マレーシア話の続きです。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20150123.html
そんな感じでバスはマレーシアに入り、最初の目的地「アブバカール回教寺院」に到着しますここは小高い丘に建つモスク。ジョホール州の初代王様(現在の首長)アブバカ王が140年前に建てたそうで、統治されていたイギリスの建築様式を強く受けた珍しいモスクになっています。
キレイな白壁と青色の屋根が青空に映え、また遠くにはシンガポール島を見晴るかし、非常に良い景色のロケーションですちなみにこの青色の屋根には日本の三州瓦が使われているとのことそういう「日本製」情報をチラッと交えておくと、日本の観光客は喜びますね
↓海の向こうがシンガポール
周辺にはアリ塚があったので、物珍しさからパチリしかしバリ、ドバイでも思ったのですが、暑い国のアリはどこも高速で動きますやはり地面が熱いからでしょうか?
周辺では路上で絨毯や絵画を売っていましたが、男性ガイドさん曰く「買わない方が良い」ということ。買ったらしつこかったり質が悪かったりぼられたりするのでしょうというわけで、観光客相手に笑顔で近づいて売り込んできますが、我々はスルーします
バスに乗るため駐車場に戻ってくると、車が色々と並んでおり、男性ガイドさんが「これがマレーシアで一番シェアのある自動車会社です」と指します。それはプロトンというマレーシアの自動車会社で、元々は三菱自動車も出資していたようですが、経営不振の際に全株売却して資本提携を解消。以後技術提携は続いているようです。それ以外には小型車でシェアの多いプロドゥア(ダイハツとの合弁)があり、他は専らトヨタ、ホンダ、日産という日系自動車メーカーが続きます
ちなみにそんな男性ガイドさんのポケットからはBMWのキーが出ていましたそれを見て「ガイドさんお金持ちですねぇ」というと、ガイドさんは謎の笑みを返すだけでした(つづく)