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日経平均は本日反発。前日のNYは鉱工業生産指数などの経済指標が良かったことでしっかり。それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。昨日の下落の反動もあって、朝方から15000円台を回復してしっかりした値動きが続きました。
ただ明日にアメリカのFOMCを控える中で値動きは小さく。後場には利益確定売りに押され値を消す流れになりました。世界的に金融市場のボラティリティが低下する中で、日本株も小動きに終始し、引けでは15000円を維持できず。売買高は16億株台、売買代金は1.7兆円台と低調でした。
投資判断は「やや買い」。今週は買いやすい地合が続く・・・と思ったら昨日いきなりの反落スタート。日経平均のチャート的には金曜の「包み陽線」から、月曜は金曜の値幅の範囲に収まる「(陽の陰)はらみ線」になり、本日も更に月曜の値幅に入ったことで「はらみ線」が続きました。はらみ線は一般的に変化の前兆とされますから、ここからの値動きに注目です。
アメリカでは本日よりFOMCが開催され、明日に政策発表があります。個人的には特に市場にとって無風だと思っていますが、ボラティリティが低くなっている中で仕掛けを狙う筋がいるのも間違い無いでしょう。
今のところ「アメリカ株が高過ぎる」と考える投資家が多く、それ故空売り比率がアメリカでも高まっています。また実は欧州でも高まってきており、日本も今年になって空売り比率30%超が続きましたが「ボラティリティの低下」「空売り比率の低下」は何も日本だけの専売特許では無い様子。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N6VMCK6TTDSK01.html
http://www.newsweekjapan.jp/headlines/business/2014/06/128231.php
そう考えると、FOMCなどを受けて株価は下がるよりも上がる可能性の方が高いような気がします。と言うのも、普通こういうポジションが高まると、一旦ポジションの解消を誘う方向に仕掛けられるからです。稼ぎたい思惑をもった大金持ちの機関投資家やヘッジファンドがこれらを投げさせてから改めて売らないと、自分達が売り仕掛けた後にチマチマ買い戻しが入られても邪魔だからです。
私自身も夏場にかけて世界的な株価暴落はあると思っています。三菱UFJのレポートでも「Appleが過去株式分割をしたら暴落が起こった」というのを出していましたが、まあそれは正直眉唾としても、皆が漠然と思う不安感はいずれ的中する方向に進むと思います。
ただその前に一度ユーフォリアの状態にしてから「忘れさせる」ことが必要です。特に日本株は先んじて下落していたことや政府の成長戦略、GPIFの運用比率変更など、今売り仕掛けるにはベストタイミングとは言えないでしょう。もう少し果実を熟れさせてから売り仕掛けてもぎ取る、そういう手順の途上にあると思います。
なので今はダマされたフリをして一緒に買いに付いていく、そして地合が変わり始めたら一気にポジションを解消する準備をしておく、というスタンスを採るべきだと思います。保険のためのプットオプションを持っておく、などの手も有効かも知れません。
新興市場も「やや買い」。今日の新興市場は圧巻で、ミクシィ(2121)が規制を跳ね返してストップ高比例配分まで駆け上がりました。個人的にはこのミクシィの増し担保規制によって投資余力を多く使うので、ミクシィの盛り上がり=他銘柄の売りに繋がることで悪影響だと思ったのですが、なんだかんだでミクシィが新興市場のムードを変えました。ミクシィは遂にマザーズの時価総額首位に躍り出る格好に。
サイバーダイン(7779)も昨日大幅高の反動が出て前場は売られていましたが、14時台から突然動意付く動きに。結果マザーズ指数は昨日付けた直近高値を上回り、続伸となっています。日経JASDAQ平均も歩調を合わせてプラス圏に切り返し、2部指数もしっかりでした。
上述のように世界的にボラティリティが低い中で、ボラティリティの高い市場には資金が集まりやすい感じになっているものと思われます。この動きはFOMC前の手詰まり感が続く明日も続きそうです。
【ポートフォリオ銘柄】
みずほFG(8411)は続落。先月末より出遅れ感から買い戻しが続いていましたが、やや力尽きた感じが出始めています。今金融株は世界で受難な流れになっており、フランスのBNPパリバはイランやスーダンなど金融制裁対象国と取引した罪で、アメリカ政府から1兆円以上の巨額な罰金を科せられています。これが国際問題化する程の事態に発展中。
