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大発会の日経平均は続落のスタート。連休中の海外マーケットが総じて弱かったことや、大納会の引け味の悪さを引きずって、売り先行で始まりました。ただ新興市場や小型株などはしっかりで対称的な動き。特にユーロの弱さから、外需系の銘柄で弱い銘柄が目立ちました。WTI原油先物が51ドル台とまた安値を付け、下げ止まらないことも不安感。
しかし後場には日銀のETF買い期待や、中国株がしっかりしていたことから一気に買い戻しの動きが出てプラス転換。17500円の節目での上値の重さはあるものの、高値圏をキープして推移しました。ただ引けにかけては力尽き、急速に値を消して終了。17400円台をキープするのがやっとでした。売買高は20億株台、売買代金は1.9兆円台とそこそこでした。
投資判断は「やや買い」。まずは改めましてあけましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。
昨年末は掉尾の一振が不発で、直近20年間で9割の勝率を誇った「残り5営業日はプラスアノマリー」もあっさり破られました。その流れで大発会から売られ、朝方は一時全業種がマイナスの全面安に。昨年に続き連敗となりました。
ただ小型株はしっかりで値上がり銘柄数の方が多かったことから、体感的にはそこまでひどい印象はありません。昨年末にも書いたように「大型株(指数)売り、小型株買い」の流れが出やすい1月だと思います。個別では今年に期待が持たれる水素関連株(岩谷産業(8088)や加地テック(6391)など)の上昇が目立ちました。一方、マツダ(7261)やセイコーエプソン(6724)といったユーロ安デメリット株が一時値下がり率上位に顔を出しました。
年末に高値水準となったNT倍率は、未だ12.43倍と高水準を保っています。大昔は10倍台前後で均衡していましたが、最近は12倍くらいが妥当とはいえ、それでもまだ乖離は解消していく余地があると言えます。
実際、本日の空売り比率を見ると36.2%ということで、昨年10月14日に付けた36.6%の過去最高水準に接近。まずはいきなり売り仕掛けから攻められた感じです。ですから、指数に絡んだ銘柄はなかなか買い辛い状況にあります。ただ日銀のETF買いもありますし、あまり調子に乗っていると踏み挙げられるのがオチだろうと思います。昨年末から既に弱かったこともあって、下落の程度はマイルドなもので済むと考えています。
もう一つ乖離が意識されるのが円建てとドル建ての日経平均チャート。ドル建てでは145.31ドルと一昨年の5月以降、概ねボックス圏での推移となっています。これが円建てチャートと大きく異なるところで、このドル建てチャートがしっかり上放れてくると、いよいよ日本株に死角無しと言い切れる段階になると思うのですが、まずはその乖離を縮小していく段階が必要な感じです。
ちなみにドル建てチャートに関しては「外国人が見ているから」とかいう理由ではなくて、純粋に為替に頼らない日本株の本質的な「地力」を測る上で重要と思っています。我々がアメリカ株を円建てで見ないように、普通は外国人も日本株もドル建てで見ません。ただ確かにパフォーマンスはドル建てで評価されるので、当然その影響は無視できませんが。
一方、足元の円建てのチャート形状は特に日経平均が18000円という壁を意識したダブルトップを形成しつつあるので宜しくありません。MACDも再暗転となりましたし、やはり大型株を中心とした指数は1月は総じて弱いというイメージです。
まとめますと「1月はひとまず調整入りのタイミングではあるものの、下落はマイルドなものに止まる。中小型株で個人投資家に買われそうなものは出遅れ感もあってまだ上値を伸ばす余地がある」という見方です。
もっと時間軸を伸ばして今年の動向は・・・というのは、正直私はあまり考えないことにしています。色んな証券会社も商売ですから「4月までは買われて5月に安値を付けて、年末高」なんて言っていますが、一年の間に予想だにしない色々なことがあるのに、そんなこと言ったって多分当たりません。
方向性としては私は去年から言っているように「根っこは株高継続」に置いています。もう政府も日銀も方向性が株高指向である以上、その流れは変わりようもありません。今年日経平均2万円は単なる通過点でしょうし、今のアベクロ体制が続く限り最高値更新(つまり4万円)を目指して進んでいくものと考えています。
日経平均のチャート的にも、超長期上値抵抗線(96年の阪神大震災の復興需要を睨んだ高値、2000年のITバブルの高値、07年の小泉劇場の高値、それらを結んで今に続く超長期の延長線)を昨年10月末の追加緩和で明確に上抜き、バブルの後始末という呪いを解き放つことができました。
世界的に「危機」と呼ばれるものは今年も何度かあるでしょう。ただ基本「過去の二番煎じの危機」は大きな危機になりません。何故なら一定量それに対する備えはできているからです。なのでアジア通貨危機の再来もなければ、ギリシャ危機の再来も無いと見ています。それを短期的な売り煽り・利益確定売りの材料にする節はあると思いますが、大きな問題にはならないと見ています。
