ローマ話のつづきです。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20141008.html
港に戻って久しぶりの陸上行動既に2時を回っていましたが、お昼をカプリ島の丘の上にあるレストランで食べる段取りになっていましたそのレストランの時間があるのでガイドのアントニオさんは焦っていたようで、電話で一生懸命調整をしていましたそれでさっきボートに乗るにモタモタしていたら、あんなに怒ってたんですね
ともあれそんなアントニオさんのお陰で昼食を食いっぱぐれずに済んだ我々は、用意されていたマイクロバス2台に乗り換えて、一路レストランへと向かいますカプリ島は小さな島ですが、その分勾配がきつく、ケーブルカーも通っています
高台まで上ってくると、眼下に広がるのは青い海いやー、さすがは南欧随一のリゾート地です
レストランに到着し、ようやく昼食テーブルは大きなテーブルが二つと4人掛けな小さなテーブルが我々のために用意されていました。私たちは丁度4人だったのでその4人掛けのテーブルを選びましたが、残りの皆は二つのテーブルにそれぞれ分かれて座りました。そうしたら自然に先ほど見た青の洞窟の感想を、一緒にワイワイ興奮気味に話し合っていました私たちは何となく疎外感・・・うーん、大きいテーブルの方にすれば良かった・・・
ともあれ料理はラビオリとかカプリ島で採れた魚などが出てきましたさすがにお腹も空いていたので、どれもやはり美味しくいただきました
で、ご飯を食べた後にトイレに向かうと、トイレの前に一人の老婆が座ってチップを要求するかの如く、小銭がたくさん入った皿が前に置いてありましたよくシステムが理解できないので、私は何となく素通りして用を足しましたが、特に何も言われませんでした女の人は適当に小銭を出していたようですけどうーん、未だにアレは何だったのかよくわかりません
そうして昼ご飯を済ませると、またバスで港まで戻ります高速船の出航までは時間があったので、お土産物色の自由時間でした
で、カプリ島と言えば、私は知らなかったのですが、カプリウォッチで有名とのこと確かに港にも大きな看板が出ていたり、バスの車体広告もカプリウォッチ一色でした
カプリウォッチとは文字盤に宝石をちりばめたようなデザインで有名な人気ブランド腕時計ですが、カプリ島がセレブの避暑地ということもあって、一気に人気化したもののようです丁度去年から日本でも買えるようになったそうですが、それまでは現地でしか買えない希少性がありましたまた、日本で買うと倍くらいの値段になるそうです
↓カプリウォッチのサイト
http://capricapri.net/
と言うわけで、やはり我々のパーティの中にも買っている若い女性が居て、皆でうわーっと取り囲んで羨んでいましたまさにセレブ気分でしょうね庶民の私たちは「旅の開放感で散財してはいけない」と心の中で10回唱えて、普通に絵葉書を買ったり、レモンチェッロというイタリアのレモンのお酒を買ったりしました
そんなこんなで高速船に乗ってナポリに戻りましたちなみに高速船の中で外人さんはスマホでどんな暇つぶしをしているのかな、と横目でチラッと見てみましたが、やっぱり日本人と同じようにパズル系のゲームをして過ごしていました皆一緒ですね
やがて高速船から降りると、またポンペイ観光組と合流し、アントニオさんとはここでお別れ。バスでまた3時間かけてローマに戻ります。行きで寄ったドライブイン的なところでお土産と晩ご飯用のサンドイッチを買い込んで、ホテルに戻って食べました。2、3分の感動体験のために一日中、計13時間のツアーで疲れた我々は、ぐっすりと寝るのでした(つづく)