またスイスのUSBも為替操作で1兆円の罰金が科せられるのではという話が出ていて、世界で金融事業を営むリスクがメガバンクの買いを躊躇させる一因に。一方、地銀に年初来高値を更新してきている銘柄が多く、対比が鮮明になってきています。この辺りがちょっと厄介で、事態の沈静化を待ちたいところです。
三井海洋開発(6269)は反落。昨日引け後にメタンハイドレート産出試験の支援作業をJOGMEC(独立行政法人資源機構)から石油資源開発(1662)、日本海洋掘削(1606)、国際帝石(1605)の3社が受託した、と発表されましたが、特段大きな買い材料にはなりませんでした。むしろこの3社は原油価格の上昇一服から、ここまでの上げの反動もあって本日は反落の流れに。
同社もご相伴にあずかって多少は上昇してくれるか・・・と思いきや、さっぱりでした。上値を抑える75日線や一目均衡表の雲突破のきっかけを探す流れが続きます。
さて、本日は一銘柄買いポートフォリオに入れたい銘柄があります。それはKNT-CTHD(9726)です。こちらは今月頭に有料メルマガで取り上げた銘柄ですが、まだまだ上値余地があると思うのでこちらで買いで見ていきます。
傘下に近畿日本ツーリストやクラブツーリズムを持つ旅行会社ですが、今期は増収増益を見込んでいます。ただ第一四半期の段階では増収ながらも営業赤字が拡大。広告宣伝費などが嵩んで、全セグメントで営業損失を計上しました。それでも元々中間期も赤字見通しで、かき入れ時の夏場から利益が上がる体質なので、この辺りは特に問題視されていません。
足元日本で様々な文化遺産登録、また東京オリンピック、将来的なカジノの実現期待などで訪日外国人増加に向けた訴求力が高まっていることから、テーマ的にも買いやすい素地があります。
テクニカル的には各移動平均線を上回って上値は軽いところです。3月~5月までは三角持ち合いの流れが続いてましたが上放れ、足元は再上昇波動にあります。
MACDやパラボリックは好転。一目均衡表も雲を抜け、ストキャスも好転。ボリンジャーバンドも+2σの拡大が続いて上値余地が拡がっています。週足もMACD、パラボリックが好転しており、全般的に上昇トレンドに入っています。
信用買い残は差し引き385万株で、日々の出来高との比較では返済売りがやや重石に感じられますが、昨年11月のピークからは整理が進んでいて、昨年8月以来の低水準。半年の絶対期日も通過したことで、売り圧力は全般的に和らいできています。
配当に関しては現在無配ですが、今期業績が予定通り黒字転換を果たせばキャッシュリッチ銘柄でもあるため復配の可能性は十分あります。目標株価はとりあえず年初来高値を睨んだ220円で。220円を抜けたら07年に急落した価格帯に入り込むので一気に上値余地が拡がりますが、その時はまたその時の状況を見て判断します。明日の寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。
【注目銘柄】
DAC(4281)は反落。こちらは日曜配信の有料メルマガで買いで取り上げ、昨日は値上がり率ランキング上位に入る大幅高を見せましたが、本日は一転値下がり率ランキング上位に入り込んで行って来いに。一時買値を割り込んでしまい、撤退水準になりました。とほほですね。
ただ子会社のユナイテッド(2497)が本日も大幅高していますが、時価総額が倍近くあって「ねじれ」状態にあること、また取引先のリクルートが年内上場と伝わっていること、類似企業のフリークアウト(6094)が来週IPOであり、刺激材料として期待できると思います。個人的にはまだ行けると思っています。
博展(2173)は大幅高。こちらは流動性が薄いので昨日配信の有料メルマガで参考銘柄として取り上げました。イベント展示などを手がける会社ですが、前期の減益を経て今期は再度増益転換を見込んでいます。今月に入ってから同業の丹青社(9743)の第一四半期が好調だったため、足元で乃村工藝社(9716)と共に買われていますが、であれば同社ももう少し買われても良さそうな気がします。
今後も景況感の回復や東京オリンピックに向けて色々なイベントが行われるでしょうから、元々事業環境は良好と言えます。
チャート的には12日から200日線を上値に押さえられているようですが、突破すれば1月末に業績の下方修正を出して急落したところの大きな窓が開いていますし、一気に上値が開けます。配当利回りは前日時点で2.6%と高く、Quoカードの株主優待まであります。これらは期末一括なので当面関係ないですけれど、PER比較でも乃村の16.6倍、丹青社の10.4倍に比べて同社は10.5倍と悪くありません。
足元でJASDAQ小型株の値動きが派手ですから、まだ十分化ける余地はあると思います。
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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。