今年はアメリカの利上げが行われることが確実視されているので、そのショックに対する警戒感も出ていますが、それも十分予見されている分、一時的に下げる場面はあっても本質的な危機にはならないでしょう。その辺り特にFRBも細心の注意を払っていますし、そもそも昔から金利が上がった瞬間は下げても、その後なんだかんだで株高に繋がっています。金利を上げること自体は景気の回復を示します。
新興市場も「やや買い」。本日も各指数共に堅調。上述のように個人投資家人気の小型株買いが続き、特に直近IPO銘柄に関しては当面IPOが無いことから、短期資金の受け皿となってストップ高の嵐。値上がり率上位は軒並み2桁の上昇が並び、大型株とはうって変わって景気の良いスタートを切っています。IPO以外でも総じて買われる銘柄が目立つ流れ。
昨年の1月は日経平均が大納会で天井を打つ一方、マザーズ、日経JASDAQ平均は1/23まで値を伸ばしていきました。来年もまずそんなイメージを持っておけば良いと思います。
【ポートフォリオ銘柄】
みずほFG(8411)は続落。大発会から銀行や自動車関連株といった代表株は売られる動きに。大型株の弱さを如実に表した格好です。TOPIXもほとんどマイナス圏で推移していましたが、これらメガバンク株の弱さが影響した格好。
個人的には上述のように大型株はちょっと買われ辛い展開が続くと見ていますから、1月は大きな期待ができないかも知れません。何とか200円台キープで日柄調整をこなしたい段階。
GCAサヴィアンG(2174)も続落。11時に開示情報で「総株主還元率100%に基づく特別配当実施のお知らせ」を出して瞬間的に買われる場面はありましたが、すぐに元に戻りました。昨年末で終わった自社株買いで買い切れなかった残額を特別配当に回して、きっちり100%還元するのだとか。この徹底した姿勢は有り難いと思いますし、ROEの向上からJPX400採用を狙っています。明日以降の再評価に期待。
そして今日は一銘柄買いポートフォリオに入れたい銘柄があります。それは丸和運輸機関(9090)です。
低温物流に強みのある陸運業の同社ですが、昨年4月に東証2部にIPOをしてから、地味に右肩上がりの上昇を続けています。同業ではキューソー流通システム(9369)も高値圏にあって、業界全般的に強い流れがあります。
個人的には最近物流が原油安で恩恵を強く受けると思うので注目しているのですが、空運・海運は結構上がったものの、陸運はイマイチ出遅れているんですね。で、業績も地味に順調ですし、配当利回りは3.1%あって、足元2000円の節目を上回り、明確に上放れの機運です。終値ベースでは昨年8/4に次いで2番目の高値水準。上場来高値更新が見えてきました。
上述のように1月は当面小型株優位な展開が続きそうですし、実際本日も東証2部指数は年初来高値を更新してきました。まだ当面先ですが、4月には東証1部指定替えも期待して良いのではないでしょうか。流動性が少ない分、いざ決まった時の爆発力の大きさはここまでの一正蒲鉾(2904)やOCHIHD(3166)を見ても明らかです。
目標株価はとりあえず3000円に。明日の寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。
【注目銘柄】
ムゲンエステート(3299)は大幅高。こちらは先月28日配信の有料メルマガで買いで取り上げ。年末年始を控えて大型株売り、小型株買いの動きが強まること、また15年は更なる追加緩和期待が高まりそうなことから不動産株が強含みそうとして取り上げました。大発会の本日は最高値を更新して上値追いの動き。同じマザーズのディア・ライフ(3245)がストップ高するなど、個人投資家による不動産株物色が目立ちます。
大株主のロックアップもとっくに解除されていますし、最高値圏ですからほとんどの人が儲かっている段階。ここから上値を売ってくる筋は少ないでしょう。また同社も何とか直近IPO銘柄の仲間に入れてもらえるレベルの若さですから、今のトレンドにも合致します。目標株価はまだまだ上。また目標達成となり次第、取り上げ根拠をこちらで紹介致します。
あかつきFG(8737)も続伸。こちらも先般当欄にて取り上げましたが、有料メルマガにて先月19日より参考銘柄として取り上げ。地合が良くなってきたことで証券株、そして出来れば小型株が良いということで、2部銘柄からチョイスしました。今日のところは証券株というところよりも2部銘柄ということや、名前的な縁起の良さもあったかも知れないですね。いずれにせよ配当利回りも高いですし、NISA組入や東証1部昇格期待などもあります。
アルビス(7475)も続伸。こちらも先般当欄で取り上げましたが、やはり有料メルマガにて先月12日から参考銘柄として取り上げ。その後は一貫した上昇が続き、なんだかんだで37%超の上昇になってきました。北陸新幹線を見越した北陸関連株、また軽減税率を見越したスーパー株というテーマでのチョイス。本日も北陸地盤の百貨店大和(8247)が大幅高ですし、年末年始のテレビでも「北陸新幹線」からのクローズアップが目立ちました。
そしてやはり利回りが高く優待もありますから、出来高が少ない中でもNISA狙いの小口買いが断続的に出てくるタイプです。
・・・その他まだまだ書きたいことはありますが、正月早々文字数制限オーバーのためここまで。
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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。