ようやく風邪も治った感じになりまして、今週からまた生活を戻していききたいと思います。37になった途端に病のスタートになってしまいましたが、さしあたって失われた一週間を取り返していきたいところです。
ところで、私は事業において「Paypal」を使っています。Paypalは私のような貧乏水呑事業主でもクレジットカードの決済機能を使えるということで重宝しているのですが、先日問い合わせが必要になってフリーダイヤルに電話をしてみました。
Paypalはアメリカの会社で、今は全世界でサービスを展開しています。そんなグローバル企業に電話をかけて、電話に出てきたのが「キャシー」さん。つまり外人さんなのですが、日本のフリーダイヤルにかけて日本法人に繋がると思っていたのにビックリでした(××)
ただ日本語はペラペラで、やや片言感はありましたが、全ての問い合わせに日本語で対応できたので特に問題は無かったです。はぁー、今はコールセンターもグローバルなんですね。ビックリでした(;^_^A
そう言えばIP電話の発達により、今は人件費の安い東南アジアの人材を使って、シンガポールなどで電話を受けていることが多いのだとか。そしてキャシーさんもおそらくは日本語、英語は勿論のこと、その他数カ国の言葉を操って対応されているんでしょうね。
こうして考えるとコールセンターは今まで内需のものだと思っていたのですが、今ではすっかり外圧との闘いになっているんですね。移動コストのかからない、もしくは小さいものは、今後ドンドン競争が激しくなっていくんだろうなぁと感じました。
というのも、最近私が気になっている本が「Free」のクリス・アンダーソン氏著の「MAKERS」。氏は私が尊敬している人物の一人で、独立して商売をやっていこうと思ったのも「Free」に感化されたところが大きいです。今回の「MAKERS」は、質量世界の製造業ですら将来ワープなどの開発無しに移動コストがかからなくなる、という内容・・・だそうです。
推量なのは、まだ読む時間がなくて読んでいないから(;^_^A今図書館に予約していますが、また読んだら感想などをご報告致します。
最近は一つのイノベーションが予想だにしない方向で急速に発達することが多くなって、面白い世の中ではあるのですが、それだからこそ変化に付いていけるように日々アンテナを張り巡らせておかないといけない大変な時代。
しかしその感性こそ若い人の武器でもあるので、就活難民などが多い昨今、自分で起業し日本を活性化してもらいたいと思ったりもします。特に自分の進むべき道に迷っている人は必読でしょう。