スタートではありましたが、全株一致の気配が2920円程度にありましたから、例えその数字を上式に当てはめても2920円×16.74=48880円と、約3%近い乖離がありました。

そんなわけで、寄り付き後間もなく収斂に動き急騰。今日の動きはアルゴリズム取引が主流の昨今では珍しいタイムラグがありました。ですから注意深く市場を見守っていた人には楽勝のサヤ抜きだったのかも知れません。その後は時価総額の大きいソフトバンクに引っ張られる形で、結局イー・アクセス株も上昇していきました。

ちなみに終値ベースでも3015円×16.74=50471円ですから、イー・アクセスの12月末配当落ち分200円を考慮しても終値と1000円近い上方乖離があります。これは端株を売らなければいけない分などを加味しているのかなと思いますが、ちょっとまだ差が開き過ぎなような気がして少し不思議です。全株転換ですしねぇ。


テラ(2191)は大幅高。こちらは上述の山中教授ノーベル賞受賞を受けて、今朝寄り前の有料メルマガにて以下のように取り上げました。

「本日はまともな株よりもノーベル賞効果でやはり新興バイオなのでしょう。
ips細胞が関わっていようと関わっていまいと、基本全面高になると思います。

大本命のタカラバイオ(4974)、コスモバイオ(3386)、セルシード(7776)はまず買えませんが、ここまで株価が調子良いテラ(2191)とか、マザーズ低位株のジーエヌアイグループ(2160)とか、波及が来たときに短期資金が集まりそうなところが良いのではないか」

結果、テラは寄り付き後もしっかり買われて大陽線になりましたが、ジーエヌアイの方はさっぱりでしたね。さすがに市場に思慮分別がありました。


スタートトゥディ(3092)は続落。こちらは本日の昼に有料メルマガにて売り銘柄で取り上げましたが、提示した売り値にわずかに届かずそのまま下落していってしまいました。残念ながら未エントリー扱いに。

折角色々書いたのに勿体ないので、以下に取り上げ根拠を記して有効利用します。根拠などを参考にしてください。ただ、文字数制限の都合上、一部カットしてあります。

「【評価】
業績    良い(ただし高成長は株価に織り込み済み。成長鈍化懸念)
テクニカル かなり悪い
需給    どちらとも言えない
同業他社比 −
その他ポイント 天候不順による衣料品各社の低迷

アパレル専門ネット「ZOZOTOWN」運営。出店舗からの手数料収入が売上のメイン。今期は引き続き高い成長が見込めることで大幅な増収増益見込み。しかし足下の月次動向では伸びが次第に鈍化しており、第一四半期決算は減益決算と、勢いに翳りが。純粋に取扱高の上下で委託手数料が上下するビジネスモデルであることから、取扱高の減少は売上の低下に直結する。

上半期は7-9月期にある程度巻き返したものの、それでも第一四半期の弱さが足を引っ張り、中間期は会社計画未達が濃厚。ここからの下方修正を見越して売りの視点で見ていきたい。今年は天候不順により他の衣料品各社も苦戦していることから、同社も概ねその流れに抗い辛い。

テクニカル的には各移動平均線を下回って、金曜には年初来安値を更新。本日は朝方窓埋めの動きが出たものの、未遂に終わり瞬間的に失速。再度陰線が濃厚になってきている。特に1000円が心理的節目としてここまで強く意識されてきたが、そこを割り込んだことで投げ売りが続いていくものと見たい。

MACDパラボリックは暗転。一目均衡表も三役暗転。ストキャスは割安圏を示すものの、反発力は鈍そうな感じ。ボリンジャーバンドは-2σを出来高を伴って下回っており、今後拡大する-2σに沿った形での下落継続が見込まれる。また週足もそれぞれ同様の形」

その後、引けにかけて一段安となり、終値ベースでの年初来安値を更新してきました。本日の日証金で融資残が増えたことから、売り長の状態も一日で解消。この一段悪化した需給と、下方修正前提に高過ぎるPERなどを嫌気した売りがまだまだ続くものと見ています。


その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html

他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。


※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。