前回の友人との忘年会話の続きです
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20121215.html
A君に「何を食べたい?」と聞くと「中華」ということだったので、東京駅すぐ傍の丸ビルの最上階にあるちょっと高級な中華のお店を予約しました。皆の時間の都合上、お昼しか時間がとれないということだったので、お昼ならそんなに無茶苦茶高くは無いだろうと。ちょっと頑張ってみました(;^_^A
場所的にもそこなら私が新幹線で東京に着いてから直で行くことができるし、新しい東京駅を見下ろしながら食べるのは非常にブルジョアな気分に浸れます。ランチのコースは3段階で5000円〜1万円だとか。
嫁に言うと「ランチで1万円は高いよ(-。−;)」と言われ確かに高いですが、まあ夜に食べることを考えればマシでしょう。一番高いのを食べるとも限らないし。ちなみに嫁は今回は東京に行けないのでお留守番。嫁にはまた今度何かご馳走することを約束して、私は一人東京へと旅立ちました。
土曜日。朝早くの電車に乗って東京に向かうとA君からメールが来て「一人来れなくなった」とのこと。「えー、今更そんなこと言われても(-。−;)人数減っても、その分キャンセル料取られるらしいから、別の奴呼ばない?」と言いましたが、突然呼んで来られるような人は居ませんでした。致し方なし。キャンセル料については店に何とかならないか頼んでみるか┐( ̄ヘ ̄)┌
昼過ぎに東京に着くと、あいにくの曇天で小雨がパラパラ。私は桑田佳祐の「東京」を聴きながら「東京はー雨降りー♪」なんて鼻歌混じりに新幹線を降りました。昼なのに薄暗く、歌詞や曲調が正にピッタリ。
待ち合わせした丸の内側の改札口で1年〜10数年ぶりの友人達と再会。A君〜D君は皆大学時代の友人です。「一番遅れた奴のおごりね(^_^)/」なんてうそぶいていましたが、まあ今回は私が主催ですからそんなことはありません。
簡単に久闊を叙した後は、早速丸ビルの中華料理店へ向かいます。道すがら「お前顔変わったなー」「お前こそ頭薄くなったぞ」などと言い合いながら。学生時代を思い出してテンションが上がります(^^)
私が予約した店に皆を誘導すると「えー、こんな良い店で食べるの?(××)」と目が点に。B君は「俺、そんなにお金無いよ(-。−;)」と。なので「実は今回かくかくしかじかで、元々はA君に大きな借りがあるからご馳走するつもりだったけど、家族を呼ばなくても良いから友人同士で食べようということになった。だからワシが皆の分おごるよ(^_^)/」という主旨を説明。
A君以外の人はその事実を知らなかったので「へー、そうなんだ。ゴチになりやす!!(^^)」とホッとした様子。まあ私が勝手に高い店を予約して、皆にビクビクしながら食べてもらっても仕方ないので、先に状況を説明しました。しかしそれが今後の私の命運を大きく左右することになろうとは。
案内された個室から外を見ると、雲やガスがたれ込めて真っ白。折角眼下に見下ろせるはずの東京駅は全く見えず(T△T)これが胸中にわだかまる漠然とした不安を暗示しているかのようでした。(つづく)